消費者の7割以上「ここ3か月で広告を見て購入した商品はない!」【レイクルー調べ】

信頼できると感じるポイント「企業自体に信頼感」「長年続いている」。

レイクルーは、「消費者の広告接触と購買行動」に関する調査結果を発表した。日常生活で何らかの広告を目にすることがある20代~50代の男女331人が回答している。

ふだん目にするのは「YouTubeなどの動画広告」が最多

まず、「直近3か月間で、広告を見て購入した商品・サービスはあるか」を聞くと、「ない」74.0%、「ある」26.0%で、全体の7割以上に広告きっかけでの購入が見られなかった。

Q.直近3ヶ月間で広告を見て購入した商品・サービスはありますか

「ふだん、目にすることが多いと感じる広告の媒体」では、「YouTubeなどの動画広告」61.3%が最多で、以下「Web広告(バナー、リスティング広告など)」56.2%、「SNS広告(Instagram、Xなどのタイムライン広告など)」52.9%、「マス広告(テレビ・新聞・ラジオ・雑誌など)」52.9%が、50%台で並ぶ。やはりネット広告の拡大が目立つ。

「YouTubeなどの動画広告」(61.3%)が最多

ただし「ふだん、広告を目にしたとき、どのような対応をとることがもっとも多いか」では、「ほとんどスキップやスルーしている」41.7%が最多で、「一部だけ見て、途中でスキップ・離脱することが多い」28.4%、「目に入っても意識して見ていない」22.7%が続いており、“基本スルー”の傾向がうかがえる。

広告を目にしたとき「ほとんどスキップやスルーしている」(41.7%)が最多

さらに「広告を見たとき、あなたが感じること」を聞くと、「内容によっては参考になる」が最多だが、以下「少し誇張されているように感じる」18.4%、「うさんくさいと感じる」17.5%が続いており、ネガティブな印象を持たれることが多いようだ。

広告を見たとき、「内容によっては参考になる」(38.7%)が最多

そこで「広告から商品・サービスに興味を持った場合、購入前にどのような情報を参考にするか」を確認すると、1位は「Webサイトのレビュー」43.5%で、2位「企業の公式サイトや販売ページの商品・サービス情報」41.7%が僅差で続いた。3位「SNS上の一般ユーザーのレビュー」26.3%はやや数値が下がる。

広告から商品・サービスに興味を持った場合、購入前に参考するのは「Webサイトのレビュー」(43.5%)が最多

最後に「広告を見て、信頼できると感じる際のポイント」を聞くと、「企業自体に信頼感がある」28.4%、「長年続いている商品やサービスである」26.9%、「データやエビデンスに基づいた情報がある」22.1%が上位だった。

広告を見て信頼できると感じる際のポイントは「企業自体に信頼感がある」(28.4%)が最多

調査概要

  • 【調査対象】日常生活で何らかの広告を目にすることがある20代~50代の男女
  • 【調査方法】インターネット調査(モニター提供元:RCリサーチデータ)
  • 【調査時期】2025年5月27日~29日
  • 【有効回答数】331人
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