「製品の情報」とは?キチンと設計するために定義してみた(前編)

「製品情報」とひと口に言っても局面によってニーズは様々。ユーザーの行動文脈に応える最適な情報設計とは?
※この記事は読者によって投稿されたユーザー投稿です:
  • 編集部の見解や意向と異なる内容の場合があります
  • 編集部は内容について正確性を保証できません
  • 画像が表示されない場合、編集部では対応できません
  • 内容の追加・修正も編集部では対応できません

その情報の成分は?

以前、コンテンツを分類整理して置き場所を決めるための分類法(=「タクソノミーの設計」)については、「ケチャップ問題」として解説しましたが、分類する対象(コンテンツの内容物)そのものには、一体どんな成分(トマトとか食塩という話だけでなく)が含まれているのでしょう?

今回は、「製品の情報」を取り扱うメーカーのWebサイトを例に、「成分」をどのように構成すればよいのか?あるいはどんな「情報」が関係しているのか?について具体的に見ていきたいと思います。

「製品の情報」とは?

一般消費者向けの商品は、陳列棚に並べることができ、手に取ることもできるのでその製品に関わる情報を具体的にイメージしやすいと思います。「ケチャップ」の例で言えば、メーカーや内容物、製造年月日や賞味期限、価格などが「ケチャップという製品の情報」としてイメージできるでしょう。

しかし、「ケチャップ」には実際もっと様々な情報が含まれ、関連する情報も多岐にわたります。例えば、容量と容器のバリエーションとか、アレルゲンの成分とか、あるいは荷姿(6本組であったり6ダースが1パレットに乗る、であったり)とか。それぞれ、ユーザの立場の違いや、おかれた状況によって必要な情報は様々です。

ところで、製品の情報には「製品そのもの」に関する情報と、その「付帯情報」があります。
ここでは前者を「エンティティ(実体)情報」、後者を「メタ情報」と呼ぶこととします。

メーカーが用意しているカタログには紙面の制約があるため、ある程度の深さの情報でエンティティ情報もメタ情報もバランスよく整えられた形にまとまっていますが、その状態をWebに展開したところでユーザーの情報ニーズとマッチしないことがほとんどです。

Webサイトの情報設計においては、これらをどのように整理し、定義づけていけばよいのでしょう?

 

▼続きは下記にてご覧いただけます。
「製品の情報」とは?キチンと設計するために定義してみた(前編)(2/3)
https://getting-better.jp/definition-of-product-1-190328/2/

本稿は、Webに詳しくないWebマスターのためのブログ“Getting Better”
https://getting-better.jp/
に掲載された記事です。
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

RFP
RFP(Request for Proposal)は「提案依頼書」のこと。SIe ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]