ITエンジニアのキャリアの実態、企業規模ごとの昇給差が判明!?【ラクスパートナーズ調べ】

マネジメント層の人材不足を9割が実感。

ラクスパートナーズは、「ITエンジニアのマネジメント層の待遇と人材課題」に関する調査結果を発表した。ITエンジニアの採用に関わるマネジメント層(リーダー・課長・部長/事業部長・CTO)413人が回答している。

対策1位は「年齢や経験年数にこだわらない採用」

まず「現在の年収」を聞くと、「501~600万円」14.8%が最多。以下「401~500万円」13.3%、「601~700万円」10.9%が続き、約8割が年収501万円以上に属していた。

役職別でみると、リーダー~課長のミドルマネジメント層は501~900万円が厚い。また役職が上がるほど当然に高年収だが、CTO・経営層ではばらつきが目立つ。

次に「ITエンジニア歴」を聞くと、「5~10年未満」28.1%が最多。以下「10~15年未満」22.5%、「20年以上」17.0%が続き、約8割が5年以上の経験を持っていた。

役職別で見ると、管理職以上の過半数がITエンジニア歴10年以上だったが、比較的浅い経験で管理職に就いている人も存在した。リーダーシップやマネジメント能力などが評価されたと考えられる。

一方「マネジメント層の人材不足を感じますか?」と聞くと、「とても感じている」28.8%、「やや感じている」57.1%と、ほぼ9割が付属を実感。その対策については「年齢、経験年数などに捉われず採用する」46.5%という声が最多で、「マネジメント層の育成プログラムを開発した」43.7%、「マネジメント経験がなくても、機会を積極的に与える」43.1%が上位だった。

調査概要

  • 【調査対象】ITエンジニアの採用に関わるマネジメント層(リーダー・課長・部長/事業部長・CTO)
  • 【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
  • 【調査時期】2025年3月6日~10日
  • 【有効回答数】413人
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