2020年は3連休以上が8回! “東京五輪での日付変更”はまだまだ低い認知【旅行サイト「エアトリ」調べ】
「エアトリ」を運営するエアトリインターナショナルは、「2020年の祝日」に関する調査結果を発表した。今年から名称が変わる祝日があること、今年のみ日付が変わる祝日があることなど、認知状況を調査した。
祝日法では「国民の祝日が日曜日に当たるときは、その日後においてその日にもっとも近い国民の祝日でない日を休日とする」と決められており、2020年は2月24日、5月6日がそれに当たる。
2019年は、1年限りの祝日もあった“ラッキーな例外の年”
まず「2019年の休日についてどう感じましたか?」と聞くと、「ちょうどよかった」48.2%が最多で、「多かった」39.7%、「少なかった」12.1%と、肯定的な意見が多かった。2019年はゴールデンウィークが長かった他、5月1日の「新天皇即位の祝日」、10月22日の「即位礼正殿の儀の祝日」という1年限りの祝日もあったため、比較的休みを取れた人が多かったようだ。
なお、全体1,225名のうち働いている人1,076名に「祝日の日数は仕事のやる気に影響を及ぼしますか?」と聞くと、「影響を及ぼす」51.8%、「変わらない」48.2%とほぼ同率だった。
“今年から”あるいは“今年だけ”変更される祝日に要注意
続いて「今年(2020年)の祝日についてもうチェックしていますか?」と聞くと、「チェックしていない」62.9%、「既にチェックしている」37.1%と、チェックしていない人が多いものの、3人に1人以上はチェック済みだった。仕事がらカレンダーに影響を受ける職種の人などは、今年は変更が多く、すでに注意を払っていると考えられる。
そこで「“今年から”あるいは“今年だけ”変更される点について知っていますか?」と、変更の認知状況を探った。
「『天皇誕生日』が今年から2月になること」については77.5%、「『体育の日』の名称が今年から『スポーツの日』になること」は51.6%が「知っている」と回答した。一方で、「オリンピック・パラリンピックの影響で3つの祝日(海の日・スポーツの日・山の日)の日付が変更になること」を知っていたのは42.7%で半数以下だった。
最後に「オリンピック・パラリンクのために祝日を移動することについてどう思いますか?」と聞くと、「賛成」34.9%ながら、「反対」も19.8%と多かった。交通の混雑を緩和し選手団の移動や要人警護をスムースに行うのが狙いだが、祝日そのものの移動と合わせ、周知する必要がありそうだ。
調査概要
- 【調査対象】20代~70代の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2020年1月5日~7日
- 【回答者数】1,225名
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