「私はGoogleアナリティクスを使えます」と胸を張って言えるように。アナリティクスレッスンビデオ完全翻訳【④詳細解析】

Googleアナリティクスレッスンビデオを完全翻訳【④詳細解析】
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今回は前回の【③基本】の続き、【④詳細解析】の訳になります。
レッスンビデオ、ラストの項目。さっそくいきましょう。

アドバンスセグメント

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2.アドバンス セグメントとは?
アドバンスセグメントを使用すると、トラフィックのサブセットを素早く隔離して分析することができます。
サイトの特定条件を満たす訪問を含むアドバンスセグメントを作成することができます。
例えば、特定の地域からの訪問、または100ドル以上が費やされた訪問を含むなどの特別なセグメントを作成することができます。

3.アドバンスセグメント vs フィルタが適用されたプロファイル
トラフィックデータをセグメントするようフィルタが適用されたプロファイルを作成することも可能ですが、アドバンスセグメントとではいくつかの違いがあります。
アドバンスセグメントは過去データにも適用されます。一方、フィルタを適用したプロファイルには作成日以降のデータのみが含まれます。アドバンスセグメントがすべてのアカウントとプロファイルに適応できるのに対し、フィルタが適用されたプロファイルは特定のプロパティにのみ適用されます。また、アドバンスセグメントはレポート内に他のセグメントを4つまで並べて比較できますが、フィルタが適用されたプロファイルでは1度に1つしか見ることができません。2つを比較すると、アドバンスセグメントのほうがはるかに簡単といえます。
もしプロファイルに表示させるデータを永続的に設定したい場合は、フィルタが適用されたプロファイルを使用するべきでしょう。例えばCPCデータだけをプロファイルに表示したい場合は、フィルタが適用されたプロファイルをそのように設定をする必要があります。
また、ユーザーアクセスをデータのサブセットのみへ制限したい場合は、フィルタが適用されたプロファイルを設定し、ユーザーアクセスをそのプロファイルのみへ制限します。

4.アドバンスセグメントを適用させる
アドバンスセグメントを適用させるには、「アドバンスセグメント」をクリックし希望するセグメントを選択するだけです。
デフォルトのセグメントはあらかじめ設定されていますので、セグメントの選択さえすればあとは何もしなくて構いません。

5.アドバンスセグメントを適用させる
アドバンスセグメントを一旦適用させると、すべてのレポートにセグメントのデータが表示されるようになります。
データ範囲の変更は可能です。また、過去データにセグメントが適用されていることも確認できます。
選択したセグメントは、選択を解除するかログアウトするまで反映されます。

6.アドバンスセグメントの作成
それでは、100ドル以上が費やされた訪問だけを含むセグメントを作成してみましょう。
アドバンスセグメントのボタンをクリックします。
「+新しいカスタムセグメント」をクリックします。

7.アドバンスセグメントの作成
このような画面が表示されます。
この画面で、いくつかのステートメントを組み合わせてセグメントを定義することができます。

8.アドバンスセグメントの作成
100ドル以上が費やされた訪問だけを含むには、「収益」のメトリックを選択します。
通常は欲しい情報を検索ボックスに入力するのが最も簡単ですが、メトリックとディメンションの一覧を利用することもできます。
「越える」を選択し、「100」を入力します。

9.「セグメントをプレビュー」をクリックすると、セグメントに含まれている訪問の、全体数から見た割合を見ることができます。
セグメントには条件を好きなだけ追加することができます。終わったら「セグメントの保存」をクリックします。

10.作成したセグメントは「カスタムセグメント」の欄に表示されます。

11,Thank You!

アナリティクスインテリジェンス

※この章は字幕がないため、Youtubeビデオからの訳となっています。

Googleアナリティクスインテリジェンスは、サイトのトラフィックでの著しい変化を検出するための監視をし、何か重要なことがサイト上で発生した際にアラートを作成します。これは、見逃しがちな事象を発見するのに役立ちます。
アラートには自動(緑色)とカスタム(青)の2種類があります。自動アラートではあなたの入力なしで勝手に作動します。カスタムアラートは、あなたがGoogleアナリティクスに監視してほしい条件に基づいて作動します。
バーが出ていたら、その日に最低1つのアラートが発生したということになります。
2月5日の例を見てみましょう。TechCrunchからの訪問に急上昇のアラートがあります。通常では0から220の訪問ですが、この日は1900以上の訪問がありました。TechCrunchのサイトへ行ってみると、Googleストアで販売されている新しいGoogleスカーフの記事を載せていることが判明しました。この参照トラフィックを見逃すところを、アラートがフラグ立てしてくれたのです。
このボタンをクリックすると、TechCrunchのみからのトラフィックを閲覧できます。通常TechCrunchからはほんの僅かの訪問しかないので、これが一時的な急上昇であったことがわかります。
重要度のスライダを使用すると、最も重要なアラートのみを表示できます。または、設定を低くすることでGoogleアナリティクスが作成したすべてのアラートを表示することもできます。スライダはレポートにどのぐらいのアラートを表示するかを選ぶためのものであり、Googleアナリティクスがどうアラート作成するかには影響しません。
AdWordsアカウントとGoogleアナリティクスアカウントをリンクした場合は、AdWordsからも自動アラートを取得します。例えばキャンペーンのクリックスルー率が予想外に増加した場合、Googleアナリティクスがアラートを通知することがあります。
カスタムアラートを使用する場合、Googleアナリティクスに何を監視するか伝え、その事象が発生した際に警告します。
では、アラートを作成する方法を見てみましょう:
ここでは、特定のキャンペーンからのトラフィックを見てアラートを作成しています。
直帰率が急激に増加した際に警告するように設定しました。
この種のアラートは、キャンペーンの問題点に気づくのに役立ちます。
キーランディングページがキャンペーンの途中で誤って突然変更された等の事象も警告してくれます。
Eメールオプションを使用すると直ちにアラートに気づくことができ、さらにテキストメッセージで通知を受け取ることも可能です。
アラートのもう一つの例として、キャンペーンからの毎週の収益が一定のレベルに達した際に知らせてくれます。売上高基準でアラートを毎週設定すれば良いでしょう。
以上がインテリジェンスの概要です。

サイト内検索

1.表紙

2.サイト内検索レポート
Googleアナリティクスでは、サイトでユーザーがどのように検索しているかを確認できるサイト内検索レポートを提供しています。

3.サイト内検索レポートの重要性
なぜユーザーの検索を分析するのでしょうか?
サイトの規模の大きさに関わらず、ユーザーは検索ボックスをナビゲーションとして使用します。
ユーザーが何を検索しているかを知ることで、サイトに欠けているコンテンツが明確になったり、キーワード検索結果の向上にも繋がります。さらにはマーケティングキャンペーンで使用するための新しいキーワードのアイデアを得ることもできます。

4.サイト内検索の設定
サイト内検索のトラッキングを設定するためには、プロファイル設定を構成する必要があります。
Googleアナリティクスの画面右上にある「アカウント管理」アイコンをクリックします。
そして、サイト内検索レポートを有効にするアカウント→プロパティ→プロファイルに移動します。

5.「サイト内検索の設定」セクションで、「サイト内検索レポートを有効にする」を選択します。
クエリパラメータフィールドに、内部クエリパラメータを指定する文字、単語または語句を入力します。
クエリパラメータがわからない場合は、サイト上で検索を実行してみてください。
通常、ユーザーがサイトで検索を実行すると、URLの中にクエリパラメータを見つけることができます。
例えばGoogle.comで検索した場合、「q=」で始まる検索クエリが表示されます。したがって、Googleのクエリパラメータは「q」になります。
上記の例ではクエリパラメータが「q」、クエリは「Google Analytics」ということになります。

6.クエリパラメータの識別
この例のクエリパラメータは何になるでしょうか?
検索によって生成されたURLに注目してください。URLの中にクエリとクエリパラメータが見つかるはずです。
この場合、検索クエリは「creating a profile」、クエリパラメータは「query」であることがわかります。
パラメータは「term」や「search」等の異なる言葉であるかもしれません。
または、「s」や「P」のような文字であるかもしれません。

7.サイト内検索の設定
特に大規模なサイトの場合、いくつかのセクションで、異なったクエリパラメータを使用することがあります。
パラメータはカンマで区切って最大5つまで設定できます。
次にGoogleアナリティクスが、URLからクエリパラメータを除外するか否かを選択します。
クエリパラメータの削除は、「プロファイル設定」内の「URLクエリパラメータを除外」と同じです。
クエリパラメータを除外する場合、メイン設定から削除する必要はありません。
ここで注意ですが、Googleアナリティクスではあなたが一覧にしたクエリパラメータのみを除外し、同じURL内のほかのパラメータは削除しません。

8.サイト内検索のカテゴリ
検索を絞り込むためのドロップダウンメニューなど「カテゴリ」をサイトに使用する場合、分析機能にカテゴリを含めることができます。
まず、「サイト内検索のカテゴリ」チェックボックスを選択します。
次に、表示された「カテゴリパラメータ」を入力します。「cat」「qc」など内部クエリカテゴリを指定する文字を入力してください。
クエリパラメータを識別するために使用したものと同じ原理がカテゴリパラメータを識別するためにも適応されます。
または、ウェブマスターにサイト用のクエリおよびカテゴリパラメータを問い合わせても良いでしょう。
提供されたカテゴリパラメータを削除したいかどうか決定します。このチェックボックスを選択した場合は、指定したパラメータだけが取り除かれます。
この作業はクエリパラメータの設定と同様に、「一般情報」のセクションで「URLクエリパラメータを除外」と同等の効果があります。
ここでカテゴリパラメータを削除するように選択した場合、メイン設定から再びそれらを除外する必要はありません。
終了する場合は、 「適用」をクリックします。

9.サイト内検索レポート
サイト内検索レポートを見るには、「コンテンツ」セクション内「サイト内検索」をクリックします。

10.利用状況
「利用状況」レポートではサイト内検索を使用したユーザーと使用しなかったユーザーとを比較できます。
この例では、全体のユーザーの19%がサイト内検索を行いました。
円グラフ上部に2つのドロップダウンメニューがあります。左のドロップダウン内「目標のコンバージョン率」を選択すると、検索を含む訪問がコンバージョンに対する検索をどれほど含んでいたかを見ることができます。
そして「eコマース」タブをクリックすると、収益やその他のeコマース測定基準がサイト内検索の有無で訪問にどう影響しているのかが分かります。

11.サイト内クエリ
「サイト内クエリ」レポートには検索が実行された時の訪問のみが含まれます。
スライドのスクリーンショットを見ると、合計で76331の検索があったことが分かります。
サイト内クエリは表に表示されています。
各クエリが検索数や検索の絞り込みの割合、およびその他の測定基準の観点でどう比較されるか見ることができます。
ユーザーがどんな言葉で検索しているかを知ることは、サイトにトラフィックを集めるためのキーワードのアイデアにもなります。
別のディメンションでトラフィックを見ることもできます。例えば訪問するユーザーの地域を知りたい場合、「ディメンション」から「地域」を選択します。

12.検索ページ分析
「検索ページ分析」レポートでは、ユーザーが検索したすべてのページを一覧表示します。
このレポートを見るには、「サイト内検索」セクション内「検索ページ分析」をクリックします。次に、表上部のオプションから 「開始ページ」を選択します。
表内のページをクリックすると、そのページから発生した検索の詳細を確認できます。詳細レポートには、そのページで使用されたすべての検索ワードが一覧表示されます。
このレポートを使用することで、ユーザーがランディングページから何を探しているかがわかるようになり、コンテンツを改善するための情報も得られます。
例えばユーザーの多くがショッピングカートページで「配送オプション」を検索しているのであれば、ページ上に配送オプションの情報を表示すると良いでしょう。

13.リンク先ページ
さて、どのページがいちばん検索されているのでしょうか?「リンク先ページ」を見てみましょう。
「サイト内検索」セクション内「検索ページ分析」をクリックし、表の上にある「リンク先ページ」を表示オプションとして選択します。
表ではアクセス数の多いのリンク先ページを表示しています。
そのページに繋がった特定の検索キーワードを参照するには、表内のページをクリックします。

14.カテゴリ
ユーザーがサイト内で検索する際、どのカテゴリを選択したか見ることができます。
「サイト内クエリ」レポートに移動し、表示オプションの 「サイト内検索のカテゴリ」をクリックしてください。
ユーザーがどのように検索エンジンを使用しているか、どんな製品が人気なのか、また、それぞれのカテゴリーで探しているものを見つけられたかという情報を把握するのに役立ちます。

15.疑問に思ったら…
一般的に「サイト内検索」レポートでは、他のレポートに示されているものとは異なったコンバージョン数を表示します。
これは、「サイト内検索」レポートの目標コンバージョンが、サイト内での最低一度の検索を含む訪問に基づいており、他のすべてのレポートに表示される目標コンバージョンはすべての訪問に基づいているためです。
「サイト内検索」レポートが、検索を含むコンバージョンのみを含むため、サイト上の検索がどう効果的にコンバージョンを上げられるかを知ることができます。
「サイト内クエリ」と 「キーワード」の違いについて混乱している場合、Googleアナリティクスのレポートではサイト内検索をするときに「サイト内クエリ」を使い、外部サイトの検索をするときに「キーワード」を使用することを覚えておくと便利です。

16.Thank You!

続きの【イベントトラッキングと仮想ページビュー】【その他のカスタマイズ】は、当方のブログにアップしております。
アナリティクスの勉強にどうぞ役立ててください。
http://www.ms321-co.com/blog/

レッスンビデオ意訳は以上となります。

記事投稿者

株式会社エムズ
全日本能率連盟登録資格Webディレクター
GoogleアナリティクスIQ
吉永 尚由
http://www.ms321-co.com/

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