[スマホユーザーアンケート]三冠王は○○○! 流入元別にコンテンツの記憶率/シェア率/アクション率を比べてみた
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ネット流入のメインストリームがPCからスマホへ移行すると、検索エンジンをターゲットにしたマーケティングの重要度が下がる! 例えば、こんなお話です→Web&モバイル マーケティング EXPO特別講演レポート~LINE 田端信太郎氏~(http://www.brain-solution.net/webmktseminer2)。コミュニケーションやゲームなど、検索機能のないアプリの利用時間が増えるからです。
ブレインネットは、そんな疑念を解消すべく、スマホユーザー向けの緊急調査を実施しました。
スマホシフトしてもWebマーケの本流はGoogleか!?
「知らないことは検索」が92.9%、ニュース、買物も半数以上が検索から
http://www.brain-solution.net/blog/news-release/newsrelease_0625/
結果、検索エンジンからのアクセスは、引き続きコンテンツマーケティングの重要事項であることが確認できました。
検索はアクションのきっかけにもなる
上記の調査では、使用頻度、目的別の活用度などで、圧倒的にインターネット検索が重要だということがわかりました。インターネット検索はWebサイトへアクセスする経路としてもナンバーワンです。
また、検索はユーザー行動のきっかけにもなっているようです。インターネット検索、SNSアプリ、ニュース/キュレーションアプリに焦点を当て、1週間にアクセスしたWebサイトのうち、内容を記憶している/シェアした/具体的行動(商品購入、資料請求、問い合わせなど)のきっかけになったコンテンツの数を聞きました。
3つの指標すべてで検索が1位。検索は、Webサイトへの流入数自体が多いので順当な結果ではありますが、Webサイト閲覧だけでなく、ユーザーの行動も促していることがわかります。
では、コンテンツ1本あたりの影響力はどうでしょう? 検索でアクセスしたコンテンツと、SNSでアクセスしたコンテンツでは、ユーザーへのインパクトも違うのではないでしょうか? 本稿では、流入のプロセスとコンテンツ、ユーザー行動の関係を、もう少し掘り下げるべく、流入元別の「記憶率」「シェア率」「アクション率」を検証します。
記憶率/シェア率/アクション率の三冠はSNS!! 記憶とアクションは検索も遜色なし
検索、SNSアプリ、ニュース・キュレーションアプリのそれぞれを利用しているユーザーが、1週間以内にアクセスしたコンテンツのうち、
●記憶率=内容を覚えているコンテンツの割合
●シェア率=SNSでシェアしたコンテンツの割合
●アクション率=商品購入や資料請求、問い合わせなど具体的な行動のきっかけになったコンテンツの割合
とします。
スマホユーザーを対象に検証した結果、すべての指標で、「SNS」がトップとなりました!!
SNS経由のコンテンツでシェア率が高いのは、当然と言えば当然ですが、記憶率とアクション率でも、2位の検索を僅差で上回っています。ユーザーがSNSで知ったコンテンツは内容が記憶によく残り、何か具体的な行動のきっかけにもなりやすいということ。口コミの破壊力は無視できないのです(最近では企業のソーシャル広告=非口コミも多いので一概に言えませんが・・・)。
Webメディアを組み合わせてコンテンツマーケティングを設計する
その他の要素も含めて、検索とSNS、キュレーションの特性をまとめてみましょう。
検索が依然として強力だとはいえ、コンテンツを届ける手段は増え続けています。複数のアプローチをうまく使いこなすのが、コンテンツマーケティング成功への最短距離です。
検索エンジンのマーケティングは、Web上にコンテンツを準備し、ユーザーの検索ニーズに応える「待ち」の戦術です。検索ワードを入力するユーザーは、ニーズがかなり明確なので、安定的に費用対効果が見込めます。私たちは、コンテンツマーケティングのプル戦術と呼んでいます。
対して、SNSの運用や、バズ狙いのコンテンツマーケティングは、こちらからはたらきかける「攻め」の戦術。特にバズ狙いはアタれば大きいですが、少なからずハズレもある。コンテンツマーケティングのプッシュ戦術です。
メディアやニュース・キュレーションアプリは、プッシュ戦術と親和性の高い手法です。大きなメディアに掲載されれば、爆発的な拡散が見込めます。
こちらの記事もどうぞ「コンテンツマーケティングはプル・プッシュ・シェアという区分で考える(SEO・ソーシャルではなく)」
メディアを組み合わせ、プルとプッシュを見極め最適な手法で、集客からコンバージョンへ導くことが重要だと、日ごろから考えています。
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