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星野リゾートに学ぶ “強い会社” のつくり方

15 years 8ヶ月 ago


星野リゾートという会社があります。

皆さんご存知の通り、星野リゾートは徹底した顧客満足度の追及と、経営破たんした旅館やホテルを次々と再生させていく卓越した現場力でとても話題になっている会社です。

2泊3日の夏休み。せっかく箱根・強羅の温泉旅館でゆっくりするなら、星野リゾートのことをもっと深く研究してみよう。そして、いまよりもっともっと良い会社、もっともっと現場力の強い会社になっていくために必要なエッセンスを見つけたい、そんな気持ちから下記2冊の本を読んでみました。

● 『星野リゾートの教科書~教科書通りにやってみよう!!』(中沢康彦著・日経トップリーダー編・日経BP)

星野リゾートの強さには、3つの理由があると思います。


  1. トップダウンによる明確なビジョン(「リゾート経営の達人になる」)の提示
  2. 明確な経営指標とその周知徹底(①顧客満足度、②売上高経常利益率20%、③環境基準に関する達成度を示すエコロジカルポイント)
  3. 徹底した現場主義(とにかく現場の一人ひとりが発想し、議論し、実行することを奨励する)


この3つが、とにかくブレない。すべての活動は、これらを実現するための手段として徹底されています。

とは言っても、これらを徹底させ、結果を出し続けるためには、相当な努力と精神力が必要です。星野社長は、どう意思決定をしているのか。そこに焦点を当てたのが、この本です。

星野社長は、「企業経営には、経営者個人の資質に基づく “アート” の部分と、論理に基づく “サイエンス” の部分がある。でも自分にはアーティスティックに経営の意思決定をしていくセンスも自信もない。だからサイエンスによる経営手法を徹底して学ぼう」と考えたそうです。

でも、僕も現場で社長業をやっていると、正直、昔、中小企業診断士を取るときに必死で勉強した数々の経営理論とかは、若干古臭くて現場ではあまり役に立たない、なんて思ってしまう。

しかし、星野社長は、「教科書に書かれていることは正しい」と断言しています。さらに、「教科書通りでうまくいかないとしたら、それは理解が不十分で、取り組みが徹底されていないからに違いない」と指摘しています。

星野社長の周りでも、教科書通りに経営をしている人はほとんどいないそうです。でも、1991年に佳路さんが社長に就任して以降、社員のモチベーションアップ、サービスの改善、旅館やホテルにコンセプトメイクも、経営者として実践してきた全ては、教科書で学んだ理論がベースになっているそうな。

いやでもベースはベースで、星野さん独自の視点でアレンジをさせてるんでしょ? 結局、理論をそのまま実践したってうまくいきっこない、と思いますよね?

でも、これについても、星野社長は異を唱えています。これについては、本の選び方のところで説明されています。


<本の選び方>

Step1:本を探す
書店に1冊しかないような古典的な本ほど役に立つ

Step2:読む
1行ずつ理解し、分からない部分を残さず、何度でも読む

Step3:実践する
理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる

とのこと。


実践において重要なのは、とにかくそこに書かれていることは【全て】やり尽くすことなんだそうです。例えば、「ポイントは3つある」と書かれている。でも、とりあえず手がつけやすい2つしかやっていない。これでうまくいかないのは当たり前。ポイントは3つある、と書かれているなら、その3つをとにかくやり切る。1つか2つやっているから良い、というものではないんだそうです。アレンジもしない。全てやり尽くし、そこからアレンジするんだそうです。ううむ、耳が痛い。

本の中では、星野さんが星野リゾートの経営を承継し、これまで七転八倒してくる過程で直面した課題、それに対する教科書と実践法について、様々なケースごとにまとめられています。

役に立つだけじゃなく、感動すらしちゃいます。ぜひご一読を。


そして、もう一冊はこちら。

● 『星野リゾートの事件簿』(中沢康彦著・日経トップリーダー編・日経BP)

こちらは、先に紹介した『星野リゾートの教科書』にも登場する事例も含め、豊富なケーススタディがまとめられています。

星野社長は、「事件が会社を強くする」と考えているんだそうです。この本の中には、文字通り、星野リゾートを襲った多くの事件と、それに対峙するスタッフや星野社長のやり取りがドキュメンタリーとしてまとめられています。

巻頭で紹介されていた、アルファリゾート・トマムの経営再建に力を与えた「雲海テラス」の事例が紹介されていて、思わず目頭が熱くなってしまいました。星野リゾートのプロジェクトX的な本かもしれません。


最後に、『星野リゾートの教科書』で紹介されている主な教科書(ビジネス書)を下記にまとめておきます。

● 『競争の戦略』(マイケル・E・ポーター・ダイヤモンド社)

● 『マーケティング・マネジメント 基本編』(コトラー&ケラー著・ピアソンエデュケーション)

● 『The Myth Of Excellence』(Fred Crawford著・Crown Business)

● 『売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則』(アル・ライズ、ジャック・トラウト著・東急エージェンシー出版部)

● 『いかに「サービス」を収益化するか』(DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部編・ダイヤモンド社)

● 『真実の瞬間』(ヤン・カールソン著・ダイヤモンド社)

● 『One to One マーケティング』(ドン・ペパーズ、マーサ・ロジャース著・ダイヤモンド社)

● 『ブランド・エクイティ戦略』(デービッド・A・アーカー著・ダイヤモンド社)

● 『ビジョナリー・カンパニー』(ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス著・日経BP)

● 『1分間顧客サービス』(ケン・ブランチャード、シェルダン・ボウルズ著・ダイヤモンド社)

どれもビジネスや経営理論の古典で、昔読んだことがある本も多いんじゃないでしょうか。でも、これをこれを機に、再度読み返してみると良いかもしれませんね!

<最後に>

星野社長は、全てのスタッフに「この会社で過ごせてよかった」と思ってもらえるようになりたい、と話しています。「星野リゾートの社員は、人生の大切な時間をこの会社で過ごし、そしていつか会社を去っていく。そのときに『星野リゾートで過ごせてよかった。あの職場はとても幸せだった』と思ってもらえるようにしたい」と。

これは単に「従業員満足:Employee Satisfaction」を言っているのではありません。「満足」というよりも、「誇り」に近いもの

トライバルメディアハウスも、そこを目指して行きたいと思っています。

幸せの新しいものさし

15 years 8ヶ月 ago


週末に読んだもう一冊の本。

● 『幸せの新しいものさし』(博報堂大学幸せのものさし編集部著・PHP)

この本は、昨今の「必ずしもお金が多ければ多いほど幸せとは限らない」という先進国・日本の新しい価値観について考察しているものです。

このブログでも繰り返し書いてきていますが、世界はいま、経済的豊かさと精神的な幸福が反比例する、人類初の出来事に直面しています。

これまでにも、かつてのIT長者のライフスタイルやリーマンショックなど、様々な社会的事象と共に語られてきたこのテーマについて、それぞれの世界で断片的に出てきている新たなライフスタイルの「芽」をマーケティングの観点からまとめた良著だと思います。

本は、新たな幸福のものさしの「芽」を予感させるそれぞれの世界で活躍する方々へのインタビューをまとめる形で進行していきます。


1.競争のものさし
アパレルショップにおいて「個人別の売上目標を定めない」ことを実行して驚異的なセールス記録をたたき出した北山さんの事例

2.会社のものさし
日本でいちばん大切にしたい会社』の著者である法政大学大学院 坂本教授によるビジョナリーカンパニーのススメと、社員の働き方について

3.消費のものさし
「食べる人を、つくる人のパートナー」にした大地を守る会 会長 藤田さんのチャレンジについて

4.住まいのものさし
二拠点生活というライフスタイルを提案する東京R不動産 馬場さんによる房総R不動産のチャレンジについて

5.読書のものさし
人と本が新しく出会う場所を柔軟な発想で実現するブックディレクター幅さんの取り組みについて

6.寄付のものさし
「自分のための一食が、誰かのための一食になる」TALBLE FOR TWO International代表 小暮さんによる社会起業について

7.学校のものさし
渋谷の街全体がキャンパス、誰もが先生になるシブヤ大学 学長 左京さんによる予約が取れない授業ができるまでのお話

8.感覚のものさし
「暗闇のあたたかさは、人のあたたかさ」 感覚のものさしを変えたDialog in the Dark Japan代表 金井さんの取り組みについて

9.子育てのものさし
「パパ力で連帯する男たち」を支援するファザーリング・ジャパン代表 安藤さんの奮闘について

10.時間のものさし
仕事をしながら2児の子育てをする祐子さんによる「失われた自然の時間を取り戻す方法:コズミック・ダイアリー」について

11.大人のものさし
「こどもごころが日本を変える」を旗印に日々奮闘する博報堂 こどもごころ製作所 所長 軽部さんのチャレンジについて


高度成熟社会を迎えた現代社会において、今までの既成概念にとらわれず、新しい幸せのものさしや価値観を考察するのに最適な一冊です。自らの人生を考えるにも、最適な一冊かもしれませんよ。

夏休みのお供にぜひ。

うらおもて人生録:9勝6敗を狙え

15 years 8ヶ月 ago


先日、人生の先輩であり、10年来の友人でもあるグロービス経営大学院生から課外勉強会に誘われ、僭越ながら講師めいたことをしてきました。

みなさんとっても勉強家で、どなたも、専門外のことを学んで、広い視野を持ったビジネスマンに成長したい!という強いモチベーションの方ばかり。

で、当日は僕だけじゃなく、同じく人生の先輩であり、10年来の友人である手島大輔( @
teshimadaisuke
)さんも講師に呼ばれていました。この手島大輔さんについてはまた別途詳細を書く予定です(壮絶な人生、というか、熱い情熱の持ち主なので)。

今日、紹介したいのは、手島さんが当日の講演の中で紹介していた、この本。

● 『うらおもて人生録』(色川武大著・新潮文庫)

※壮絶な人生を歩んだ、色川武大氏の解説はこちら(Wikipedia

色川氏は、22歳で「ばくち」の世界から足を洗ったそうですが、その後の人生においても「ばくち」の世界で学んだ社会・人間・人生の本質が活きていたそうです。

その中でも大きな考え方が、「9勝6敗を狙え」というもの。一場所ごとに区切られる相撲の世界であれば、15勝0敗もあり得る。でも、人生は長い。いまは15勝0敗でも、明日から負け続けて最後は15勝30敗になっちゃうかもしれない。

長い人生の中で、15勝全勝で上がれる奴なんていない。「ばくちの世界」でも、どんなに強い奴だって全勝なんてあり得ない。勝てば負けるし、負ければ勝つ。その繰り返しだ。強い奴はずっと勝ち続ける奴ではなく、「平均的」に勝ち「続ける」奴。それが9勝6敗という塩梅なんだな、と著者の色川氏は言う。

なるほど、確かに毎日を普通に生きていると、いつのまにか「できる限りエラー(失敗)しないように」 「負けずに勝ち続ける」ように生きている。それは当然でしょうが、当然ながら勝ち続けることは難しい。

だからいい加減に生きればいいじゃん、ってことじゃない。一生懸命生きる。でも、人生勝つときもあれば負けるときもある。だから、負けるときはちゃんと負けようよ。そして何よりも15勝0敗の人生を心のどこかで志向することを、一度やめてみようよ(だってそんなのそもそも始めっから無理なんだから)。というメッセージを強く感じたのです。

自己啓発意欲が強いと、とかく勝ち続けて成り上がる人生を志向してしまいがち。一生懸命生きるけど、社会や他者との関係や、人生の真理も考える。そして、9勝6敗の人生が「ちょうどいい塩梅」と捉えてみる。

色川氏の教えには、妥協とか負け組とか、そんな尺度じゃない、古くて新しい本質が語られている気がしました。

言うまでもなく良著です。みなさんに読んでもらいたい本ですが、人よりも「一生懸命生きている」自己啓発好きの方に、特にオススメです(少し考え方が変わるかも)

ぜひ。

トライバルメディアハウス20訓(基本理念)

15 years 8ヶ月 ago


先月、全社員揃って湘南国際村で合宿をやりましたが、そこでのメインタスクは、みんなで会社の基本理念を再度考え、明文化し、全員で合意する、というものでした。

基本理念にしたい要素を全員で出し合い、表現含め全員で合意するというプロセスは大変なものでしたが、時間をかけてそのプロセスを経ることで、みんなが納得できるものになったと思います。


トライバルメディアハウス20訓(基本理念)

  1. 仕事を楽しむ。楽しんでいる人に、人、情報、仕事は集まる。
  2. 人の二倍働き、人の二倍遊ぶ。全てが仕事で、全てが遊びである。
  3. 自分を積極的にオープンにし、コラボレーションを生み出す。
  4. あいさつをする。お礼、気配りは基本中の基本。
  5. 傾聴する。そこから本当のコミュニケーションが始まる。
  6. 常に得意分野でのプロフェッショナルでいる。
  7. 徹底的に準備する。それが自信につながる。
  8. ディティールにこそ魂を込める。自分の中にいる妥協と戦う。神は細部に宿る。
  9. 一流の仕事をする。一流の仕事とはクライアントと市場が決める。
  10. 限られた時間の中で、最大のパフォーマンスを発揮する。
  11. クリエイティブになれる環境を追求する。
  12. 悩まない。頭から煙が出るほど考える。考え抜いた先に答えがある。
  13. 成功するまでチャレンジする。失敗という概念はない。全てが成功へのプロセスである。
  14. 変化を恐れず、新しい価値を生み出す。
  15. 外部環境や人のせいにしない。全ての変革・革新は常に自分から始める。
  16. 会社の経営に参画する。自らの幸福は自らが創り出すことから始まり、会社の幸福は自らが創り出す。
  17. チームのメンバーを心から信頼する。自立と強調の双方を重視する。
  18. 昨日の自分より成長する。成長なき仕事は消費者、クライアント、家族、自分自身、誰のためにもならない。
  19. 謙虚さを忘れない。謙虚さを失ったときに人間としての退化が始まる。
  20. 情熱を燃やして仕事に取り組む。全ては不屈の情熱と覚悟によって成し遂げられる。


当たり前のことや、誰もが大切にしたいこと、と思いながらも、日常の中で完璧にやり切れていないものばかりだと思います。

基本理念は、当然ですが、掲げるだけでは意味がありません。誰かがつくって「今日からこれを守れ!」というものではなく、全員参加で作ったものなので、周知徹底される仕組みも含め、これからこの基本理念を胸に、スタッフ一同、さらに精進して行きたいと思います。

あと、これはもう当たり前のことなんですが、でもぜんぜん100%やり切れていない、社会人として、人間として大切にしたい行動規範も、基本理念同様まとめました。


トライバルメディアハウス行動規範

  1. あいさつをする
  2. 「ありがとう」を伝える
  3. 時間を守る
  4. 約束を守る
  5. 嘘をつかない
  6. 誠実でいる
  7. いつも元気に笑顔でいる
  8. 相手を尊重する
  9. チャレンジする
  10. 好奇心を持つ
  11. 整理整頓をする
  12. 身だしなみに気をつける
  13. 規則正しい生活をする
  14. 家族を大切にする
  15. 社会の役に立つ


基本理念、行動規範ともに、トライバルメディアハウスの大切なDNAになっていくよう、頑張ります。

三連休に読んだ本まとめ

15 years 8ヶ月 ago


せっかくの三連休なので、たまにはまとめて本も読まにゃイカン、ということで、情報収集やお勉強系の本ではなく、いつもはあまり読めない系の本を中心に読んでみました。

まずはこちら。

● 『営業の魔法』(中村信仁著・ビーコミュニケーションズ)

この本は、『キズナのマーケティング』が出たときに、ずっとAmazonのビジネス>マーケティング・セールス カテゴリーでランキングを競っていて、ようやく1位を取るとすぐにこの本に逆転されちゃったりしていたときに気になって購入した本(笑)

2007年に発刊されたのに未だに売れ続けているだけあって、ビジネス小説風の物語を取り入れながら、「営業に魔法はない!」ということを丁寧に解説している良著です(営業パーソンが欲しがるテクニックや戦術面の話もちゃんとしてくれています)。

すごーく当たり前のことしか書いてないのかもしれませんが、あーだこーだ言う前に基本はできているのか、と訴えかけてきている気がしました。営業本を30冊読むよりも、この本に書かれていることを忠実にやり尽くすことが営業トップへの近道かもしれない。

そんな風に感じさせてくれる良著でした。うちのスタッフにも回そっと!


次はこちら。

● 『社員をバーベキューに行かせよう! ―結束と成果はこうすれば生まれる』(蓬台浩明著・東洋経済新報社)

これはね・・・すばらしい本ですよ。まじで。

今度、著者の蓬台(ほうだい)さんにご連絡して、蓬台さんが経営する都田建設にお邪魔させて頂こう。都田建設さんのBBQに参加してみたい。そうする。決めた。

トライバルメディアハウスでも、毎年8月第一週に根府川でBBQをやって、夜は小田原酒匂川の花火大会を鑑賞するツアーをやっています。

※2年前のBBQ&花火大会の様子はこちら。去年は風邪で体調が悪く、BBQだけで帰ったんだよなぁ・・・

とまあ、うちでもBBQをやっているのと、最近、どうやったらもっとスタッフが成長を実感でき、誇りを持って楽しく元気ハツラツに働ける職場・会社にできるのかってことをずっと考えていて、そのときこの本が目に入ったわけでして。三連休前にアマゾンで見つけて、購入した本です。

で、当然この本は社員みんなでBBQをやろう!そうすれば会社がひとつになってメデタシメデタシ!なんて単純な本ではなく、『ザッポスの奇跡』 にも通じるめちゃくちゃ理念的・哲学的な本だったのです。

  • 合言葉が会社の雰囲気をつくる
  • ビジョンは物語で伝えよう
  • 「お客様を大切にする」とはどういうことか
  • 晴れた日には、社員とバーベキューをしよう!
  • 社員の理想が社会を変える
  • 感動は他人と一緒に分かちあうもの
  • 職場を選ぶということの意味
  • 社員というタレントが会社を盛り上げる
  • 舞台(ステージ)はみんなでつくるもの
  • サービスへの評価は100か0
  • 自分の仕事の意義を考えよう
  • 都田建設流 組織力アップの秘訣
  • 「甘さ」と「優しさ」はぜんぜん違う
  • 相手の将来を見越して接するのが本当のリーダー

理念や哲学だけじゃなく、それを自らが率先垂範で実践してきた説得力がものすごい。また、社員が誇りをもって幸せに働くことが、お客様のためになり、地域や社会にも還元される、というヒジョーに高邁な思想に共感しまくりでした。

誰だって、「もっと働きやすい職場にしたい」 「どうせ働くなら自らの成長を実感できる仕事がしたい」 「人に喜ばれたい・感謝されたい」と思っています。考えること、やること満載なので、夏休みをつかってもうちょっとしっかりと考えをまとめてみたいと思います。

蓬台さん、すばらしい本をありがとうございました!


最後に、まだ読みかけのこちら。

● 『欲しい ほしい ホシイ』(小霜和也著・インプレスジャパン)

プレステの全盛期をつくったことでも知られるクリエイティブディレクター小霜和也さんによる愉快痛快なマーケティング本です。

世の中のマーケティング本は、「理性という、人間の心の半分にしかスポットライトを当てていない」とか、「広告クリエイターたちは「売れる広告」と「ウケる」広告を別物として捉え、クライアントの要請にこたえつつも、スキあらば賞を獲れるようなウケるものを作ってやろうという気構えだった」など、興味深いお話が満載です。

読みやすい文体の中にも、人はなぜ花を好むのか、とか、ネアンデルタール人の考察とか、ニューロマーケティングとか、ものすごく博学っぷりも垣間見えます。すごーくおもしろいです!

ということで、3冊ともすっごく当たりな三連休でしたー!

Facebookの誕生を描いたハリウッド映画 “The Social Network” 予告編

15 years 8ヶ月 ago


廣告社の中島さんからFacebookで教えてもらったこの映画。知らなかったなぁ・・・。皆さん、もう知ってました?


コピーが YOU DON’T GET TO 500 MILLION FRIENDS WITHOUT MAKING A FEW EMEMIES. で、ドメインが http://www.500millionfriends.com/ ですからね。刺激的です。

トレーラーはこちら。

おもしろそう!日本でも mixi の誕生秘話とか映画化されたらおもしろいだろうな。

いよいよ今年もUSJ夏シーズンが始まりましたっ

15 years 8ヶ月 ago


7月15日(木)、USJ2010夏のプレスプレビューイベントがありました(今年は残念ながら参加できず・・・)

当日はハリセンボンもやってきて、盛大に水掛けイベントで盛り上がったようです。

USJで夏の水合戦イベントにお笑いコンビ「ハリセンボン」が参戦(産経ニュース)

今年のユニバーサル・サマー・アドベンチャーは、ワンピースやスヌーピー・サマー・キャンペーンなどこの夏限定のイベントが目白押し!

暑いですけど、きっとかけがえのない思い出になるはず。ぜひお出かけしてみてくださいっ。

JRAのCINEMA KEIBA ON WEBがすごい件

15 years 8ヶ月 ago


いやー、こりゃすごいw

JRA|CINEMA KEIBA ON WEB JAPAN WORLD CUPのスペシャルサイトが秀逸すぎるるっ!(詳細は こさとらいぶ をご覧ください)

※O阪A社の95が手がけたらしい。やるな・・・。

リリースによると、同映像は、CGアニメーション『スキージャンプ・ペア』 『東京オンリーピック』など、独特な世界観で人気の映像作家・真島理一郎が手掛けており、映画本編 上映前に奇抜な姿の競争馬たちがレースを繰り広げる。とのこと(笑)

なんか暴走族みたいな馬がいます。

シマウマもいます(笑)

首が長い馬的な動物もいますw

ちゃんと馬券を買います。

競馬新聞も本格的w

2-6の馬連を買ってみました。

いよいよです。

ここまでの経緯も相当おもしろいんですが、いよいよ第四コーナーです。

最後の直線コースで繰り広げられる様々な事件(?)も相当笑えるんですが、ゴール直前の模様も相当楽しめます。茂木淳一さんのナレーションがウマいんだよなぁ。腹痛いですw

本映像は、7月3日から16日まで、新宿バルト9、ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい、チネチッタ、109シネマズ川崎で公開されるほか、Webサイト (www.jra-jwc.jp)でも勝ち馬を予想して獲得ポイントを増やすゲームとして展開されるそうな。

最近のJRAさんのキャンペーンの中ではピカイチですな。競馬とか一切やらないみなさんも、関係なく腹の底から楽しめますので、ぜひ一度アクセスしてみてください。

AIGエジソン生命が “家族力研究所” を発足

15 years 8ヶ月 ago


7月8日(木)、AIGエジソン生命様が “ファミ活” を通じた家族力の向上を目指す、”家族力研究所” を発足し、グランドハイアット東京でオープニングイベントを開催しました!(嬉)


※ リリースはこちら(asahi.com掲載より)

家族力研究所プロジェクトは、(1) ファミ活推進部、(2) ファミ活調査部、(3) ファミ活サポート部の3種類の部門で構成されています。

(1) ファミ活推進部
ファミ活推進部では、「家族力研究所公式サイト」(http://kazokuryoku.jp) を立ち上げ、生活に役立つテクニックを共有して楽しむサイト「nanapi(ナナピ) 」と連動し、一般投稿による「家族力アップのためのレシピ」を数多く紹介していきます。

(2) ファミ活調査部
ファミ活調査部では、家族社会学研究者として著名な中央大学 文学部 山田昌弘教授を主席研究員とし、現代家族における「家族力」、「愛情バランス」の実情を探り、ファミ活を推進する社会的意義を創出し、円満家族へ導くための解決法を提唱します。『現代家族の「愛情バランス」の実態調査』の一部は、「家族力研究所公式サイト」で紹介しています。

(3) ファミ活サポート部
ファミ活サポート部では、AIGエジソン生命の社員さんが、社会貢献活動も積極的に行いながら、家族力向上の重要性を世の中へ訴求し、ファミ活を通じて円満家族を増やしていきます。

ファミ活調査部では、第一回目調査として、全国のお子様を持つ20~49歳の男女1,000名に、現代家族の “愛情バランス” 意識調査を実施しました。結果はこちらっ

中でも興味深いのは、「専業主婦ほど旦那の嘘を見抜いている」 「妻の方が過去に根を持つ?」 実態などが浮き彫りになったこちら。

おっかないですね・・・。世の旦那諸氏、気をつけましょう・・・。

また、今回の家族力研究所サイトの中でも、是非読んで頂きたいのが、nanapi とのコラボによるファミ活推進部 「家族力向上レシピ」!

家族力向上レシピには、

など6つの種類のレシピがあります。ぜひ覗いてみてください!

この家族力向上レシピは、皆さんご存知、みんなで作る暮らしのレシピ nanapi とのコラボコンテンツになっています。

nanapi にも、家族力がアップするレシピの特設ページが開設されています。

これからも、適宜さまざまなコンテンツが更新されて行きますので、継続的に家族力研究所の活動にご注目くださいっ!

<家族力研究所及びオープニングイベントのメディア露出状況>
FNNスーパーニュース、めざましテレビ、ズームインSUPER、スーパーモーニング、PON、知りたがり、ワイドスクランブル、その他ウェブニュースなど多数

<参考>
● クライアント:AIGエジソン生命
● アカウントプランニング:ネットイヤーグループ
● コミュニケーションプランニング統括:トライバルメディアハウス
● 戦略PR:ブルーカレント・ジャパン
● 家族力研究所サイト制作:ANSWR inc.
● コンテンツコラボ:ロケットスタートnanapi

『告白』読みました

15 years 8ヶ月 ago


遅ればせながら、『告白』 読みました。

● 『告白』(湊かなえ著・双葉文庫)

「おもしろい」 「考えさせられる」など、いろいろな書評を聞いていましたが、この小説はすごいです。金曜日の夜から読み始め、結局途中で止めることができず、土曜日の朝方まで一気に読んじゃいました。

映画 「告白」 の公式サイトに、「あなたは絶賛派?否定派?yahoo!レビューに投稿しよう!!」とあるように、Amazonの書評でも賛否両論です。

でも、先週全く別件でAmazonの元カリスマバイヤーであり、『「伝説の社員」になれ!』 の著者である土井さん( @eijidoi )と焼肉を食べていたとき(with @teranishi )、土井さんが「賛否両論が巻き起こらない本の方が駄目。賛否両論が起こる本というのは、どちらにせよ読者の琴線に触れたということ。反響がない本の方が世に出た意味は薄い」とおっしゃっていたことを思い出します。

俄然、映画も見たくなりました!

僕はあんまり小説は読む方じゃありませんが、こんなにおもしろかったのは、『スメル男』(原田宗典著・講談社文庫)以来です。

2冊合わせてぜひ。

AKB48ならぬTSM(豊島:年増)48が出現!(笑)

15 years 9ヶ月 ago


「としまえん」がまたやってくれました。いやこれすごいです。

AKB48ならぬ、TSM48(笑)

豊島を年増にかけて、平均年齢48歳の女性を48人集めてAKB48ならぬTSM48を結成したそうな(笑

まだ西部線沿線にしか出稿されていない(らしい)ポスターどーん。

おや?意外と普通?と思いきや、アップにすると・・・

やっぱりTSM48だ!(笑

いやー、すごいです。ニュースとかもたくさん出てます。

としまえんは、以前からおもしろい広告を出してくる遊園地として有名です(としまえんの過去の広告について、日本一周 その後さんがブログエントリー「今年も、としまえんの広告センスはバツグンでした。~TSM48~」にまとめてくれていますので、そちら合わせてどうぞ!)

ということで、久しぶりのシュマッシュヒットなのでした。

マーケティング演習ノート

15 years 9ヶ月 ago


山本直人さんから献本頂きましたっ!

● 『マーケティング演習ノート』(山本直人著・東洋経済)

主要目次
第1章 マーケティングの思考
第2章 消費行動の理論 –「演習I 自分の買い物」から学ぶ
第3章 日本の市場環境の変化
第4章 消費環境の変化–「演習II タウンウォッチング」から学ぶ
第5章 メディアとコミュニケーションの変化
第6章 マーケティング戦略の分析–「演習III コミュニケーション読解」から学ぶ
第7章 社会の構造変化とマーケティング–「演習III 仮説構築と課題発見」から学ぶ
終 章 マーケティングの素養とは

まだ読めていませんが、目次も上記のような流れで、これ一冊でマーケティングの「いろは」が学べるとっても濃厚な一冊に仕上がっています。

特徴的なのは、あくまでも日本国内市場の実態に即した内容として現状認識や戦略策定などをまとめていらっしゃること。

マーケティング本は往々にして海外事例や海外発信のスキームやメソッドを輸入するパターンが多いわけですが、日本国内でマーケティングをする場合、海外にはない日本特有の社会構造や文化、消費者心理などを頭に入れておかなければなりません。

そういう意味で、稀有な一冊だと思います。

ぜひ!


※参考情報:山本直人さんの他の著書(一例)

● 『買う気の法則』(山本直人著・アスキー新書)

● 『ネコ型社員の時代』(山本直人著・新潮新書)

山本さん、ご献本、ありがとうございました!

FacebookにSocial Webを考えるコミュニティを開設しました!

15 years 9ヶ月 ago


何名かの方には事前に告知させて頂いていましたが、7月1日(本日)、ようやっとFacebookにソーシャルメディア、ソーシャルウェブを考えるコミュニティを開設致しました!

その名も、Social Web Innovators !!

ブログやツイッターでは示唆に富む良質な情報が多く飛び交っているんですが、しっかりと腰をすえてディスカッションしたり情報を共有したりする場所が少ないように感じたことと、皆さんFacebookにアカウントを開設しても、フレンド申請くらいしかすることがないという方が多かったので、じゃあソーシャルメディアに関してディスカッションや情報共有をしながらFacebookのおもしろさや使い方を学んじゃえばいいんじゃないか、ということでこのコミュニティ開設してみました。

突貫工事で準備したので、まだまだ至らないところばかりですが、皆さんとゆっくり時間をかけて、日本のソーシャルメディアが健全に発展していくよう、ディスカッションがして行ければと思っています。

これからは、1:Nの情報発信だけでなく、N:Nのコラボレーションが更に必要になってくると考えています。このため、Social Web Innovatorsでは、ソーシャルメディア、ソーシャルウェブに関するディスカッションを、オンライン・オフラインで行っていく予定です。

具体的には、

1. オフラインの「場」(Meetup)でのコミュニケーション
2. 注目のニュースやデータを基にしたコミュニケーション

の2つです。

Facebookでのディスカッションや情報共有だけでなく、オフラインの「場」(Meetup)も定期的に開催し、リアルの場での交流も深めて行きたいと考えています。

事務局は、微力ながら、トライバルメディアハウスの池田勇人( @IHayato )と、宮本昌尚( @mm_kent )の2人が担当致します。ご要望などがありましたら、この2人まで何なりとご意見をください。みんなで気持ちよくディスカッションや情報共有ができるよう、環境づくりをお手伝い致します。

ディスカッションが活発になるよう、不定期ですが、トライバルメディアハウスから注目のニュースやデータ、海外で注目されている書籍の翻訳・要約レポートなどをアップしていく予定です。もちろん、皆さんからの情報アップも大歓迎です! みんなでどんどん議論して、実務に役立つソーシャルメディア、ソーシャルウェブを探求して行きましょう。

皆さまの積極的な参画をお待ちしております!

Will It Blend おじさんがついに iPhone4 を粉砕!

15 years 9ヶ月 ago


誰もが予想していましたが(笑)、ついに Will It Blend? おじさんが iPhone4 をミキサーにかけちゃいましたねw 今回はかなり凝ったストーリー仕立てです。

早速どうぞ!


こちらは、前に「Will It Blend? のおじさんが今度は iPad をミキサーに!」でもご紹介したiPadバージョン。お、おじさん、そんな方法でiPadをミキサーに入れちゃうの!?というところが衝撃的です。



こちらは Will It Blend? を一躍有名にした iPhone バージョン。


しかし、「Appleの注目商品が出る」⇒「Will It Blendおじさんがミキサーで粉々にしちゃう」という純粋想起が日本にまで及んでいるパワーはすごい。

昨日ご紹介したエステー特命宣伝部長 高田鳥場さんも、成功は「奇策」にあり!とおっしゃってましたが、エステーさんもBlend Techも、まさに「奇策」が大成功しているベストプラクティスと言えます。

USJ ユニバーサル・サマー・アドベンチャーが始まります!

15 years 9ヶ月 ago


そろそろ梅雨明け。今年も、もうすぐあの暑い夏がやってきます!

ということで、今年も夏はUSJ!7月7日から、ユニバーサル・サマー・アドベンチャーが始まります。

今年のUSJ夏は、スペース・ファンタジー・ザ・ライド、ウォーター・ストリート・パーティ、マジカル・スターライト・パレード、ジュラシック・アドベンチャー、JAWS子ども船長プロジェクト、ワンピース・プレミアショー2010、ワンピース・アドベンチャーラリーと、夏満載の催しが目白押しです!

中でも、ワンピースとのタイアップイベントは今年だけ!ワンピース・プレミアショー2010は、通常ウォーター・ワールドとして使用されている会場で本格的なショーが行われます。

去年の夏はUSJで1日遊んだなぁ・・・。今年も行きたいな。

お子様も楽しめるイベントや催しが目白押しなので、皆さんもぜひユニバーサル・サマー・アドベンチャーに足を運んでくださいね!

<補足>
ユニバーサル・サマー・アドベンチャーサイトは、ワコムさんのnextbeatのブランドサイトも手がけて頂いたanswrさんに制作頂きました。answrさんは、最近ではUCCさんの「ザ・カンケリ ザ・クリア」なども手がけていらっしゃいます。

なにやらエステーがおもしろい件

15 years 9ヶ月 ago


まぁいまに始まったことじゃないんですが、エステーさんがまたおもしろいことやってますね。

このエステー宣伝部ドットコムの右上部に、エステー特命宣伝部長として有名な高田鳥場さん(ツイッター @onetwopanchi )から緊急アンケートが実施されています。

いわく、エステーの主力商品の「消臭力」の読み方をアンケート調査したところ、「しょうしゅうりょく」:16.6%、「しょうしゅうりき」:83.2%、「その他」:0.2%と、16%の人が「しょうしゅうりょく」と間違って読んでいたことが判明したようなのです(笑)

※詳細は高田鳥場だより(ブログ)に詳細が書かれています(必読)。ちなみに、エステーさんは本社が高田馬場にあるので、高田鳥場なんでしょうね。何からなにまで遊んでます。

みなさんはどちらで読んでますか? ぜひアンケートに協力してあげてください。

この前は、こんなCMやってたし、エステーさん、どこまで行くんだ!(尊敬の念)

今後もエステーの動向に目が離せません。(ちなみに本エントリーはOrganic WOMですw)

第一回 “キズナの会” 開催

15 years 9ヶ月 ago


6月25日の金曜日、予定から1ヶ月ほど遅れて第一回キズナの会@おまっとさん “絆” を実施して来ましたっ!

※みんな酔っ払って顔が真っ赤だったので会場の写真掲載は見送りましたw

この会は、スケダチ高広さんの助言によって企画されたもので(⇒「キズナの会」を開催します)、今回が第一回目。先のブログで告知して、先着約20名の方が参加してくださいました。

特に企画モノなどはしなかったので、本当にただの飲み会になってしまいましたが、1次会が終わっても2割くらいの方しか帰らず、そのまま2次会へ。しかし、前日のサッカー日本代表戦の疲れから、3時くらいにはほぼ全員がグロッキー状態w

皆さまと均等にお話することができなかったことが心残りですが、すっごく楽しかったです!(話題の中心がソーシャルメディアとかマーケティングじゃなく、終始シモネタ方面に向かって行ったのは、僕のせいじゃなく @husaosan と エロヒゲブランディング男 @groundcolor のせいだと思います!)

ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!(この続きはFacebookで!)

第2回目の企画が固まったらまた本ブログで告知致します。皆さん、ぜひ一杯飲み交わしましょう♪

エンゲージメントとキズナの違いって何なのさ?

15 years 9ヶ月 ago


昨日6月24日、ファインドスター特別企画「ソーシャルメディア時代の広告・プロモーション」と題して、スケダチ高広さんと対談をさせて頂きました。

当日のUstがアーカイブされているようなのでリンクを貼っておきます。予定の1時間を大幅に超え、結局1時間40分くらいになっているので、もし見る方は覚悟して見てください(笑)

※ツイッターハッシュタグはこちら

冒頭、高広さんがプレゼンされた “Are You Engaged?” は無茶苦茶わかりやすかった!Engagementという言葉は米国でも一種のバズワードになってるわけですが、Engagementっていったい何なのさ? それを高めなきゃいけない理由って? 高めると何かいいことあるの? どうやって測定するの? といったことはほとんど整理されていないのが実情です。

セミナーやカンファレンスでも有名なパネルの方々が口々に発するワードですし、本もたくさん出てるんですが、ものすごく曖昧。

拙著『キズナのマーケティング』の中で、「キズナ=Engagement」という規定をしたところからこの議論は始まったんですが、キズナって何よ? 企業と消費者のキズナなんてつくれんの? キズナってEngagementと同義なの? などなど、私の整理が足りないばかりに(そもそも現時点で整理しようとしたことがいけなかったんですが)、期待通り議論が発生したものの、逆に混乱もさせてしまったかな・・・と少し反省しています。

昨日の対談は、言葉の定義を整理することも議題のひとつだったんですが、その中でも大きかったのは、

  • Engagementって?
  • キズナって?
  • Engagementとキズナの違いは?
  • ソーシャルメディアって?
  • ソーシャルメディアとSNSの違いは?
  • ソーシャルメディアとCGMの違いは?
  • ソーシャルメディアマーケティングって?

などなどです。

そもそも答えのない議論なので、高広さんとも完全にすり合わせができなかったものではありますが、昨日皆さんにご説明した資料をアップしておきます(しつこいですが、これが正解というものではなく仮説です)

この資料の中では、

  • Engagementとは「関わり合い」である
  • 「関わり合い」には①企業が消費者に関わりに行く、②消費者に企業へ関わってもらう施策を実行する、③消費者同士で関わり合う場所を提供する、の3つがある
  • 消費者と企業が関わること(Engage)することでBrand Bond(キズナ)が形成される(高広さんの定義を拝借すると、ある約束(結婚)に向かって強く結びつき、結婚に向かっている状態がEngage、ここからは僕の解釈ですが、その婚約が信用・理解・愛情・関与・共感などによって結婚している状態がBrand Bond(キズナ)が形成されている状態)
  • Brand Bond(キズナ)とは、企業と消費者が強く結びついている状態を指す(決して家族の絆のような強い結びつきではない。あくまでマーケティング上のメタファー)
  • 感情的な強い結びつき(Brand Bondingされている状態)がLoyaltyを形成し、継続購買が促進される

※BtoBの場合はどうなのさ?という議論は時間切れでした
※Engage/Engagementは高広さんが定義した話の方がわかりやすかった

さて、昨日、高広さんから、対談後のお疲れ様会の中で、「池ちゃんはね、曖昧な事象や言葉を無理やり定義しようとするからドツボにはまるんよ。曖昧なものはあえて曖昧なままにしておくこともときには必要」とのアドバイスを頂きました。

なんでもかんでも整理しようとしてしまう癖が、逆にその周辺にある大切なものやクリエイティビティを殺ぐことになってしまっていることも新たな反省点でした(ということで、上記の資料もあくまで参考程度として見てください)

とにもかくにもこういうものはみんなで考え、議論していった方が良いものだと思いますので、近々そういう場を設定したいと思います。

最後に、貴重な機会を頂いたファインドスター杉山さん、スケダチ高広さん、ありがとうございました!また、当日ご出席頂いたご参加者の皆さま、最初の1時間が言葉の定義中心の話でポカーンとさせてしまってすみません。何かわからないことがありましたら、できる限り回答させて頂きますので、メールでご連絡ください!

<追記>
最後に高広さんが言っていた、”ソーシャルメディアはハッピーサプライズがあるかどうか。
「この人とこの人ってつながってたんだ!」「この人こんな趣味あったんや!」 SMMはハッピーサプライズをつくること。” っていい言葉だよなぁ・・・。

<2010/6/27 21:00 追記>
高広さんが6/24にプレゼンしてくださった “Are You Engaged ?” の資料をslideshareにアップしてくださいました!(⇒コチラ!) 必見です!

大人のくらべる大事典

15 years 9ヶ月 ago


何かの広告で見ておもしろそうだなーと思って購入した一冊。

● 『大人のくらべる大事典』(週刊ポスト編集部編・小学館)

SNS vs ツイッター/マンション買う?借りる?/サラリーマンの小遣い/キンドル vs iPad/婚活/犬派 vs 猫派/離婚の打撃/デブ/男と女/日本人の働く時間、などなど、結構面白そうなトピックスが揃ってると思いきや、どれも結構簡単な比較で、且つ週刊誌的な考察もやや軽めで予想よりは残念な結果。

でもま、通勤電車の細切れ時間にさらりと読むにはおもしろいかも。一応ご紹介でした。

週刊ダイヤモンドによる「みんなの叡智」募集キャンペーン

15 years 9ヶ月 ago


7月17日号(7月12日発売)の週刊ダイヤモンドは、ツイッターなどのソーシャルメディアを活用したマーケティング特集みたいです。楽しみ!

そこで、この際だから、生の実例をつくっちゃおう!ということで、現在「週刊ダイヤモンド×どっとこむいばらき」のコラボ企画として、オープンに経営やマーケティングのアイデアを募集しています。

みんなの叡智が茨城の商店街を変えることができるか!?

結果がとっても楽しみです。みなさんの叡智もぜひ!

確認済み
1 時間 22 分 ago
戦略に強みを持つマーケティング会社 トライバルメディアハウス代表。大手企業300社以上の広告宣伝・広報・マーケティングを支援。『売上の地図』『自分を育てる働き方ノート』など著書・共著書10冊以上。近著『マーケティング「つながる」思考術』。鎌倉稲村ヶ崎在住。
ikedanoriyuki.jp | Tribal Media House, Inc. フィード を購読

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