トランスコスモスがコミュニケーションのAI研究所「Communication Science Lab」設立
外部の研究機関やパートナー企業と共同で研究、実態調査・課題整理や実証試験を展開
2017/9/1 16:43 レンサバ/システム
ITアウトソーシングサービスのトランスコスモスは、消費者と企業のコミュニケーション分野に特化した人工知能(AI)や機械学習などの先端技術研究所「Communication Science Lab(コミュニケーションサイエンスラボ)」を本社内に9月1日設立した、と同日発表した。外部の研究機関やパートナー企業と共同で研究し、AIやデータサイエンスを活用した次世代コミュニケーションの実装と人材育成を進める。技術顧問としてニューヨーク大学の関根聡・研究准教授を迎えた。
デジタル時代の消費者と企業のコミュニケーションのあるべき姿に関する学術分野や研究機関が国内にはなく、海外と比べて遅れていることから独自のAI研究所として立ち上げた。消費者・企業間のコミュニケーションの実態調査と課題整理▽音声やテキストを中心にした非構造データの認識技術の実装に伴う課題解決▽機械学習や自然言語処理による顧客の声の話題分類や文脈解析のアルゴリズム開発▽コミュニケーション自動化の実証実験▽人材育成・啓発--などを行う。
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