
エスプレインが提供するEC業務一元管理システム「スゴ楽通販」は、健康食品通販のわかさ生活の通販システム開発を通じて得たノウハウをパッケージとしてまとめたシステム。リピート通販向けの機能が充実し、折込チラシやテレビCMの受注、顧客管理システム、コールセンターと連携するCTIなどの機能も取りそろえている。
「スゴ楽通販」は現在、他システムからの乗り換えで導入されるケースが多い。導入企業のうち92%が他のシステムからの乗り換えだという。
そのため、データの移行作業は手慣れたもので、通販にとって大切な顧客情報、受注データを引き継いで利用できる点が多くの企業に喜ばれているという。
新しいシステムを導入する際、顧客・受注データを引き継げないシステムも多い。長年いろいろな他システムからデータを引き継いで使えるようにしてきたため、今ではどんなシステムからでも引き継ぐノウハウを持っている。
データを引き継げなくてもいいというEC事業者もいるが、当社がターゲットとしているリピート通販企業は顧客分析やCRMに取り組んでおり、過去の顧客・受注データは欠かすことのできない財産。当社のシステムが選ばれている理由の1つになっている。(梅田晴夫社長)

リピート通販企業向けに数多くシステムを提供してきたノウハウを生かし、「スゴ楽通販」の導入の有無に関わらず、リピート通販のコンサルティングも行う。
ネット上での顧客購買動向を追っており、顧客の目的に応じたサイトの導線設計を軸に、集客、転換率の向上までを分かりやすくコンサルしているという。
これまで新聞折込チラシなどで顧客を獲得してきたリピート通販企業は、最近、ネットの顧客を獲得することに力を入れているが、まだノウハウが少ないところが多い。ネットであれば、たとえばバナーを1つ変えるとどれくらいクリック率が上がったなど、テストがしやすい。1つ1つ丁寧に、一緒になってこうした取り組みを行っていくため、ノウハウがない会社からとても喜ばれている。(同)

今後1年以内に「スゴ楽通販」を簡易的に利用できるASP版の提供を始める考え。「スゴ楽通販」はカスタマイズができるという特徴もあるが、初期費用が発生してしまうため、売上規模が大きい企業がターゲットになっている。
ASP版の提供で、安価に利用できるようになり、より広いEC企業に使ってもらえるようにしていく考えだ。
ASP版でもより便利に利用してもらえるためにも、現在は数多くの企業との連携を進めている。(同)
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オリジナル記事:リピート通販向け機能が充実。電話注文、CTIなどにも対応/スゴ楽通販 | EC業務一元管理システム特集 | ネットショップ担当者フォーラム
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通販・ECサイトを無料で開設できる「BASE(ベイス)」を提供するBASEは7月18~19日の2日間、「BASE」を利用するECサイトがリアルの場で商品を販売するイベント「WEEKEND BASE」を都内などで開催、総来場者数は1万人を超えた。出展店舗数は250店舗。
「WEEKEND BASE」はBASEが主催する初の実販売イベント。BASEはブログ記事経由の商品購入を支援するキュレーション型ECモール「BASE Mag.」を開始するなど、利用店舗の売上アップ施策にも力を入れている。
2015年6月からは、購入者側にフォーカスした「購入できるショッピングアプリ」として「BASE」アプリをリニューアル。「BASE」を利用して販売している商品を検索、購入できるようにしている。
今回、街の文化や雰囲気、集まる人にマッチした商品をキュレーションし、展示・実販売するイベントを都内5会場を中心に展開した。開催場所は次の通り。

「BASE」を利用している16万店舗に「WEEKEND BASE」への出展希望を募集。応募のあった店舗の中から、「BASE」のアプリキュレーターが会場となる街に適した商品を持つ店舗に出展を案内したという。
最も多かった出展店舗の感想は「ネットとリアルでのお客さまの反応の差を感じることができた」という声。販売に対する集客のノウハウやマーケティング、PRの重要性をこれまで以上に考える機会になったという。
「WEEKEND BASE」は、想定していなかった新たなコミュニティの創造や店舗内のコミュニケーション機会となることを発見。実販売のイベントが、ネットショップのアクティブ化につながると考え、今後もショップ数の増加と各ショップの売り上げ増加につながる施策を講じていくという。
また、都内以外の地方での実販売イベントの開催も検討している。
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オリジナル記事:BASE初主催のイベントに1万人超が来場、ECサイトの展示販売に消費者は興味津々 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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「楽フェス」3日目は初めての平日開催に突入、1~2日目に比べて来場者は減ったものの、スムーズに会場を探索できるようになった。とはいえ、午後からは来場者が増え始め、人気のブースには行列ができ、熱気に包まれていた。3日目の「楽フェス」会場レポート。
2日目から開場となった東2ブースは、1日目、2日目と比べて比較的ゆったりとしたスペースで作られていた。前日までは、ブースに多くの来場者が殺到していたため、しっかりとした説明ができなかったブースや、注文に対応するのに手いっぱいで試食を提供できないブースなども多く見受けられた。この日の午前中は適度な来場者数で、スムーズに対応できているブースが多かった。
とはいえ、東4ホールでも人気だった牛ホルモンのラーメンが食べられる「食福亭味革」のブース、牛タン弁当を販売する「炭焼き牛タン東山」、「讃岐うどんの亀城庵」など、「うまいもの大会」エリアは盛況。人気ブースには朝から行列ができ、人が増加するにつれ、行列が増えていった。


物販ブースではこの日はタイムセールを行っているブースが目立った。前日までに、いくら人が多くても商品を並べておくだけでは通り過ぎられるだけということから、タイムセールな土を行い、店員が声がけをすることで、注目してもらい、ブースの中の商品を見てもらおうしていた。慣れないリアルでの販売でも、こうした短期間の間に改善を行えるのが、楽天市場の中で売り上げを伸ばしてき理由であることがよくわかる光景だった。
東2ブースではスポンサーブースも多く、コカコーラのブースでは利きコーラが体験できたり、ライオンのブースでは台所洗剤がプレゼントされるなど、会場内のお祭り感を盛り上げていた。また、各社の試供品がもらえる「ビューティアイテムお試し市場」も行列ができる人気となっていた。


会場のど真ん中には大きな「楽天カードマン」のパネルが飾られた「楽天カードプレミアムラウンジ」があり、楽天カードを提示すれば、ゆっくり休むことができるようになっている。
「楽フェス」ではフリーの休憩スペースが至る所に設置されていたため、「楽天カード プレミアムラウンジ」を利用する人はまばら。しかし、ゆっくり休みたい人にとっては快適なスペースとなっていた。

楽天BOXコーナーでは、初お披露目となるデジタルサイネージを使ったサービスを紹介。デジタルサイネージに表示された商品は、スマホを使ってその場で注文できるほか、すでに楽天BOX内に入っている商品も表示されている。ほしいと思ったらその場で購入して、楽天BOXから取り出すことができるようになっていた。
こうしたデジタルサイネージは今後、楽天BOX設置箇所にセットで置いていく予定で、より利用しやすくなりそうだ。

午前中はうまいもの大会のブースは比較的余裕があったため、出店店舗に話を聞いた。

「楽フェス」はいつもの「うまいもの大会」よりも自由な雰囲気があった、参加させてもらいました。昨日(2日目)は用意していた2日分が1日で売れてしまい、ちょうど商品が届くのを待っているところです。今までネットで発見できなかった商品を見つけることができるなど、とても面白い取り組みで、ぜひとも続けてほしいですね。

かなり盛況で繁盛しています。「うまいもの大会」に比べ、年齢層が若く、新しいお客さまに購入していただいていると感じています。毎年こんなお祭りが夏にあれば最高に楽しいと思います。

昨日(2日目)はずっと行列が続いている状況で、夕方には生ビールが切れてしまうほどの大盛況。お子さん連れが多く、楽天単体でこれほど集客できるのだなと驚いています。

お酒は重いので、なかなか購入する方はいませんが、いろんなお酒を試飲してもらえた。当社もこれまでお酒の展示会などには何回も出ていますが、これだけ大きな規模のものはなかなかありませんでした。夏のお祭り感が出ていてとても楽しいです。

新しいお客さまにたくさん来ていただいたり、既存顧客と実際に触れ合えたりするなどとてもよい機会をいただけたと思っています。「とても楽しい」「わくわくする」などという声が多く、お客さまもとても楽しんでいました。大成功だったと思います。
折り返し地点となる3日目時点での感想を楽天の河野奈保執行役員に聞いた。

正直、どれくらいの来場者が入るのか不安でしたが、初日の朝に多くの人が開始前から並んでいただいていたことが大変うれしかった。開場してからも、多くの店で行列ができるなど、想像以上にお客さまに足を運んでいただけたと思っています。
東京ビッグサイトのような大きな会場だと、どうしても人が少ないブースが出てしまいがちになるのですが、今回はそうしたところがなく、いろんなブースに足を運んでいただけているので、よかったなと思っています。
実際に、店舗さんに話を聞いても、人が多く来場していることに喜んでいただいています。来年も出店したいという声も聞きました。まだ始まったばかりで2016年のことは何ひとつ決まっていませんが、リアルのイベントがもたらす意義は本当に大きいと感じることができました。
当社のスタッフにとっても、店舗さんにとっても普段データとして接しているお客さまが、どんな人なのかを実際に知ることはとても重要だと思いました。
入場料無料で、これだけ楽しめて、ポイントももらえて、美味しいものが食べれるのは「楽フェス」でしかないことだと思います。より楽天のことが好きになっていただけると思いますので、あと2日間もぜひ会場に足を運んでいただきたいと思っています。
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オリジナル記事:楽天BOXの新サービスを「楽フェス」で初お披露目【記者の現場レポート~3日目】 | 楽天市場最大のお買い物祭り「楽フェス」現地レポート | ネットショップ担当者フォーラム
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プラスアルファ・コンサルティングは7月22日、LINEビジネスコネクトを活用したメッセージ配信を行えるようにした。マーケティングオートメーションシステム「カスタマーリングス」とサイバーエージェントのLINE向けプラットフォーム「LINK」を連携。LINEを使っているユーザーに対してセグメントしたメッセージを配信できるようにした。
カスタマーリングスで顧客データや購買データに基づいて作成したセグメントを「LINK」に提供すると、LINEを活用したメッセージの配信が可能になる。
「メールを中心としたCRMから、クロスチャネルでのマーケティングへと進化を考える企業が増えてるなか、通販企業や、LINEをマーケティングに活用している多くの企業で活用できる機能となる」(プラスアルファ・コンサルティング)としている。

サイバーエージェントのCRM(顧客管理)マーケティングサービス「eCRMソリューションサービス」は、通販事業者に対して、CRM分析システムの利用方法や分析方法などに関するコンサルティングを行い、通販事業者の、LTV(顧客1人当たりの生涯価値)向上を支援するもの。
サイバー対策課はLINEビジネスコネクトを利用したメッセージ配信機能を開発。LINE向けプラットフォーム「LINK」と、「カスタマーリングス」を連携させることで、プラスアルファ・コンサルティングはLINEでのセグメント配信を実現した。
なお、プラスアルファ・コンサルティングとサイバーエージェントは2015年に入り、マーケティングオートメーション機能の連携を進めている。
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オリジナル記事:セグメントしたLINEメッセージの配信でCRMを実現、プラスアルファコンサルティング | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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ネット通販の成長において、一番重要なのは10億円の壁をどのように超えていくかである。
そこで、「創業期」から年商10億円までをもう少し細かく分け、その間の課題を整理してみよう。 「創業期」は個人商店も大企業のネット通販部門も、だいたいが手作業であり、仮想モールに出店したり自社サイトをオープンしたりして、初受注に感動するところから始まる。
スタッフはまだ少数で、社長や責任者一人ということも多い。限られた人数でマーチャンダイジングからプロモーション、受注処理、出荷、経理まですべてをこなさなければならない。
プロモーションの効果で売上が増え、年間5000万円から1億円程度になると「育成期」に入る。1日の受注は40〜80件となり、2〜3名のパートを雇い、受注処理と出荷業務に追われる。毎日、目の前の業務をこなすだけで精一杯で儲かっているのかどうか分からないが、売れていることだけは確かだ。
この段階でそろそろ、受注から出荷まで各種業務にルールが必要となる。受注システムの導入も考えるべき時期だ。
この「育成期」では経営の基礎固めが重要であり、さらに成長を続けることができるか、それとも頭打ちで衰退していくかの分かれ目となる。
年間売上が1億円から5億円くらいは「成長期」といえる。
受注対応や情報システム、物流など業務系を担当する正社員スタッフが必要となってくる。マルチドメインに取り組み始めるのもこのころだ。
また、各種業務を自社だけで処理することが難しくなり、物流のアウトソーシングを考え始めるタイミングである。
年間売上が5億円から10億円程度になると、「安定期」といえる。月間受注数は1万件を超えるようになり、事業のスタイルやサイクルが固まってくる。
一方で、組織やプロモーションなどの見直しを検討する必要が出てくる。この段階になると、意外に売上を維持するのが難しくなり、少しでも気を抜くと売上が落ちるからだ。販促費を投入する必要が出てきて、売上の割に利益が伸びなくなる。ネット通販でよく聞く「10億円の壁」である。
個人商店から成長してきたショップの場合、仮想モールへの出店だけではプロモーションに限界があり、自社サイトの立ち上げや紙媒体・リアル店舗などクロスメディア化に取り組むようになる。また、社内では給与体系や目標設定・評価、人材教育制度、コンプライアンスなどの組織整備が必要となる。
こうしたショップの発展段階に応じた課題に適切に対応することが失敗を避け、着実に ステップアップしていく鍵を握っている。
▼ 続きは本で!▼
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オリジナル記事:ネット通販年商10億円までの4つの段階と「壁の超え方」 | スクロール360の「物流本」 ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
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Socket、ラクス、テクマトリックスの3社は合同で、「モバイル時代のEC集客とスマホCVRを最大化する方法」と題した無料セミナーを8月25日に東京都内で開催する。
「モバイル時代のEC集客とスマホCVRを最大化する方法」の詳細はこちらから
今回のセミナーは、ECにおける「おもてなし」「接客」という観点から、「集客」「CVRアップ」「リピーター育成」に関するノウハウやサービスなどを解説する。
セミナーでは「SHIBUYA109 NET SHOP」を運営する東急モールズデベロップメントの109事業部 109ネット部 望月健太郎氏が登壇。実際の運営状況の事例などを披露する。
第2~4部では、Socket、ラクス、テクマトリックスの3社が、自社サービスを利用して売り上げを伸ばしている企業の事例などを紹介。
第5部では、「ネットだからこそ、よりリアルを意識した今後のEC接客について」をテーマに、東急モールズデベロップメントとSocket、ラクス、テクマトリックスの担当者が座談会を行う。
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オリジナル記事:スマホ時代のEC集客とCVRを最大化する方法を学ぶ無料セミナー、Socketなど8/25開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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スマートフォン向けグッズのネット通販などを手がけるハミィが提供するのが、EC事業者向けのプラットフォーム「ネクストエンジン」。7月1日現在の導入社数は2200社超で、業界最大規模。複数店舗の受注管理、在庫管理、ページの一括管理(一元管理)発注管理、顧客管理などが行える業務管理システムが中心機能で、「アプリ」として海外サポートなどさまざまな業務支援サービスを展開している。
「ネクストエンジン」の中心機能である業務一元管理は、もともとハミィのEC事業部で使用しているシステムを外販したもの。自社のEC業務に必要な機能を次々と搭載、現在の内容になっている。
「ネクストエンジン」の他社サービスとの違いは、プラットフォームへの移行を進めている点。基本機能の業務一元管理のほか、ネット通販をサポートするための「アプリ」が次々と「ネクストエンジン」上で提供されている。
それはネクストエンジンの開発部隊が開発したものがあれば、外部の開発会社、導入企業が開発したサポート機能など、さまざまだ。
などなど、「ネクストエンジン」ユーザーの業務をサポートするさまざまなサービスが提供されている。
ちなみに、外部企業が「ネクストエンジン」のアプリを開発した場合、プラットフォーム上で他の「ネクストエンジン」導入企業に販売することが可能だ。
「ネクストエンジン」は楽天市場などのモールを中心に事業を展開しているEC事業者が多かったが、規模の大きな企業を対象とした新たな層の開拓に向けた新サービスも始めた。EC事業者の個別ニーズにあわせて「ネクストエンジン」をカスタマイズできる「ネクストエンジンオーダーメイド」だ。
EC企業などは「ネクストエンジン」のAPIを利用し、ハミィが認定したシステムインテグレーター(SIパートナー)を通じて個別にカスタマイズを実施。たとえば、基幹システムとのつなぎ込みなどができるようになる。
「ネクストエンジンオーダーメイド」は、EC事業者の嗜好性にあわせた運用改善やカスタマイズを、提案からアプリ開発まで一括して提供するサービス。ハミィはSIパートナーと協力し、「ネクストエンジン」を柔軟に導入できる環境を整えている。
基本は受注と在庫の管理機能だが、「ネクストエンジン」にカスタマイズ性を持たせた。これまで大企業から、「基幹とつながらないから難しい」といった声をいただくことがあった。カスタマイズできるようになり、さまざまなニーズに対応できる体制が整った。(鈴木淳也取締役)
現在、「ネクストエンジン」を利用しているユーザーは、1日10件程度の受注件数の企業から、多いところでは月間10万件(最高は20万件)の処理をしている企業まで幅広い。
ハミィのECは、米国など海外展開を積極展開している。その一環で「ネクストエンジン」も海外のモールに対応。海外のモールやショッピングカート(今後の予定)と連携し、海外展開も国内と同様、受注管理などを一元管理できるようにしている。
まず、2015年5月に始めたのが海外向けECと国内ECの同時展開を可能にするアプリ「Amazon(Amazon.com)用自動連携」。ECプラットフォームサービス「ネクストエンジン」に追加した。
国内で展開している各モールや自社サイトと、米アマゾンとの在庫・受注情報が一元管理できるようになるもの。米アマゾンのAPIと「ネクストエンジン」を連携し、在庫更新、受注情報を取り込み、手動のサイト運営からスタッフを解放する。
日本企業のEC展開をハミィがサポートする第1段階と位置付ける。第2段階として、「ネクストエンジン」を軸に、米国アマゾンなどで「売り上げを伸ばせる仕組みを提供していく」(ECパートナー部・佐賀一哲氏)。第3段階は現在のところ非公開。
「eBay用 自動連携」アプリの提供も5月に開始。世界最大級のオンラインマーケットプレイス「eBay」の受注管理業務を自動化する。「eBay」は世界約190か国で展開する世界最大級のオンラインマーケットプレイス。
API連携による受注情報の取り込み、出荷通知反映を自動化。日々手動で行う作業の業務量が軽減できるようになる。
自動化機能と国内ECとの一元管理で、「ネクストエンジン」を導入したEC事業者は受注管理業務から解放され、海外販売に必要な翻訳やページ作成などにリソースを集中できる。
「Amazon(Amazon.com)用自動連携」「eBay用 自動連携」ともに、利用料金は、売り上げ(ネクストエンジン上での出荷確定分)の2%の料率が必要。月額固定費は0円。
「ネクストエンジン」のユーザーはハミィなど売り上げ規模が大きい企業、小規模企業などさまざまだ。レディースファッションECサイト「LuzLlena(ラズレナ)」を運営するネバーセイネバーでは導入後、1日3000件程度の受注処理を2~3人で処理。主導で行っていた在庫連携も自動化できるようになった。
効率化により、スタッフは営業面に力を注げることができるようになったという。
こうしたことも含め、「ネクストエンジン」の今後について鈴木取締役は次のように語った。
導入企業の売り上げを伸ばすフェーズまで持っていきたい。もっとユーザーさんが増えていけば、広告のプラットフォーム(DMP)に近いことができるのかなと思っている。ユーザー数を増やし、もっと売れるという環境を裏側から作っていく。
| 企業 | 社名 | Hamee株式会社 |
|---|---|---|
| サービス名 | ネクストエンジン | |
| サイトURL | http://next-engine.net/ | |
| ターゲット | 利用EC企業の年間EC売り上げ規模 | 200万円 ~ 100億円 |
| 現在の導入社数(※既に解約している企業は含まない) | 2179社(2015年7月1日現在) | |
| 現在システムを利用しているECサイト名(3サイトまで) | LuzLlena 恵那栗工房 良平堂 Hameeストラップヤ |
|
| 費用 | 導入費用(円) | 0円 |
| 月額固定費(円) | 1万円~ | |
| システム | 提供形態 | ASP型 |
| 最大同時クライアント数 | 無制限 | |
| 1日当たりの最大処理伝票数 | 500件/分までは問題ありません | |
| 対応しているモール | http://next-engine.net/manageable_systems を参照 | |
| 対応しているショッピングカート | http://next-engine.net/manageable_systems を参照 | |
| 楽天APIとの連携の可否 | ○ | |
| 定期注文対応の可否 | ○ | |
| 頒布会注文対応の可否 | ○ | |
| サンクスメール・発送完了メールの送信の可否 | ○ | |
| 同梱処理の可否 | ○ | |
| 顧客管理の可否 | ○ | |
| 過去の対応履歴の書き込み・閲覧の可否 | ○ | |
| プロモーションコード管理の可否 | ○ | |
| メール共有の可否 | ○ ※他社ツールとの連携可 | |
| CTI対応の可否 | ○ | |
| 出荷指示データ出力の可否 | ○ | |
| ピッキングリスト出力の可否 | ○ | |
| 納品書の印刷の可否 | ○ | |
| 送り状印刷ソフト用CSV出力の可否 | ○ | |
| 注文データ分析の可否 | ○ | |
| 発注管理 | 発注データ手動作成の可否 | ○ |
| 発注データ自動作成の可否 | ○ | |
| 発注書出力の可否 | ○ | |
| 発注データCSV出力の可否 | ○ | |
| 発注残管理の可否 | ○ | |
| 利益計算の可否 | ○ | |
| 在庫管理 | 商品データ一括管理の可否 | ○ |
| ECサイト在庫数量一括更新の可否 | ○ | |
| セット品在庫更新の可否 | ○ | |
| 入出庫管理の可否 | ○ | |
| 在庫変更履歴の確認の可否 | ○ | |
| 在庫CSVアップの可否 | ○ | |
| POSとの連携の可否 | ○ | |
| 出品管理 | サイトへの商品掲載の可否 | ○ |
| 他店舗展開時の商品データの複製の可否 | ○ | |
| モールへの商品画像アップの可否 | ○ | |
| 説明文中画像アップの可否 | ○ | |
| ソフトへの一括画像アップの可否 | ○ | |
| 一括項目変更の可否 | ○ | |
| 商品ページプレビュー機能の可否 | ○ | |
| 特徴 | アピールポイント | 現役ネットショップが提供する一元管理システム。機能開発のきめ細かさと、変化に対応するスピードは現役ショップだからこそ。ASP型でありながらカスタマイズも対応する柔軟な仕組みによって、小規模な店舗から大規模な店舗運営まで幅広く支援。無料体験期間も本番と変わらない機能と充実のサポートにより導入も安心。設定代行を行う業者も全国に存在する他、連携するツール・サービスも豊富。 |
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オリジナル記事:導入企業は2200社超。海外EC業務も一元管理するプラットフォーム/ネクストエンジン | EC業務一元管理システム特集 | ネットショップ担当者フォーラム
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ネットショップ担当者が読んでおくべき2015年7月27日〜8月2日のニュース

今週の要チェックはEC全般。メガネスーパーとファクトリエの中の人対談なので、売上アップのヒントがないわけがありません。「振り切れたクレイジーな人が1人でもいれば、とがり続けられると思う」などなど、名言・至言の宝庫です。
※記事の難易度を、低い
から高い
まで、3段階で示しています。
通販・通教の売上上位300社で5.8兆円、市場規模は5%増で拡大続く | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/1979
[対談]とがった「のれん型」アパレルECの楽しさについて、ファクトリエ・山田敏夫さんと話す | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/2013
アパレルECは「マーケティング型」と「のれん型」に分けられると考えています。マーケティング型は、ZOZOTOWNやAmazonのように、マスを対象にビッグデータを使ったりして、何百億円、何千億円を取りにいくビジネス。一方で僕らのようなのれん型は、来てくださったお客様に対して「うちはこの価格帯でこの味です。でも、ちゃんと美味しいですよ」というビジネスです。
つまり、のれん型にとって一番重要なのは「どれだけ純度が高いか」ですよね。そうなると、アッパーは5億円、20億円規模になるかもしれない。でも、のれん型が増えたほうがおもしろい世の中になると思うんだけどな。
上記の調査を踏まえてこの記事を読んでみると、とっても参考になると思います。自分たちの周りがどうなっていて、どうすれば生き残っていけるのかが詳しく書かれています。時間をかけてゆっくり読んでみてください。
ヨドバシが王者アマゾンを猛追する転機となった消費者のある行動 | 日刊SPA!
http://nikkan-spa.jp/890306
店頭に並ぶ商品のすべてにバーコードが付いており、スマホのアプリで読み取ると、画面上で商品の競合価格や店ごとの在庫状況を見ることができる。そういった情報から取り寄せに必要な時間まで掲出され、顧客の購入をヨドバシ.comに誘導する仕組みを構築したのだ。店頭で商品を見て、レジへ行かずにその場でクリックして買ってもらおうというわけだ。
比較される前提で考えればこうなります。価格が低い方に流れてしまうのかと思いきや、日本人は親切なところで買ってくれるんですよね。以下の記事もあわせてどうぞ。
最も顧客満足の高いECサイトは「ヨドバシ.com」、2015年度JCSIの調査結果 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/1974
Amazonプライム会員特典として、30分早くタイムセールに参加できるサービス開始、アマゾン | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/1967
「先行タイムセール」は、 通常のタイムセール開催時刻よりも30分早く商品が購入可能になるサービス。
プライム会員らしいメリットです。先日の「PRIME DAY」で獲得したプライム会員を減らさないための施策かな? と思います。
ロックオン主催のEC-CUBE3の東京勉強会に参加してきました | XEOSS CUBE
http://d.hatena.ne.jp/xross-cube/20150728/p1
記事を読む限りはまだちょっと早いかな? という感じです。とはいってもEC-CUBEを使うことが多い人は、今のうちから使い込んでおいてバグなどを把握しておくと良いですね。
無料で一番簡単にネット販売できる方法「BASE」は評判どおり凄いのか? | WEBSAE
http://websae.net/base-20150721/
いままで何回もお話したように、ネットショップとして商品を売るための機能は充実しているBASEですが、集客に関しては苦手です。そこで、「販売はBASEのショップサイト」で「集客は自サイトやブログで」という形でネットショップ事業を展開していくのはいかがでしょうか?
カートシステムの特徴と自社のやりたいことを考えて選んでいきましょう。価格や使い勝手はその後で。
ソーシャルメディアの活用がスマホECの成功を左右する時代が近づいている | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/1966
ソーシャルメディアの特徴としては、タイムラインやフィードが流れて行くフロー型にありますが、それをストック型に変え、滞留時間を増加させ、Buyまで誘導する為に、Facebookは、Facebookページに重点をおき始め、Twitterはプロダクトページをローンチしたりと、プラットフォーム戦略を変更してきています。
SEOやリスティング広告だけでは何ともならない時代が近づいています。お金をかければ何とかなる世界ではないので、今のうちからユーザーとコミュニケーションを取っていきましょう。
客単価アップと顧客数アップでは、どちらを優先するべきか? | ダイヤモンド社書籍オンライン
http://diamond.jp/articles/-/75703
1 客単価を上げる(買上点数を増やす→一品単価を上げる)
2. を増やす(既存顧客の来店頻度を高める→新規顧客を増やす)
(中略)
このルールの逆をやると、なかなか儲けられません。
というのも、新規顧客の獲得には、広告宣伝費も営業担当者の人件費も必要で、どうしても経費先行となってしまうからです。
大資本があって一気に量で勝てるのなら良いのですが、そんなところは稀です。大量に売って価格競争になる前に単価アップを。EC全般のファクトリエさんの記事を思い浮かべながら読んでみてください。
通販広告情報サイト | 通販広告
https://tsuhanad.net/
通販のための広告商品がまとまっています。広告に悩んだら見てみてください。
離DIYの大都が4.5億円調達/EC業務一元管理システム特集 | ネットショップ担当者フォーラム 2015年7月24日~30日の週間人気記事ランキング
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オリジナル記事:メガネスーパーとファクトリエってなんで売れてるの? 中の人に聞いてみた。 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム
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Googleは、Ajaxのクロール/インデックスに対応する新しい仕様を9月までには公開できるようだ。Ajaxコンテンツをクロールするためのスナップショットの作成はもはや必要ないとしつつも、URLを「?_escaped_fragment_=」に置き換えたスナップショットを作成する仕様を推奨構成として現在も引き続き公開している。
- escaped_fragmentに代わるAjaxサポートの新仕様は9月までには公開か? -
Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

総合マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティングは「オンライン決済に関する調査」を行い、7月22日にその結果を公表した。それによると、約8割のユーザーがオンライン決済を使用する際、個人情報の流出に不安を抱いていることがわかった。
「オンライン決済を使用するにあたっての不安点」を聞いたところ、全体で82.6%のユーザーが「個人情報が流出しないか」と不安を抱えていると回答。続いて、75.1%が「不正請求されないか」と考えていることがわかった。

とくに女性は87.7%が「個人情報が流出しないか」と不安を抱えており、男性の75.4%よりも12.3ポイントも高かった。
EC企業では決済代行会社を利用するケースが圧倒的に多いが、ユーザーの23.5%は「決済代行会社が信用あるのか」と考えている状況が浮き彫りになった。
「オンライン決済を行なう際、望ましい決済方法がなかったら購入をやめますか」という問いでは、68.3%が「購入するものによる」と回答。一方、25.3%のユーザーが「やめる」と回答し、4人に1人は望ましい決済方法がなかった場合は購入をやめることが分かった。

オンライン決済を行う際、望んでいる決済方法がなかったら購入をやめるか否か(出典はネオマーケティングの調査資料)
「オンライン決済を行なう際に最も使用頻度が高い端末」では、全体で最も多かった回答が「パソコン」で81.8%。スマホは14.8%だった。特に20代ではスマホ比率が高く32.0%で、パソコンが64.0%。

年代が高くなるにつれてパソコンの比率が上がり、スマホの使用頻度は減っていく傾向にある。
調査概要は次の通り。
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オリジナル記事:約8割のユーザーがオンライン決済に不安、理由は「個人情報の流出」の可能性 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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デジタルガレージグループでマーケティング支援事業を展開するナビプラス株式会社は、ECサイトや資料請求サイトのコンバージョン率向上を支援する「NaviPlusリタゲメール」の提供を8月3日より開始した。
このサービスはECサイトに訪れたユーザーへEメールでリターゲティングできるもの。
商品を買わずに離脱したユーザーに対して、あらかじめ登録済みのメールアドレスあてに、サイトへの再訪を促すメールを自動配信できる。
サイト離脱後に最も反応が良いとされる30分〜60分後、1日後、7日後といったタイミングでメールを配信できるほか、ショッピングカートに入れたままの商品に関する情報や、ユーザーの閲覧履歴などをメールに差し込むこともできる。
サービスの特長
【行動分析】
【メール配信】
【商品レコメンド訴求】
【効果測定】
初期費用は無料。月額費用はクリック課金の成果報酬型で、目安は1万円〜数10万円を想定。30日の無料期間もある。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:ナビプラス、コンバージョン率向上を支援する「NaviPlusリタゲメール」提供開始 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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通販市場はまだまだ拡大していることが分かりますね。とはいえ、上位の巨大サイトが伸びているので、中小規模のネットショップは辛くなっているのが現状です。選んでもらえるための強みを磨いていきましょう。