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完全な状態のオリジナル記事は 「
SMX West 2016-App IndexingとApple検索。」 からご覧ください。
今回の記事は、それぞれ別のセッションからのピックアップとなります。前半はGoogleのマリヤさんによるプレゼンテーションで、App Indexingの概要をまとめてくれています。後半は、MobileDevHQ社のイアンさんによるプレゼンテーションで、Apple検索についてのデータなどを披露しています。SEOにおいても無視できない領域であるため、この辺りもしっかり押さえておきたいところです。– SEO Japan
Moderator:Barry Schwartz(News Editor, Search Engine Land, RustyBrick, @rustybrick)
Speakers:Mariya Moeva(Webmaster Trends Analyst, Google)
多くの時間がスマホで過ごされている、多くのアプリが落とされているが、アクティブなアプリは少ない。今日はApp Indexingの実装におけるメリットを中心にお話しする。
リッチスニペットと検索画面
検索結果画面のリッチスニペットで目立つことができ、インプレッションの増加が期待できる。また、検索結果からアプリへの直接向かうリンクを設置できる。大きめのロゴと一緒に表示。
サジェストに表示される
クエリとコンテンツに関連性があれば、サジェスト表示される。
ディープリンク(Now on Tap)
スマートフォンのあらゆる場所からアプリへのディープリンクを張ることができる。チャットの会話中にお店の話題が出て、そこからアプリへ導く、ということも。
インストールカード
アプリを探していると強く思われるクエリには、カードとして表示される。
ストリーミング
検索結果画面から直接アプリのトライアルができる。(注:米国で一部のパートナーのみ)
アプリファーストコンテンツ
Webコンテンツでクエリとマッチしないものがあれば、アプリのコンテンツが検索結果に表示されるように。(アプリ内のみのコンテンツも表示)
AliExpressの場合
検索でのインプレッションが80-90%増加。また、関連性のある検索におけるクリック率が、30-40%増加した。また、すでにアプリをインストールしているロイヤルカスタマーは、コンバージョン率が高まった。
サーチコンソール
インデックスされているアプリのページ数を確認。クリック数やインプレッションも。Webサイトのように。また、インストールボタンのクリック数も。どのくらいインストールボタンが表示され、どのくらいインストールされたか、など。Webサイトと同様、サーチコンソールでアプリを認証しましょう。
Fetch as Google
Googleから見たアプリの表示を確認。
フィードバックは?
App Indexingについてのハングアウト(オフィスアワー)を開催している。また、リリースノートも公開している。
まとめ
- アプリのコンテンツを検索結果に組み込む
- サーチコンソールを使用してROIを確認
- 実装方法などの資料はこちら
Q&A
スパム対策
偽のレビューやダウンロードなどのスパムとGoogle Playは戦っている。ただし、App Indexingを用いたスパム例は多く見かけない。
Android Studio
App Indexingを実装した際、不備があれば指摘してくれる。
コンテンツミスマッチ
App Indexinの実装のエラーでコンテンツミスマッチが多い。
アプリストアSEO
アプリストアは全く別のもの。説明文、スクリーンショット、プレビューなどを良くすること。
MariyaさんがTwitterを再開!
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Appleは次の検索のキングとなるのか?
Ian Sefferman(CEO, MobileDevHQ, @iseff)
iOSの3つの検索
- iOS SpotLight(一般的な目的)
- iOS ユニバーサルリンク(Webをアプリへマッピング)
- Google App Indexing(アプリをGoogleへインデックス)
AppleはGoogleのテクノロジーをうまく使っている。
SpotLight
自身のスマートフォン内のデータなど、パーソナルな検索。例えばGettという、タクシーサービスのアプリの場合。一回使って、その後SpotLightでGettと検索すると、複数のGettが表示。過去に行った場所の記録が表示される。
普及率
SpotLightの普及率は伸びている。カテゴリごとでは、生産的なアプリ(ドキュメントの共有や修正のアプリなど)や旅行系などが多い。ゲームや画像などはテキストのインデックスが難しいので適していない。アプリストアのTOPチャートの35%がスポットライト。
ユニバーサルリンク
次世代のディープリンク。アプリをインストールしていれば、Webではなく、アプリに行く。
カテゴリごとのデータ
フード、ライフスタイル、ショッピングなどが多い。画像、ソーシャル、スポーツなどは低い。アプリストアのTOPチャートの27%がユニバーサルリンク。
ローンチ後のエンゲージメント
ローンチ後着実に伸びている。青色のバーは、ユニバーサルリンク経由のアプリを開いた数。
SpotLightの測定
下記のコードを追加することで、SpotLight検索経由からアプリを開いた数を測定できる。
ユニバーサルリンクの測定
下記のパラメータを追加することで、ユニバーサルリンクのリファラを測定できる。
App Indexingはまだ公式に公開されてから、1年半ほど経ちましたが、着々と進化しているイメージがあります。今後も検索とアプリの融合は進んでいくと思われます。また、Appleに関しても、検索に力を入れている気配が伺えます。Googleとはプロダクトに対する哲学がかなり異なるため、今後の進化が気になりますね。どちらかと言えば、ざっくりとした内容のセッションではありましたが、こうした情報を契機により深い学習をするのも良いのではないでしょうか?– SEO Japan