
決済代行のGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は8月19日、台湾で決済代行事業を行うNeweb Technologiesに100万米ドル(約1億2000万円)を出資し、業務提携を強化したと発表した。中華圏での事業拡大を進めるとともに、Neweb社が提供する各種決済サービスの日本展開を推進していく。
GMO-PGは現在、シンガポール、香港、台湾、マレーシア、タイの5拠点に現地法人などを設立。同地域またはその周辺地域に進出する日本のEC事業者向けの海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」を展開している。
加えて、現地で有望な決済代行会社と資本業務提携など進めることでアジア圏での事業拡大を推進。今回の業務提携の強化もその一環となる。
Neweb社は有名大手ECサイト、音楽配信サイト、転職サイトなど4000店舗に決済サービスを提供している台湾の大手決済代行会社。GMO-PGとは2014年3月から業務提携している。
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オリジナル記事:台湾の決済代行Neweb Technologiesとの業務提携を強化、GMO-PG | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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機能性表示食品を取り扱い始めているメーカーが増えています。機能性表示食品はもちろん店頭などでも販売されている商品もありますが、やはり、通販商品として展開する企業が目立ちます。通販で販売する場合、テレビ、雑誌、折り込みチラシなどの広告を使うのは通常の健康食品と同じ。ただ、機能性表示食品の場合、消費者庁に届け出たフレーズが公表されていますが、そのままそのフレーズ全文を利用しなければならないのでしょうか。
機能性表示食品の広告上のルールはまだ確立された訳ではありません(※)。現状ではただ漠然と、届出受理された機能および事実が表現できるということになっています。
※今年度中を目処に、健康食品の業界8団体で組織している健康食品産業協議会が、機能性表示食品の広告に関する自主ルールを策定する予定です。
逆を考えれば、「機能性(表示しようとする機能性)は、届け出たフレーズのまま全文使用しなければならないといった取り決めはない」ということになります。
そのため、「機能性(表示しようとする機能性)は、届け出たフレーズのまま全文で使用しなければならないのか」という問いに結論から言うと、広告内できちんと機能性が伝わっているのであれば、一部を抜き出してキャッチコピーにするのは差し支えないいと考えることができます。
消費者庁による「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」を見ても、消費者によりわかりやすい情報を提供するなどの目的で、届出表示の内容が誤認されることのないことを前提に、届出表示の内容を一部省略・簡略化・言い換え・追加説明をすることは差し支えない、と考えるのが妥当と言えるでしょう。
たとえば、表示しようとする機能性について……
と届け出たと想定します。
この機能性について、消費者に対して誤解なく伝わるのであれば、単語を切り出して「○○(成分名)が糖の吸収をおだやかにする」「脂肪の多い食事を摂りがちな方に」などといっても差し支えないということです。
ただし、誤解を生むような切り出し方は不可となりますので注意が必要です。
一方、「食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする」という表現で、故意に「食後」を削除し、タイミングに縛られずにいつでも血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにするような表現をすることは、誤解を招くため適しません。
さらに、「食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする」のは○○(成分)によるものであり、商品そのものの機能性ではありません。あくまでも成分としての機能性であることが伝わるように配慮する必要があると言えます。
なお、誤解を生まない配慮として、表示しようとする機能性全文が広告内のどこかに明記していくことが望ましいのではないかと考えます。
現状、広告のレベル感として考えるならば、「トクホ」が参考になるでしょう。
トクホでは公益財団法人日本健康・栄養食品協会が、「特定保健用食品」適正広告自主基準を出しています。トクホについてもあくまでも自主基準ですが、逆に公的なルールはないので、これが目安として用いられています。
この中には、
(2) 「許可表示」の直接引用以外の広告表現について
1)広告で製品を説明する場合、消費者によりわかりやすい情報を提供する等の目的で、許可表示の内容を一部省略・簡略化・言い換え・追加説明をすることは差し支えないが、許可表示の内容が誤認されることのないよう十分に注意すること。2)審査申請書に添付した表示見本の記載内容・キャッチコピーは、そのまま使用することは差し支えない。
とされています。
現在はまだルールがしっかりと決められているものではありません。
ルールがないからと、届け出とは異なる広告などを行う事業者が増えると、今後決められるルールが厳しいものになる可能性もあります。業界全体で誤解を生まない表現を行っていただきたいと思っています。
【薬事法広告研究所からのお知らせ】
機能性表示食品 届け出から広告表現までの実際
機能性表示食品について二部構成で実施いたします。
第一部は、届出には欠かせないのに疎かにされがちな成分分析から、食経験・安全性の評価方法、効率的な資料の作成方法まで、届出のための具体的なポイントをご紹介。
さらに第二部では、実際の広告を取り上げ、巧みな機能性表示食品の広告作成テクニックを徹底解説いたします。
9月11日(金)
14:00~15:30「第一部」
16:00~17:30「第二部」
※各講座60名限定
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オリジナル記事:機能性表示食品の表現は、届け出のフレーズをそのまま使用しなければならないの? | 健康・美容業界の今を知る! | ネットショップ担当者フォーラム
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楽天は8月20日、「楽天市場」のPC版のトップページを約4年ぶりにリニューアルした。テキストを少なくし、企画バナーや商品画像などを増やすことで視認性を向上。ジャンル一覧などのリンク設定をテキストリンクからブロックレベルでのリンクに変更して操作性を高めた。
テスト期間ではトップページから離脱してしまうユーザーの減少、ライトユーザーの購入率向上が見られたため、正式に公開したとしている。
従来までのトップページでは、楽天のイメージカラーであるクリムゾンレッドを基調としていたが、グレーを基調としたデザインに変更。企画バナー、商品写真などの視認性を高めている。
また、楽天グループのトップページであることも意識し、TOPページの最上段には各グループサービスへのリンクを用意。クロスユースを促進するようにした。
新デザインは7月1日から一部のユーザーを対象に先行試験公開し、A/Bテストなどを実施。ユーザーからの反応や意見を反映しながら調整を行い、8月20日に正式に公開した。
楽天の河野奈保執行役員は会見で、「楽天のユーザーはヘビーユーザーが多く、従来のTOPページに慣れている人が多いので、なかなかリニューアルできませんでした。今回は多くのテストを実施し、いい結果が出たので思い切ってリニューアルした。今まで以上に使いやすくなっていると自信を持っている」と話した。

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オリジナル記事:「楽天市場」のTOPページを4年ぶりにリニューアル、楽天 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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2015年8月20日(木)、KDDIウェブコミュニケーションズ セミナールームでCPI x CSS Nite x 優クリエイト「After Dark」(25)を開催し、54名の方にご参加いただきました。
「クライアントの満足を引き出す、コミュニケーション術」と題して、田口 真行さん(デスクトップワークス)にお話しいただきました。
田口さんをはじめ、中村 健太さんなどによる共著の『第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書』が来週発売になります。
全国100,000人のディレクターが集まるサイト「Webディレクターズマニュアル」出張版!
セミナーなどでもお馴染みの現役Webディレクター3人が、「今すぐ日々のディレクションワークに役立つ情報」と、その「本質となる考え方」、そして「超実践的なトレーニング手法」についてまとめた本です。
万人のために書かれた理論的な本ではなく、日々の仕事から生み出された工夫や考え方、Tipsが詰まっています。

二重の意味でスイーツ店長・ヒロシが第4話にしてやっと活躍! お客さまに直接商品を配達したというエピソードは、監修者・長山氏の実話らしいです。今回はお盆休みを含む2週間分のランキングです。

ロコンドが「楽天市場」に「LOCOMALL」を初出店、楽天は返品送料無料特集を展開へ
楽天店を劇的に伸ばすサイト改善5つの鉄則と、PDCAを効果的に回転させるポイント
Amazonへ価格競争で逆襲か? コストコ的ビジネスモデルで勝負を挑む「Jet」とは

女性向けアパレル通販「神戸レタス」、約4万件の顧客情報漏えい問題の調査結果を公表

楽天市場の広告効果や出稿状況を知って戦略立案を手助けする。出店者必見の「ad Nint」

「DeNAショッピング」「auショッピングモール」が「KARTE」を導入、店舗のWeb接客を実現

ニッセンHDが大型家具の通販・ECから撤退へ、希望退職120人の募集も開始
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
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オリジナル記事:イベント対応でチャンスをつかめ!/「インク革命.COM」のCVRを上げた施策とは? | 週間人気記事ランキング | ネットショップ担当者フォーラム
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ネットショップのトップページと特集ページのキーワードはどう選ぶ?(連載第10回)

ネットショップに共通するサイトの基本的な構造と言えば「トップページ」「カテゴリページ」「商品ページ」「特集ページ」の4つ。今回から2回に分けて、それぞれのページにどのようなキーワードを選べばいいのかを説明します。今回は前編。「トップページ」と「特集ページ」について解説します。
本題に入る前にYahoo!のお話を。先日、Yahoo!検索がSSL化というニュースが発表され、8月18日に実行されました(→参考)。
これによって、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで「Yahoo!からどのキーワードで訪れたか」というキーワード情報がわからなくなります。Googleと同じような状況ですね。
ちなみに現状ではYahoo!の参照元 search.yahoo.co.jp は、困ったことにorganicではなくreferralに分類されているようです……(→参考)。
そのため今後は「キーワード単位での効果分析」がアクセス解析ツールではほぼできなくなります。SEOを重視しているサイトではなかなかつらい変更ですね。
キーワードの分析ができなくなるということは、もうキーワードに注力する必要はなくなるのでしょうか?
そんなことはなく、SEOを行う際にはユーザーの検索ニーズ、つまりキーワードを意識してサイトを作っていくことはまだまだ重要な要素となります。
もちろん、今のGoogleに対しては“キーワード”だけにフォーカスするのではなく、初回にお話したように「キーワード」とそれにマッチした「コンテンツ」を考えていくことも重要になります。
つまり、そのキーワードを検索するユーザーの検索意図までしっかり把握して選んでいくということです。
私がSEOを手がけたサイトには、本当にいろいろな種類がありました。ネットショップはもちろん、ニュースサイトや旅行サイト、不動産サイトやメーカーサイトなど、さまざまなタイプです。そのため、作業をするときはいつも「ページにキーワードを設定する」のではなく、「キーワードからサイト構造を考える」プロセスを取ってきました。
今あるページからキーワードを考える、もしくは先に作りたいページのサイトマップを作ってしまうのではなくて、必ず先にキーワード調査を行ってそこからページに当てはめていくという流れになります。
つまり、キーワードによっては既存のサイト構造も大きく変えていく必要があるということです。
ただ、今回はネットショップが対象ですので、すでに構造はほぼ決まっています。
1. トップページ
2. カテゴリページ
3. 商品ページ
4. 特集ページ
この4つがネットショップに共通する主なページですよね。
この記事では上記の構造に合わせたキーワードの選び方をご紹介します。
ネットショップ以外の場合は、前述したように「キーワードからサイト構造を考える」、この概念はやはり重要になります。それはまたどこかでご紹介できればと思います。
さて、今回は寝具のネットショップを例にしてみようと思います。寝具や布団を販売しているお店ですね。
私もシーツだけはたまにネットで買いますが、枕カバーや布団カバーは実際に見たいのでお店で買うことが多いです。
そして、今気になっているのはこの猛暑……寝具は干すだけでいいのか、洗った方がいいのか、寝苦しい夜の対策がないのかなど、毎晩考えています(笑)。
そんな寝具のネットショップのトップページのキーワードです。
よく言われることですが、トップページには最も重要で人気がある「ビッグキーワード」を設定するといいでしょう。寝具のネットショップであれば、「寝具」や「布団」です。
新規サイトであれば「寝具ドットコム」「布団店 [サイト名]」など。
既存サイトでもサイト名にプラスして「 [サイト名] 寝具と布団の通販サイト」などと設定するといいでしょう。
このあたりはかなり浸透しているようで、ネットショップのサイト名を「寝具ドットコム」のように、ビッグワードを含んだものにしているショップをよく見かけます。
1つよく質問されますが「『布団店』にしたら『布団』でヒットしないんじゃないか?」という懸念。Googleには「形態素解析」があります。これは平たく言うと文章を最小単位の言語に分割することです(形態素解析については、このサイトの例がわかりやすいです。→言語郎「形態素解析とは?」)。
「布団店」は「布団」と「店」に分割されますので「布団店」でも「布団」はヒットします。
ずいぶん前、困ったことがあるのは「お花見」が形態素解析されていなかったことです。
あるお客様のサイトで「花見」というキーワードを使っていたら「お花見」で全然ヒットしなかったのです。
Googleの辞書は日々進化しており、その後形態素解析された「花見」が入ったので気にする必要はなくなりました。
なお、トップページのキーワードはあまり欲張らずに1語か2語にしてください。
良くない例:「羽毛布団、敷布団、枕、布団通販の○○ドットコム」
良い例:「布団通販の○○ドットコム」
特集ページを作るネットショップも多いですね。ユーザーとしても特に買うものがまだ明確に決まっていない段階では参考になることが多いです。
さて、この特集ページですが、皆さんはテーマをどのように考えていますか? 「スタッフの方でアイデアを出し合って決めている」「毎年だいたい同じテーマのものを更新している」「新しい商品に合わせて特集を組んでいる」そのような感じでしょうか。
たまにはキーワードから特集を作ってみませんか? 集客の機会が広がりますよ!
特集キーワードを考えるときのポイントがいくつかあるのでご紹介します。
Googleは1つのサイトが検索結果を占拠しないように、特に1ページ目は1つのドメインからは基本的に1ページしかヒットさせないことが多いです。これによって検索結果には多様なサイトが並ぶのです。
ナビゲーショナルクエリ(サイト名など)や一部のインフォメーショナルクエリ(一般キーワード)では1サイトから複数ページ出ているケースもありますが、基本、ヒットするのはサイトにあるどこかの1ページなので、特集キーワードはカテゴリキーワードとバッティングしないようにしましょう。
例えばカテゴリのほうに「羽毛布団」カテゴリがあるのであれば、特集では「羽毛布団特集」などは作らないか、作るなら「羽毛布団の選び方特集」など、違う言葉で作りましょう。
自由度の高い特集ページは、季節キーワードを盛り込むのが効果的です。
例えば夏の特集。何があるでしょうか? パッと思い浮かぶのは「夏用寝具特集」でしょうか。でも、調べてみるとさほど検索されていないことがわかります(今回は派生語のわかりやすいキーワードウォッチャーのデータを使います)。
では夏の寝具の利用シーン、購入ニーズはどのようなものがあるのでしょうか。
夏といえば寝苦しい熱帯夜。「熱帯夜」を調べてみます。
「熱帯夜」自体は非常に検索されていますが「寝具」との検索は見られませんでした。
他に熱帯夜対策として寝具に求めるニーズがないかGoogleで調べてみます。
すると「ひんやり寝具」「冷感寝具」という言葉が見られます。
「ひんやり寝具」より大きなくくりにして「ひんやり」で調べてみます。すると「ひんやりシーツ」、「ひんやりタオルケット」などが検索されています!
プランナーツールで調べてみても同様に検索されていました。
同じく「冷感」で調べてみると「冷感シーツ」や「冷感敷きパッド」などが検索されていました!
ちょっと言い回しを変えて「涼感」にしてみます。こちらも検索されています。
「夏用寝具」よりも「涼感寝具」のほうが人気ということがわかります。
もしひんやり冷たい商品を扱っていたら後者を使って「夏の涼感寝具特集」などいかがでしょうか? 下層コンテンツとして「冷感・ひんやりシーツ」なども作成できそうです。
このように、特にその季節のお悩みからキーワードを探して特集を作ると、一過性ではありますが、大きなトラフィックを生むことがあります。
これも特集向きのキーワードですね。ユーザーは布団に関してどのようなことを知りたがっているのでしょうか。
まずは「布団」というビッグワードの派生語を見てみます。6月のキーワードです。
羽毛布団と一緒にクリーニングや洗濯が検索されています(①)。
Googleで「羽毛布団 クリーニング」と検索すると、サジェストワードに「料金」「保管」などが出てきますので、ユーザーはクリーニングの料金や保管サービスを検索しているということがわかります。
梅雨時のデータなので「布団 ダニ退治」「布団乾燥機 ダニ退治」なども検索されています(②)。
布団のダニ退治の方法などを解説する特集もいいですね。それでも困っているユーザーには防ダニ布団などへの買い替えの訴求ができるかもしれません。
他にも布団の派生語には次のようなハウツーワードが見られました。
「布団の洗い方」 「布団の打ち直し」 「布団の捨て方」 「布団のたたみ方」
打ち直しや捨て方を探しているユーザーには新しい商品を勧める機会になるかもしれません。
このように、まずは商品関連の派生語をよく観察して、ハウツーになる言葉を見つけることをおすすめします。
言葉を発見できたら「ユーザーはどんな意図で検索しているか」を想定して特集コンテンツを作成するといいでしょう。
解説文があるといいのか、図解があるといいのか、何か比較表があるといいのか、合致する商品の紹介があるといいのか……。
1ユーザーの立場に立って考えてみると、最適なコンテンツはおのずと見えてくると思います。
いかがでしたでしょうか? 次回は「カテゴリページ」「商品ページ」について解説します。お楽しみに!
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オリジナル記事:SEO実践編。まずはトップページと特集ページにキーワードを設定してみよう | ネットショップのためのSEO施策ゼミナール | ネットショップ担当者フォーラム
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楽天は8月20日、最短20分で日用品や食品などを届ける即時配送サービス「楽びん!」を開始した。東京・渋谷区、目黒区、世田谷区、港区でサービスを提供、24時間対応する。「今すぐ届けてほしい」「深夜に届けてほしい」といったニーズに対応し、コンビニやドラッグストアを利用するユーザーの取り込みを図る。
取り扱う商品は開始時点で約450点。ソフトドリンクや酒などの飲料品、レトルト・インスタント食品、菓子などの食料品、洗剤やトイレットペーパーなどの日用品。そののほか、楽天市場でランキング上位の飲食料品、パンやスイーツ、コーヒーといった楽天カフェで人気のスイーツなどを取り扱う。
すべて楽天マートの取扱商品として販売。「楽天市場」で人気の商品もネットスーパーの「楽天マート」同様、楽天マートが仕入れて販売する。
専用のスマートフォンアプリから、楽天会員IDに登録している住所、または表示されている地図上で希望する受け取り場所をワンタップで指定。その後、希望する商品を選ぶと24時間いつでも、平均60分で商品を届ける。
商品を積んだ配送車がサービス対象エリアを周遊し、注文を受けると該当する商品を積んでいる最も近い位置の配送車に自動的に配送指示を出すことで、短時間配送を可能にした。商品が足りない場合などは、近くの配送デポなどに立ち寄り、補充する。
配送車には簡易の冷蔵施設を設置。ソフトドリンクやビールなどは冷えた状態で届けるほか、コーヒーなどは到着した際に配送員が入れることで、できたてを提供する。
注文は980円以上から受け付ける。1回の注文にかかる配送料は、購入者が受け取り指定場所に到着した配送車脇で商品を受け取る場合は390円、スタッフが購入者の玄関先など手元に商品を届ける場合は770円(いずれも税込価格)。2500円以上場合は、配送車脇での商品受け取りを選ぶと無料になる。
楽天では同サービスを7月から渋谷区、目黒区、世田谷区でテスト運用していた。今回、24時間運用が可能になったことから、ニーズが見込まれる港区を対象エリアに加え、本格展開を決めた。今後、対象エリアや商品の種類などを拡張していく計画で、生鮮食品などの取り扱いも行っていく考え。
まずは当社が商品を調達して販売するが、サービスの需要が大きいということがわかれば、楽天市場出店者に対してスピード配送を提供できるかを検討していきたい。(楽天新サービス開発室の中西勝也氏)

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インターネット関連事業者を中心に構成する「消費者法制の見直しに関する研究会」は9月10日、「消費者契約法見直しに関する説明会(事業者向け)」を開催する。内閣府消費者委員会消費者契約法専門調査会が取りまとめた、消費者契約法の改正に向けた中間報告について、通販・EC、Web担当者などに向けて説明する。
▼消費者契約法見直しに関する説明会(事業者向け)の詳細はこちらから
説明会では、消費者委員会事務局の担当官が中間取りまとめの内容について解説。参加者から、質問や意見を募るという。
内閣府消費者委員会消費者契約法専門調査会が取りまとめた中間報告では、「勧誘」に広告を含む方向性で一定の結論が出ている。不当勧誘に対する取消権の拡大(対象範囲拡大及び要件緩和)の懸念、加えて不当条項リストの追加など、BtoCビジネスを手がけるすべての業種・業態に大きな影響を与え得る内容が提案されている状況だ。
「消費者法制の見直しに関する研究会」は、「不当勧誘の対象拡大の規定ぶり次第では、通販にとどまらず、あらゆる『表示や広告』が広く含まれてしまう可能性がある」と指摘している。

今後、専門調査会は最終取りまとめを急ぎ、その後に消費者庁が法案を作成する。「消費者法制の見直しに関する研究会」は、「事業者実務への具体的影響については、今後の議論の参考としていただけるものと考えている」としている。
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ディー・エヌ・エーが8月7日に発表した2015年4-6月期(第1四半期)の連結業績で、「DeNAショッピング」や「auショッピングモール」などを運営するECモールの取扱高は前年同期比10.7%増の165億円となった。食品・日用品の取扱高が伸び、取扱高の拡大を牽引したとしている。
買い回りをすることで付与ポイントが増えるキャンペーンも積極的に展開、流通額のアップにつなげた。
前年同期は消費増税直後で消費が大きく落ち込んだため、2015年4-6月期は成長率は伸びやすい環境にあった。楽天の国内EC流通額は前年同期比17.2%増、ヤフーのショッピング関連取扱高は同21.3%増で、他のモールと比べるとDeNAは最も小幅成長となった。
DeNAは今期、商品ジャンルごとに集客メディアを作成、メディアからの送客で流通額拡大を進める計画を示している。だが、現在のところまだ具体的な施策はほとんど見られていない。
出店者数は、これまで公開してきた体制から今期は非公開に。「Yahoo!ショッピング」の出店料無料化の影響で、2013年10月以降出店者数の減少が続いており、こうしたマイナス要因を明らかにしたくないという意向がありそう。なお、2015年3月末時点の出店者数は3900店舗。

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アマゾンジャパンは8月18日、同社では初めてとなる温度管理対応倉庫の稼動を始めたと発表した。アマゾンが直接販売するワイン約5000点を定温管理する。
倉庫の稼働にあわせて、定温を維持して配送する有料サービス「保冷お届けサービス」も開始。徹底した温度管理を通じて商品を消費者に配送する体制を構築、ワイン好きへの販売を強化していく。
定温管理を行うにあたり、新たに千葉県・柏市内に専用倉庫を構えた。温度は20度程度に保ち、ワインの保管や出荷作業などを実施する。
高価なワインに関しては倉庫内のセラーで17度、湿度70%の環境で管理するという。現在、アマゾンの取り扱う商品だけが対象だが、将来的には物流サービス「FBA」にも対応させていく考えだ。
「保冷お届けサービス」は、定温倉庫から出荷したワインを温度管理した状態で、指定の配送先まで輸送するサービス。高温下での輸送はワインの品質に影響を与える可能性がある。特に夏期の利用を推奨している。同サービスは有料オプションサービス(1回あたり300円、税込)。
アマゾンでは2014年4月から酒類の直接販売を開始。ワインのほか、ビールや日本酒、焼酎など15万点を取り扱っている。

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アマゾンでは今後、ワインやお酒のEC事業者向けに定温管理や「保冷お届けサービス」に対応した物流代行サービス(FBA)を提供していく考えだ。
ワインの専業EC事業者の場合、こうした定温管理などの体制はすでに整えていることが多い。しかし、FBAを使えば売り上げ拡大につながる可能性が高く、利用する事業者は多くなると考えられる。
今回、定温管理倉庫を構えたことで、今後は三温度帯への対応も期待される。特に地方の食品メーカーなどのニーズが高いため、近く対応する可能性もありそうだ。