アドインテがマックスバリュ西日本と提携、「マックスバリュ西日本Ads」を提供開始

オンとオフのデータを統合したCDPを構築、購買データを活用したアプリ販促活動が可能に

流通小売業やメーカーのDX(デジタル変革)を支援するアドインテ(京都市)は、イオングループのスーマーマーケットでマックスバリュ西日本(広島市)と協業し、購買データ連動型広告「マックスバリュ西日本Ads(広告)」の構築・運用を始めた、と8月22日に発表した。購買データなどさまざまなオンラインとオフラインのデータを統合した「Customer Data Platform(CDP、顧客データ基盤)」 を構築して、デジタル広告を展開する。

独自開発したIoT(モノのインターネット)端末「AIBeacon」を使って、ユーザー許諾を得て取得した匿名加工情報と、マックスバリュ西日本が保有するオンライン・オフラインのユーザータッチポイントのデータや購買データをCDPに格納する。顧客の購買行動を分析して優良なマーケティングデータを提供し、顧客の購買体験を向上させる。デジタル広告を配信するリテールメディアを運用してメーカーの商品購買を後押しする。

店舗への来店状況や、購買傾向に基づいたデジタル広告を配信できるので、顧客の潜在的な興味関心に沿った最適な広告を配信でき、快適な買い物体験を提供できる。マックスバリュ西日本のアプリ「マイピアプリ」を通じて、チラシ情報と連動したお買い得情報やクーポンを提供できるようにする。アドインテのリテールメディア構築支援は50社を超え、リテールメディア開発支援数では国内トップクラスの実績となった、としている。

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