Aggregator

500円で700ページのGoogle アナリティクス本の収録内容

13 years 4ヶ月 ago
発行の狙いみたいな話は、こちらに書きましたので、概要はそちらをまずご覧ください

ここでは、2012年7月リリース予定(7/23追記:リリースしました)のGoogle アナリティクス本の収録内容をイメージして頂きたいので、目次を全部お見せします。ただ本書は残念ながらあらゆるGoogle アナリティクスに関する情報を網羅している訳ではありません。予め収録対象外とさせてもらった範囲を下記に明示しておきます。

<収録対象外のコンテンツ>
・旧レポート画面(バージョン4)に関する内容
・非同期ga.js以外のトラッキングコードに関する内容
・モバイル計測(アプリ計測、ガラケー計測)に関する内容
・有料版のPremiumに関する内容
・各種APIに関する内容


それでは目次は以下でどうぞ。一番下まで見て頂いた方には、さらなる情報へのリンクも用意しましたので、お見逃しなく。

章-節-項 目次 ページ番号

0 本書について 8
0-1 本書の内容 8
0-2 本書の対象読者 9
0-3 本書の読み方 10
0-4 凡例 11


1 Google アナリティクスの導入と諸設定 13
1-1 Google アナリティクス アカウントの新規作成 13
1-2 プロファイルの設定画面へ移動する 22
1-3 追加で新しいプロファイルを作成する 27
1-4 プロファイルのプロファイル設定 31
1-5 プロファイルの目標設定 39
1-6 プロファイルの基本的なフィルタ 47
1-7 閲覧ユーザー管理 52
1-8 トラッキングコードの取得と実装 57
1-9 アカウントの設計方法(GAアカウント、プロパティ、プロファイル) 67
1-10 アカウントの編集 71
1-11 プロパティの編集 83
1-12 正規表現 91
1-13 カスタム フィルタ 96
1-14 カスタム フィルタの「詳細」と正規表現のキャプチャー機能 100
1-15複数のフィルタを管理する 104


2 データ収集の仕組み 108
2-1 サーバー・ログとビーコン型の違いと特徴 108
2-2 Google アナリティクスが収集しているデータ 109
2-3 GAのCookieと参照元、広告の手動パラメータの関係 111


3 主な指標と用語の意味 121
3-1 ページビュー数とイベント数 121
3-2 訪問数 127
3-3 ユーザー数 131
3-4 ページ滞在時間とサイト滞在時間 133
3-5 ページ別訪問数 136
3-6 訪問別ページ数(訪問別ページビュー) 138
3-7 新規とリピーター 141
3-8 リピートの回数とリピートの間隔 144
3-9 参照元 147
3-10 キーワード 151
3-11 ランディングページと直帰率 152
3-12 離脱ページと離脱率 153
3-13 コンバージョン数とコンバージョン率 154
3-14 ページの価値 157
3-15 平均目標値 160
3-16 (other)と(not set)と(not provided) 163


4 共通の機能 168
4-1 エクスポート(データ出力機能) 171
4-2 集計対象期間の選択 175
4-3 グラフの表示単位 179
4-4 並び替え機能 181
4-5 データ表示形式 184
4-6 各種検索機能 189
4-7 表示行数の指定 195
4-8 モーショングラフ 198
4-9 トレンドグラフの表示指標選択 206
4-10 メモ機能 210
4-11 ディメンションと指標 215
4-12 グラフに表示 219
4-13 マイレポートに追加 223
4-14 メール(ベータ版) 229
4-15 アドバンス セグメント 238
4-16 セカンダリ ディメンション 253
4-17 サンプリング 257
4-18 カスタマイズ 258


5 標準レポート > ユーザー 261
5-1 サマリー 262
5-2 ユーザーの分布 264
5-2-1 言語 264
5-2-2 地域 268
5-3 ユーザーの行動 273
5-3-1 新規とリピーター 273
5-3-2 リピートの回数や間隔 276
5-3-3 ユーザーのロイヤリティ 278
5-4 ユーザーの環境 280
5-4-1 ブラウザとOS 280
5-4-2 ネットワーク 285
5-5 モバイル 288
5-5-1 サマリー 288
5-5-2 デバイス 289
5-6 カスタム 299
5-6-1 カスタム変数(要タグのカスタマイズ) 299
5-6-2 ユーザー定義(要タグのカスタマイズ) 302
5-7 ユーザー フロー 304


6 標準レポート > 広告(AdWords)(要AdWordsのアカウントとの連携) 322
6-1 キャンペーン 323
6-2 広告キーワード 327
6-3 一致した検索クエリ 330
6-4 時間別 333
6-5 リンク先 URL 335
6-6 プレースメント 338
6-7 キーワードの掲載順位 341


7 標準レポート > トラフィック 345
7-1 サマリー 347
7-2 参照元 349
7-2-1 すべてのトラフィック 349
7-2-2 ノーリファラー 351
7-2-3 参照サイト 353
7-2-4 検索 355
7-2-5 キャンペーン 365
7-3 検索エンジン最適化(要ウェブマスター ツールとの連携) 367
7-3-1 検索クエリ 368
7-3-2 ランディング ページ 370
7-3-3 地域別サマリー 372
7-4 ソーシャル 374
7-4-1 サマリー 374
7-4-2 参照元 376
7-4-3 ページ 384
7-4-4 コンバージョン 388
7-4-5 ソーシャル プラグイン 391
7-4-6 ソーシャル ユーザー フロー 395


8 標準レポート > コンテンツ 397
8-1 サマリー 398
8-2 サイト コンテンツ 400
8-2-1 すべてのページ 400
8-2-2 ディレクトリ 413
8-2-3 ランディング ページ 416
8-2-4 離脱ページ 421
8-3 サイトの速度 423
8-3-1 サマリー 424
8-3-2 ページ読み込みのタイミング 427
8-3-3 ユーザー タイミング(要タグのカスタマイズ) 434
8-4 サイト内検索(要プロファイル設定) 435
8-4-1 サマリー 435
8-4-2 利用状況 437
8-4-3 サイト内クエリ 439
8-4-4 検索ページ分析 442
8-5 イベント(要タグのカスタマイズ) 445
8-5-1 サマリー 445
8-5-2 上位のイベント 447
8-5-3 ページ 450
8-5-4 イベント フロー 454
8-6 AdSense(要AdSenseアカウントとの連携) 463
8-6-1 サマリー 464
8-6-2 AdSenseのページ 467
8-6-3 AdSenseの参照URL 469
8-7 ウェブテスト(要テストの準備) 472
8-8 ページ解析 486


9 標準レポート > コンバージョン 488
9-1 目標(要プロファイルでの設定) 489
9-1-1 サマリー 490
9-1-2 目標URL 494
9-1-3 目標への遷移 496
9-1-4 目標到達プロセス 497
9-1-5 ゴールフロー 502
9-2 eコマース(要 e コマースの設定) 511
9-2-1 サマリー 512
9-2-2 商品の販売状況 515
9-2-3 販売実績 518
9-2-4 トランザクション 522
9-2-5 購入までの間隔 524
9-3 マルチチャネル(要プロファイルでの設定か eコマースの設定) 526
9-3-1 サマリー 527
9-3-2 アシスト コンバージョン 530
9-3-3 コンバージョン経路 545
9-3-4 期間 563
9-3-5 経路の数 565


10 ホーム > リアルタイム(ベータ版) 566
10-1 サマリー 567
10-2 地域 571
10-3 トラフィック 574
10-4 コンテンツ 581


11 ホーム > インテリジェンス イベント 584
11-1 サマリー 585
11-2 日別のイベント 599
11-3 週別のイベント 603
11-4 月別のイベント 605


12 ホーム > マイレポート一覧 606
12-1 サマリー 607
12-2 新しいマイレポート 623


13 カスタム レポート 628
13-1 サマリー 629
13-2 カスタム レポートの作成 633


14 トラッキングコードとそのカスタマイズ 648
14-1 標準のコード 648
14-2マルチドメイン/サブドメイン/ディレクトリ対応のカスタマイズ 650
14-3 バーチャル(仮想)ページビューのカスタマイズ 656
14-4 イベントトラッキング 658
14-5 検索エンジンの追加 660
14-6 カスタム変数とユーザー定義 662
14-7 eコマースタグ 667
14-8 複数の計測コードを貼る 669


15 各種ツール 670
15-1 Google Analytics Query Explorer 2 670
15-2 Excelへの取り込み(Excellent Analytics) 683


16 あとがき 697



ご覧の通り、各レポート項目などの解説が主です。決して、「Google アナリティクスを活用して、ウェブサイトをよくするテクニック」とか、「Google アナリティクスを利用して、サイトへの集客を倍にする方法」とか、「Google アナリティクスで、ECサイトで売上10倍の法則」なんて話は一切かいてありません。

目的が違うので、そういった話は収録しませんでした。そういう本はすでに多くありますので、是非そちらからお探し下さい。

数字で書くと、総ページ数は698ページ、約24万文字、図の点数は1000点余りです。ページの割には文字数が少なく図の点数が多いことがわかると思います。大変図が多く、その占める割合は高いです。細かくて何が書いてあるのか見えないマニュアル本にならないように、なるべく大きなサイズで画面のキャプチャーを貼っているからです。

サービスのラインナップ(案)と価格(案)などについてご興味がありましたら、こちらへどうぞ
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

700ページのGoogle アナリティクス本、500円からのラインナップで販売開始

13 years 4ヶ月 ago
発行の狙いみたいな話は、こちらに書きましたのでそちらをご覧ください。また収録内容については、こちらに書きましたので、目次などをご確認下さい。 購入ページはこちらです。

ここでは、2012年7月リリースのGoogle アナリティクス本のサービスの種類と価格について書いています。(2012/7/23更新しました。Abilieの審査待ちのバージョン以外は販売開始しました)

本(PDF)なのに、各種サービスの種類があるのかと不思議にお思いかもしれませんが、それがあるのです。閲覧の不便さや印刷可否、更新回数などで、値段を変えました。サービスの違いや脚注をよく読んで、決めて頂ければと思います。

利用頻度が高くないお客様は、使い勝手が少々悪くてもお安く提供します。多くのエンドユーザーの方は暫くこれだけでも十分ではないかと思う訳です。

利用頻度が高く、必要度の高いお客様には、使い勝手がよく、定期的に更新版をお送りすることで、常に最新情報に触れて頂きたいと思いますが、その代わりにお高い訳です。

では下記に決定版を貼っておきます。情報はGoogle アナリティクスの進化とともに古くなってしまう可能性は否定できないので、早く買って頂くほど、恐らくお得でしょう。一番下まで見て頂いた方には、さらなる情報へのリンクも用意しましたので、お見逃しなく




注1:2012/7発行号の内容は全て同じです。フォーマットや使用制限が異なるだけです
注2:AblilieのPDF販売は、特定のアプリ経由でしかそのPDFを閲覧できないという仕組みです
注3:差額を支払えばアップグレードするといったサービスはございません
注4:PDF更新版の2回目、3回目の発行号は、既存コンテンツの内容更新が主です
注5:PDF更新版は、発行者側都合で2回目、3回目が発行できなかったばあいは、1回目8,000円、2回目5,000円で精算します
注6:更新版は、2013/3発行の3号目が発行された後にお求めでも、値段は18,000円です
注7:更新版2012/11発行号、2013/3発行号だけの単品売りはありません
注8:更新版の途中解約は対応しておりません
注9:複製可能というのは、物理的な可否であって、著作権を放棄するという意味ではありません

注10:Word更新版は、顧客への教育資料など商用利用も許諾するライセンスです。詳細は別途となります


最後にこのPDF本の発行に合わせてGoogle アナリティクスのeラーニングのサービスを開始します。ご興味がありましたら、こちらもどうぞ。
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

時間負荷など目に見えないものへのコスト感覚が大事 [週刊IFWA 2012/7/23]

13 years 4ヶ月 ago
定期メルマガの巻頭コラムのアーカイブです。メルマガの登録はこちら↓からどうぞ。
http://ibukuro.blogspot.com/2010/07/blog-post_12.html

■ 時間負荷など目に見えないものへのコスト感覚が大事

僕らは目に見えやすいコスト、例えば外注費、ソフトウエア購入費などといったものに対しては、そこから得られる成果や効果から妥当性を考えることをよくしていると思います。

しかしパソコン購入などの場合に、ちょっとけちることで、スペックの低いパソコンを導入して、逆に社員の生産性が悪くなるということがあります。

どの部門の社員がどういう利用をしているかまで事前調査を、システム部門がしっかり行い、最適化することまで行っているところは、まだまだ少ないから生じる齟齬です。

アクセス解析などでも、サーバーログの集計を内製化している場合など、いつまで経っても集計が終わらないなどという愚痴をよく聞きます。そういう作業の待ち時間や、途中でのエラーなどによる時間のロスが出ます。

まあ使える予算が、部門別で費目別であるとか、いろんな制約があることは理解しつつも、こういった時間のロスや、初期段階で一部の人は想定できる様々な目に見えない労働時間の増加といったことは、認識されないことが多く、特に上の人にとっては実質的にコストの上乗せであるという認識になりにくいです。

多くの会社が裁量労働制という会社側に有利な精度を導入し、この時間という重要なコストをあまり気にしなくなることを心配しています。
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

2012年6月の月間ベストリリース賞はワイデックス株式会社様に決定!!

13 years 4ヶ月 ago
すでにニュースリリースで発表させていただきましたとおり、2012年6月の月間ベストリリース賞はワイデックス株式会社様です。 2012年6月の月間ベストリリース賞、受賞リリースはこちら! ■News2uリリース 2012年6月の月間ベストリリース賞 ◎ワイデックス株式会社 ◎補聴器メーカー・ワイデックスが、5月31日、風力発電の消費者向けレーベル、『WindMade』の認定を受けた世界初の企業となりました。 (2012年06月03日13時00分) http://www.news2u.net/releases/99133 ■選定理由(審査委員長・神原弥奈子のコメント) 2012年6月のベストリリース賞は、ワイデックス株式会社さまの風力発電による電力利用を示す世界で初めての消費者向けマーク『WindMade』認定のニュースリリースです。 デンマークの補聴器専門メーカー・ワイデックス社のように、外資系企業の情報発信ツールとしてニュースリリースが活用される事例が増えてきています。 “世界初”といったトピックスは、マスメディア向けのプレスリリースとしても十分話題性のある内容だと思いますが、一方で、本国での活動内容を各地域で紹介していく際には、企業の知名度や活動内容についての関心の高さに地域によって温度差があるのも事実です。 今回、認定を受けた『WindMade』は、2010年にスタートした新しいもので一般への認知は低く、登場の背景や具体的な内容についてニュースリリース本文でも丁寧に紹介しています。 また、企業の活動の基本姿勢と実際の活動、これまでの受賞履歴など、会社の内容をしっかり紹介することで、企業としての信頼性をアピールしています。 省エネルギーや地球環境保全に対する継続的な取り組みをしている企業は多いと思います。今後、『WindMade』の認知が高まるにつれて、この世界初の認定企業であるという事実を伝えるニュースリリースの意味も増していく事だと思います。 ●選定のポイント外資系企業の日本法人による積極的なニュースリリースの活用企業の環境への取り組みの具体的な成果を伝える受賞リリースの紹介である企業姿勢や活動内容などを丁寧に説明する事で、企業理解を深める内容になっている過去の受賞歴が記載されている ●受賞コメント ワイデックス株式会社 マーケティング部 マネージャー 早野大介様 この度は月間ベストリリース賞をいただきありがとうございます。 今回受賞のリリースは弊社の取り組む環境経営の一つが、国連を含め多方面から認められるといううれしいニュースでしたが、弊社の商材である補聴器自体は、高齢化社会と言われながらも、なかなか注目されることが少ない製品なだけに、角度を変えた切り口でのチャレンジでした。 結果は月間ベストリリース賞! News2uさん主催の勉強会を通じ日々勉強中(勉強してよかった!)の弊社ですが、今回の受賞を励みに、ますますPR戦略を加速させたく考えております。 また改めて、さまざまな切り口で補聴器業界に目を向けていただけるようなリリースを発信してまいります。 ご期待ください。 末筆となりますが、ご指導いただいたNews2uさんはじめ、関係者皆様に感謝いたします。 ありがとうございました。 ワイデックス株式会社 営業本部長・金田茂幸様(左)  マーケティング部 マネージャー 早野大介様(右)   ワイデックス株式会社、ご受賞おめでとうございます。 
news2u

アトリビューションとリ・アロケーション

13 years 4ヶ月 ago

 この業界の人なら、「アトリビューション」というワードを聞いたことがあるだろうし、だいたい分かったつもりになっている方も多いだろう。しかし、これを「コンバージョンに至る広告を直前注入だけでなく、間接効果、アシスト効果も測定するもの」という認識であれば、一番肝心なところが分かっていないと言える。

 肝心なのは、配分の最適化を実際に行って、コスト削減する、ないしパフォーマンスを上げることころにある。実践して成果を出して初めて「アトリビューション」なのです。

 現状では、ディスプレイ広告、リスティング広告、自然検索によるコンバージョンパス分析が可能になった。
 さて、今後もっといくつかの方向に展開するであろうアトリビューションの進化の方向性を考えよう。
 
 ひとつは、マス広告を含めたアトリビューション分析である。
DSPを廻していると、TVスポットが入った瞬間、CTRがぐんと上がるのが分かる。テレビの効果があるのは当然分かっているが、どう測定するかは意外と難しい。
テレビという最強のプッシュメディアを使うと、ネット上にスパイクが起きる。これをうまく把握して、そこに二の矢を放って、テレビによって起きた波をより増幅させることができるといい。テレビで起こしたスパイクを放っておくのはもったいない。
 
 マス広告を含め、間接効果をどう評価するかは、商品カテゴリーやブランドごとに違いがある。そのためにもネット上のアトリビューションを分析し、情報への出会いからコンバージョンに至るカスタマージャーニーを見ておくことを、広告主の方々にはお薦めする。

 企業のマーケターに問われるのは、自分の担当するブランドにとって、ユーザーのブランド情報ファーストコンタクトから、何らかのアクションまでの、タイムラインをどう確認するかである。それはマーケティングの時間軸をどう最適に設定するかに繋がる。これでブランディング型訴求と刈り取り型の施策の配分や、メッセージ開発、シナリオ設計などが出来る。従来、経験的な感覚値でおこなっているこうした重要なマーケティングテーマもカスタマージャーニーを確認することが、かなり貢献するだろう。

 もうひとつのアトリビューションの進化の方向は、広告だけでなく、コンテンツも測定するということだ。コンテンツとはオウンドメディア内のコンテンツと、アーンドメディアにおける記事、PR記事である。
 記事を読んだユーザーに広告を当てた方が効果的であろうことは容易に想像はつく。ナーチャリングに相当するような「理解促進」を広告だけでなくPR手法も取り込んで行う方が良い結果を生む商品カテゴリーやブランドも多いはずだ。

 Hubspotなどはアドワーズを直接購入するような、どちらかというと中小規模の企業のインバウンドマーケティングに適しているが、プッシュとプルを最適化する大企業のマーケティングでは、(広告にも、PR戦略にも投資できる企業では)コンテンツのアトリビューションは重要なテーマのひとつになりそうだ。

 さて、アトリビューションを実践する上での課題も多い。
まずは、分析官がいないこと。
これは前回エントリーで書いたように、人材育成をやっていこうと思う。それしかない。

次に、コストを削減するための、あるいはパフォーマンスを上げるためのリアロケーションを実際に出来るかどうかである。
例えば、広告Aを削減して、その分広告Bを増やすとパフォーマンスが向上するという分析ができたとする。
組織を跨ぐとなると、予算削減されるAを担う部署が了承するかということになってしまう。また担当代理店が違うので、減らされる代理店の抵抗があるいうこともありうる。
その意味でも分析はサードパーティに任せたほうが理に適っている。

 「体温を計るだけでは病気は治らない。」
 
 これはレックス・ブリッグスの言

分析したら、その評価データに基づいた実際の再配分を行うことが重要である。
広告予算規模が大きい企業ほど、見直すことでのコスト削減や効果向上の成果が大きい。
10億使っていて、20%の最適化効果を得れば、同じパフォーマンス維持で2億のコスト削減が出来る。
もう広告メニューやサーチによるCPC、CPAだけを単純に並列させて「いい悪い」を言っている評価はナンセンスであることに早く気付こう。

Google、不自然リンク警告の適用範囲を拡大。無実のサイトにまでメッセージを送信し「透明化が目的、パニックを起こすな」とマット・カッツが忠告。

13 years 4ヶ月 ago


不自然なリンクに対する警告メッセージを7月20日にGoogleが大量に一斉送信した。今までと大きく異る点は、第三者の手による不自然なリンクに対しても警告メッセージを送り始めたこと。透明性を増すための前進というが混乱と批判を引き起こしている。

- Google、不自然リンク警告の適用範囲を拡大。無実のサイトにまでメッセージを送信し「透明化が目的、パニックを起こすな」とマット・カッツが忠告。 -

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「最新のリンクをダウンロードする」オプションがGoogleウェブマスターツールに追加

13 years 4ヶ月 ago


Googleウェブマスターツールのバックリンクレポート(「サイトへのリンク」レポート)に「最新のリンクをダウンロードする」というオプションが追加された。

- 「最新のリンクをダウンロードする」オプションがGoogleウェブマスターツールに追加 -

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2012Q1世界のノートPC向けハードドライブ、900ドル以上のSSD/HDDは3%しかない など

13 years 4ヶ月 ago
2012Q1世界のノートPC向けハードドライブ、900ドル以上のSSD/HDDは3%しかない
2012/7/20のiSuppliのリリースから。

http://www.isuppli.com/Memory-and-Storage/News/Pages/Hard-Drive-Based-PCs-Maintain-Near-Term-Dominance-over-SSDs-in-Notebook-Market.aspx

2012/7/20の週の米メール・マーケティング、Back to school向けが立ち上がる
2012/7/21のRetail Email Blogから。

http://www.retailemailblog.com/2012/07/week-end-trends-back-to-school-season.html
noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

ブレインパッド「Rtoaster」とDAC「i-Effect」が連携

13 years 4ヶ月 ago
ブレインパッドのレコメンデーションエンジン「Rtoaster」とデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムの広告配信プラットフォーム「i-Effect」が連携。広告主サイトにおける行動履歴を解析して、個々に最適な広告を自動生成して配信する。「i-Effect」はALBERTと連携して類似のソリューションを提携していたが、ブレインパッドでもそれが可能になるということか。
noreply@blogger.com (Kenji)

Googleウェブマスターツールでのリンクに関するアラートについて続報

13 years 4ヶ月 ago

SEO JapanさんのGoogleによる過去最大の警告メッセージ配信に関してマット・カッツがコメントや渡辺隆広さんが書かれている、
Google Matt Cutts、ウェブマスター宛警告メッセージ送付の対象拡大を明らかに
のように、Googleのマット・カッツ氏が今回のウェブマスターツールへのアラートの大量送付について語っています。

内容としては、これまでの警告とは異なり、いくつの不自然なリンクがあれば送付するようにしたというものです。
詳細は、先にご紹介した記事を読んで頂きたいと思うのですが、彼らとしては透明性を向上させるためとか。現時点では透明にならず余計にもやっとしていますが、
今までは、
警告が来た=Googleはルール違反ととらえてペナルティ準備をしている
というものでしたが、今回は
警告が来た=Googleが多少なりとも疑いを持っていて、ペナルティ準備をしているかどうかわからない
というところだと思います。
渡辺さんは、レッドカードとイエローカードという形で書かれていましたが、マット・カッツは今回の警告は実は問題ないものをあるかも、、という感じの話もしていますのでイエローのさらに前の注意の段階にも近いかもしれません。(サッカーを見ない方には余計分かりにくくてすいません。イエローに近いプレーだと、審判が「次やったら出すよ。」と注意をすることがあるのです。筆者も小学校時代に何回か注意を受けています。。)

この話の流れから考えると、これまでアラートは目視でチェックされた後に出ていたように思いますが、ある程度自動化されているのかもしれません。
SEO用に意図的に作られたリンクに当てはまる特徴があるもの、
例えばアンカーが集中しているとか、www上におけるリンクの関係が明らかに過密度になっているとか、同じテンプレートのページから多くリンクされているとか、
そういうものを検出した場合に自動的に送付したのかなという気がします。
少なくともすべてを人力で行ったということはないのではないでしょうか?
(当然これまでも、アラートが出る“候補”は自動でリストアップされていたと思いますが。。)
ただ、目視している人の数はかなり多いとも思いますので、
そういう意味ではリストを確認する際に、これまではグレーゾーンでは出さないとか、疑わしいリンクがあっても高品質なナチュラルリンクが多ければOKとなっていたものが(仮の話です)、
ただ一つの疑わしいものを見つけたら警告を発するように変わったのかもしれません。

いずれにしても、疑わしきものがあれば警告を発することになったのは確かですので、
これからも多くのサイト、それはSEOをまったくやっていないサイトを含んで大量の警告が出続けるものと思われます。
ウェブマスターの方が混乱する可能性が高いと思われますので、Googleももう少しやり方を考えるべきですが、
警告が来た場合は、仮にそれが脅しや注意レベルのものであったりしても、
バックリンクリストの確認はすべきです。その中で、先のエントリーにも書いたように、危険だと考えられるリンクに対しては何かしらの対応をすべきだと思います。
特に過去に行っていた、自動登録型のリンク集からの大量で雑なリンクやワードサラダなどの自動生成したサイトからのリンクなどは注意が必要です。
SEO会社の中にはここ数年でなくなってしまったところもありますし、なかなかリンクを解除してくれないところもあるかもしれません。
そういう場合は、非常に難しいところですがURLをすべてリスト化した上でなぜリンクが解除できないのかをGoogleドキュメントで提出しましょう。これでクリアできるかどうかは別として、おそらくベストを尽くすとしたらこのラインだと思いますので。

“危険なリンク”というもののレベルについてはそれぞれの方思うところがあると思いますので、ここで語るのは避けますが(笑)SEOベンダーに発注をされている場合にはきちんとSEOベンダーと話し合う必要があると思います。
そして納得いく解決策をみつけるべきです。
ある程度のリスクを背負わなければランクアップせず、足下のビジネスが危険になる場合もあるかもしれませんし、
現時点でリスクを一切背負う必要はなく、中長期視点だけ持てば良い場合もあると思います。
今のビジネスの状況やキーワードの難易度、競合状況などによって最適な対応策は変わると思いますので、ウェブマスターの方はベンダー任せにせずに、きちんとコミュニケーションを取って納得の行く“落としどころ”を見つけるようにしてください。

ソーシャルメディアの功罪:情報過多の悲劇

13 years 4ヶ月 ago
インターネットの登場が情報社会に劇的な変化を起こしたことはいうまでもありませんが、最近のソーシャルメディアの普及がネット時代の情報流通と拡散に拍車をかけていることもまた事実。世界中のありとあらゆる情報がリアルタイムで入手 … 続きを読む

ひどい悪徳SEO業者の実例と、だまされないために必要なこと【海外&国内SEO情報ウォッチ】

13 years 4ヶ月 ago


「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『ひどい悪徳SEO業者の実例と、だまされないために必要なこと』、『内部要因SEOの重要性が増しているという噂は本当か?』、『スパムリンクに対抗する最後の手段とは……』など10記事+4記事。

- ひどい悪徳SEO業者の実例と、だまされないために必要なこと【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

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Googleウェブマスターツールに大量のアラートが発生

13 years 4ヶ月 ago

本日、Googleのウェブマスターツールに大量のアラートが発生している模様です。

これまでもいろいろなところで語られていた、リンクに対する警告です。


http://www.xxxxxxxxx.com/ で検出された不自然なリンクに関する Google ウェブマスター ツールからのお知らせ
July 20, 2012

http://www.xxxxxxxxx.com/ のサイト所有者様 / ウェブマスター様
このたび、貴サイトの一部ページで、Google のウェブマスター向けガイドラインに違反した手法が使用されている可能性があることが判明しました。
具体的には、PageRank を操作する意図で設定された可能性のある自サイトへの人為的または不自然なリンクがないかどうかをご確認ください。不自然なリンクの例としては、PageRank を転送するリンクやリンク プログラムへの参加が挙げられます。
Google の品質に関するガイドラインに沿うようにサイトを変更することをおすすめします。変更が完了したら、サイトの再審査をリクエストしてください。
サイトへの不自然なリンクがあり、これをご自分で管理または削除できない場合は、再審査リクエストで詳細をお知らせください。
この問題の解決方法についてご不明な点がある場合は、ウェブマスター ヘルプフォーラムをご利用ください。
お手数をお掛けしますが、何卒ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。
Google サーチ クオリティ チーム


というものです。
これまでも、数多くのウェブサイトに対してこのアラートが発生していましたが、今回も大量にこのアラートが発生した模様です。
渡辺隆広さんも書かれているように、世界レベルでこの警告文が出ている模様です。

現在状況に関しては調査中ですが、これまで以上に厳しい基準で警告が出ている可能性もあります。また、ペンギンアップデートとの関連性も気になるところではあります。
なお、現時点で警告=即ペナルティorランクダウンとはなっていませんので、所謂“脅し”的なものである可能性もまったく否定できるものではありません。

それであっても、渡辺隆広さんも書かれていますが警告をまったく無視するということはやってはいけないことだと思います。
ウェブマスターツールでリンクのリストを確認し、警告の対象になっていそうなリンクについては対処すべきでしょう。
Googleがペナルティ発動より前に事前警告してくれていると思い、真摯に対応すべきです。
現在のGoogleは一生懸命にアクションを起こせば、それ相応のコミュニケーションを取ってくれることも多くなっています(これらはまとめて別の機会で書きたいと思います)。
そのやりとりによって、ペナルティ状態になっているサイトのペナルティが解除になったという例も報告されています。
ですので、警告を受けたということはランクダウンのリスクがあるときちんと認識し、危険なリンクの削除であったり、意図しないリンクの報告をGoogleに行うなどの対処をすべきです。
「ウェブマスターツールで連絡をすると、リンク対策をしていることを認めることになるし、手動でペナルティ発動をするきっかけになってしまう」
というように話し、無視をするように指示しているSEO会社があるようですが、渡辺さんがおっしゃるように私も無視することは絶対反対です。
世界レベルでこれだけの警告を出すということはGoogleが本腰を入れて対応している証拠ですので、無視せずできることをきちんとやるべきです。

今後どのような動きになるか分かりませんが、
まずはウェブマスターツールを確認していない方は必ず確認してくみてください。
ウェブマスターツールを導入していない方は、今から入れても遡って警告は出てきますのですぐ導入しましょう。
「今はどこのSEO会社にも頼んでいないし、リンクも買っていないから大丈夫」という場合であっても過去に行っていたSEO対策のリンクが残っているかもしれません。
また、それらのリンクは過去効果が出てしまっていただけに今ではブラックな手法として問題になるものもあります。今になってペナルティや警告の原因になることがありますので、必ずリンクされているURLのリストを確認するようにしましょう。

追記
SEO会社にお願いしたことがないのに、今回警告が来ているものを2件ほどをご相談いただきました。ざっと見たところ、SEO会社が行っているリンク対策は見られないものの見方によっては“SEO目的に自作自演しているのかもしれない”と疑えなくもないリンクがあることはありました。
このように、SEO会社のリンク以外であっても警告対象になってしまっているものがゼロではないようですので、いまいちどリンクしてくれているURLのリストの確認をしたほうがよさそうです。
また、それ以前に必ずウェブマスターツールは確認しましょう。

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