「Drupal」のディストリビューション「Kamihaya CMS」にアクセシビリティチェック機能

ジェネロ、実装した「v1.12.0」公開、改正障害者差別解消法の4月1日施行を控えて提供

DX(デジタル変革)支援・システム開発のジェネロは、オープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)「Drupal」のディストリビューション(パッケージ)「Kamihaya CMS」の機能を向上させた「v1.12.0」を公開した、と3月8日発表した。改正障害者差別解消法の4月1日施行を控え、アクセシビリティチェック機能を搭載した。

改正障害者差別解消法では、民間事業者にも合理的配慮の提供が義務化され、ハンディキャップに関わらず全てのユーザーがウェブサイトを公平に利用できるよう配慮することが求められる。v1.12.0に実装したアクセシビリティチェック機能は、アクセシビリティ対応ができているサイトになっているか調べることが可能。

サイト全体やページ作成時のチェックのほか、サイト公開後のページ追加の際もアクセシビリティを調べて手直し可能。SEO(検索エンジン最適化)にも効果的という。Kamihaya CMSはデジタル庁が定義するデザインシステムとコンポーネントが組み込まれ、アクセシビリティを考慮した同庁のデザインシステムが利用できる。

サイトのアクセシビリティチェックの結果画面 
ページ作成時にアクセシビリティチェックした際の結果画面 
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ビューアビリティ
インターネット広告が「閲覧者が見られる状態にあるか」の観点と、それを確保するため ...→用語集へ

連載/特集コーナーから探す

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]