
1.プロローグ~新入社員と夢とリスティング オートフライト~
─新宿、高層ビルの建ち並ぶその街は、多くの人の夢を飲み込み今日も成長し続ける─。
ここはそんな新宿にある、ジャストシステムの会議室。
M:「リスティング?確かに短期的にはいいよ。でも俺なら今こそSEOをやるべきだと、クライアントにはそう伝えるね。」
T:「・・・成果がでるまでのリードタイムと確実性を考えるならあきらかにリスティングだ。議論するまでもない。」
M:「わかってないなあ!」
K:「まぁまぁ。・・・M、君は確かまだ入社1か月目だったね。前職はSEOをやってたらしいけど、それにしたってSEOにえらくこだわりがあるみたいだね。何か理由があるのかい?」
M:「・・・俺の夢は一流のWEBマーケッターになることなんです。そして、そしてアイツを超えたいんです!」
K:「アイツ?」
M:「あ、いや、すみません。こちらの話です・・・。とにかく!クライアントに成果を出してもらうためには今はSEOだと思います!」
K:「なるほど。じゃあひとつ腕だめしをやってみてはどうだろう?」
M:「腕だめし?」
K:「Tと、いや正確にはリスティング オートフライトと戦うんだよ。」
─こうして、SEO対リスティング オートフライトの戦いははじまった─。
2.SEOの攻撃~沈まないSEO~

K:「実際のクライアントで試すわけにはいかないから、別の方法を考えよう。よし、それじゃあ、それぞれサイトの流入シミュレーションを提案してみてくれ。その内容で勝負しよう。そうだな。題材は何かと話題の《8.6秒バズーカ-》にしようか。LPはウィキペディアの該当ページ。一応、コンテンツの編集も可能、という前提にしておこうか。提案は明日、この会議室で。いいね。」
M:「わかりました。」
T:「・・・OK。」
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Mの同僚:「あんなこと言って大丈夫なのか?」
M:「ノープロブレム。負けやしないさ。よし、じゃあまずはキーワード選定だ。ペンギンアップデート以降、外部リンクの効果が弱まってSEOは価値が無くなった、なんていう人がいるけどそれは間違いなんだ。外部リンクは今も変わらず有効で、大切なのは”良質なコンテンツ”とそこから得られる”自然リンク”なんだ。それをしっかりと積み重ねることで、継続的に自然流入が得られるサイトに成長することができるんだ」
Mの同僚「コンテンツと自然リンク・・・か。」
M:「《関連検索キーワードツール》は、検索エンジンで検索されている関連キーワードを調べられる便利なツールだ。これを使って関連キーワードを調べてみよう。ふむふむ。”素顔”とか”大学”とか、人物そのものに関するキーワード、それと”歌詞”や”ラッスンゴレライ”みたいにネタに関するキーワードも多いな。次は、これらがどれくらい今検索されているか、Adwordsの《キーワードプランナー》で見てみよう。」

Mの同僚:「すごい、《8.6秒バズーカ-》だけで165,000回も検索されているじゃないか!」

M:「さすがにすごいね。じゃあ、Excelで作った関連検索キーワードの一覧に検索回数を入力して、降順に並び替えてみよう。そこからさらに、検索回数のないものや、ふさわしくないものを除去してキーワード一覧の完成だ。ふう。結構時間が掛かるんだ、コレ。」
Mの同僚:「大変だね。」
M:「SEOの道は一日にしてならずさ。あとは《GRC》という順位チェックツールで現在の順位を取得して、そこからどれだけ順位をあげられるかシミュレーションするんだ。」
M:「よし!できた。シミュレーションでは今のサイトの流入に、4か月後にはプラス《8,198》件をオンすることができそうだよ。見てろよ。きっとびっくりするぞ」
> SEOの攻撃力「8,198」
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3.リスティング オートフライトの攻撃~音速の貴公子~

T:「・・・」
Tの同僚:「どうした?元気ないぜ?」
T:「いや何、ちょっと考え事をしてただけさ・・・。」
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Tの同僚:「なるほどな。それにしても今度の新人、活きがいいじゃないか。で、実際にどうやってシミュレーションするんだ?」
T:「シミュレーション自体は簡単だ。リスティング オートフライトのシミュレーターにサイトのURLを入れて、ボタンを押す、ただそれだけだ。」
Tの同僚:「え?それだけ?」
T:「リスティング オートフライトには高度な自然言語処理技術が搭載されている。サイトのURLを入力すれば、自動的に最適なキーワードが生成され、そこから大量の出稿データの傾向に基づく分析を行い、結果がシミュレートされる。・・・待っていろ、もうすぐ結果が出力される。」
─Tのキーボードが一瞬、ゆらぐ。彼の手もとの動きは肉眼ではほとんど見えない─。
Tの同僚:「リスティングってキーワード選定をするときにいろんな掛け合わせを考慮しないといけなくて結構大変なんだよな。」
T:「・・・1か月で《9,777》の流入が得られるようだ。人の力ではなかなか見つけ出せないキーワードが抽出できるのもリスティング オートフライトの大きな特徴のひとつだ。」
Tの同僚:「もう終わったのか?・・・さすが、《音速の貴公子》と言われるだけのことはあるな。」
T:「それは俺のことじゃない。リスティング オートフライトのスピードが《音速》なんだ。」
> リスティング オートフライトの攻撃力「9,777」
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4.SEOの反撃~俺には夢がある~

K:「結果が出たようだね。どっちが勝ったんだい?」
M「・・・」
T:「・・・俺だ。」
K:「確かに、流入数はリスティング オートフライトの方が勝っているね。M、どうだい?」
M:「・・・待ってください!確かに流入数は負けました。でも年間でみた場合のCPCはどうでしょうか?」
T:「年間のCPC?」
M:「SEOだって人件費を考慮すればコストが発生しています。それを想定流入数で割って、CPCを算出しました。」
K:「なるほど、確かにSEOだからといってコストゼロというワケではないな。」
M:「それぞれのCPCをグラフにしてみました。確かに、単月の施策としてはリスティング オートフライトの方に優位性が見られます。ただ、コンテンツ増加に伴う流入増を加味し年間のトータルCPCを比較すると、SEOの方が優れているという試算ができます!」

T:「・・・」
K:「なるほど、じゃあ結論としてはどちらが優れていることになると思う?」
M:「・・・そ、それは!」
T:「・・・」
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5.決着の瞬間(とき)

K:「MのSEO施策はコンテンツをキーワードマーケティングに従って増やしていくことで、面を増やし流入を中長期的に獲得していくプランだ。一方、リスティング オートフライトは現在の1枚のLPへの集客を最大化するプランだ。じゃあ、Mの施策で増やしたコンテンツ(面)にさらに、リスティング オートフライトで集客を最大化させていったらどうなるだろう?」
M:「!」
T:「・・・。」
K:「T、君のプランとMのプランを合わせた場合のシミュレーションを、すぐに出せるかい?」
T:「お安いご用だ。」
M:「すごい、キーボードの動きが見えない・・・」
T:「・・・完了だ。」
K:「ありがとう。どうだい、これが2つのプランを合わせた流入グラフだ。ひとつの施策でやるよりもはるかにおおきな成果が得られることが一目でわかるだろう。」
M:「・・・確かに。」

K:「SEOとリスティングどちらが優れている、といことは実は議論すべきことではないんだ。むしろそのふたつを有機的に組み合わせることで、とても大きな効果を得ることができるんだ。コンテンツを増やすSEO、そしてそこへの集客を最大化するリスティング。この2つのように君たちが協力して仕事をしてくれるととてもありがたいんだけどね。」
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SEOのメリット
中長期的に見たときに低コストで集客できる
サイトの「基礎体力」を上げることができる
広告をクリックしないユーザーにもリーチできる
入札単価の高騰などの影響を受けない
リスティング オートフライト
のメリット
短期で流入を増やすことができる
コンテンツを必ずしも増やす必要はない
検索エンジンのアルゴリズムの影響を受けにくい
費用対効果が算出しやすい
両方併用のメリット
コンテンツを増やした際の
初期露出施策としてリスティングを活かせる
面(コンテンツ)が増えることでさらなる流入が得られる
SEOでは発見できなかった新たなキーワードの発見ができる
発見したキーワードをコンテンツに活かすことができる
M:「・・・俺、考えが浅かったです。今から心を入れ替えます。」
T:「・・・フ、子供相手にはしゃぎすぎたか。」
M:「むっ・・・!」
K:「まぁまぁ・・・。これからも仲良く頼むよ。」
6.まとめ
SEOは中長期的な施策で、リスティングは短期的な施策で、という考え方もあります。しかし、この2つを分けて考えるのでは無く、組み合わせて考えることで相乗効果が得られます。例えば、「コンテンツマーケティング」というコトバをよく耳にしますが、多くの企業では、作成したコンテンツの「初期露出」が課題となっています。この「初期露出」施策にリスティングを活用することでコンテンツマーケティングの効果をより高めることも可能です。リスティングとSEOは独立した施策ではなく、掛け合わせの施策なのです。
7.あなたのコンテンツはどれくらいの集客が期待できるのでしょうか?
現在リスティング オートフライトでは、実際に使われている「独自アルゴリズム:SLAT」を用いてシミュレーションを実施し、「キーワード候補リスト」や「流入数」などの成果をご案内しています。下記のボタンから簡単にシミュレーションの申し込みが可能ですので、お気軽にお申し込みください。
音速シミュレーション