インプレスR&Dから『DSP/RTB オーディエンスターゲティング入門』、『DMP入門』に続いて『オンラインビデオ広告入門』が出版されることになった。
そこで、オンラインビデオへの期待に関して書いてみたい。
その1は、テレビを中心としたマス広告による認知獲得と、検索など興味関心が顕在化したユーザーへの刈取り施策の間を繋ぐ役割に関してである。
Webマーケティングの浸透で、関心が顕在化したユーザーの取り込み施策は一通り行き渡った。従来のマス施策による認知獲得もまた、TVの力が突出しているので引き続き出稿意欲は旺盛である。しかしよく耳にするのは、認知は十分に獲れているが、購入意向に結びついていないという話だ。
さんざんテレビでやっているから「知ってはいる」。しかし関心を持つに至らない。
関心をもってもらって何らかの行動を起こしてもらわないと、ネットでも捕まえようがないのでプルの取り込みも出来ない。またそのブランドへの新規関心層を醸成しないと、既存顕在化層だけの刈取りに専念しても、いずれ畑は枯れてしまう。
こうした状況を懸念している企業マーケターは多いと思う。
つまり、マスによる認知獲得、つまりプッシュ施策と、何らかの関心を示したユーザーのプルに応える施策との間がなかなか繋がらないということだ。そもそもマス施策とネット施策が全く別の部署でやっていて連動する気がない企業も多い。
『認知』と『興味関心の顕在化』にあるものは何か。
よく云われるのが『レリバンシー』つまり、「この商品(サービス)は自分に関係があるな」と感じることだ。それには自分事化する文脈が必要だが、そうした文脈はそれぞれのユーザーにあって、誰しもが「コレだ」と呈示できるブランドはむしろ少ないかもしれない。つまりテレビCMでレリバンシーまで醸成できる商品/サービスはいいのだが、最大公約数のメッセージだけでは「自分事化」しづらいブランドはこの辺を考えなければならない。
テレビCMへの投資は大きな額だ。ただテレビは基本15秒しかないので、そのたった15秒で刺さる表現を開発しなければならない。
ベムみたいに80年代から広告マンやっている者は、よく教わったと思うが、コミュニケーション開発には、「プロダクトコーン」という円錐を概念図にした考え方がある。ベースに「その商品の規格、スペック」、その上に「それによって消費者が得られるベネフィット」、ただベネフィットをそのまま表現するのではなく、「エッセンス」に尖らせて表現し、「刺さるクリエイティブを」ということだ。

例えば、○○デシベルしか出ないとても静かな掃除機があるとする。(これはスペック)、それによって得られるベネフィットは、「集合住宅でも夜ガンガン掃除機を掛けられる」なんだが、ただそれだけではなくて、「夜掃除出来ちゃうから、幼い子供たちと関わる時間が増えるシーン」をエッセンスとして表現する・・・となる。このエッセンスは若い母親をターゲットにするなら比較的誰しもに刺さるかもしれないが、こうしたたったひとつの文脈しかないコミュニケーションでは「自分事化」しないユーザーもたくさんいると言える。
「コミュニケーションを尖らせる」のはいいが、この発想はやはり「15秒しかないから・・・」ということと、従来の「経験と勘」で「この表現で刺さるはず」という「作り手の思い」だけでCMをつくると、多くの「刺さらない」(自分事化しない)人を量産している結果になっている場合も多いのではないかと思う。
もしカスタマージャーニー分析をしてみて、複数の「自分事化の文脈」が発見できたとしたら、テレビCMの最大公約数的なコミュニケーションだけでなく、オンラインビデオ広告を活用することで「レリバンシーの醸成」に効果が出るかもしれない。
そのあたりに期待が高まるのが、「オンラインビデオ広告」と言える。
今回の「オンラインビデオ広告入門」にも記述しているが、海外での調査データにも、単純な広告認知を上げるだけなら、オンラインビデオ広告もテレビCMと同じ素材を使えばいいが、ブランドの特定メッセージ理解や購入意向をリフトさせるには、TVとは違うクリエイティブ素材を組み合わせて使う方がはるかに効果的という結果が出ている。
その意味でTVCMとはまた違うクリエイティブ開発の考え方がオンラインビデオには必要だろう。広告主企業の方々と一緒に考えて創っていく「開発プロセス」が大事かもしれない。
HTTPSをランキング要因として利用することをGoogleは先日発表した。このとき、サーバー証明書に使われる公開鍵長は今のところは条件にならない。HTTPSでありさえすれば、評価が上がる対象になる。ただしGoogleの推奨は2048bit。
- GoogleのHTTPSアルゴリズムで証明書の公開鍵長は条件にならない(ただし 2048bit が推奨) -
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8月28日から30日の3日間、函館で人間中心設計推進機構が後援する「情報デザインフォーラム」が開催されました。
報告は下記を参照ください。
Googleは、古いブラウザの一部の機能の検索サービスでサポートをしなくなった。またスマートフォン端末での画像のアップロードによる画像検索も終了したようだ。
- Google、古いブラウザの検索機能の一部をサポートせず & スマホ端末での画像アップロード検索も終了 -
Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

社内でWebを担当されているみなさまのもとには様々な要望が届くと思います。
など、とにかくWebに関するあらゆる要望が届くのではないでしょうか。
また、ある日突然、Webの担当者になられてこれからWebを勉強する、という方もいらっしゃるのではと思います。
こんにちは、ディレクターの「す」です。
今回は「とにかくWebについて幅広く知りたい!」という方におすすめの本「現場のプロがやさしく書いたWebサイト運営・プロデュースの教科書」をご紹介します。
内容は「コンテンツ編」「SEO編」から「効果測定編」など、体系的にまとめられていますので、そのとき知りたいところ、興味のあるところだけ読んでも理解できます。(下記の目次をご参照ください。)
また、イラストや図も多く、各セクションごとにPointも書かれているので、これからWebに携わる方でも理解しやすいと思います。
例えば、広告編では、Webにおける広告をわかりやすく解説してあります。
広告の種類や用語から出稿までの流れ、失敗しないための方法などが書かれているので、実際に検討する段階からある程度知識をつけることができます。
また、ソーシャルメディアのページでは、ソーシャルメディアの説明から、マーケティングとの関係、体制づくりなど実際に導入する前に知っておきたいことが書かれています。
日々様々な要望が届くため、幅広知識が求められることが多いかと思います。
まとまった本をお探しのときは参考にしてみてください。
また、幅広く網羅されているので、ある日突然Web担当者になられた方がWeb全般を勉強するのにも役立つかと思います。
Chapter1 コンテンツ編
Chapter2 デザイン編
Chapter3 SEO編
Chapter5 ソーシャルメディア編
Chapter6 効果測定編
Chapter7 クラウド編
Chapter8 ジャンル選定編
Chapter9 コンテンツの中立性公平性編