マイナンバー関連で実際にトラブルに遭った人は6.6%、一方でマイナ保険証は反対派が多数【MMD研調べ】

マイナンバーカード、現在の所有率は73.8%。「本人確認書類」として利用するケースがほとんど。

MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、「マイナンバーカード」に関する実態調査の結果を発表した。マイナンバーカード所有者364人が回答している。

マイナンバーカード、現在の所有率は73.8%

まず予備調査として5,000人に「マイナンバーカードの所有」について聞くと、「マイナンバーカードを持っている」は73.8%だった。その他は「マイナンバーカードを持っていないが、現在申請中である」3.3%、「マイナンバーカードを持っていたが返納した」1.1%、「マイナンバーカードを持っておらず、申請も行っていない」13.4%だった。

次に、マイナンバーカードを所有しているとした364人に「マイナンバーカードの使用用途」(複数回答)を聞くと、「マイナポイント申請」53.0%が最多。以下「本人確認書類(身分証明書)として使用」26.1%、「住民票、印鑑証明書などの各種証明書をコンビニで取得」25.3%が続いた。

あらためて全体5,000人に「現在の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一体化すること」について聞くと、「賛成」11.1%、「やや賛成」13.7%に対し、「反対」27.8%、「やや反対」13.4%と、反対派が大きく上回っている。

一方で、マイナンバーカード所有者364人に対して、実際のトラブル経験を聞くと、「トラブルを経験したことがある」6.6%、「トラブルは経験したことがない」89.3%と、具体的にトラブルに遭遇している人は極めて少数だった。トラブル経験者24人に内容を聞くと、「機器のトラブル(読み取れないなど)」11人、「該当者なしと表示された」6人、「別人の情報が紐付けられていた、他の人の記録が閲覧可能になっていた」5人だった。

調査概要

  • 【調査対象】予備調査:18歳~69歳の男女、本調査:マイナンバーカード所有者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2023年6月22日~26日
  • 【有効回答数】予備調査:5,000人、本調査:364人
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