KDDIグループでセキュリティソリューションサービス事業のラックと、同グループでセキュリティ製品・サービス事業のKDDIデジタルセキュリティ(KDSec)は、10月1日付で合併する、と7月17日発表した。ラックが存続会社となる。両社の強みを合わせ、変化が激しい市場環境の中で競争力の一層の強化を目指す。
ラックは、日本初の情報セキュリティサービスを1995年に開始し、サイバー攻撃対策や事故対応を実施。基盤システムの開発や、AI(人工知能)、クラウドなどのITサービスも展開している。KDSecは、ラックとKDDIのジョイントベンチャーで、2018年2月に設立。サイバーセキュリティ面で企業活動を支援している。
ラックとKDSecは、合併によって柔軟で持続可能な事業運営体制を構築する。これまで両社が培ってきた運用、監視、インシデント対応の知見や資源を活用してサービスの品質を高めるとともに、付加価値の高い提案を強化。中長期的な成長を図り、セキュリティ分野の主導的企業としての位置付けを確実にする。

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