日本に住む中国人女性、「気に入った商品はSNSでオススメする」驚異の98%【アライドA調べ】
中国で日本製品が話題となるきっかけは、Weibo、WeChat、Redbook等のSNSであることが多いという。一方で、日本に住んでいる中国人のSNS投稿は、現地発のリアルな情報として信頼性が高く、重視されている。
これを受けアライドアーキテクツは、在日中国人女性を対象に、中国SNSの利用状況や購買に与える影響などに関する調査を実施。同社が独自構築する在日中国人女性コミュニティ「BoJapan」メンバー464名から回答を得ている。
中国国内からの相談、「月1回以上」が約8割、「週1回以上」でも3割超
まず「中国国内にいる家族・友人・知人から、どのくらいの頻度で、日本に関する相談を受けているか」を聞くと、「週1回以上」34.2%がトップ。「月に2~4回」30.0%、「月に1回」11.1%を合わせると、約8割が月1回以上、なんらかの相談を受けていた。相談の内容や深刻度はわからないが、雑談でないとすれば、それなりの頻度だ。
中国人は、自身で体験し十分にその価値を理解し納得すれば、購入が発生しやすいという。在日中国人を対象に商品サンプリングや商品モニターを実施するサービス「チャイナタッチ」は、BoJapanと連携しており、メンバーにキャンペーンや座談会などを依頼している。そこで、こうした機会に試用した商品を「その試用体験がきっかけで購入したことがあるか」を聞くと、「ある」は76.2%だった。
さらに、「チャイナタッチのキャンペーンや座談会を通して試用し良いと思った商品を、親しい友人におすすめしたことがあるか」を聞くと、98.1%が「ある」と回答している。100%近い驚異的な数字であり、中国人は情報発信にためらいがなく、納得した商品は積極的にクチコミで広げてくれる、と言えるだろう。
調査概要
- 【調査内容】在日中国人女性のSNS利用実態に関する調査
- 【調査対象】日本国内に住むBoJapan在日中国人女性メンバー
- 【調査時期】2019年9月6日~9月30日
- 【調査方法】SNSマーケティングプラットフォーム「モニプラ」のBoJapanサイトでアンケート調査を実施
- 【回答者数】464名
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