「スクショ」はGMOメディアの商標登録、日常的な言葉としての使用に商標権を行使せず

GMOメディアが「SNS投稿や創作活動など個人の表現・創作活動を制限しない」と表明

GMOインターネットグループでメディア事業・ソリューション事業を展開するGMOメディアは、保有する「スクショ」の商標の見解を4月22日に発表した。「『スクショ』は、事業保全および将来的な活用の可能性を踏まえて取得・管理している商標」で、「『スクショ』という言葉を日常的に使用すること(例:SNS投稿・創作活動など)に対し、当社が商標権を行使する意図は一切ございません」と表明した。

リリースの画面キャプチャ

GMOメディアは2014年4月にスクショの商標登録を出願して翌15年6月に登録。25年4月に更新登録された。スクショはPCやスマートフォンの画面を画像として保存する「スクリーンショット」機能の略称として広く使われており、その言葉が商標登録されていたとSNSで話題となったため見解を表明した。GMOメディは「一般的な言葉としての利用や、個人による表現・創作活動を制限するものではありません」と述べている。

デジタルコミュニケーションの拡大で視覚的な情報を共有する場面が多くなり、スクショが注目される機会が増えてきた。ECサイトの購入希望商品を示したり、アプリの操作手順を説明したりするほか、リモート会議の画面情報の共有などでスクショが利用されている。GMOメディは「今後もユーザーの皆さまやクリエイターの皆さまが安心して活動できる環境を大切にしながら、知的財産の適切な運用に努めてまいります」としている。

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