EGテスティングサービスが誰もが使いやすい「Webアクセシビリティ診断」を提供開始

イー・ガーディアングループがWebサイトのバリアフリー化で企業のSDGsの取り組みを支援

SNS分析・投稿監視・風評調査などを手掛けるイー・ガーディアンのグループ会社のEGテスティングサービスは、Webコンテンツを利用しやすくする目的で定められたJIS規格(規格番号JIS X 8341-3:2016)に準拠したWebコンテンツ評価サービス「Webアクセシビリティ診断」を4月14日から提供する、と同日発表した。診断からポリシー策定まで行い、年齢や身体的条件に関わらず利用できるWebコンテンツのバリアフリー化ができる。

 

総務省が各公共機関や民間企業に求めるバリアフリーなWebコンテンツを作成する方針に沿って、JIS規格に準拠して診断する。準拠レベルや未対応箇所をまとめたレポートを作成し、Webアクセシビリティポリシーの策定を支援する。「専門知識の不足で何をすればいいのかわからない」「リソースがない」などの理由で対応が進んでいない企業に診断サービスを提供して、企業のSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを支援する。

あらゆる情報をWebサイトで取得する現代では、Webサイトやアプリの制作に年齢や身体的条件に関わらず情報や機能を利用しやすい「Webアクセシビリティ」が求められ、先進国では年々重要視されている。日本では総務省策定の「みんなの公共サイト運用ガイドライン」でWebアクセシビリティ対応が推奨されているが、政府公共機関や一部民間企業が対応しているだけで、国際基準では対応が遅れているのが現状だ。

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