16 years ago
2番目のセッションは原題「Twitter, Real Time Search & Real Time SEO」。前のSMXで似たようなセッションを聞いたのですが多少メンバーも違いますし、数か月の間で何かアップデートされた情報があるかもということで参加。モデレーターはダニー・サリバン。スピーカーはMint.comのマーケティング・ディレクター、ステュー・ランギル、Advance InternetのソーシャルメディアSEOディレクターであるジョン・シーハタ、キーレリバンスのオプティマイゼーションディレクター、クリス・スミス。
まずはプレゼンタイムから。
リアルタイム検索とリアルタイムSEM
最初はなんとダニー・サリバン自ら。Googleでは毎月880億回(88 billion)検索されている。検索は人々の「Desire」。検索結果がそれに答えられる情報を提供できるか?ウェブやキーワードだけの問題ではない。携帯電話で登録したレストランの電話番号を探すことも検索。
「普通の検索」では現状はmany to manyのプラットフォーム。
■リアルタイム検索とは?
知り合いに質問をしてリアルタイムで答えを得ることができる。また検索結果はパーソナライズされている。ツイッターでキーワード検索することだけでなく、つぶやく・質問すること自体が検索体験ともいえる。many to manyではなく、1 to 1のマーケティングプラットフォーム。
■ブランドモニタリング
リアルタイム検索でブランドのモニタリングは可能だが、基本的にはウェブ検索のブランド検索ランキングと余り変わりはない。とはいえ簡単だし、意味はあるだろう。
■リプライの威力
ツイッターで”anyone know”をキーワードの前につけて検索すると、多くの人がそのキーワードについて質問していることが分かる。例えばanyone know pizaa。これは検索の一種。この際に上位表示されることが重要。
ツイッター検索で質問されていることを探し、リアルタイムで答えを提供する。これこそがリアルタイムSEM。
■リンクの共有
リアルタイム検索はリンクを共有することでもある。OneRiotなど様々なツイッターでつぶやかれているリンクを集約し紹介するサイトが登場している。ツイッターのリンクはGoogleやBingでも中長期的にウェブ検索結果で上位表示される要素になりうる。
■リアルタイム検索の未来(ツイッター)
即時性より関連性。180億回(18 billion)の検索がツイッターで毎月されている。関連性を重視するようになると、より many to many の検索エンジンになるかもしれない。逆にいえばツイッターでレピュテーションを築いていくことは今後非常に重要になる可能性がある。
■リアルタイム検索の未来(フェイスブック)
検索はできるがリプライもできないし、レベルが低い。リアルタイム検索の可能性を理解していると思えない。
なるほど、ツイッターのログを検索することだけがリアルタイム検索ではないんですよね。ユーザー視点に立つとウェブ検索もツイッターで質問することも同じわけで。そこに答えを提供していくことがSEMだと。考え方として非常に参考になりました。フェイスブックの検索がイマイチなのは日本のSNSも同じですかね?
MintのソーシャルSEO
次はMint.comのマーケティング・ディレクター、ステュー・ランギル。インフォグラフィックを使ったソーシャル&SEO、を効果的にマーケティング活用していることで有名です。
■インフォグラフィック
強力なコンテンツを用意することがまずは重要。インフォグラフィックやビデオを使ったコンテンツを作成。通常、リリースした時点である程度のアクセスがあり、しばらくたってネット上でバイラルに拡がった場合はさらにアクセスが増える。その後は一気に減る。その繰り返し。
DiggやFacebook、Twitterで取り上げられるコンテンツを作成。プロのコンテンツクリエイターを雇って、ソーシャルメディアで人気が出そうなコンテンツを作っている。取り上げられることが重要で、結果としてSEOはついてくる。作成したコンテンツに関連したキーワードでウェブ検索すると、上位に表示される場合が多い。
Googleのローカル検索トレンドを研究して連携したコンテンツを表示させている。
■Q&A
独自でQ&Aのコンテンツも提供している。Q&Aコンテンツが検索トラフィックを呼ぶようになっていると思う。ユニバーサル検索がこの傾向を加速化していると思う。Q&Aコンテンツを立ち上げてから60日で大幅にトラフィックを増やすことができた。
■Twitter
ツイッターのファイナンスに関する(Mint.comはファイナンスサービスの会社)アグリゲーションサイトを作ってサイト内で提供。新たなトラフィックを呼び込んだ。
■効果測定
ツイッター、GoogleトレンドのAPIを利用して旬のキーワードを常に抽出している。ツイッター経由(フィード含む)のトラフィックを正確に測定するツールが現状ない。
インフォグラフィックだけかと思っていたら、Q&Aやツイッターアグリゲーションなどかなり色々なソーシャル&SEOマーケティングを展開しているんですね。APIで検索エンジンのデータを引き抜いてコンテンツにすべき旬な情報を抽出するのもスゴイ。元々がファイナンスサービスの会社でソーシャルの活用は難しいジャンルと思うのですが逆にそれをうまく活用しているようです。色々と参考にしたい!
リアルタイム検索のSEO
次は出版大手のコンデナストの子会社であるAdvance InternetのソーシャルメディアSEOディレクターであるジョン・シーハタ。コンデナストの各雑誌のウェブ版のマーケティングを行っているようです。
Googleのウェブ検索の上位表示の要素は色々あるのは皆さんも知っている通り。
リアルタイム検索は、最も新しく、かつ関連性のある検索結果を表示する。
「リアルタイム検索=情報発信者のオーソリティ+サイトのオーソリティ+関連性+即時性」
■リアルタイム検索で重要なこと
ドメインオーソリティよりユーザーオーソリティ
ブログの更新頻度よりマイクロブログ(ツイッター)の更新頻度
リンク数よりフォロワー数
リンクの質よりフォロワーの質
インバウンドvsアウトバウンドリンクよりフォロー数vsフォロワー数
1000人のフォロワーより1人の影響力あるフォロワーが重要!
フォローされるだけでなく、リプライされたりリツイートされることも重要
■潜在的な要素
つぶやきの更新頻度
ユーザー名のキーワード
外部サイトからツイッターのアカウントページへのリンク
古いツイッターアカウントが有利になる
他色々・・・
■プチティップス
ツイッターでfrom:*アカウント名*で検索。結果が出てこればフィードの内容がGoogleに反映されている。
■ソーシャル共有の最適化
何十もソーシャルサイトの共有ボタンを置いている人がいるが、人気サイトに絞った方が結果的にブックマークや共有数が増え、そのサイトで上位表示されるようになり、結果的にアクセスが増える可能性が高い。
ツイッターのつぶやきはリツイートがそのままできるように120文字以下が良い。
■ティップス
コアなソーシャルユーザーに受けるコンテンツが重要
新しいユーザーが参加してくれるコンテンツを提供
旬のキーワードや話題を探して関連するコンテンツを提供
GoogleトレンドやGoogleサジェスションから旬な話題は抽出できる
特にGoogleニュースのサジェスションは旬なネタが多い
などなど
■Google/Bing経由のツイッタートラフィックティップス
Google – google.com/url?q= “url?q=”はツイッター検索の場合が多い
Bing – bing.com/twitter “twitter”はツイッター検索
情報が豊富で参考になりました。ニュース検索のサジェスションは日本語だと動いていないようですね。リアルタイム検索で関連性やオーソリティが重要になれば、有力なツイッターアカウントの有料フォローサービスなんてものがでてきてもおかしくはないですよね。
ツイッターのオートメーション
最後はキーレリバンスのオプティマイゼーションディレクター、クリス・スミス。
■ツイッター戦略
・顧客が一番! – 顧客が自社ブランドについて何を語っているか?顧客がツイッターをどう使っているか?
・時間・投資
・ゴール
■事例
ピザハットのツイートロジスト
インターンがツイッターをしていたが、大学卒業後、社員で雇った。
ベネズエラのチャベス大統領
ツイッターの管理に200人雇っているらしい。ツイッターが革命に必要だ、ということらしい。。。(会場から少し失笑)
■オートメーションについて
基本的に2種類ある。
1. スタティック・オートメーション – 通知、最低限のコミュニケーション
2. スマート・オートメーション – コミュニケーション重視、ただし人は介在しない
■インテリジェント・エージェント
元々はチャットのボットから進化。例えばtwitter.com/sp411。
■消費者ニーズでツイッター検索
例えば格安のホテルであれば「cheap hotel」で検索すれば、安いホテルを探している人を知ることができる。効果的にPUSHマーケティングを仕掛けることができるかも。
■特定ニーズに対応したボット
例えばシカゴの天気予報だけ、など。自動的にパーソナライズされた情報を配信できる。
twitter.com/dealmaphouston。例えばヒューストンのお得な情報だけを配信。
■OAuthを使って更新情報のソースを表示
■Listsの活用
個別のツイッターアカウントを大量に生成するよりはリストを活用した方が効率的。将来はアカウントは1つでリストを活用する手法が主要になるかもしれない。
■ブログからツイッターを自動更新
TwitterFeed.comなど。少し不安定だが。
dlbr.it(ベータ版)を使うと、RSSフィードからツイッターやFacebookをまとめて更新できる。時間の設定やフィルタリンクもできる。フィルタリンクを使うと、単純に同じ情報を全てのサイトに同時発信する以上のことができる。ハッシュタグも自動的につけられる。Google Readerを使えば通常のサイトをRSS化できる。
Closely.comは、中小企業向けのFacebook/Twitterへの情報発信ツール。インターフェースが良い。
■ツイッターのアカウントネーム
リツイートのことを考えると長過ぎない方が良い!
0-6文字 13%
6-9文字 58%
9-12文字 27%
12-16文字 2%
■リツイートに含まれる言葉はYouが一番多い
などなど。
同じく色々なネタが満載でした。dlbr.itは結構色々細かな設定ができるんですね。ちょっと見てみようと思います。Closely.comも面白そうです。
Q&A
そしてQ&Aコーナー。
Q: リツイートは古いバージョン(全員が見れる)と新しいバージョン(フォロワーのみ見れる)どっちが良い?
A: 古いバージョンの方が露出力はあるだろう(全員)。
Q: 個人のオーソリティ評価でレピュテーションを決めるのはその人のエゴ次第で暴走するリスクがあるのでは?
A: それはあると思う(誰か)。
A: ガイ・カワサキのことか?(会場、笑)ちょっと前までsmxのハッシュタグも相当悪用されていて見たい情報が全く見れなかった。ただ最近は改善されてスパムなツイートは表示されなくなってきている(ダニー・サリバン)。
Q: ツイッターはローカルマーケティングに使えるか?
A: 使い方によっては使えるだろう(誰か)。
Q: インフォグラフィックの効果はどれ位続くのか?
A: コンテンツによるが、他の手法よりはトラフィックが長持ちする気がする(Mint.com)。
以上でした。全体的に細かなプチネタが満載という感じでしたね。最初のダニー・サリバンのプレゼンについてはリアルタイム検索やリアルタイムSEOについて改めて考えさせられる内容で非常に参考になりました。流石、わざわざ自らプレゼンするだけある内容でした。
16 years ago
さてSEO関連では今年最大の注目イベント?ともいえるSEO Advanced Seattleがやってまいりました。今日から気合い入れて2日間、ライブブログを頑張りたいと思います。初日の最初のセッションは、いきなり今回一番注目したいかもしれない内容。「SEO For Google Vs. Bing: How Different Are They?」。モデレーターはダニー・サリバン。スピーカーはGoogleのマット・カッツ先生、Search Mojoのジャネット・ミラー、SEOmozのランド・フィッシュキン、そしてマイクロソフトのBingのマネージャー、サシ・パササラシー。
まずは各スピーカーのプレゼンから。
BingとGoogleの違いについて
一番手はSEM会社のSearch MojoのCEO、ジャネット・ミラー。BingとGoogleの違いについてSEOサービス会社の視点から説明。
何故Bingについて気をつかう必要がある?
Yahoo!との統合でシェアが上がる。
GoogleとBingの検索結果ページのヒートマップテストの結果は似ている。
しかしGoogleとBing(&Yahoo)でクライアントによってサイトの滞在時間やページビューが違うケースがある。Yahooとの統合でどうなるか注目したい。
■Flash対応
Bingのロボットが来た時にちゃんと「Flashがインストールされていません」以上のメッセージを表示しよう。意外とやってないサイトが多い。
■XMLサイトマップ
ユニバーサルスタンダードなので対応しよう。sitemaps.orgで確認できる。BingもGoogleもサイトマップとサイトマップインダイス(indices)を認識する。Bingは現状、ビデオやニュースのサイトマップは認識しない。
■ローカルリスティング
GoogleもBingもきちんと登録しよう。
Google – Googleプレース
Bing – リスティングセンター
■ローカル検索対応
Bingはローカル検索に対する結果表示の性能が良い。例えばSex and the city2で検索すると映画サイトに加えて近所の映画館を自動的に表示してくれる。Snowで検索すると近くのスキー場を表示してくれる。さらに情報がSnow.comから来ていることも表示してくれるのでSnow.comの情報をアップデートすることで検索結果に適切な情報を表示できる。
BingでWeatherで検索すると、Googleより幅広い天気情報を表示してくれる。リソース元も表示してくれる。
■サイトリンクス
Google – 1位の結果にしか出ない。ウェブマスターツールで編集できる。
Bing – 1位の結果にしか出ない。編集はできない。私の知っている限り。
■Bingのウェブマスターセンターについて
バックリンクをチェックできて便利。またアウトバウンドリンクもチェックできるのは便利。バックリンク一覧では各ページのページスコアを表示してくれて便利。Bingがどうバックリンクを評価しているか調べることができる。関連性が高い・有益と思われるサイトからのリンクのページスコアが高いようだ。Googleのページランクと少し概念が違うのでは?ちなみにバックリンクは1,000リンクまでしかダウンロードできないので、それ以上調べられないのが残念。
■ニュース
Google – ウェブからニュースサイトに登録申請できる。サイトマップを作成する。
Bing – bins@microsoft.com から申請する。RSSを作ること。
■ショッピング
Google – Google Baseから商品のデータフィードをアップロードする。無料でもできる。
Bing – 有料広告しかない。
■Bingで拡がるチャンス
1.
検索結果のソーシャル共有。例えばpolar bear(ホッキョクグマ)で検索する。表示される画像をTwitterやFacebook、Emailで共有できる。SEO的にできることがあるかも?
しかし画像のリンクはオリジナル画像でなく、Bingにされている。Facebookに画像を投稿するには、FacebookのBingアプリにアクセスの許可を与える必要がある。
2.
ドキュメントプレビュー
例えばSwagger Wagon(トヨタの車)で検索すると、検索結果によっては追加情報が自動で表示され、さらに検索結果上でYouTubeの映像が直接プレビューができる。情報の提供の仕方でサイトリンクのように表示情報をコントロールできるかもしれない。
ドキュメントプレビュー最適化の方法
・H1の内容を表示する(TITLEと違う場合)
・最初のパラグラフのテキスト
・問合せ先を表示させたい時、住所や電話番号、メールアドレスを記載しておく
特にローカルビジネスの場合はローカル検索にうまく使えるのではないか?
ドキュメントプレビューを表示させたくない場合は、Metaタグに metaname=msnbot、content=nonpreviewと記述すれば大丈夫。
基本的なBingとGoogleの違いを説明してくれました。
BingのSEOのリサーチ結果
次はSEOmozのランド・フィッシュキン。BingとGoogleのSEOに関するテストを行ったそうで、その結果を公表。Google Adwordsのサジェスション機能でキーワードを抽出し、11,351の検索結果でテスト。1ページ目のみを対象。
テストの数値:
無関係 – 0
ドメインマッチ – 0.3
完全な関係 – 1
0.2-0.35あれば高い。
■検索クエリーとドメインマッチの関係
—-
ドメインに検索クエリーがある – 0.15前後でGoogleもBingも同じ。
ハイフンで検索クエリーが完全マッチ – Googleは0.2、Bingは低い。
完全マッチ – GoogleもBingも0.25前後で効果がある。少しだけGoogleが高い。
—-
完全マッチのドメインはGoogleにもBingにも効果がある。
ハイフンでクエリーが独立している場合(例:dogであればdog-food.comなど)もそこそこ効果がある。Googleの方が効果がある。
検索クエリーをドメインに入れることは基本的に非常に効果があると思ってよい。
■com/net/orgでどれが一番効果がある?
comはGoogleもBingも効果がある。
netはBingは余り効果が無い。
完全マッチを狙う場合は .com にすべき
■サブドメインのキーワード
サブドメインにキーワードがあることはGoogleには多少効果がある。Bingにはほとんどない。ルートドメイン程、効果はないが、Googleの効果を考えると意識すべき。
■ページ上のキーワード
Body
Alt
H1
URL
Title
どの要素もGoogleの方が重要。URLが最も効果が高い。しかし関連性は非常に低い。TITLEは効果があると思われるが、今は誰もがキーワードを記述するので差別化が難しい。簡単にいえば、オンページの要素だけで上位表示を目指すのは難しい。
■リンク数と分散性
ルートドメインへのリンク – BingもGoogleも重要。数値も0.25(Google)、0.32(Bing)で非常に高い。リンクを分散されることも重要。リンクが上位表示のメジャーな要素なのは間違いない。Bingの方がリンクの効果が少しだが高い。
■リンクのエクステンション
- .govは重要
- [...]
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 検索エン...
16 years ago
フィデリティ退職・投資教育研究所では、このままだと、将来、退職後に十分な準備をせず、大変なことになってしまう高齢者が相当数発生してしまうことに危機感を頂き、退職後の生活資金を計画的に準備するよう、積極的な啓蒙活動を行っています。
このPR活動をトライバルメディアハウスとブルーカレント・ジャパンでご支援させて頂いているんですが、6月22日に、いよいよ待望の本が出版されます!その名も、
● 『老後難民』 50代夫婦の生き残り術(フィデリティ退職・投資教育研究所所長 野尻哲史著・講談社+α新書)

以前、「ぼくたち・わたしたちの老後のリアル」でもご紹介した『退職金は何もしないと消えていく』 『なぜ女性は老後資金を準備できないのか』の続編、というか総まとめのような本です。
国連の定義では、総人口のうち65歳以上の人々が占める割合が20%を超えると「超高齢社会」と定義されます(高齢化社会でも高齢社会でもなく超高齢社会)。すでに日本は22%強です。2012年には団塊第一世代が65歳になって年金の満額受給世代となります。

その後、現役世代の現象もあいまって2030年には65歳以上人口は31.8%にまで上昇することが予想されています。今後、間違いなく高齢になっていくことだけで生活に困難を抱え、「医」食住にまつわる様々な問題が噴出するようになる。
適切な医療を受けられる病院が減少して「医療難民」になる。独居老人が増えて十分な介護を受けられない「介護難民」が続出する。終の棲家が見つけられずによりよい施設を求めてさまよい歩く「介護施設難民」が増える、などなど、まさに「老後難民時代」の到来が予想されるのです。
これは、決して他人事じゃありません・・・。この本は2010年2月に1万人を対象にして実施されたサラリーマン1万人アンケートの結果がベースになっています。この調査のサマリーを下記にまとめると・・・
- 自分の老後生活は今の生活よりも悪くなる:49.5%
- 自分の老後は今の高齢者よりも悪くなる:70%
- 公的年金では安心できない:88.9%
- 公的年金からの給付だけではかなり生活が苦しくなる水準だと思う+公的年金からの給付だけでは生活できない水準だと思う:84.6%
- 退職後の生活で心配なことは生活費が足りなくなること:57.8%
- 退職後の生活用としている準備資金「0円」が44.3%!

などがあります。
※フィデリティ退職・投資教育研究所レポート「不安なのに準備できない」サラリーマン1万人アンケート:4割が “老後難民” 予備軍(PDF)
※スネをかじってる場合じゃない!? 50代の会社員、4人に1人が退職後の備え「ゼロ円」(Yahoo!ニュース)
驚くのはこれだけではありません。
サラリーマン1万人調査でも、退職後の生活資金に必要な生活資金は、多くの人たちが、公的年金以外で3,000万円と認識(予想)しています。これは、退職後は、家のローンも終わっているし、食べるものも少なくなるし、付き合いの交際費なども減るから、いまの生活費の半分くらいの金額で生活できる、との認識によるものみたいなんですが、実際の退職後の生活費用を調べると、どうやら毎月の生活費は現役時代の半分にまでは減らず、50代のときの生活費の約70%くらいで推移するようなんです(医療費が現役時代の4倍に増えることと、一度慣れてしまった生活レベルを下げることはなかなかできないらしい)。
現在の日本人男性の平均寿命は79.19歳(世界第3位)、日本人女性の平均寿命は85.99歳(世界第1位)。仮に60歳まで生きた場合の平均余命は男性が22.4年(つまり82.4歳まで生きる)、女性が27.9年(つまり87.9歳まで生きる)です。これで計算すると、60歳からの生活資金は、どう考えても1億円くらいは必要です。
※仮に50代のときの毎月の生活費が50万円だったとすると、その70%で35万円。35万円×25年=1億500万円。
でも、多くの人たちは、退職後の資金は3,000万円で良いと思っているのです(アンケート回答者が退職金を除いて3,000万円と回答しているのか否かは不明)。
大企業に勤務していて、これから転職する予定がなく、生涯勤めることができた人は、退職金の平均額2,200万円をゲットすることができます。自分で3,000万円準備できれば、退職金と合わせて5,000万円強。これを60歳以降も投資をしながら生活をしていけば(公的年金が現状どおり運用されていれば)十分生涯を送れるという試算になります。
でも、現在大企業に勤めていない人やこれから転職をする予定がある人などは、退職金の分も自分で準備しなければなりません。さらに、将来のことを考えると、どう考えても現状どおり公的年金が運用されている可能性は高そうにない。自分の身を守るのは、自分しかいないのです。
ちょっと話があっちこっち行っちゃいましたが、まとめると、
- 仮に50代の生活費が50万円だったとすると退職後の生活資金はその70%に当たる35万円
- 60歳からの余命が約25~30年間だとすると退職後の生活資金はおよそ1億2千万円程度必要
- 公的年金が現状どおり支給されれば(夫婦で)月額23万円程度(標準金額)なので65歳~85歳の20年で約5,500万円が支給される
- 残りの6,500万円をどう準備するか(大企業で勤続35年or公務員であれば退職金が2,000万円程度あるから残4,500万円、退職金がない人は6,500万円を準備する必要あり)
- 気が遠くなるような金額だが、60歳までに少しずつでも資産運用をしておけば、決して不可能な金額ではない(35歳から始めるなら、月3万円くらいの積立投信で結構な金額が準備できてしまう。退職金がない人はもっと準備しないとキツイ)
- 60~75歳までは運用しながら使う年代、75歳~90歳は厳格に管理しながら使う時代とする(60歳以降も75歳くらいまでは全ての資産を切り崩さず、運用しながら計画的に使っていくことが鍵)
という感じになります。
とにかく、漠然と「なんとかなるだろ」と思っていることが一番危ない!いやはや、自分自身も貯金しない&資産運用あんまりしないタイプなんですが、この話をフィデリティ退職・投資教育研究所の野尻所長から教えてもらったときは背筋が凍りましたよ。
ということで、退職金が無い僕は、まずは月々3~5万円くらいの積立投信でもやってみようかな・・・と真剣に考えているのでした。
<関連書籍>
● 『退職金は何もしないと消えていく』(野尻哲史著・講談社+α新書)

● 『なぜ女性は老後資金を準備できないか』(野尻哲史著・講談社+α新書)

『老後難民』という言葉が注目され、一人でも多くの人たちが自身の老後について考え、準備してくれることを祈っています。
16 years ago
Doubleclick Ad Plannerの2010/5のデータから。 https://www.google.com/adplanner/?pli=1#siteSearch?identifier=twitter.com&geo=JP&trait_type=1&lp=false2010/4も1,600万人となっていたので、総数としては増えていないが、毎日のアクティブ利用者数はグラフから類推すると250万人規模にいっている。ページビュー数と総ビジット数も対前月比2割増くらいだ。属性をみると、暇な年収の低い層のツールのように見えてくるなあ。。。Ad Plannerもサイトの月間利用者の推定データだと思うので、Twitterアカウント数でも、Twitter利用者数でもないだろう。あくまでTwitter.comをPC(に限定かなあ?)のブラウザから見た人ではないかなと。間違っていたら教えて欲しい

Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))
16 years ago
2010/6/19のRetail Email Blogから。http://www.retailemailblog.com/2010/06/week-end-trends-back-to-season-begins.html関連リンク:米メール・マーケティング、Earth Day向けは当日の4/22がピークに(The Retail Email Blog)米メール・マーケティング、父の日向けがさらに上昇(The Retail Email Blog)米メール・マーケティング、父の日向けが上昇中(The Retail Email Blog)米メール・マーケティング、メモリアルデー向けがピークに(The Retail Email Blog)米メール・マーケティング、メモリアルデー向け盛り上がらず (The Retail Email Blog)米メール・マーケティング、イースター向けは4/2がピーク

Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))
16 years ago
日本語表示にしていると、Google Analyticsのカレンダーの土曜日が日曜日になっているのは面白い。本来「土」であるべきなのに「日」になっている。英語でみると、どちらでもS(Saturday,Sundayなので)で問題ない。中国語では違う文字になっているので、恐らく日本語の対応辞書が間違っているのではないか。中国語では月曜から土曜まで一から六となっているのが変に面白い。

Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))
16 years ago
16 years ago
SONYのPlay You.新プロジェクト「Play You. House」がスタート。実在する家に音楽の夢を持った若者たちが集まり、毎週土曜日にUSTREA...
16 years ago
「Google コンテンツネットワーク」を「Google ディスプレイネットワーク」に改称するようだ。コンテンツネットワークのウェブサイト(google.com/adwords/contentnetwork)は、すでに次のアドレスに転送されるようになった。
------------------------------
Google ディスプレイネットワーク
http://www.google.com/adwords/displaynetwork/------------------------------
noreply@blogger.com (Kenji)
16 years ago
「トレンド」のトピックに広告主の指定するキーワードを表示。
noreply@blogger.com (Kenji)
16 years ago
http://www.stat.go.jp/naruhodo/c2trap.htm この統計の落としアナというページだが、まるで私がWeb担当者Forumの記事で書いていることをそのままパクッタような素晴らしいページですね。押さえておくべきものとしては、所詮この程度なんですね。・サンプルの偏り・集計方法・言葉の定義・平均(代表)値・グラフのトリック統計・テストでの出題実例というページもありますので、どうぞ。http://www.stat.go.jp/naruhodo/c2test.htm

Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))
16 years ago
AT&T。ウェブカメラで頭の動きを認識する。
noreply@blogger.com (Kenji)
16 years ago
2010/6/16のtwitter blogから。http://blog.twitter.com/2010/06/big-goals-big-game-big-records.html1位.日本対カメルーン戦ゴール(2,940TPS)2位.ブラジル対北朝鮮戦の最初のゴール(2,928TPS)3位.メキシコ対南アフリカ戦のゴール(2,704TPS)TPSはTweet per secondで1秒当たりのTweet数で、これはゴールしてから30秒間の数字らしい。

Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))
16 years ago
2010/6/15のDisplaySearchのニュースから。 http://www.displaysearch.com/cps/rde/xchg/displaysearch/hs.xsl/100615_notebook_market_revenue_grows_in_q1_10_despite_drop_in_unit_volume.asp関連リンク:米2012年にタブレットPCはネットブックの売上を超える(Forrester Research)2010世界のPC出荷台数、Notebookの好調により対前年比2割増に(IDC)2010Q1の世界のPC出荷台数、対前年同期比22.7%増(iSuppli)2010年世界のパソコン(PC)、出荷台数ベースで22%増と予想(Gartner)2010Q1世界のモバイルPCの出荷台数、対前年同期比43%増(Gartner)2010年世界の

Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))
16 years ago
2010/6/18のシード・プランニングのリリースから。http://www.seedplanning.co.jp/press/2010/2010061801.html2009年度携帯電話販売市場は、iフォンが約170万台という好調な販売もあり、スマートフォン市場が約240万台と伸長している。国内メーカーは販売台数は減少したが、海外メーカーは前年の10%から約15%シェアへ増加している。2010年度の携帯電話販売市場は、3,920万台~4,000万台、このうちスマートフォンは約440万台(対前年比1.8倍)が見込まれる。携帯代理店においても、スマートフォン/オープン端末への取り組み、及びデータ通信カード等の販売が重要となっている。この他にも、SIMロック解除(SIMフリー)への取り組み、法人営業強化等が重視されている。関連リンク:米スマートフォン、携帯市場シェアの2割を突破(

Hiromi.Ibukuro@gmail.com (衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ))