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ECサイトを表彰する「全国ネットショップグランプリ」、自薦・他薦の応募スタート

10 years 7ヶ月 ago
対象はネットショップを運営する全国の事業者で、応募期間は2016年2月15日まで

一般社団法人イーコマース事業協会は来春に開催する「第8回 全国ネットショップグランプリ」のノミネート企業の募集を始めた。

▼「第8回 全国ネットショップグランプリ」の詳細はこちらから

自薦のほか他薦による応募を受け付ける。対象はネットショップを運営する全国の事業者。応募期間は2016年2月15日まで。

2016年で8回目を迎える「全国ネットショップグランプリ」は、ECをサイトを半年以上運営しているECサイト運営企業を対象に表彰するアワード。話題性やデザイン性、専門性、社会貢献など多様な観点からECサイトを評価するもの。

グランプリのほか、準グランプリを用意。グランプリには賞金10万円、準グランプリにはトロフィーなどが贈られる。

一般社団法人イーコマース事業協会が「第8回 全国ネットショップグランプリ」のノミネート企業の募集を開始

自薦・他薦問わずに募集を受け付ける

第1回目の「全国ネットショップグランプリ」(旧エビス大賞)は、「虎斑竹専門店 竹虎」(山岸竹材店)がグランプリを受賞。第7回では「美味しさは元気の源 自然の館」(味源)が大賞を獲得した。

「全国ネットショップグランプリ」の表彰式は2016年4月に開かれる、一般社団法人イーコマース事業協会14周年記念イベントで行われる。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

takikawa

中小EC事業者も導入しやすい不正注文検知プランを新設、かっこ

10 years 7ヶ月 ago
月商数百万円程度の小規模ECサイトも導入できる環境を整えた

不正注文検知サービスを提供するかっこは12月1日、不正注文を検知するASPサービス「O-PLUX」の料金体系を変更し、中小のEC事業者でも導入できるプランを新設した。あわせて「O-PLUX」を簡単に導入できる機能も追加した。

「O-PLUX」は約2000サイトが導入しているが、そのほとんどが大手サイト。導入しやすい料金体系や機能の追加で、月商数百万円程度の小規模ECサイトへの導入を推進していく。

かっこが提供するネット通販の不正注文に特化したサービス「O-PLUX」は近年、決済会社などからの引き合いが増え、企業ごとにカスタマイズして導入してきた。

こうしたことを踏まえ、次のようなプランを新設した。

  • 決済代行事業者向けの「O-PLUX Customize」
  • 通販事業者ごとにカスタマイズして提供する「O-PLUX Premium」
  • 審査件数に応じた月額変動費制を採用した「O-PLUX Standard」
  • 代引決済の不正に特化した「O-PLUX COD」
  • モールやショッピングカートと連携して小規模ECでも導入しやすい費用体系で提供する「Fraud Finder」

に分類。業態や事業規模によって導入しやすいようにした。

これまで通販事業者から注文データを受け取る際はAPIまたはCSVを用いていたが、新たにタグ方式を追加。導入が簡易で低費用で利用できるようにした。

EC市場では不正注文や受け取り拒否が徐々に増加し、市場拡大の妨げになっている。多くのEC事業者に不正注文検知サービスを提供することで、健全な市場拡大に貢献していくとしている。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

nakagawa-m

ロコンド単月黒字化までの5年の軌跡/楽天、Amazon年末セール情報 | 週間人気記事ランキング

10 years 7ヶ月 ago
2015年11月27日~12月3日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

ロコンドは送料無料、返品送料も無料の靴とファッションの通販サイト。「黒字化は無理」と言われたビジネスモデルが、創業から5年、単月黒字化を実現しました。その要因は何だったのでしょうか。

  1. ついにロコンドが単月黒字を達成。黒字転換を遂げた5つのポイント

    tweet93このエントリーをはてなブックマークに追加

    「買ってから選ぶ」という通販・EC業界に新しい風を吹き込んだロコンドが、ついに月次ベースで黒字転換を達成

    2015/12/1
  2. 「楽天スーパーSALE」を12月5日から5日間開催、楽天

    tweet10このエントリーをはてなブックマークに追加

    予約販売ではすでに全ての商品が完売に

    2015/12/1
  3. Amazonが「サイバーマンデー」セールを開催、12月8日から1週間

    tweet5このエントリーをはてなブックマークに追加

    数千点の商品をタイムセールで販売

    2015/11/30
  4. ヤフーが「Yahoo!ショッピング」のテレビCM、宮川大輔さん起用しポイント5倍を訴求

    2016年3月末まで「Yahoo!ショッピング」で行うポイント5倍キャンペーンに関するテレビCMを放映

    2015/11/27
  5. セキュリティコードも漏えいの可能性、イクスピアリのECサイトでカード情報流出か

    映画チケットなどを販売するサイトが不正アクセスを受け、最大で2432人分が流出した可能性がある

    2015/12/2
  6. 人気店の「伊藤久右衛門」がAmazonに出品し売り上げを拡大している理由

    AmazonマーケットプレイスマンスリーニュースレターVol.17より転載

    2015/11/30
  7. 「楽天市場」の2015年人気商品ランキング1位はヘアケア商品の「ボタニスト」

    ヒット傾向をまとめた「ヒット商品番付」でも「ボタニカルブーム」が最上位に

    2015/11/27
  8. 「プライムナウ」の裏側に潜入。アマゾンが仕掛ける1時間以内の配送サービスに迫る

    アマゾンジャパンのジャスパー・チャン社長が語る「アマゾンのスピード配送、狙いと今後」

    2015/12/2
  9. 「Amazon ログイン&ペイメント」が自社ECの新規獲得やコンバージョンUPに役立つワケ

    1か月間の新規会員の内7割超が「Amazon ログイン&ペイメント」経由というある店舗もある

    2015/11/30
  10. オーバーオール着回し術。ナチュラルから大人ガーリーまでファッションを楽しもう!

    個別の悩みや要望に応じたスタイリングを提案してくれるズーティースタイリングラボさんに行ってきました。(連載第13回)

    2015/11/27

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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    #ask_appindexing_jp のハッシュタグを付けてつぶやくとApp Indexingの疑問にGoogleがその場で答えてくれる

    10 years 7ヶ月 ago

    12月10日(木)の10時から17時の間、Google JapanのDuncanさんとErikoさんが、App Indexing に関する質問や疑問にその場で答えてくれる。#ask_appindexing_jp のハッシュタグ付きで Google+やTwitterに投稿するだけ。App Indexingでわからないことや知りたいことがあれば聞いてみよう。

    - #ask_appindexing_jp のハッシュタグを付けてつぶやくとApp Indexingの疑問にGoogleがその場で答えてくれる -

    Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

    Kenichi Suzuki

    リアルタイム更新になる次のペンギンアップデートは年内は実施せず、来年へ持ち越し

    10 years 7ヶ月 ago

    Googleは、かねてからの予告とは裏腹に次回のペンギンアップデート更新の年内の実施を見送った。年明け以降の実施となる。休日が近づいていることが理由。

    - リアルタイム更新になる次のペンギンアップデートは年内は実施せず、来年へ持ち越し -

    Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

    Kenichi Suzuki

    コムスコア、日本のデジタル利用状況をレポート

    10 years 7ヶ月 ago
    コムスコアが日本のデジタル利用状況についてのレポートを公開。
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    2015 日本デジタル・オーディエンス・レポート
    http://www.comscore.com/jpn/Insights/Presentations-and-Whitepapers/2015/2015-Japan-Digital-Audience-Report
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    世界の傾向は次のレポートが参考になる。
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    2015 Global Digital Future in Focus
    http://www.comscore.com/Insights/Presentations-and-Whitepapers/2015/2015-Global-Digital-Future-in-Focus
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    noreply@blogger.com (Kenji)

    【広告代理店さまへ】御社でリスティング オートフライトを導入する5つのメリット。

    10 years 7ヶ月 ago

    訴求力のある広告文を自動で大量作成します。

    リスティング オートフライトは、ATOKなどで培ったジャストシステム独自の自然言語処理技術を応用し、リスティング広告のキーワードや、各キーワードに対応した訴求力のある広告文を自動で作成します。これにより、人手だけでは完全に網羅することが難しかった、キーワード毎のユニークな広告文展開を、
    案件の規模に関わらず、行うことが可能になりました。

     

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    代理店に関するお問い合わせ
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    24時間365日、自動で改善し続けます。

    さらなる成果を求めて、リスティングオートフライトは、検索キーワードの案出しから広告タイトル・説明文の作成、そして入札単価や時間帯などの設定を24時間365日、自動で改善し続けます。市場の状況は刻一刻と変化します。そして、それらに対応するためには常にPDCAサイクルを回し続ける必要があります。リスティング オートフライトは高度な自然言語処理技術と機械学習により、一人でひとつの案件に集中するのと同等の運用を自動で行うことが可能です。

     

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    オペレーションはとてもシンプルです。

    高度な言語処理や統計、機械学習を駆使して自動最適化を行うリスティング オートフライトですが、そのオペレーションは実にシンプルです。利用者はWEBブラウザからリスティング オートフライトにログインし、ベースキーワードとランディングページのURLを設定するだけ、わずか5分でリスティング オートフライトは希望するサイトのリスティング広告を最適化しはじめます。

     

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    代理店に関するお問い合わせ
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    チームの生産性が飛躍的に向上します。

    AI=人工知能による自動最適化を行うリスティング オートフライトならば、案件の規模や予算に関わらず、数多くの案件をそのパフォーマンスを損なうことなく、運用することが可能です。継続的なPDCAが必要となるリスティング広告ですが、その「手間のかかる部分」を自動化することで、チームの生産性は飛躍的に向上します。

     

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    時間を作れます。手間がかからないので。

    ほんとうに任せっきりにしていて大丈夫なのかと不安に思われるかもしれません。ご安心ください。リスティング オートフライトはその戦術と施策方針・内容を逐一あなたにレポーティングします。初期の設定を5分程度で終えた後は、リスティング オートフライトからの報告を待つだけです。
    このように、リスティング広告の運用を自動化することで、より多くの時間を他のこと、例えばクライアントとのコミュニケーションや広告プロモーションの全体設計などに費やすことができます。

     

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    ご質問、案件のご相談はこちらから

    リスティング オートフライトでは、サービスについてのご質問や案件のご相談、シミュレーションを受け付けております。下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。

     

    代理店に関するお問い合わせ
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    InsideLAF

    イオンが通販・EC事業を再編、イオンダイレクトとイオンリンクが合併

    10 years 7ヶ月 ago
    合併後の「イオンリンク株式会社」はECソリューションやeコマースポータル運営、通販事業などを展開

    イオングループの通販会社イオンダイレクトとECフルフィルメント事業などをのイオンリンクは12月1日付で合併した。合併後の「イオンリンク株式会社」はECソリューションやeコマースポータルの運営のほか、通販事業などを展開する。

    イオンリンクはイオングループの中期経営計画(2014~2016年)で掲げた「デジタルシフト」を担う1社。eコマースのポータルサイト運営、ECのフルフィルメント事業などを手がけてきた。

    イオンダイレクトはカタログ通販が主力事業。イオングループが掲げる「シニアシフト」の中核を担う1社だ。

    通販やECに関する事業を1社に集約。「デジタルシフト」「シニアシフト」を推進させる。

    イオンダイレクトとイオンリンクが合併

    合併会社「イオンリンク」が運営する通販サイト「saQwa」でも合併を告知している

    イオンは2009年、当時三菱商事の通販子会社だったデジタルダイレクト(当時、11月まではイオンダイレクト)に出資し、連結子会社化。2014年に三菱商事から株式を追加取得し、100%の株式をグループで保有した。

    高齢化社会の進展やデジタルデバイスの急速な普及で、シニア向けやノンストア事業を強化。「シニアシフト」「デジタルシフト」を推進するとした。

    瀧川 正実

    ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

    通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

    takikawa

    冬季HCD研究発表会の予稿集の入手方法のご案内

    10 years 7ヶ月 ago

    12月5日(土)に芝浦工業大学(東京・田町 芝浦キャンパス 802教室)で開催される冬季HCD研究発表会の予稿集についてお知らせいたします。

     

    予稿集は下記URLより表示し、ダウンロード(10.4MB)してください。

    http://www.hcdnet.org/docs/2015proceedings_winter.pdf

     

    【注意事項】

    ※パスワードがかかっています。

    ※パスワードは別途、参加者へ事務局からメールでお知らせしてあります。

    ※ブラウザで表示した場合、フォーマットが崩れる場合があります。

    その場合はダウンロードしたファイルからご覧ください。

    ※ダウンロード期限:12月11日(金)

    Fujikawa

    【連載 テレビとネットの狭間で走れ!第一回】世帯視聴率の功と罪

    10 years 7ヶ月 ago

    今回からこのVideo Squareで連載をはじめることになった。私は50代で元はコピーライターだったが、最近はもっぱらテレビを中心にメディアの今後について語ることが仕事になり、とりあえずメディアコンサルタントなどと名乗っている人間だ。どんなことを語っているのかはネット上のあちこちに原稿があるので適当にググってもらえればわかると思う。

    Video Squareは動画広告をテーマにしたメディアだ。私の連載の企画意図も、ネット動画の向上に役立つ情報発信に据えたい。動画をもっと高く売るには、効果をさらに上げるためには、もっと社会的価値を高めるにはどうしたらいいか。もちろん私も、どうすればいいかわかっているわけではないが、読者の皆さんと一緒に考えていければと思っている。

    動画の、それも“広告“としての価値を高めるには、その計測を考えないわけにはいかないだろう。そこで、連載第一回は、テレビメディアの計測についてみていこうと思う。テレビでの計測を知ることで、ネット動画の計測のヒントになるのではないか、という趣旨だ。
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    テレビの視聴計測というと、「視聴率でしょ」と誰もが即座に答えるだろう。そして、ことネット界隈ではこの視聴率の評判がやたらと悪い。「数百世帯で何がわかるの?」「テレビをつまらなくした元凶だ」、中には、「適当にねつ造してるんでしょ?」と根も葉もないことを言うヤカラも見かける。

    視聴率はいろいろ誤解されているなあと、そんな言われ様を見ると思ってしまう。世帯視聴率による計測に今、いろいろ課題が押し寄せているのは間違いないが、一方で視聴率はテレビビジネスをここまで成長させてきた原動力だ。

    テレビ放送がはじまった1950年代、当然まだ視聴率の計測体制は整っていなかった。でも、テレビは急速に普及し、お茶の間から経済界まで多層的な期待を背負った。そして広告メディアとして機能させるためには、どの番組がどれくらいの人に見られているかを、なんとか測る必要があったのだ。

    そこで60年代、米国から来たニールセン社と、日本側の資本でできたビデオリサーチ社の2社による計測がはじまった。そこには、先人たちの汗まみれのドラマがあったことだろう。

    今、ネット動画について再生数だの何だのを資料にまとめていかに効果があるかを示そうと悪戦苦闘しているように、テレビメディアの開拓者たちが必死で説明してテレビのチカラ、可能性が信じてもらえるようになった。
    TVVVVV
    テレビ放送は莫大な金額の広告費が動く。そのためには、黎明期にこういう努力が必要だったことを認識しておいたほうがいい。価値があるメディアになるためには、そのために多くの汗が流されたのだ。ブラックボックスの中でズルいことして、姑息に稼いで成長できたわけでは決してない。

    世帯視聴率への批判に、数百世帯で何がわかるのか、というものがある。確かに、関東でいうと600世帯ぽっちで全世帯が同じ傾向だと言うのは一見すると疑問が湧くだろう。ただ、ここで注意したいのは、ビデオリサーチ社は前後2%程度の誤差があることを明確にアナウンスしている点だ。

    例えば、10%の視聴率と発表されても、それは12%かもしれないし、8%かもしれないということだ。実際、2000年までは、ビデオリサーチ社とともに、ニールセン社も視聴率を計測しており、2社の数値には、時に2%を超える違いが生じていたのだ。

    誤差が小さくなるようにサンプル数を増やせばいいじゃないか、と言いたくもなるだろう。だが、増やすのは並大抵の話ではない。計測機械を取り付けてもらえる世帯を、日本の人口分布に見合った形で構成して決めていくのだ。大変な作業と費用がかかるので、そうそう増やせない。
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    ネット調査では平気で何千ものサンプルでデータを出しているのに、と思いがちだが、ネットで収集したデータが何千人分も集まっても、それが日本の人口分布に沿った世帯で構成できているかを問われるとひとたまりもない。そんなことは、ネット調査ではほぼ無理なのだ。

    ビデオリサーチ社のデータが、これまでテレビ放送ビジネスを支えてきたのは、この「代表性」にある。偏りがあるデータでは、商取引に使えない。日本の人口分布の縮図が母数になっているからこそ、マーケティングに役立つデータ足りうるのだ。

    こうした背景があるから、世帯視聴率はビジネスの基準になっている。「カレンシーデータ」という言い方をするのだが、広告業界の“通貨”として機能している。何らかの“通貨”が必要だから、視聴率はテレビ広告の取引に使われる。日経平均があって株式取引ができるのと似ている。視聴率のそういった“必要性”を知っておくべきだろう。

    では、世帯視聴率に課題はないだろうか。いやたくさんある。ありすぎと言っていいくらいだ。

    まず、これは視聴率の問題と言うより日本社会のそもそもの問題なのだが、世帯視聴率はいまや高齢層に大きく引っぱられてしまう。視聴率の区分で、F1とかM2とか言う。MはMaleつまり男性、FはFemaleで女性。1は20〜35才、2は35才〜49才、3は50才以上。つまりF1は20〜34才の女性、M3は50才以上の男性、といった意味になる。
    人口分布と視聴率区分H26
    これは私がよく使う図なのだが、平成26年の日本の年齢別人口を視聴率の区分に当てはめて大ざっぱに計算したものだ。

    M3F3合わせて45.2%もいる。逆に子供と若者(20歳以下とF1M1)を合わせても33.5%にしかならない。こうなると、視聴率をとるには若者に向けてなどいられない。視聴率を上げろとせきたてられる各番組スタッフはどうしても、F3を取りに行ってしまう。

    だから世帯視聴率を指標にしているとテレビが“おばさん化“してしまうのだ。論理的・構造的にそうなってしまう。今のテレビは、“おばさん化スパイラル”に陥っていると言っていいだろう。

    また、日本の家庭が「夫婦と子ども」から、一人世帯に強くシフトしていることも大きい。3〜4人いる世帯では、その中の誰かが見れば「世帯視聴率」にカウントされる。だが、一人世帯では、その一人が見ないと世帯視聴率につながらないのだ。

    つまり、世帯視聴率は、昭和の標準的(とイメージされていた)家庭が多数を占めていた時代には非常にマッチしていたが、21世紀の日本社会に合っていない。あるいは、今の日本社会のいびつさの影響をはっきりと受けてしまった指標なのだ。

    だから、世帯視聴率は不要かというと、そんなに単純な話ではない。先述の通り、指標がないとビジネスが動かせなくなってしまう。日本の全世帯で各番組がどう視聴されているか、そのモノサシとしてはよくできているし、広告の大まかなリーチを測るのに第一義的には有効な指標なのだと言える。

    ではどうすればいいのか。明確な答えはまだないが、多様な試行錯誤はすでに始まっている。おそらく、世帯視聴率をx軸としたうえで、y軸となる指標を設定し、1次元的だった視聴計測を2次元的に進化させるべきなのだろう。

    ネット動画の立場から見ると、テレビの視聴率のこうした悩みは他人事に思えるかもしれない。だが、ネット動画だって、再生数以上のデータをどれくらい提示できているだろうか。2次元的なデータを持てているだろうか。

    再生数が百万回に達して喜んでいる場合でもない。視聴率換算だと1%かい?と言われてしまう。テレビという巨大なメディアと張り合うには、ネット動画だって再生数以外の数値も必要なのだ。

    ネット動画にとってもヒントになりえるテレビの新しい視聴計測の取組みは、次回に紹介しようと思う。

    ※筆者が発行する「テレビとネットの横断業界誌Media Border」では、放送と通信の融合の最新の話題をお届けしています。月額660円(税別)。最初の2カ月はお試しとして課金されないので、ぜひ登録を。

    crevoAdmin

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