弁護士ドットコムがAIで投稿の炎上リスクを事前にチェックする新ツールを無料提供

「AI 炎上チェッカー」、投稿内容の誹謗中傷性や炎上リスクを生成AIが自動で評価

法律相談サイト運営や契約プラットフォーム事業の弁護士ドットコムは、SNSなどインターネット上での誹謗中傷や炎上をAI(人工知能)を活用して未然に防ぐリスクチェックツール「AI 炎上チェッカー」の提供を始めたと7月4日に発表した。SNSなどインターネットに投稿する前に、投稿内容の誹謗中傷性や炎上リスクを生成AIが自動でチェックする。新ツールはアプリストアの「App Store」と「Google Play」で無料配信する。

「AI 炎上チェッカー」を無料配信開始

AI 炎上チェッカーは投稿内容を「攻撃性」「差別性」「誤解を招く表現」の3つの観点から評価し、リスクがある場合はより良い発信の選択肢を提示。安全性が確認できた文章はそのままアプリから各種SNSへ投稿できる。弁護士ドットコムは4月にツールのクローズドβテストの募集を開始したところ、企業や行政機関、政治家、インフルエンサーなど多様な立場から多くの問い合わせが寄せられ、短期間で想定を大きく上回る反響があった。

さらに「自分では大丈夫と思っても、見落としが炎上の原因になるのではと不安」、「リスクチェックの重要性は理解しているが、人手も時間も足りない」といった声が多く寄せられた。このため、より多くの人に使ってもらうためにツールを無料提供する。弁護士ドットコムはAI 炎上チェッカーを通じて、誰もが安心して発信できる社会、誰かを傷つけないコミュニケーションが当たり前となる未来の実現を目指すとしている。

「AI炎上チェッカー」の使い方
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