Boxとアドビが協業強化、「Adobe Express」が「Box」のデフォルト画像編集ツールに

Boxのプラットフォームを離れずにAdobe Expressでビジュアルコンテンツを制作・編集

クラウドストレージの「Box」でファイル共有サービスを展開する米国Boxと米国アドビは協業を強化すると12月10日(米国時間)発表し、日本法人のBox Japanが日本語訳を12月11日に公表した。アドビのコンテンツ制作アプリ「Adobe Express」がBoxのデフォルト(標準)の画像編集になり、BoxユーザーはBoxのセキュアなプラットフォームから離れることなく直接Adobe Expressで画像を編集できるようになる。

Adobe Expressの直感的な編集機能で瞬時のトリミングやサイズ変更、フィルター適用、透明度の調整ができ、散乱したオブジェクトや背景を除去できる。画像生成AI(人工知能)の「Adobe Firefly」機能を使って、シンプルなテキストプロンプト(指示文)でオブジェクトや人の追加や置き換えができる。コンテンツを自動でBoxに保存し、Boxがファイルを完全に保存・管理し続けることを保証する。

Boxのエンタープライズ顧客は追加料金なしでAdobe Expressプランにサインアップする必要もない。Boxとアドビは10年間にわたってパートナーシップを築き、Boxのプラットフォーム内にアドビのドキュメントツールやクリエイティブツールを連携して企業の生産性やクリエイティビティを高めてきた。今回の提携で「Adobe Document Cloud」「Adobe Experience Cloud」「Adobe Creative Cloud」の各製品と連携も実現した。

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