亀田製菓グループが「代替肉」「米粉パン」「乳酸菌」で3つの新ブランドを展開
亀田製菓は「プラントベースドフード(植物性代替肉)」、「米粉パン」、「お米由来の乳酸菌」の新ブランドに統一ロゴを設け、グループのマイセンファインフードとタイナイと共に展開する、と3月7日発表した。代替肉の「JOY GREEN」、米粉パンの「Happy Bakery」、乳酸菌の「RiceBIO」の3ブランドで、4月1日から外食・総菜向け業務用商品「植物生まれのベースミート」をJOY GREENブランドで発売する。
ベースミートは冷凍ブロックタイプの代替肉で、おせんべいの製造技術で開発した。マルセンファインフードの業務用「プラントベースパティ」を使用した「低糖質チャンカレ 大豆ミートカツのせ」がチャンピオンカレーの直営店・FC店計19店舗で3月14日から販売される。大豆の香りを抑えてリニューアルした「大豆と玄米のべジミンチ」と「大豆と玄米のべジフィレ」、新製品の「大豆と玄米のべジスライス」を4月1日に発売する。
アレルゲン28品目不使用の100%国産米粉パンは、3月7日からHappy Bakeryブランドの新ラインアップ「おこめ丸パン」など9商品を販売し、タイナイ米粉パンの商品ラインアップ拡充。食物アレルギーがありグルテンフリー製品を求める顧客に訴求する。亀田製菓が世界で初めて商品化した「お米由来の乳酸菌」は、研究開発ストーリーや加熱殺菌体ならではの特徴を紹介するPR動画を4月に公開する。
米菓で培った多彩な食感と味つけ技術で「あられ、おせんべいの製菓業」から「Better For Youの食品業」となり、「グローバル・フード・カンパニー」の実現を目指す。米や植物性素材の知見、機能性追求、米タンパク質の抽出技術を生かす。ジュネジャ・レカ・ラジュ副社長は「健康・環境に配慮した代替肉やアレルゲン28品目不使用の米粉パン、世界で唯一のお米由来の乳酸菌は他社にまねできない」とコメントしている。
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