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その広告、10年後の売上げに貢献してる?

10 years 8ヶ月 ago

世の中を見渡してみると、商品が出てこない広告があふれています。

何かを売るために行っているはずの広告。

商品を語らずに、広告は売上げに貢献できるのでしょうか?

今回はブランディングという視点から、広告を考えてみます。

毎年変わる「メッセージ」と、連動してブレる「ブランドイメージ」

ブランディングという名目で、短期的な売上げを目標としない広告が数多く展開されています。強力なブランドを作り上げることで、将来の売上げに貢献することを見据えています。

もちろんブランドを構築することができれば、それは大きな武器となります。将来的に売上げに貢献する可能性も非常に高いです。

しかし、ブランド構築が目的と言いつつ、実際にはブランド構築に至っていないケースが多く見受けられます。

なぜか?

それはブランド構築が、長期的なイメージ蓄積の産物だからです。

1度や2度、広告を打っただけでは、ブランドは作れません。

長期間にわたり、一貫したブランドイメージを発信し続けて初めて、消費者の中にブランドが構築されます。
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ブランド構築を通じて10年後の売上げに貢献したいのであれば、10年間一貫したイメージを発信し続けなければならないのです。

しかし現実には、マーケット環境の変化や経営陣の入れ替えなどにより、伝えたい「メッセージ」が変わり、それにつられて発信する「ブランドイメージ」まで変わってしまうケースが見られます。

どんな事情があるにせよ、発信するブランドイメージが変わってしまっては、ブランドを積み上げられないことは間違いありません。

「メッセージ」は変わっても失われない「ユニーク」さ

長期間、一貫したブランドイメージを発信し続けることができない企業が多い中、環境の変化などに負けずにブランドイメージを積み重ねてきたブランドがあります。

日清が誇るロングセラー商品、カップヌードルです。

カップヌードルはブランドイメージとして「ユニーク」であることを重視しています。

「ユニーク」であることで、印象的かつポジティブなイメージを消費者の間に構築してきているのです。

その為、広告キャンペーンも「ユニーク」なイメージを作り上げるコンテンツとなっています。

1992年

『Hungry?』キャンペーン

1992年にカンヌ国際CMフェスティバルでグランプリを受賞した有名な作品です。

CG技術を積極的に取り入れ、お腹を空かした原人たちをユーモラスに描いています。

今でこそ当たり前になったCG技術ですが、当時としてはまだ目新しく、視聴者にとても印象的に映ったはずです。

しかも、そんな当時の最新技術を駆使しながら描いているのは、原人たちがマンモスを追いかけるという、一風変わったシーン。

非常に「ユニーク」かつ印象的な形で、「腹が減ったらカップヌードル」というメッセージを描いています。

1999年

『20世紀カップヌードル』キャンペーン

こちらも印象的なTV広告キャンペーン。

20世紀を代表する様々な場面の中に、カップヌードルを食べるシーンを合成させています。

例えば上記は、ソ連のゴルバチョフ書記長がテーマになっています。

1991年まで存在した20世紀の超大国ソ連、その最後の指導者であるゴルバチョフの事は、当時は誰もが鮮明に覚えていました。

そんなゴルバチョフが演説している横でカップラーメンを食べているなんて、どれだけ強烈なインパクトがあったことでしょう。

コミカルな動きも相まって、「カップヌードルは21世紀品質へ」と言うメッセージが、とても「ユニーク」なイメージと共に、印象に残ります。

2013年

『SURVIVE!』キャンペーン

比較的最近のキャンペーンなので、覚えている方も多いかもしれません。

若者のカップ麺離れを意識してか、メッセージは「これからの時代を生きる若者たちに、困難に立ち向かい乗り越えていってほしい」というものになっています。

メッセージ自体は別段珍しくもないのですが、ストーリーや演出が飛びぬけて「ユニーク」です。

ここで紹介しているのは、就職氷河期篇。

2009年のリーマンショック以降、就職難が続いていた日本で、ターゲットである若者に良く刺さるテーマです。

そんなシリアスなテーマを、突飛なシチュエーションとセリフの組み合わせで、楽しくて笑える「ユニーク」な作品に仕上げています。

カップヌードルの「らしさ」

『Hungry?』キャンペーンから『SURVIVE!』キャンペーンまで、実に20年以上の月日が流れています。

当然、時の流れと共に、それぞれのキャンペーンで発信するメッセージ自体は移り変わっています。

ただ、カップヌードルが見事なのは、どのキャンペーンにおいても「ユニーク」なイメージを失わなかったことです。

冒頭でも述べましたが、伝えたいこと(=メッセージ)は様々な要因によって変わっていきます。それはカップヌードルでも同じです。

ただ、ブランドイメージを構築するためには、一貫したイメージの下でメッセージを発信し続けなければなりません。その一貫したイメージがカップヌードルの場合、「ユニーク」さだったのです。

どんなメッセージであっても「ユニーク」であることを忘れない。

この積み重ねがあるからこそ、カップヌードルが広告キャンペーンは「カップヌードルらしい」と言われるようになったのです。

将来の売上げにつながらないブランド広告には意味がない

ブランディングを行ううえで忘れてはいけないこと。それは、将来の売上げに貢献するためにブランディングを行うということです。

慈善事業でもない限り、全ての企業は営利目的で活動をしています。営利目的とは、儲けるということ。

直接的であれ、間接的であれ、売上げに繋がらなければ、意味がないのです。

ブランディングは、ブランドに特定のイメージを定着させることです。その結果として、競合商品との差別化を図り、売上げに貢献する。

そこにブランディングの意味があります。

では、ブランドにイメージを定着させるためにはどうすればよいのか?カップヌードルのように、ブレないイメージを発信し続けるしかありません。

マーケティング責任者が変わるたびに発信するブランドイメージが変わうようでは、イメージが定着するはずがないのです。

繰り返しになりますが、時代や状況に応じて「メッセージ」を変えるのは、良いことです。ただ、どういう「イメージ」の下でその「メッセージ」を発信するのかは、ブレてはいけません。

一貫した「イメージ」を通じて将来の売上げに貢献することができないのであれば、そのブランド広告はドブに金を捨てているのと一緒なのです。

まとめ

ブランドを構築するには、まず消費者にどういうイメージを持ってもらいたいのかをクリアにする必要があります。

その上で、覚悟を決めなければなりません。長期間にわたって、同じイメージを発信し続ける覚悟です。

どの時代に、どんなメッセージを発信する場合でも、イメージだけはブレさせない覚悟。

もし覚悟を決めきれないのであれば、ブランディングに使おうとしている予算を、値引きなりセールスプロモーションなり、直接的に売上げに貢献する施策に割り振ったほうが効果的です。

しかし一方で、ブランドイメージを定着させることに成功できたなら、それは将来、かけがえのない資産になるでしょう。

モノがあふれて競合との差別化が難しくなっている今の時代。長い時間をかけて築きあげたブランドイメージは、簡単には真似できない強力な武器になります。

ブランディングには長期的なビジョンと覚悟が必要ですが、それだけの価値があるのです。
(文:Scott Nomura)

関連記事

マーケティング・プロデューサーの時代
もう一度目を向けるべき!ブランディング動画の2つの「当たり前」
大ヒット動画を制作することが正義なのか? – ブランディングとその先にあるユーザーの消費行動を考える

参考記事

日清ブランドサイト:CUP NOODLEヒストリー
日経ビジネスオンライン:無駄よし、不公平よし! カップヌードルがどこまでも強いワケ
日経ビジネスオンライン:「カップヌードルのCM、私は笑えない」
AdverTtimes:ブランドとのエンゲージメントを強化するカップヌードルのデジタル戦略——SIMC2014レポート

Scott Nomura

HCDベストプラクティスアウォード2016 申請締め切り延長のお知らせ

10 years 8ヶ月 ago

標記の件、申請を行う上で情報開示手続きや定量化評価など応募条件が厳しいとのご意見を少なからず頂いております。このため申請準備に予想以上の時間がかかっていると認識しております。そこで、申請を目指している方々に準備を滞りなくやっていただくため、締め切りを延長することといたしました。

<締め切り期日の変更>

(変更前)1月30日(土) 17:00

(変更後)2月15日(月) 17:00

申請をご準備中の皆さまにおかれましては、1件でも多く申請をしていただくよう、ご推進のほどお願い申し上げます。また、アウォードに関心はあるがまだ準備に入っていないという方々も、今回の期間延長を有効活用され、前向きに申請をご検討いただくよう、お願い申し上げます。また、HCD専門家の皆様からの他薦もお待ちしています。

Fujikawa

企業だけじゃない!メディア化する大学サイト3選!

10 years 8ヶ月 ago
メディア化する大学サイト

企業のメディア化が叫ばれるようになって久しいですが、最近は「大学のメディア化」が進んできたように思います。

大学のサイトと言えば、在校生向け、卒業生向け、保護者向けなど各関係者向けのコンテンツや各学科の特徴を網羅したコンテンツ、入試情報などが掲載されているのが一般的ですが、今回紹介する3校のサイトは、そういった情報ポータルサイトというより、ニュースサイト、キュレーションサイトのようです。企業におけるオウンドメディア活用、メディア化現象が大学にも波及してきたのかもしれません。

近畿大学のニュースメディア「Kindai Picks」

近畿大学「Kindai Picks」

「マグロ大学って言うてるやつ、誰や!」で有名な近畿大学が運営するサイト「Kindai Picks」はまさに大学が運営するキュレーションサイトです。サイト開設は2015年10月。近畿大学のスタッフが、ニュースサイトや情報発信メディアから近畿大学について掲載された記事を収集、選別し、「Kindai Picks」上に再掲載しています。収集した記事だけでなく、在校生や卒業生へのインタビュー記事といったオリジナルのコンテンツもあり、近畿大学からの発信情報と第三者視点の情報がここに詰まっています。
また閲覧ユーザーがFacebookアカウントを持っていれば、ログインして各記事にコメントを付けることもでき、ユーザーとのコミュニケーションツールとしても機能しています。

近畿大学発表のニュースリリースによると、偏差値などとは異なる「社会から見た近畿大学」をすべてのステークホルダーに伝えるために立ち上げたとのこと。大学がキュレーションサイトを立ち上げる、というのは日本では初めての取り組みではないでしょうか。

近畿大学ニュースリリース

10/19(月)「社会から見た近大の姿」を全てのステークホルダーへ キュレーションサイト※「Kindai Picks(キンダイ ピックス)」オープン! 近畿大学|学校法人近畿大学のニュースリリース

近畿大学(大阪府東大阪市)は、10月19日(月)にキュレーションサイト「Kindai Picks」(URL  …

明治大学発、社会への提言「Meiji.net」明治大学「Meiji.net」

明治大学が運営する「Meiji.net」は大学が独自に運営するブランディングサイトです。このサイトのメインのコンテンツでもある「M’s Opinion」は専門知識を通して社会への提言を発信すべく、明治大学の教授が記事を書いています。動画記事も多く、明治大学の研究現場をよりわかりやすく発信しています。

プレスリリースによると、広く社会に対し、よりわかりやすく大学の持つ役割などを発信するため、プロモーションサイト「Meiji.net」を立ち上げた、とあります。2013年7月のローンチ時からスマホ、タブレットにも対応しており、通常の入試情報を掲載している大学サイトと棲みわけて開設したメディアサイトは、大学の中でも先駆けと言えるかもしれません。

明治大学プレスリリース

新たなWEBサイト「Meiji.net」(メイジネット)を開設

明治大学は7月1日、広く社会に対し、よりわかりやすく大学の持つ役割などを発信するため、プロモーション

早稲田大学オフィシャルサイト

早稲田大学オフィシャルサイト

早稲田大学オフィシャルサイトは、トップページから大きな画像とテキストとともにニュースやトピックスが並ぶメディアサイトです。一般的な大学サイトにある学科情報や入試情報は別サイトへのリンクで、「今」を伝えるコンテンツを中心に構成されています。サイト公開は2014年11月、公開時はデザインなど既存大学と一線を画すサイトだと話題にもなりました。

公式発表によると、2032年の創立150周年を目途とした中長期計画「Waseda Vision 150」のスローガンである“アジアのリーディングユニバーシティ”を念頭に、グローバル化戦略の一環としてリニューアルしたとのこと。
また、情報発信においては、膨大な数の単なる情報発信に留まらず、研究活動、学生の活躍、学部ごとの特色、イベント情報など、早稲田大学の各組織の持つ多様さを表現できる、言わば大学の“WEBメディア(オウンドメディア)”を創出、とあり、こちらも大学自らがメディアとなる意志を持って構築されたことがわかります。

早稲田大学公式発表

本学のオフィシャルサイトを、リニューアルしました

2032年の創立150周年を目途とした中長期計画「Waseda Vision 150」のスローガンである”アジアのリーディングユニバーシティ”を念頭に、グローバル化戦略の一環として、早稲田大学本学サイトおよび法学学術院サイトを、全面的にリニューアルしました。世界の他大学とも一線を…

このように大学自らが積極的な情報発信を行い、ステークホルダーにダイレクトに伝える、というスタイルが増えてきています。コンテンツを作りメディアとして運営する、ということは工数やコストがかかることですが、いまやインターネット上に情報がなければ、存在しないも同然と考えられるほど重要です。自社、自校を正しく理解してもらうためのきめ細やかな情報発信は、企業、大学に関係なく必須の施策となるでしょう。

ざわこ

アパレル通販サイト「WOmB(ウーム)」などのセレクトショップが民事再生法を申請

10 years 8ヶ月 ago
店舗展開などのコスト、販売低迷による在庫評価損などにより債務超過に転落したことなどが響いたという

アパレル通販サイト「WOmB(ウーム)」など運営のセレクトショップが1月8日、大阪地裁に民事再生法を申請し、保全命令の決定を受けた。信用調査の信用交換所によると、負債総額は約10億円。

「WOmB(ウーム)」を運営するWOmBは兵庫県、大阪府などの西日本、東京・原宿などでセレクトショップを展開。あわせて通販サイト「WOmB(ウーム)」を運営していた。

2004年の会社設立で、本社は兵庫県。10代後半~20代をターゲットとしたカジュアルウエアを販売。会社概要を見ると、資本金は4500万円、社員数を100人を超えていた。

アパレル通販サイト「WOmB(ウーム)」など運営のセレクトショップが民事再生法を申請

アパレル通販サイト「WOmB(ウーム)」のイメージ

信用調査会社の信用交換所によると、ピークとなる2014年8期には年商19億を計上。その後、店舗展開などのコスト、販売低迷による在庫評価損などで債務超過に転落したという。2015年8月期は店舗閉鎖などにより売り上げが約10億円まで減少。民事再生法の申請に至ったという。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

不正審査をリアルタイムで行うサービスを開始、ショーケース・ティービー

10 years 8ヶ月 ago
入力されたメールアドレスから判断、チャージバックのリスクを軽減

エントリーフォーム最適化サービスを提供するショーケース・ティービーは1月15日、EC事業者向け不正対策ソリューションのイープロテクトと資本業務提携し、フォームに情報を入力するとリアルタイムで不正審査を行うサービスを開始すると発表した。アクセスしているユーザーが危険かどうかをリアルタイムで判断、チャージバックのリスクを軽減できる。

今年2月から提供する予定の新サービス「フォームプロテクト」は、イープロテクトの提供するセキュリティ技術、当社の入力フォーム支援サービス「ナビキャスト フォームアシスト」で培った入力フォーム制御技術とシステム開発が不要なタグシステムを融合させたサービス。

ECサイトの会員登録時にメールアドレスを記入すると、イープロテクトの不正判定DBにリアルタイムで問い合わせ、そのメールアドレスが危険かどうかを判断する。

危険だった場合、EC店舗にメールで通達、店舗はクレジットカード決済をストップさせることができるようになる。

現在はメールアドレスのみの不正判断だが、今後は住所など他の項目でも不正か否かの判断ができるようにして、精度を高めていく考え。

「フォームプロテクト」の仕組み

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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2016年の通販市場は上向き! オムニチャネル・CRM・ウェブ接客・越境ECが注目の施策。など11記事【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

10 years 8ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2016年1月11日〜17日のニュース

今週の要チェックはEC全般です。2016年の予測かと思いきや、その先の消費増税や人材育成など長期の課題に取り組むことの重要性が書かれた記事がありました。確かに消費増税時にドカンと落ち込むのは避けたいので、今から時間をかけて準備をしたいですね。

※記事の難易度を、低い難易度低から高い難易度高まで、3段階で示しています。

EC全般

  • 【本紙聞き取り調査】 2016年の通販市場は『上向く』、半数以上が明るい見通し | 通販新聞
    http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2016/01/post-2391.html

    通販実施企業各社に「今年の”関心事”」を尋ねたところ、来春に迫った消費増税や昨年に各国で合意したTPP、機能性表示食品と回答する事業者が多かった。

    主な声としては「再来年度の再増税」(JAFサービス)、「再増税は2014年の8%の時と同様に大きな影響があると考えている」(千趣会)、「消費増税は気になる。増税で世の中の消費マインドがどう変わるか注目したい」(テレビ東京ダイレクト)、「消費増税で消費マインドは相当、冷えると思うがそれを乗り越えるために商品やサービス、値付けをどう戦略的に考えていくか」(カタログハウス)といった来年の春に迫った消費増税を関心事として挙げる企業が多かった。

    2016年は上向くとして、その先に控える消費増税の準備をしている企業が多いんですね。ここはしっかり意識しておきたいところです。

  • 2016年にネット通販事業者が注目する施策は「オムニチャネル」「越境EC」など | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/2478

    今後の成長に必要なこととして、新日本有限責任監査法人 消費財セクターでも、オムニチャネル時代の日本企業の課題を次のようにあげている。

    1. デジタル・モバイルに明るいCMOの設置
    2. 従来型チャネルとECチャネルを超えた、組織設計やサプライチェーン最適化、業績評価制度構築
    3. 接客対応向上のための従業員教育
    4. データアナリストの育成・獲得
    5. 個人情報保護の業界標準の確立
    6. サイバーセキュリティリスクへの対応

    「オムニチャネル」「CRM」「ウェブ接客」「越境EC」、これらは2015年から引き続き重要であるとしたうえで、こちらもちょっと先を見た「人への投資」がポイントになっていますね。マーケティングやデータに詳しい人材は時間をかけて探しましょう。私もよく聞かれますが、簡単には見つかりませんので。

  • ヨドバシが歓迎する「ショールーミング」…家電購入時に経験した人は6割を超える | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/2489

    ショールーミング経験者のうち、リアル店舗で実物を見てその店の通販サイトで購入した経験がある人は60.1%。

    通販サイトで商品を比較し、事前に価格や評価などの情報収集をしてからリアル店舗に行った経験がある人は72.0%。

    このデータを見ると、価格は中途半端に隠すよりも積極的に公開してどんどん比較してもらうに限りますね。モノは同じで価格も大きく変わらないとなれば信頼度で決まるということでしょうか。

配送関連

  • 東急電鉄と東急ストア、ネットスーパー受け取り用ロッカーの試験運用を綱島駅で開始 | MarkeZine
    http://markezine.jp/article/detail/23725

    東急電鉄と東急ストアは、東横線綱島駅改札前に冷蔵ロッカーを設置し、東急ストアネットスーパーの商品を、利用者が都合の良い時間に商品を受け取れるサービスを試験的に開始する。

    受取ロッカーは試験的に開始されていますが本格開始という記事はまだ見かけません。便利だとは思いますので、試験結果がどうだったか知りたいですね。

モール関連

  • ネット通販でもイオンvs.セブン 新ECサイト「イオンドットコム」で「オムニ7」を追撃 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/2483

    「livedoorデパート」の運営を引き継いだ「買う市ショッピングモール」(当時の運営はカウイチ)のシステム開発などに携わった長谷川氏、ライブドアなどを経てLINE Business Partners社長などを歴任した窪島氏といった、ITやECに精通しているスタッフが事業に参画し、「イオンドットコム」の開発を進めている。

    「イオンドットコム」と「オムニ7」を両方使ってみましたがAmazonなどと比較すると商品点数も少ないですし使い勝手もまだまだといった感じです。急ピッチで開発を進めているようなので次の動きが気になりますが……。リアル接点とのつながりをどれだけ出せるかがポイントでしょうか。

  • スマホで複数店に買取依頼できるアプリ「楽天買取」の提供を開始、楽天 | ネットショップ担当者フォーラム
    https://netshop.impress.co.jp/node/2488

    他社が展開している宅配買取サービスにでは、1度の査定依頼で1社からしか査定が受けられない。そのため、複数社から査定を受けて比較したい場合、その都度、査定依頼をするしかなかった。

    「楽天買取」では楽天会員IDのみで、複数店舗に査定を依頼することが可能。ユーザーは査定条件を比較し、好きな条件を選ぶことができるようになっている。

    「バッグ・小物・ブランド雑貨」「腕時計」「レディスファッション」「メンズファッション」の4ジャンルからスタートです。複数に査定を依頼できるのはユーザー側としてはかなりのメリットですし、売却代金の1%のポイント還元もじわっと効いてきそうです。

  • 【重要】ポイント原資負担料率 変更のお知らせ - 出店者様向けお知らせ | Yahoo!ショッピング
    http://topics.shopping.yahoo.co.jp/sellnotice/archives/..

    変更内容の詳細
    出典:http://topics.shopping.yahoo.co.jp/sellnotice/archives/20160112-1.html

    さらなる飛躍のための変更です。1.0%→2.5%と負担は大きくなりますが、それでも他のモールよりは安いですし、ユーザーが増えるとなればメリットもあると思います。問題は今後もこういったことがあるのかです。消費税のようにじわじわ増えてこられると店舗側はキツイですよね。

カート関連

  • EC-CUBEスマートフォンアプリ作成キット | EC-CUBE
    http://www.ec-cube.net/product/smart-phone-kit.php

    オープンソースで配布されているソースをもとに、「EC-CUBE 3」で構築したサイトの設定を少し変更するだけで、簡単にネットショップアプリを作ることができます。

    iPhoneやAndroidのアプリにすることで、プッシュ通知など「アプリならでは」の機能が利用できるようになります。

    ショップのアプリを作りたいけど……と思っていた人には朗報です!あとは「EC-CUBE 3」が安定してこれば……。

SEO関連

  • アルゴリズムを追い続けるか、オーディエンスを引き付けるか。SEOにおける、2つの新しい考え方。 | SEO Japan
    http://www.seojapan.com/blog/...

    あなたはSEOを”検索エンジンの最適化(Search Engine Optimization)”として捉えているのだろうか?そうではなく、SEOに対する試みを”検索体験の最適化(Search Experience Optimization)”として捉えたことはあっただろうか?

    誰に対して最適化するのかを考えれば、検索エンジンではなくユーザーですよね。これをもっと拡張した考えがオムニチャネルと思えば、検索はチャネルの1つとなりますので、全体の最適化が必要になります。どこまでいってもユーザーのために、です。

SNS関連

  • 「超いいね!」「悲しいね」、Facebookが感情ボタンを改良 | ITpro
    http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/011400108/

    リアクション

    こんなアイコンでリリースされました。数日が経ちますが意外と多く使われている印象です。投稿の内容によって使い分けられていますし、定着してくると投稿の分析に役立ちますね。

売上アップのヒント

  • オンラインショッピングの仕方から見える6つの性格 | TechCrunch Japan
    http://www.huffingtonpost.jp/...

    ウィッシュリスト愛好家、ブランド志向型、合理主義ユーザー、徹底調査型、目的志向型、躊躇い型の6つに分類しています。そんなこと知ってるよ、ではなくてアクセスデータからこれらのユーザーを見つけ出してメールなりリターゲティングなりでアピールできる時代なので、こういった視点でデータを見てみましょうね。

ネット通販業界の最新情報は、こちらも要チェック!

グループ29サイト横断通販サイト開設。イオンの「デジタルシフト」 | ネットショップ担当者フォーラム2016年1月8日~14日の週間人気記事ランキング

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森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

ヤフーと福岡市がタッグ、ネット通販の活用で女性の社会進出・復帰の後押しなど

10 years 8ヶ月 ago
「ヤフオク!」を通じたハンドメイド品や不用品の出品方法の講習会などを実施

ヤフーと福岡市は1月18日、ECを活用できる人材育成などで包括連携協定を結んだと発表した。「ヤフオク!」を通じたハンドメイド品や不用品の出品方法の講習会、Yahoo! JAPANのECサービスを活用した取り組みなどを進めていく予定。

包括連携協定は、「スタートアップ支援」「デジタル人材の育成」「効果的な市政情報の発信」「緊急時における情報発信の確保・協力」「行政運営におけるインターネットの活用推進」の5分野。この分野以外にも市民サービスの向上や地域活性化など、あらゆる可能性を探るという。

ECでの連携は、「デジタル人材の育成」の分野。「ヤフオク!」を通じたハンドメイド品や不用品の出品方法の講習会などを通じてITを活用した女性の社会進出・復帰を後押し。その他、Yahoo! JAPANのECサービスを活用した取り組みを進めていく。

ヤフーと福岡市がタッグ、ネット通販の活用で女性の社会進出・復帰の後押しなど

写真左から福岡市の髙島宗一郎市長、ヤフーの宮坂学社長

福岡市はヤフーが提供している自治体向けサービス「Yahoo!官公庁オークション」「Yahoo!ふるさと納税」を導入している。今後、「Yahoo!官公庁オークション」では福岡市が出品した公売品の落札促進を、「Yahoo!ふるさと納税」では、ふるさと納税において福岡市への納税を促進する施策などを行っていくという。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

AMPが正しく設定できているかチェックする3つの方法

10 years 8ヶ月 ago

AMPを正しく設定できているかどうかを検証するための方法を説明する。「Chromeのデベロッパー ツール」と「構造化データ テスト ツール」、「Search Console」の3つになる。あわせて、エラーを修正したあとGoogleにすばやく認識してもらう方法も伝える。

- AMPが正しく設定できているかチェックする3つの方法 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

メルカリが匿名配送サービスを開始、出品者・購入者といった全ユーザーを対象

10 years 8ヶ月 ago
2015年4月からヤマト運輸と共同で展開している「らくらくメルカリ便」を活用する

フリマアプリのメルカリは1月18日、出品者と購入者が匿名で商品を配送できるサービスを開始した。個人間の取引を提供しているメルカリには「見ず知らずの人に住所を伝えるのが不安」という声が寄せられていた。匿名配送サービスの提供で安心して取引ができる環境を作り、流通額拡大につなげる。

匿名配送サービスは、2014年9月から一部ユーザーを対象に試験運用していたもの。出品者や購入者ともに互いの住所や氏名といった個人情報を伝えることなく配送できる。

メルカリは2015年4月からヤマト運輸と提携。出品者向けに低価格で手間の少ない配送が実現できる新サービス「らくらくメルカリ便」を提供している(参照記事)。出品者が「らくらくメルカリ便」で発送する際、自動的に匿名配送が適用される。

ただ、「らくらくメルカリ便」を利用していない出品者からの購入に関し、消費者から匿名配送サービスを利用するように選択することはできない。

「らくらくメルカリ便」を使って商品を出品している出品者は、出品商品が購入されるとアプリ内でQRコードが発行される。出品者は商品をヤマト運輸の営業所に持ち込み、発行したQRコードを店頭端末「ネコピット」で読み込むと、自動的に配送伝票が印刷され、その場で配送の手続きが完了できる。

ヤマト運輸では、オークションやフリマアプリなど、他サービスでも匿名配送のニーズが高いとみて、今後他サービスでも匿名配送サービスを展開していきたいとしている。

匿名配送サービスに利用される貼付表

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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「楽天市場」の買い物で付与するポイントは常時最大7倍に変更、店舗の追加負担はなし

10 years 8ヶ月 ago
楽天グループ提供の各種サービスを合わせて利用するとポイント付与率を高める施策を恒常化

楽天は1月18日、エントリー不要で「楽天市場」での買い物時にポイントを常時最大7倍にするサービスの提供を開始した。

楽天グループ提供の各サービスを併用して使っているユーザーほどLTVが高くなるというデータが出ているため、各種サービスを合わせて利用するとポイント付与率を高める施策を恒常化。「楽天市場」のヘビーユーザーを増やし、流通額拡大につなげていく。

従来、エントリーせずに獲得できるポイントは、「楽天市場」アプリから購入するとプラス1倍、楽天カード利用利用時にプラス1倍で、そのほか各種エントリー型のポイントキャンペーンを行っていた。

今後は、月に1度でも「楽天市場」アプリから購入すると、当該月の買い物時に付与するポイントは常時プラス1倍にするほか、楽天カード利用時の付与率をプラス3倍に拡大。新たに楽天プレミアムカード利用でプラス1倍、楽天モバイル利用でプラス1倍となるプログラムを提供する。

加えて、従来から行ってきた各種エントリー制のポイントキャンペーンも実施する。

「毎日ポイント7倍に」と打ち出している

今後は楽天グループが提供している他のサービスを利用することで、さらにポイント付与率を高める仕組みも提供していく予定。具体策は明らかにしていないが、「ラクマ」「楽天買取サービス」などの利用による付与率アップが考えられる。

今回のポイント付与率のアップによる、店舗への負担増は特に行わない考え。今後も各種サービスと連携することでポイント付与率を高める施策を行うが、店舗への負担増は行わないとしている。

決して無理なキャンペーンを行うわけでなく、楽天の各種サービスをクロスユースしてもらうことで1人あたりの購入金額が上がるというデータが出ていることから、ポイント付与率を高めても十分成り立つ仕組みとなっている。出店者に対して負担増をお願いすることは決してない。(河野執行役員)

安心・安全な買い物のための補償サービスも充実させた。これまで、楽天会員に対して楽天市場で購入した商品が未着だったり模倣品だった場合に補償するサービスを展開してきた。1月18日から楽天会員ではなくても「楽天市場」で購入した商品に対して、同様の補償を行うようにした。

楽天がこうした補償サービスを行っていることを知らないユーザーも多いと思うので、しっかりアピールしていくことで、楽天で安心して購入できることを広めていきたい。(河野奈保執行役員)

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

約4割の小売業者が賃上げを2015年度に実施…中小企業の賃金引き上げ状況は?

10 years 8ヶ月 ago
2015年度中に賃上げを実施したと回答した小売企業は42.8%

日本商工会議所がこのほどまとめた中小企業の「2015年度の所定内賃金の動向」によると、2015年度中に賃上げを実施したと回答した小売企業は42.8%だった。

全産業で実施した企業は55.6%で、9月の調査に比べて4.3ポイント減少。賃金の引き上げを実施した企業の割合を業種別で見た場合、小売業で賃上げを行ったのは42.8%。

「現時点では未定」とする企業は20.8%で、9月調査から13.4ポイント増加。ただ、「景況感が足踏み状況にある中、小売業を中心に、賃上げを再検討する動きもみられる」と商工会議所はまとめている。

調査では、中小企業の酒類販売店の意見として次の意見を紹介している。

従業員に報いるため賃上げを行いたいが、消費者のマインドが鈍く、売上が伸び悩んでいるため、難しい。

約4割の小売業者が賃上げを2015年度に実施……中小企業の賃金引き上げ状況は?

出典は日本商工会議所の「2015年度の所定内賃金の動向」

調査は全国の約3000社が対象に行った。

業種別で見た賃上げ企業の割合は製造業が63.0%、建設業は60.4%、卸売業が59.1%、サービス業が54.2%、小売業が42.8%と続いた。

賃上げ方法を複数回答で聞いたところ、定期昇給が79.3%で最多。給与を一律に底上げするベースアップは31.8%。手当の新設・増額が10.1%だった。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

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