日本の「幸福度」は10点満点で平均6.0点! 他国に比べて高い?低い?【インテージ調べ】

10点法での評価スコアの国別傾向で、日本は低くなる傾向?

インテージは、「国際比較調査でみる10点法での評価スコアの国別傾向」として「幸福度」に関する調査結果を発表した。

つい最近ネットでは、「ゲームの評価に日本人は厳しいので、スコアが低くなる傾向があり、海外の開発会社が敬遠している」という説が話題となった。この説の真偽については不明だが、国ごとになんらかの傾向差が出ることは十分ありえる。

インテージによると「10点満点(0点~10点の11段階)でのアンケート調査を行った場合、国ごとの比較を行うと、日本の調査結果が低くなること」が度々指摘されているという。これについて、インテージグループR&Dセンターが分析を行った。

10点法(11段階)で日本と諸外国と単純比較するのは難しい

まず“10点(11段階)の「普通」は国や個人で違う”という仮説を設定。「10点満点で『普通』は何点ですか」という質問を11か国の10代~50代の男女に聴取した。日本では「5点」が最頻値(45.3%)で平均値は「6.0点」となった。この傾向は男女・年代別別でも変わらず、5点が多い。

続いて同じ質問を、日本の他に、中国、韓国、インド、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、イギリス、アメリカ(11か国)に行った。結果を見ると、大きな差があり、インドは最頻値「10点」平均値「7.8点」に達していた。他の国でもフィリピン、タイは最頻値「8点」で平均値も「7.6点」と高い。インドネシア、イギリス、アメリカは最頻値「7点」、平均値も6点台後半だ。このように「普通とは10点満点で何点を差すか」という一見単純な問いなのに、国ごとの感覚基準に大きな差があることが判明した。

さらに同様に、「10点満点で『幸福度』は何点ですか」という質問を行った。すべての国について合算した結果、「普通」の点数と「幸福度」の点数は、分布がほぼ一致する傾向が見られた。これについてインテージでは「どの国の人も、自分の思う『普通』の点数を基準として『幸福度』も回答しているようにみえる」と指摘している。

そして具体的に『幸福度』の点数を国別に見ると、日本は最頻値「7点」ながら低い点数も多く、平均値は「6.0点」だった。これは11か国のなかでは最下位となる。最も高いのはやはりインドで、最頻値「10点」平均値「7.9点」と、「普通」の点数と同傾向だった。

この結果を見ると、日本は「普通」を低めの点で表現する傾向が強く、10点法(11段階)で諸外国と単純比較するのは難しいと考えられる。インテージでは「国別など大きく異なる層の比較を行う際には、『点数の意味を捉えなおす』『中心について一定の基準を示した上で測定する」といった方法論などを検討、用いていくべき」とコメントしている。

調査概要

  • 【調査対象】日本、中国、韓国、インド、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、イギリス、アメリカの15歳~59歳の男女個人
  • 【調査方法】dataSpring社(インテージグループ)のモニターに対するインターネット調査
  • 【回答数】各国500人(10代~50代で男女各50人ずつ)
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