

スタートアップ企業や、これからネットPRを始める企業はどのようなことに目を配って広報活動を行えばいいのか? そのポイントを、国内外で3000人を超える動画クリエイターを擁し、動画制作と動画マーケティングをワンストップで提供する注目のスタートアップ企業「Viibar」(ビーバー)の広報ご担当者、近江晶子氏にお話を伺いました。
お話を伺った方
株式会社Viibar 広報 近江 晶子氏
──これから広報活動に取り組もうと考えているスタートアップや中小企業のために、Viibarでどのような広報活動を行ってきたかお聞かせください。
近江(以下、敬称略):私がViibarにジョインしたのは2015年8月頃からなので、それまでの広報活動については前任者にヒアリングしたことをお話させていただきます。
当社は2013年4月設立で、広報の専任はおらず、営業の女性が広報も兼任していました。広報経験はなかったため、最初はスタートアップ広報の勉強会や記者懇親会などに出かけてプレスリリースを手渡ししていたそうです。
プレスリリースは月に1、2本書いて、勉強会で学んだことを参考にメディアが記事にしやすいニュースを作ることを意識していたそうです。さらに、広報勉強会やオフ会などに積極的に出かけて、知り合った記者の方にアポイントを取って会いに行ったりもしていたと聞きました。
まずは「業界ナンバーワン」を数字で示すことから──近江さんは広報経験者としてジョインされたのですね。
近江:前職はサイバーエージェントで広報とIRを12年担当していました。動画の業界は今が黎明期で、ちょうどインターネットの黎明期と雰囲気が似ていて面白いです。
──広報経験のある近江さんから見て、参画した当時の広報活動の課題はどういうところでしたか?
近江:まずは数字ですね。それまでのプレスリリースには具体的な数字の記載がほとんどなかったので、クリエイターの登録者数や制作した動画の本数、取引社数からパッケージの金額に至るまで、数字をきちんと精査して、インパクトのある数字とともに「業界ナンバーワン」と言えるようにしようと思いました。
また、そうした数字が社内でうまく共有されておらず、ブログやインタビューなどで言う人によってバラバラだったので、社内で統一するとともに社員にも数字の重要性を伝えることから始めました。
Viibarのプロダクトが提供する価値をコンテンツ化する
──社内で統一するというのは案外重要ですよね。ほかにはどのようなことを?
近江:広報でどういった方向性を打ち出していくかを経営者と話し合い、広報の目標を決めました。
Viibarのビジネスについて、現状はまだなんとなく動画を作っている会社だという程度にしか世の中に認知されていないので、まずはプロダクト広報を中心に据えてViibarがどのような価値をお客様に提供しているかを市場に知らせることをメインに取り組む方針に決めました。
また、これまで作ってきた動画がお客様企業にどのような満足をもたらしているのかという実績が外部に見えていなかったので、事例を掘り起こしてコンテンツ化し、記者に伝えるということを行いました。
──こちらの「Viibar動画研究所」の事例インタビューですね。
動画マーケティング・動画広告の事例ノウハウ | 動研 | Viibar
動研ことViibar動画研究所。企業様のケーススタディを中心に、マーケティングに役立つ動画の活用例を詳しくご紹介。
近江:はい。記者に伝えるためにもまずは会社の引き出しを増やし、ネタをためていくことが重要だと考えています。
このコンテンツは私の提案で始まり、私自身がインタビューをして書いています。いい事例がたくさんあるのに、外部にあまり伝わっていないのがもったいなかったので。そういった有益なネタを社内から集めてコンテンツ化する取り組みは精力的に行っています。
──コンテンツマーケティングですね。
近江:実は今、広報とマーケティングを兼務していまして、事例コンテンツはマーケティングの仕事としてやってはいますが、それを記者の方に伝えるのは広報の仕事なので結局は両方の領域にかかっている感じですね。
社内から広報ネタを提供してもらえる環境づくり──ほかにはありますか?
近江:あとは社内への働きかけです。「こういうネタが出たら広報に知らせよう」という情報の共有体制がまだ整っていないので、社内のいろいろなミーティングに顔を出したり、気になる動画があったらすぐに営業にヒアリングをしたりして、こちらからこまめに情報を拾いにいくことを心がけています。
前職は広報的な考え方が全社的に理解されていたのですが、それと比較するとViibarはまだ何が広報のネタになるのかが社員に浸透していない状況です。ですので、少しずつわかってもらえるように競合他社のネタを社内に共有したり、新聞で動画が取り上げられた記事を共有して「今、動画はこんなに注目されているんだよ」ということを伝えたりしています。
自分たちが面白いことをやっていても、それを外部に知ってもらう努力をしないと報道される機会を逃してしまうということをわかってもらいたくて(笑)。そういった社内コミュニケーションを通して、どういった情報が広報ネタになるのかみんなに理解してもらえるように努力しているところです。
──ちなみに、前職のサイバーエージェントではどのように全社に広報感覚を広めていたのでしょうか?

近江:もともと藤田社長ご自身が広報をとても重要視していて、社員も広報に取り上げてもらうことを誇りに感じる雰囲気をつくっていました。仕事で成果を出した人を積極的に広報していく方針でしたし、広報に露出することがうまくインセンティブにつながっていたんだと思います。
Viibarの社員は裏方に徹するタイプが多いので、どうしたら社員も喜ぶ広報活動ができるか試行錯誤しています。
社内への取り組みではもう一つ、部署ごとに提供してもらったリリースネタの数を表にして公表することもしています。数字で見せるとわかりやすいので、「どんなネタを出せばいいでしょう?」と声をかけてもらえたりもします。今はどんなネタでも可能性があれば教えて欲しいので、最終的にプレスリリースに使ったかどうかは別にして、単純に提供してくれたネタの数をカウントしています。
プレスリリースの6つの軸──そこからどういうネタをプレスリリースにするのかという指針はありますか?
近江:一応、広報でいくつか軸を考えています。
まず一つは、大企業と共同リリースを出せるニュースは必ずプレスリリースを出そうと思っています。例えば、Viibarの資本業務提携先であるヤフー株式会社との取り組みなどです。
2つ目が、新しい商品やサービスについてのリリース。
3つ目は、動画制作のクリエイティブの質と幅が広がることが訴えられるニュース。
4つ目は、業界トレンドに絡んだ話題。今ならVR動画や360°動画に関する取り組みなどですね。
5つ目は、これはまだ実現できていないのですが、「クラウド×地方自治体」に関する話題です。地方在住のクリエイターが活躍している話題や、地方自治体の動画制作に関するトピックですね。今、地方活性化の話題は新聞でも取り上げられやすいですから。
それから6つ目が、今一番うまくいっている「データ×クリエイティブ」の話題です。これに関しては『宣伝会議』や『MarkeZine』などでも注目されているので、関連する話題があれば必ずリリースを出そうと思っています。ですから、これら6つのネタにひっかかりそうなものがあったら必ず教えて欲しいと社内に伝えています。
企業事例の次はクリエイターや働き方の情報も充実化させたい──「クラウド×地方自治体」の話題で今何か準備していることはありますか?
近江:Viibarに登録しているクリエイターに取材して、紹介記事をWebコンテンツ化して記者の人たちにも伝えていく取り組みを準備しています。地方在住のクリエイターもいますし、海外在住でViibarの仕事だけで1000万円ぐらい稼いでいるクリエイターもいるんです。
ほかにも子育てしながらクラウドソーシングで動画制作を請け負って自立しているママクリエイターの方ですとか、学生から本格的に動画で稼げるようになった方など、Viibarを通じて活躍の場を広げているクリエイターの方々がたくさんいるのになかなかお伝えしきれていないので、きちんと情報発信しなければと思っています。
──それは興味深いですね。
近江:クラウドソーシングは一時期とても注目されましたが、結局は小銭しか稼げないと思われている現状があります。そうした風潮に対し、Viibarでは実力さえあればどんなクリエイターでも活躍できるオープンな機会を提供しているということをお伝えしていきたいと思っています。
今まで、映像クリエイターはテレビCMなどで大きな実績を出せないと、クリエイターとして独立し、継続した受注が取れるということはあり得なかったのですが、それが変わってきています。
Viibarが存在することによって、若手でも実力があれば大手企業と組むことができるようになってきたので、そういう新しい才能や新しい働き方をお伝えすることもニュース性があると思っています。
「データ×クリエイティブ」で差異化できた今がビジネスステージの転換期──スタートアップ企業が急成長していくと、広報活動にも転換期が訪れるポイントがあると思います。御社では、会社としてのステージの変化やそれにともなう広報活動の変化はありましたか?
近江:今がちょうど変化の最中だと思っています。これまでクラウドソーシング市場や動画市場の盛り上がりの波に乗ってメディアに取り上げられてきましたが、最近は一歩抜けて、データ×クリエイティブの取り組みのプレスリリースなどViibarならではの独自性を打ち出し始めています。
──データドリブンな動画制作は、もともと創業時から考えていたことなのでしょうか。
近江:創業時からではありません。BtoBビジネスにはやはり何か新規性のある軸が必要だということで、まだ誰もできていない分野で本気でデータを生かした動画作りをやり切れたらすごいよね、という話がある時期から社内で盛り上がってきたんです。
もともと動画制作の市場は、テレビCMなど数千万円規模の動画を制作する映像会社と、企業の会社説明会などで流れるような数十万円規模の動画を制作する会社に二極分化していて、その中間がぽっかり空いていました。
そうした状況がずっと続いていたところに、近年新たにオンライン動画の市場ができつつあるのですが、適正な価格で提供できるプレーヤーがいなかった。そこでViibarは数百万円規模のオンライン動画をメインで行うビジネスを拡張させています。
ですが、オンライン動画の市場はまだ始まったばかりで、作りたくてもどうすればいいかわからないと言う企業のご担当者が多くいらっしゃいます。作った動画をFacebookに投稿したほうがいいのか、Twitterに投稿したほうがいいのか、YouTubeにチャンネルを作ったほうがいいのか、どういう動画ならブランド力が高まるのか、といったノウハウが溜まっていません。
ですから、まずどういう目的で、何を解決するために動画を作りますか? といったコンサルティングから行っているのが今のViibarのビジネスの流れです。
Viibarでは動画制作、配信、効果検証までワンストップでオンライン動画のすべてを承ります。インターネットでバズっても、本当にその動画を見て購入につながったのか、認知は拡大したのか、好感度は上がったのかというところまで企業の担当者は厳しくチェックしますので、動画配信後の効果まで一緒に考えることが必要だと考えています。
動画制作に迷っている企業の背中を押す情報発信を
──ビジネスの変化やプレスリリースをはじめとする情報発信を通じて動画マーケティングをリードしていく姿勢がとても伝わってきます。
近江:プロダクト広報は特に、最終的に受注につながらないと意味がないと私は思っています。
こうした成功事例や動画制作のノウハウ、注目のクリエイター情報などをコンテンツ化して積極的に発信することで、オンライン動画の必要性を感じていながら「どうやって作ればいいかわからない」という企業が、一歩足を踏み出すための環境を作っていきたいと思っています。
コンテンツ化しておけば、メディアや記者の方にもまとまった情報としてお伝えできます。
さらに、企業向けには季節に合わせた動画事例のお知らせなども積極的に発信していきたいですね。例えば、新卒採用の時期にはそのテーマにあった動画事例をご紹介して、「うちもやってみよう!」と思っていただけるような。CMは作っているけれどオンライン動画はまだやっていない企業や、テレビCMは予算的に作れないけれどオンライン動画なら手が届きそう…とお考えの企業はとても多いので、そういった企業に「これならできそう!」と背中を押すようなコンテンツを作っていければと思っています。
──とても参考になるお話を多岐にわたってしていただき、ありがとうございました!

ネットショップ能力認定機構は7月15日、『ネットショップ検定公式テキスト-レベル1対応』を発刊した。約2年ぶりの改定となり、最新のEC市場の変化を反映し、大幅リニューアルした。
『ネットショップ検定公式テキスト-レベル1対応』を発刊した。約2年ぶりの改定となり、最新のEC市場の変化を反映し、大幅リニューアルは2016年10月から実施予定のネットショップ検定レベル1に完全対応。ネットショップのビジネス環境や動向といった業界の現状、ネットショップの開店・運営に至る実戦的内容を網羅している。
最新の動向としてスマートフォン経由の売上比率の高まり、物流サービスの充実、オムニチャネルの進展、CtoC-EC市場の拡大などについても対応している。
要望の多かった電子書籍化にも対応。POD版と電子書籍版で購入できるようになった。電子書籍版は7月末ごろに販売開始予定。価格は3000円。

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オリジナル記事:ネットショップ検定公式テキスト改訂版を7月15日に発刊、ネットショップ能力認定機構
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「眼」や「手」の衰えといった特有の問題を抱えるシニア層に対し、「文字サイズ」「行間」「UI設計」など使いやすいアクセシビリティを提供することは重要となります。幅広い消費者が利用した「Amazon Prime Day」について、シニア層はどのような感想を持ったのでしょうか? 「Amazon Prime Day」へ要望する改善点、評価点をヒアリング。シニア向けにも配慮したサイト作りのヒントを見つけて下さい。
「Amazon Prime Day」を利用したユーザーに対し、「よい」「どちらかというとよい」「悪い」「どちらかというと悪い」という評価、加えて要望する改善点をアンケート調査しました。サンプル数は231件。
検索のしやすさ
レイアウトのわかりやすさ
その他
参考までに、調査したサンプルを図にしてみました。
年代が上がるごとに、「よい」「どちらかというとよい」を付ける比率が高くなっています(サンプル数が231件のため標本誤差が生じる可能性があります)。
その他の年代別の定性評価は「【速報】「Amazonプライムデー」は使いやすい? 使いにくい? 利用者に早速聞いてみた」を参考にしてください。前回の調査はサンプル数117件ですが、その後の調査でも同等の傾向が出ています。

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オリジナル記事:シニアが使いやすいECサイトとは? 「Amazonプライムデー」を使った60代超の感想まとめ
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スマホ経由取引が牽引するモバイルコマース市場は2兆円を突破。配達面でのサービス強化とフリマアプリに代表されるCtoC取引の増加に注目集まる。
種市 美奈子(株式会社メディア開発綜研 主任研究員)
2016年2月、LINEはフリーマーケットアプリ「LINE MALL」(2013年サービス開始)を2016年5月31日で終了すると発表した。「LINE MALL」は終了するものの、コマース事業から完全に撤退するわけではなく、CtoCサービスからBtoCのサービスへ移行するようだ。2016年夏以降、「LINE@」(店舗や施設向けのLINEを使った集客サービスで、現在はメッセージ機能、PRページ機能などが提供されている)に通販サービス機能を拡張する。
ニールセンによると各デバイスからのオークション/フリマサービス利⽤者数は、2014年1月時点でPC、スマホともに1500万人規模であった利用者が、2016年1月にはPCが1149万人、スマホが2656万人とスマホからの利用者がPCの2倍以上となっている。また1人あたりの利用回数もPCが11回であるのに対し、スマホが32回となっている(資料2-3-1)。この利用者数の増加の要因はフリマアプリの成長である。
フリマアプリの「メルカリ」(2013年7月サービス開始)は、2016年3月2日にダウンロード数が日米合計3200万(日本:2500万、米国:700万)、月間の流通額は国内で100億円超に達したと公表しており、国内最大の規模となっている。「メルカリ」は、スマホで撮影した出品したい商品の写真をそのままアップロードでき、その簡便さとテレビCMを使ったプロモーションにより、ユーザー数が急増した。その他、フリマアプリとしては、ファッションに特化した「フリル(FRIL)」や、「zozoフリマ」、ハンドメイド専用マーケットである「minne(ミンネ)」(2015年4月時点で555万ダウンロード)などがある。
また、CtoCのチケット取引に特化した「チケットキャンプ」も売上を伸ばしており、2015年12月の月次流通総額が約36億円となった。「チケットキャンプ」を運営するフンザは、その成長性が評価され、2015年3月にはミクシィに買収、完全子会社となっている。
CtoCサービスが盛り上がる一方でトラブルも顕在化してきている。2016年2月に東京都は「出品者側では『購入者が受け取り手続きをしないので商品代金を受け取れない』、購入者側では『商品説明にないキズがあるので返品したい』などのトラブル」 が起きていると注意を喚起した(※1)。運営者が商品を確認できないCtoCでの取引となるため、今後、利用者に対しての啓発、出品者に対しての審査、レビュー機能の充実などが必要となってくるだろう。
一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムが公表した2014年『モバイルコンテンツ関連市場規模』によると、2014年モバイルコマース市場は2兆4480億円(前年比126%)となった。市場を構成する物販系、サービス系、トランザクション系の3分野のなかでも物販系の伸びが顕著で前年比140%を示しており、1兆3414億円と物販系単独の市場だけで1兆円を突破した(資料2-3-2)。
この物販系の伸びはスマホ経由の市場が拡大を続けていることによる。公益社団法人日本通信販売協会の『第22回全国通信販売利用実態調査』によると、2012~2014年にかけて、1年間に利用した通信販売の広告媒体は、「携帯電話やスマートフォン・タブレット端末などでのネット」の割合が増加しており、2012年に23.1%だったのが2014年には33.6%となり、「パソコンによるインターネット」の58.2%に次いで割合が高い媒体となった(資料2-3-3)。
各企業の決算でもスマートフォン経由の売上が順調であることが明らかにされている。2015年12月期の楽天の通期決算では、フィーチャーフォン、スマートフォン、タブレットを含むモバイル経由流通総額比率(=楽天市場モバイル流通総額/楽天市場流通総額)が54.2%となったことが公表されている。また、楽天市場アプリ経由流通総額も前年同期比で105.1%増加している。ヤフーでも、スマートフォン経由eコマース国内流通総額が増加しており、前年同期比148.2%の伸びとなっている。アマゾンは、デバイス別の売上を公表していないが、2015年の日本での売上を8264億ドルと公表しており、2014年の7912億ドルから104.4%増加している。
通信キャリアが運営するコマース事業ではKDDIが新たなコマースビジネスを開始した。2015年8月にサービスインした「au WALLET Market」である。これはauショップを活用した物販事業で、取り扱う商品はネットでも購入可能である。既存の携帯電話契約者を基盤とし、ネットと販売店によるO2O(Online to Offline、オンライン・ツー・オフライン)でのサービスである。2016年1月末時点でユーザー数は170万人を突破したという。また、テレビ通販大手のジュピターショップチャンネルへ資本参加し、スマートフォンとテレビ通販を連携させたビジネスを展開していこうとしている。
大手通販企業は、配送サービスの充実に加え、割引率の高いセールの実施、ポイントの付与によってユーザーの囲い込みを行っている。さらにポイント事業や電子マネー事業など決済に参入することでユーザーを確保しようとする動きもみられる。NTTドコモでは2015年12月からdポイントサービスを開始し、本格的なポイント事業へ参入した。また、ヤフーでは2016年初夏より、電子マネー「Yahoo!マネー」と25の銀行に対応した「預金払い」を提供するとしている。さらに、割り勘・個人間送金の機能に特化したスマートフォン向けアプリも提供予定である。
配送/受け取り方法、送料、セールの実施、ポイントの付与、リアル店舗との連携など多様な手段で各企業はユーザーの囲い込みに必死である。この各社の争いが今後の市場全体の成長につながっていくだろう。
(株式会社メディア開発綜研 主任研究員 種市 美奈子)
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オリジナル記事:モバイルコマース市場の最新動向 ─ 市場規模が2兆円を突破。けん引役はCtoC取引 | 白書ダイジェスト
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ニッセンは7月15日、全国のセブンイレブン店舗と顧客を相互送客する共同キャンペーン「セブン‐イレブン×ニッセン コラボ企画 夏のオトクキャンペーン」を開始した。グループのコンビニ網を活用し、新規顧客の獲得につなげる。
キャンペーンは、ニッセンで買い物をした全ユーザーに、全国のセブンイレブン店舗で利用できる「ドリンク無料引換券」をプレゼント。
通販サイト「ニッセンオンライン」では、「セブン-イレブン店頭受取り」サービスを注文金額にかかわらず利用できるようにする(通常3000円以上の注文で利用可能)。
全国のセブンイレブン店舗でソフトドリンクを購入した消費者に、「ニッセンオンライン」で利用できる「200円引きクーポン付レシート」を配布。クーポンは「ニッセンオンラインで」2000円(税込)以上の購入時に使用できる。
開催期間は同日から8月31日まで。
ニッセンは今後もグループシナジーを強化し、新たな取り組みへの挑戦、 商品力、サービスの向上につなげていくとしている。

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オリジナル記事:ニッセン、セブンイレブン店舗と相互送客キャンペーン
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[レベル: 上級]
日本語版のTwitterが「モーメント (Moments)」 を開始しました。
モーメントは、今話題になっているトピックに関係するツイートを”ストーリー”としてまとめて閲覧できるサービスです。
はじめまして⚡️Twitter モーメント(@momentsjapan)⚡️です。
いまTwitterで盛り上がっている最新のトピックを写真や動画をたっぷり使ってストーリー仕立てでいち早くお届けします!ぜひフォローしてください。 pic.twitter.com/F656jJ3Cqj— Twitter モーメント (@momentsjapan) 2016年7月14日
モーメントは、米国や英国、オーストラリアなどの国で展開していました。
新たに日本が加わったことになります。
Twitterは、GoogleとともにAMPプロジェクトで中心的な役割りを果たしています。
今年の3月には、モーメントでAMPのサポートを始めました。
日本語版のモーメントもAMPをサポートしているようなのですが、完全なサポートには至っていないようです。
通常、AMPではコンテンツはAMP CDNからキャッシュが返されます。
しかしモーメントのAMPコンテンツは、キャッシュではなくウェブサーバーから直接返されます。
こちらは、モーメントに掲載されている産経ニュースの記事です。
産経ニュースはAMP対応しています。

タップして元記事を読みに行くと……

AMPフォーマットの記事が表示されるのですが、キャッシュから返されるのではなく直接開いています。
AMPはそれだけでもそれなりに高速に表示されます。
しかし高速を本当に実現するにはCDNキャッシュは必須のコンポーネントです。
英語版のモーメントがAMPサポートを開始した当初も、AMPコンテンツをCDNキャッシュではなく直接返していました。
ですが、数日後にはきちんとキャッシュから返されるようになっていました。
ただこの記事を書いている時点では、英語版も再び直接表示するように変わっています。
AMPコンテンツの表示になぜTwitterはCDNを利用しないのでしょうか?
どんな理由があるのか知りたいものです(Twitterに知り合いがいる方は聞いてください)。
いずれにしても、Google以外でもAMPが利用される環境が少しずつですが増えてきました。
身近なところでは、はてなブックマークアプリもAMPをサポートするようになっています。
さまざまなプラットフォームで利用できるのは、AMPがオープンソースだからです。
AMP対応しているコンテンツ発行者はAMPの拡大に期待しましょう。
- Twitterが日本語版モーメントを開始、AMPサポートは不完全? -
Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

ジャパネットたかたは7月12日までに、通販サイトをリニューアルし、掲載商品を従来の約1/14となる約600商品まで削減した。商品数を絞り込み、ジャパネットが厳選した商品をわかりやすく提案。フルフィルメントでは在庫管理を効率化し、発送までのリードタイムを短縮する。
あわせて通販サイトの名称を「Japanet senQua(ジャパネットセンカ)」に変更。厳選したクオリティの高い商品を届けたいという意味を込めたという。
ジャパネットたかたは従来、通販サイトで約8500商品を販売していたが、それを大幅に削減した。ジャパネットの売上構成比率は190商材で8割を占めている。商品の絞り込みによって提案力を向上。リソースの集中などで厳選した商品をよりわかりやすく紹介し、売上比率の大きい商材の底上げを図る。
また、在庫管理を効率化することで、安定したスピード配送など物流面の品質を向上。商品の絞り込みにより、力を入れている設置・工事の安定供給、アフタフォーローの拡充などを図る。
こうした施策を通じ、顧客満足をUPさせ、リピート利用の促進につなげる。

リニューアルの主な改良点は次の通り。

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オリジナル記事:ジャパネットが販売商品を1/14に削減、通販サイトは「わかりやすさ」「利便性」で勝負
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今回は全店に実装されたアマゾンタイムセールの活用法をご紹介しましょう。
アマゾンタイムセールは、これまでアマゾン側から指定された一部の事業者のみが出店してきた時限的なセールだったのですが、今回新たに全事業者が自ら出品できるβ版が実装されています。瞬発的な売上アップや商品・店舗の認知度を上げることにも繋がるため、まだご存知でない方は早速チェックしてみましょう。
アマゾンタイムセールに出品するためには、「管理画面」の「広告」→「タイムセール」を選択することでタイムセールに出品できる商品を、「数量限定タイムセールダッシュボード」から選択することができます。β版の仕様では、現在全ての商品が出品できる訳ではなく、一定の条件を満たす商品が出品できる状態にあるようです。(恐らく、月10万円以上の売上がある商品で、販売数もそれなりの数が動いている商品が候補に出ているのではないかと言われています。また、元々低単価の商品は、出品候補に挙がりにくいのかもしれません。)

出品条件を満たした商品には、それぞれ最低出品金額と最低出品個数が決まっており、その条件を満たした対象商品を、1週間単位で出品できるようになっています。
条件は限定的で少し厳しく感じますが、現在プラスアルファの出品手数料などがかかりませんので、該当商品がある場合には試してみる価値があるかもしれません。
アマゾンがタイムセール自体にかなりの広告費をかけて露出をしているので、店舗の認知度を上げることにも繋がりますし、商品が売れ出しているのにまだレビューが付いていない商品や、一定数以上売れているのにランキングがまだ上がってきていない商品などはかなりの閲覧数が期待できるため、出品することをオススメしています。こういった狙いで出品するのであれば、イチオシしたい商品がダッシュボードに入った際には思い切った割引率を設定するのも効果的でしょう。
出品条件に合う商品は毎週変わるため、週に一度はダッシュボードをチェックしてみることをオススメします。
「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
アマゾン数量限定タイムセール全店実装を活用して売上を拡大する方法(2006/07/11)
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オリジナル記事:全店に実装されたアマゾン数量限定タイムセールを活用して売上を拡大する方法を公開 | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報
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Amazonは7月12日に開催したAmazonプライム会員向けセール「プライムデー 2016」で、1日あたりの注文数が過去最高を記録したことを明らかにした。
2016年で2回目の開催となった「プライムデー」は、注文数が全世界で前回比60%増、米国では同50%増となった。全世界で購入された商品の合計割引価格は2015年比で3倍以上になったという。
日本では2015年の「プライムデー」と比較し、Amazonのデバイス(Kindle 電子書籍リーダー)などが14倍以上売れた。3300円で販売されていた「カルビー フルグラ 800g×6袋」が最も売れた商品で、240万食分以上がを販売したという。
掃除ロボット「iRobot Roomba 自動掃除機ルンバ 870」、洗濯用洗剤「アタック Neo 抗菌 EX Wパワー」の売れ行きも伸びた。
出品者による販売商品の注文数は昨年比で3倍を記録。Amazonから発表のあった出品者の声は以下の通り。
開始直後の0時台のタイムセールでは、数分の内にウォーキングマシンやトランポリンなどの商品が売り切れ、お客さまの「プライムデー」への関心の高さと、その反響の大きさに驚きました。多くのお客さまによりお得な価格で商品を提供できるよう、冬のセールや来年の「プライムデー」に向けて頑張りたいと思います。(イトセ 松居良行専務取締役)
北海道からの産地直送便で「プライムデー 2016」に参加させていただき、Amazonの多くのお客さまに美味しい北海道の海鮮をお召し上がりいただけることをうれしく思っています。季節の旬な食材から、カニ・エビ・帆立などのお中元向けの海鮮まで、幅広くご用意しましたが、食材が次々とカートに入っていくスピードには、スタッフ全員が驚きました。(海鮮工房 黒帯 宮本正央氏)
予想の倍以上となるご注文に大変驚きながら、社員全員で出荷作業にあたりました。「プライムデー」にこれほどの集客力があるとは驚きの一言です。次回の「プライムデー」に参加する際は、より多くの商品を出品できるよう準備したいと思っています。(財宝 小山哲郎常務執行役員)
今回の結果を受け、Amazonのプライム担当でバイスプレジデントのグレッグ・グレーリー氏は、「また、プライムデーを開催したい」とコメントしている。
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オリジナル記事:Amazonの「プライムデー」、過去最高の注文数を記録
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EC支援サービスのピアラは7月14日、売り上げを伸ばすための施策を強化したECカート「RESULT EC」正式リリース版の提供を開始した。これまで一部の顧客だけに対して提供してきたが、新たな機能を追加して正式版として提供を始めた。
「RESULT EC」独自の機能は、自社ECサイトをキュレーションサイトとして構築、商品を記事のように見せるキュレーションコマース機能を搭載した。
ユーザーに合わせて独自のコンテンツを表示するレコメンド機能も別途オプションで提供する。

スマホなどで撮影した写真をアップするだけで、投稿写真で着用している商品の購入が可能になる機能も搭載。投稿した写真をSNSで拡散することができるソーシャルコマース機能も標準搭載している。

また、タグを設置するだけで既存ページに購入フォームを設置できるほか、EFOに対応した会員登録フォームも設置できるとしている。
費用は初期費用10万円、月額4万7800円。
ピアラでは、システムの提供に加え、コンサルティングや運営代行などもサポートするとしている。
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オリジナル記事:売上を伸ばす施策を強化したECカート「RESULT EC」の提供を開始、ピアラ
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