SEO会社から指示される「本質的でない対策」をどう断る?
SEO担当者の質問に、SEOのエキスパートである住 太陽さんが実践的で有効な解決法を答えます。今回のテーマは「SEO会社から指示される“本質的でない対策”をどう断る?」です。
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ひとりで頑張るSEO担当者さんの悩みに答える本連載。今回の質問は「SEO会社から指示される“本質的でない対策”をどう断る?」です。
この回答は「厚労省やWikipediaのような普通の実装に合わせる、と言いましょう」です。
に対する回答は
「厚労省やWikipediaのような普通の実装に合わせる、と言いましょう」です
ウェブ制作会社に届くSEO会社からの指示
今回の質問は「SEO会社から指示される“本質的でない対策”をどう断る?」というもので、ペンネーム「やぎの目」さんが寄せてくださいました。ありがとうございます。やぎの目さんはウェブ制作会社に勤務しており、クライアントが雇い入れたSEO会社から、不適切な変更指示が届くことに困っているとのこと。「本質的でない対策を断る方法はないか?」というのが質問内容です。
SEO会社からの指示は不自然だったり些末だったりする指示が多く、やぎの目さんはできることなら突っぱねたいと考えておられるそうです。これは本当によく耳にする話で、多くの制作会社さんや事業会社さんが困っておられる様子があちこちから漏れ伝わってきます。
チェックリスト式のSEO会社によくある問題
ウェブ制作者さんの視点で不自然または些末に思える指示がSEO会社から出てくる理由は、そのSEO会社が個々のサイトの運営状況やそのサイトの市場環境から導かれる施策の優先順位などを加味せずに、ただ「自社のチェックリストに適合させようとしている」だけだからです。
チェックリスト式のSEOは経験の浅い担当者でも一通りの施策を指示できるというメリットもありますが、どうでもいいことばかり大量に掲載されているなど、チェックリストそのものに問題があるケースが多くあります。また、担当者の知識が不足していることも多く、デメリットのほうが大きいように思います。
検索エンジンが理解しやすいのは「普通の実装」
実際の対応の前によく知っておきたいことがあります。それは、検索エンジンにとって理想的な実装とは「どこにでもあるごく普通の実装」であることです。ごく普通の実装とは、実際に利用者が多いサイトで採用されているような、さまざまな人や環境でアクセシブルな実装です。
多くの利用者がいるサイトや、人々の生命や財産を守るうえで重要なサイトを検索エンジンがきちんと評価できなければ、多くの人々に影響が及びます。検索エンジンはまず、多くの人が使っている重要なサイトを適切に理解しようとします。僕たちはそうしたサイトに準じた実装をするだけです。
利用者が多く、重要なサイトの実装に準じる
WikipediaやAmazonやYouTubeのように利用者の多いサイトや、厚生労働省や気象庁のような省庁のサイト、それに都道府県や市区町村などの自治体のサイト、新聞社などマスコミのサイトなどが、検索エンジンにとって最も理解しやすいサイトであり、僕たちが実装の参考にするサイトです。
さて、ご質問にあったSEO会社への実際の対応です。よくある普通の実装として上記のような「人々にとっても検索エンジンにとっても重要なサイト」を例にあげたうえで、「例示したサイトで行われていない実装は不自然または些末であり不要であること」を伝えてください。
まとめ
人間の利用者にとっても、検索エンジンにとっても普通でない異常な実装をする合理的な理由はありません。昔ならともかく、現在の検索エンジンが異常な実装を優遇することはありえないからです。それよりも、検索エンジンにきちんと内容が伝わる「普通の実装」がSEOのベストプラクティスです。
P.S.
本コーナーでは、読者の質問にお答えしています。誰にも聞けずに困っていること、現場で感じるふとした疑問など、どしどし質問をお寄せください。

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