働く女性、「仕事関係者とSNSでつながりたい」は7人に1人【Sansan調べ】
Sansanは働く女性265人を対象とした「ビジネスにおけるSNS利用に関する意識調査」の結果を発表した。これは2017年12月に発表した「ビジネスにおけるSNS利用に関する意識調査」(対象者: SNSを利用する全国の20代〜60代のビジネスパーソン)のうち、「働く女性」265人に対象を絞って分析し直したもの。あわせて、都内で働く女性に「プライベートのSNSで仕事関係者とつながって困ったこと」についてヒアリングを実施している。
- 2017年12月発表の「ビジネスにおけるSNSの利用に関する意識調査」
https://jp.corp-sansan.com/news/2017/171205_8947.html
「ビジネスとプライベートでSNSを分けたい」が8割
「ビジネスとプライベートでSNSを分けたいか」という質問に対して、80.0%が「はい」と回答している。
SNSで仕事関係者とつながることについて質問したところ、「つながりたい」が6.4%、「ややつながりたい」は8.7%で、両者を合算した「つながりたい派」は全体の15.1%にとどまった。他方、「ややつながりたくない」「つながりたくない」の合計(=つながりたくない派)は54.7%となり、過半数を超えている。
この数値を2017年12月の調査結果(対象者を女性に限定しない対象者547人全体の数値:つながりたい派16.4%、つながりたくない派52.8%)と比較すると、女性のほうがつながりたくない意向がいくぶん強いように見受けられる。
仕事関係者、特に社外からのフォロー申請を避ける傾向
調査対象者全員が、一度は仕事関係者からのSNSのフォロー申請を無視したことがあると回答した。その相手との関係性は「顧客」(64.9%)、「協力会社」(43.8%)、「同期」(12.8%)となっており、社外の仕事関係者からの申請を避ける傾向が見られる。
※記事初出の時点で図に誤りがありました。訂正してお詫びいたします(5/10 8:40)
一方で、66.4%の人がSNSで仕事関係者とつながっていると回答。つながっていると回答した176名につながっている相手を複数回答で聞いたところ、1位は「同期」(65.9%)、2位が「先輩」(49.4%)、3位が「直属の上司」(42.6%)となった。
仕事関係者とつながるSNSは、LINEが9割、Facebookが3割
SNSで仕事関係者とつながっていると回答した176名に、つながっているSNSの種類を聞いたところ、LINEが89.2%で最多となった。次いでFacebookが31.8%。
Sansanでは「匿名性の高いTwitterや、写真を軸にコミュニケーションを行うInstagramは、プライベートに限定した利用が多いようだ」と推測している。
なお、同じ設問に対する2017年12月の結果(性別による限定なし、対象者371人)を見ると、Facebookは40.2%、Instagramが12.1%となっており、今回の女性だけを抽出した結果と差異が見られる。特にこの2つのSNSについて、男女で位置づけが異なっている可能性がある。
調査概要
- 【調査対象】SNSを利用している20代〜60代の女性ビジネスパーソン
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【調査時期】2017年11月7日~11月19日
- 【回答者数】265名
※ 追加のヒアリングは2018年2月に対面で実施
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