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13 years 4ヶ月 ago
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)
13 years 4ヶ月 ago
ベムは96年からネット広告に事業者として関わってきました。メディアレップといっても「何それ?」と言われたころからです。ちょうど電通さんが「日本の広告費」にインターネット広告を項目として区分したくれた年で、16億円でした。
ネット広告の市場が拡大し、新聞を凌駕し、テレビに迫るまでになりました。今や米国ではデジタルエージェンシーの方が、トラディショナルなエージェンシーよりグロスインカム(粗利額)が大きいくらいなのです。
この成長を支えたのは、パフォーマンスがはっきり把握できる広告として多くの広告主企業の方々が採用し、リピートしてくれたことと、地道な作業としてのPDCAを担ってくれたレップや代理店の現場のメンバーのおかげです。
でも、プランニングや進行管理やリスティング入札などの業務で基盤を支えてくれている若い人たちに、次の展開として、どんなキャリアステージがあるとか、どんな価値のあるスキル習得が出来て、今後収入にどのくらい反映されていくかというイメージを、この業界が与えられていないように思います。
地頭の良い、優秀な人材がかなり集まりました。研鑽も積んでいます。しかしもっとマーケティングコミュニケーションを俯瞰した思考を鍛えるべきで、またテクノロジーに対する知見を網羅する必要もあります。
まず、目指してもらいたいスキルセットのひとつが「データテクノロジスト」です。これは従来の広告会社にはない重要な機能と役割です。そしてデータとテクノロジーに関わるからと言っても、広告コミュニケーションそのものの理解と全体を俯瞰できるようにならなければいけません。
特に、リスティングのオペレーションを中心にやっている若い人たちに、まずはDSP入札と第三者配信サーバーの運用スキルを身につけて欲しいと思います。
第三者配信サーバーのレポートで「アトリビューション分析」を、「枠」広告、DSP、リスティング、自然検索のすべてのネット流入の直接間接効果を分析評価することができる分析官(アナリスト)となり、次にアクセス解析やソーシャルモニタリングの使い手になることで、POEを網羅的に俯瞰することができるはずです。
これからはオペレーションする人でないと、分析も難しいのです。従来のマーケターは経験的に仮説を立てて、それを検証するスタイルでした。しかしこれからのビッグデータ時代では人間の頭で想定することができない相関や文脈を発見する能力が主流になるでしょう。作業を他人に任せ、判断だけするという都合のよい職種は成立しづらいのです。ですから今オペレーションをしっかり実務で行っている人のなかにこそ、これからのアナリストやコンサルタントがでてくるはずです。
DSPもトレーディングデスクのオペレーションの技ひとつでパフォーマンスは劇的に上がります。前回のエントリーで書いたように、DSPを「枠」と同じに捉えてはいけません。「枠」は「枠」そのものがPDCAの対象ですが、DSPはオペレーションの質がPDCAの対象なのです。私はトレーダーが成果を上げれば、成功報酬を得る仕組みがあっていいと思います。
新たなスキルをもつ人材育成には、さらに、ネットに閉じた世界だけでなく、コミュニケーションを全体で理解することが重要です。ネット施策のプラン要請が来る以前の上流工程で、どんなコミュニケーション戦略が練られて、マス広告ではどんなプランニングがされているかも知る必要があります。ベムはよくレップの新人研修で、テレビスポットの作案をさせていました。おそらくはテレビの仕事はしないでしょうが、ネット広告以外のことを何も知らないよりは、ずっと良いのです。ネットの世界しか知らずに、ネット広告だけを部分最適しても、本当の価値を生み出すことはできないと思います。
今後はマス広告を含めたトータルなアトリビューション分析の時代になります。
そもそも「広告」を含む「コミュニケーション」とは何かと、ブランドのコミュニケーション開発は、どういうプロセスで行われているかを理解し、実践することでしかコミュニケーション産業の一員として活躍することはできないと思います。
データと向き合いながらも、消費者が購買に向かう文脈を発見できる優秀な人材を多く育成したいと思います。
http://di-d.jp/DI_20120718.pdf
関心のある方、是非お問い合わせください。
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13 years 4ヶ月 ago
13 years 4ヶ月 ago
定期メルマガの巻頭コラムのアーカイブです。メルマガの登録はこちら↓からどうぞ。
http://ibukuro.blogspot.com/2010/07/blog-post_12.html
■ 前年同月比二桁増も、もろ手を挙げて喜べない
経済産業省は毎月、特定サービス産業動態統計というデータを公表しています。個人的には広告業のデータを毎月定点観測していますが、2012年3月以降3カ月連続で前年同月比二桁増が続いています。
http://ibukuro.blogspot.jp/2012/07/20125193164.html
勘のいい方は、二桁増といってももう少し中身を見ないと本格的に景気回復基調かどうかの判断は危ないことはわかるでしょう。そう、2011年3月以降暫くは震災の影響で大きくダウンしていることに気をつけなければならないからです。
媒体別にみるとどうなのか、伸び率だけでなく、絶対値はどうなのかといった具合に複数の視点からデータを見ないといけません。一過性のものなのかもしれませんので、もう少し見守る必要もあるように感じます。
数字はある一面を客観的に把握することには長けているようにも思いますが、その反面、別の面から見ると違う風景がみえる可能性も忘れてはいけません。
経済統計などの各種数値が本格的に上昇していって欲しいとは思いますが、そういう外部要因に振り回されないように自分でできる準備はしておきたいと思っています。
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)
13 years 4ヶ月 ago
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noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)
13 years 4ヶ月 ago
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【連結経営成績】
売上高 …
13 years 4ヶ月 ago
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<平成24年8月期第3四半期の業績>
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13 years 4ヶ月 ago
2012年7月発行のGoogle アナリティクス本の発行に合わせて、Google アナリティクスのeラーニングのコースを二つ始めます。意図と対象は次のようになります。
意図としては「2012年7月発行のGoogle アナリティクス本」をしっかり本当に身につけて欲しいということです。
基本的に(テキスト)本は単に読んでも実際には殆ど身につきません。本は一つの空間軸で読み進めるしかありませんが、読者はその中にある重要度やポイントというものを推し量るすべがありません。
それではもったいないので、授業にしてテストなどをして、「2012年7月発行のGoogle アナリティクス本」を本当に身につけてもらうということです。それだけです。
本の発行の意図のところでも書きましたが、本書はこれで売上3倍にするテクニックは書いていませんが、このeラーニングでも10倍アクセスを増やす方法は教えません。他でやっているセミナーでそれはお願いします。
そういう意図なので、発行本(PDF)がベースになった教材を使います。しかし本とは異なり、レベルに合わせて、どのような順番で教えるか、テストするかは異なった編集になっています。当たり前ですが、目的に応じて、コンテンツは「編集」されるのです。でも中身は突き詰めて言えば「同じ」です。
なので自分一人でPDF本を読破して正しく利用できる方は、基本的に同じ内容なので、受講しないで下さい。またGoogle アナリティクスをたまに使うだけで、緊急時に本書(PDF)を辞書的に使う多くの方にとっては必要ないと思います。
初心者だけど必要に迫られて一定の頻度でGoogle アナリティクスを見ているエンドユーザー、中級者だけど初歩からきちんと学習し直したい方などが対象になるでしょう。
初級と中級の二つのコースを開校する予定ですので、詳細は下記をご覧ください。一番下まで見て頂いた方には、サービス開始のお知らせをいち早くお届けするメルマガ申込みのリンクも用意しましたので、お見逃しなく。
<初級コース>
参加資格:どなたでも
費用:24,000円
募集人数:1回の応募につき30名まで
期間:4週間のコース
開催頻度:毎月実施
ゴール1:基本的な言葉を理解すること
ゴール2:最もシンプルな導入方法と主要なレポートや機能に慣れること
内容:
・導入と初期設定(1週目)課題提出
・用語や指標の定義(2週目)テスト実施
・共通の機能(3週目)受講者同志による議論あり
・主要レポートの見方(4週目)課題提出
チューター:衣袋が行います
修了認定:80点以上で本コース終了
<中級コース>
参加資格:初級コースを終了していること
費用:44,000円
募集人数:1回の応募につき20名まで
期間:6週間のコース
開催頻度:2カ月おきに実施
ゴール1:収集データと集計方法を正確に知ること
ゴール2:各種機能やレポートをくまなく使えるようになること
ゴール3:主要なカスタマイズ機能を使えるようになること
内容:
・データ収集の仕組み(1週目)テスト実施
・GAアカウント全体の設計方法(2週目)受講者同志による議論あり
・詳細な機能(3週目)課題提出
・レポートの見方(4週目)課題提出
・トラッキングコードのカスタマイズ(5週目)課題提出
・カスタムレポート(6週目)課題提出
チューター:衣袋が行います
修了認定:70点以上で本コース終了
筆者はGAフォーラムというGoogle アナリティクスの情報サイトを主催しています。そこでの更新情報をまとめたメルマガを発行しています。ここで本サービス(2012年7月発行のPDF本とeラーニング)についての、ご案内もしますのでいち早くお求めになりたい方は、下記から登録をどうぞ。
なお本メルマガ「週刊GAフォーラム」はメールアドレスだけが必須登録で、脱退も毎回メルマガの冒頭にご案内しており、簡単に停止できますので、お気軽にどうぞ。
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)
13 years 4ヶ月 ago
2011年3月に「おしえて! Google Analytics」を発行しましたが、その続編とでも申しましょうか。バージョン5対応で強力にパワーアップしたマニュアル本を出す目処がたちました。2012年7月中にはリリースしたいと考えています。現在その最終段階まできています。
もう販売中止にしました前著の「おしえて! Google Analytics」は、Google アナリティクスの基本的な仕組みや注意すべき仕様をコンパクトにまとめたPDFでした。
丁度その後の2011年4月には新しいGoogle アナリティクス(いわゆるバージョン5などとも言われます)が正式リリースされ、その後も急激な進化を遂げ現在に至ります。
Google アナリティクスは2011年に怒涛の新機能のリリースが続きましたが、2012年に入ってもそのペースは落ちているとはいえ、まだ進化は続いています。今後も続くでしょう。
今回発行予定のマニュアル本は、普通の人にはとても追い付くことのできないスピードで進化を続けるGoogle アナリティクスの最新の仕様や画面を網羅的に収録したものです。本書はいわゆる「こう使ってウェブサイトをよくしましょう」的な活用本ではありません。
活用本は別にGoogle アナリティクスの最新の画面のキャプチャが必要な訳ではないので本質的に内容は簡単に腐るものではありません。しかしGoogle アナリティクスを目の前にしているユーザーが、どう操作したらいいのか困っていることに対しては無力です。最新の画面操作マニュアルがなければ、そもそも途方にくれてしまいます。
いろんなヘルプを見たりすれば、どこかに書いてあることかもしれませんが、多くの皆さんはそんな暇人ではありません。しかもどれも正確な記述が書かれているとは限らないとなれば、意外とハードルは高いものです。有料・無料のセミナーへ行って講師へ質問するのも、対症療法で続きません。
なので最新状況をパッケージ化してまとめることは意義があると思っています。1家に1冊、1部署に1冊、広辞苑みたいな感じで。なお予定ということなので、今後多少の変更があってもご容赦のほどを。。。
さてここまでお読み頂いた方にはせっかくなので、次は収録内容の目次をご案内しておきますので、続きはこちらで
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)
13 years 4ヶ月 ago
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)
13 years 4ヶ月 ago
株式会社ベクトルは7月13日、2013年2月期第1四半期(2012年3月1日~2013年5月31日)の連結業績を発表した。
【連結経営成績(累計)】
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13 years 4ヶ月 ago
大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、大学のゼミナール(ゼミ)をパートナーとし、企業のマーケティング活動を支援するサービス「DNP大学ゼミ活用マーケティング・プ…