ポイ活新時代!「ポイント運用」「ポイント投資」の人気サービス・認知度・利用のきっかけは?【MMD研調べ】

貯めたポイントの使い道に困っている人が実は多い?

MMDLaboが運営するMMD研究所は、「2025年ポイント運用・投資」に関する調査結果を発表した。ポイント運用サービスのみ利用者300人、ポイント投資サービスのみ利用者300人、ポイント運用・投資サービス両方の利用者300人の計900人が回答している(予備調査:53,044人)。

一般的に「ポイント運用サービス」は、さまざまなサービス群(決済サービス、通信会社、金融サービスなど)で得たポイントを、疑似的な投資(資産運用の練習)ができるサービス。「ポイント投資サービス」は、金銭の代替としてポイントで実際に株式売買や投資信託などを行えるサービス(現実の運用なので、手数料や損失リスクがある)。

「投資の練習」にポイントを使う人が増えている

まず18歳~69歳の53,044人に、「ポイント運用サービス」「ポイント投資サービス」の認知や利用状況を聞くと、「ポイント運用サービス」の認知率は75.7%、利用率は41.5%だった。「ポイント投資サービス」の認知率は66.8%、利用率は18.4%とやや下がる。年代別では、ポイント運用サービスは認知・利用率ともに60代が最多、ポイント投資サービスは認知率トップは60代だが利用率は20代が最多だった。デジタルなポイントサービスが生活に密着しているだけに、20代は積極的なようだ。

ポイント運用サービスの利用状況
ポイント投資サービスの利用状況

ポイント運用サービスを利用している22,006人に、利用サービスを具体的に聞くと、利用しているサービスは「楽天ポイント運用」56.8%、「PayPayポイント運用」37.2%、「Vポイント運用」22.3%が上位で、最も利用しているのは「楽天ポイント運用」43.4%だった。

ポイント運用で利用しているサービスと最も利用しているサービス

同様にポイント投資サービスを利用している9,775人に、利用サービスを具体的に聞くと、「楽天ポイント投資」46.3%、「PayPayポイント投資」32.5%、「Vポイント投資」17.9%が上位で、運用サービスと同順。最も利用しているサービスでも「楽天ポイント投資」38.3%が最多で、この3ブランドの強さが目立った。

ポイント投資で利用しているサービスと最も利用しているサービス

「ポイント運用サービスまたはポイント投資サービスを利用したきっかけ」では、ポイント運用者600人は「ポイントを増やしたかったから」33.7%が最多回答。以下「貯めたポイントの使い道が他になかったから」16.3%、「ポイントの有効期限があったから」12.7%が続いた。

一方ポイント投資者600人は「貯めたポイントの使い道が他になかったから」17.8%が最多回答。以下「すでに証券口座を開設していたから」13.7%、「利用サービスのポイントプログラムに関連していたから」12.2%と、やや違いが見える。

ポイント運用・投資サービスを利用したきっかけ

なおサービス利用の継続意向では、ポイント運用サービスは57.0%、ポイント投資サービスは64.7%だった。

ポイント運用・投資サービスの継続意向

調査概要

  • 【調査対象】<予備調査>18歳~69歳の男女<本調査>ポイント運用・投資サービスの利用者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2025年4月4日~7日
  • 【有効回答数】<予備調査>53,044人<本調査>900人(ポイント運用サービスのみ利用者300人、ポイント投資サービスのみ利用者300人、ポイント運用・投資サービス両方の利用者300人)
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