メルマガを読む/読まないの判断は1分以内!? メルマガユーザー最新動向調査【ユミルリンク×ライトアップ調べ】

メールマガジンの販売促進効果は未だ健在。開封率・購読継続率向上に必要なコトは?

ユミルリンクとライトアップは、インターネット黎明期から定番のプッシュツールであるメールマガジンが現在どのように利用されているか、共同調査を実施した。

メルマガ閲覧は1分で決着! 読むのは気になった情報だけ?

「メールマガジン1通当たりの閲覧にかける平均時間」について聞くと、「~10秒」が10.9%、「~30秒」が26.4%、「~1分」が29.8%となり、約7割が1分以内に離脱している結果となった。

続いて、「開封したメールマガジンはどのように閲読しているか」について聞くと、「上から下まで見るが、気になった情報だけ読む」が50.6%、「気になった情報だけ読む」が43.6%という結果になった。

メルマガにおいて、ユーザーは素早く情報収集できることを求めており、1分以内に情報を取得できる「1通あたり2~3コンテンツ」のボリュームがマッチしているようだ。 

メルマガの販売促進効果、未だ健在

「メールマガジンがきっかけで行ったこと」について聞くと、「気になった商品やサービスを店舗に見に行ったり、購入・申込みする」が42.9%、「気になった商品やサービスをWebで購入・申込みする」が41.8%とという結果になった。

一方、「知りえた情報を対面、またはSNSでシェアする」と回答した人は8.5%にとどまった。

メルマガ開封・購読する理由/しない理由

「メールマガジンを開封・閲覧するのはどんなときか」について聞くと、50.9%が「お得・セール情報」と回答し、次いで40.9%が「自分に役立つ情報」がある場合と回答した。

また、「メルマガの購読継続の理由」について聞くと、49.5%が「自分や会社にとって役立ちそうな情報が届いたとき」と回答し、次いで47.1%が「お得・セール情報」と回答した。

一方で、「メールマガジンの購読をやめるきっかけ」について聞くと、「自分の興味のない情報ばかりが届いたとき」が最多の53.9%という結果となった。メールは、SNSに比べてプッシュ型のコミュニケーションツールであるが、今後はユーザーそれぞれが求める有益な情報を提供できるような、情報のパーソナライズがカギとなりそうだ。

その他、注目すべき意見としては、以下がある。

  • 購読登録した覚えがないメールが届いたとき(33.8%)
  • 配信頻度が多いと感じたとき(31.6%)
  • 意図している動作にならないとき(31.4%)
  • リンクをクリックしたら、ECサイトのカートに商品が入っていたとき(20.7%)

また、「購読をやめるきっかけ」として、31.6%が挙げている「配信頻度」について「多いと感じる配信頻度」を聞くと、「1日2~3通」が43.2%と最多となり、少なくとも1日1通以上の配信は拒まれる傾向にあることが判明した。

調査概要

  • 【調査対象】20歳以上の男女、ビジネス利用およびプライベート利用のメールマガジンを1通以上登録している方
  • 【調査方法】インターネットリサーチ
  • 【調査期間】2022年7月1日~2022年7月4日
  • 【有効回答数】1023サンプル
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