CMS刷新でPV30%増、問い合わせ50%増 自社の“強み”をWebサイトで表現する方法

CMSの使いづらさ 、制作担当者ごとのページデザインのばらつき、ディレクトリ構造でのコンテンツ管理ができないなど、複数の課題をサイトリニューアルでまとめて解決!
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ドローンを活用したロボティクス・ソリューションを提供するブルーイノベーション社は、自社Webサイトに、CMSの使いづらさ 、制作担当者ごとのページデザインのばらつき、ディレクトリ構造でのコンテンツ管理ができないといった複数の課題を抱えていた。

そこで同社は、2022年に自社Webサイトの全面的なリニューアルを実施。「マニュアルを必要としない使いやすさ」をコンセプトとするCMS「Web Meister(ウェブ・マイスター)」に乗り換えた。その結果、Web制作スキルや更新作業の経験がない社員でも容易に更新可能となったことで、コンテンツ数が増大。PV数が約30%、Webサイトからの問い合わせは約50%増加するなど、大幅な成果につながった。

本記事では、ブルーイノベーションの担当者とウェブ・マイスターを提供するサイズの担当者に、CMS乗り換えの経緯やCMS選定の決め手、リニューアル時に工夫した点などを詳しく聞いてみた。

ドローンで事業課題・社会課題を解決するブルーイノベーション

――ブルーイノベーション様の事業について教えてください。

ブルーイノベーション 山田 宏一氏(以下、山田) 当社は、ドローン・ロボットソリューションを提供するプラットフォーマーです。なかでも、複数のドローン、ロボットなどのデバイスやセンサーデータを連携し、さまざまな業務を自動かつ遠隔で行える独自開発プラットフォーム「Blue Earth Platform(BEP)」をコアテクノロジーとして、さまざまな事業課題・社会課題の解決を目指しています。

山田 宏一氏
ブルーイノベーション株式会社 執行役員 CMO PRマーケティング部 ソリューション第二営業部 山田 宏一氏

――具体的にはどのような分野で事業を展開していますか?

山田 主に「点検」「物流」「教育」「オフィス」の4分野を軸としています。

すでに「点検」分野ではかなりドローンが使われています。たとえば電力会社などのインフラ事業では、設備の老朽化が進み、定期的な点検作業が欠かせません。危険が伴う発電所の内部や送電線などの高所、地下の共同溝の中など、人が行くのは大変な場所、危険な場所にドローンが行き、カメラ映像で確認することで、コストを抑えながら安全性を確保して点検作業が行えます。

通常のドローンであれば、一人が一度に一機しか操縦できませんが、BEPを活用すれば、複数のドローンを同時に制御し、システムやセンサーデータと連携することで自動運転や最適経路計算、障害物の回避や対象物検知なども可能になります。一人で同時に複数機の運用を管理することで、業務効率を大幅に向上させることができるわけです。

「物流」では、ドライバー不足や災害時の対応が大きな社会課題になっていますが、ここでもBEPによる自動運転を行うことで人員を抑えることができます。

その軸となるのが、「ドローンポート」です。自動運転で、物流拠点から配送先にドローンで荷物を運ぶとしましょう。上空を飛んでいる時はGPSで位置を確認していますが、GPSの精度は誤差数m程度です。荷物を積んだドローンが着陸する際、「着陸地点から数mはズレるかもしれません」では困ります。そこで、ドローンポートと呼ばれる高精度な離発着を管理するためのシステムとしてドローンポートの開発を各メーカーが進めています。

ドローンの自動着陸に使うドローンポート

しかし、現在メーカー各社が作っているドローンポートは仕様がバラバラで、A社のポートはB社のドローンでは使えなかったりします。そこで当社では、どこのメーカーのドローンでも着陸できるドローンポートの標準規格を作るべく、法整備の働きかけを行っています。この6月末にはISOの認証を取りました。

――ドローンを使った社会インフラ作りをリードしているということですね。

ウェブ・マイスター導入前のサイトの課題とは

――ブルーイノベーションのWebサイトは、リニューアル前にどういった課題を抱えていたのですか?

ブルーイノベーション 小林 律樹氏(以下、小林) 以前の当社のサイトはオープンソースのCMSを利用しており、サイトの更新はPRマーケティング部の複数人で行っていました。その際に、異なる担当者が作ったページは、画像やテキストの配置にばらつきが出て、統一感がなくなるのが大きな課題でした。また、新ソリューションのリリースに合わせて新規ページを作成すると、設定によってはデザインが崩れるといった問題も起きていました。

事業やソリューションの拡大に伴い、Webサイトのコンテンツも充実させていきたいのに、こうした理由でそれがままならない。だから、限られたメンバーでなく、より多くのメンバーが、統一感を持ったイメージ通りのページを簡単に作れるようにしたかったんです。

小林 律樹氏
ブルーイノベーション株式会社 PRマーケティング部 マーケティングマネージャー 小林 律樹氏

山田 モバイルでのアクセスも増えてきていて、レスポンシブデザインにしたかったというのもあります。実はレスポンシブを実現できるCMSはあまり多くありません。レスポンシブができるとうたっていても実際にはズレたりして、キレイにできなかったりするCMSもあるんです。

小林 他にも、一部のページでは、URLが「.co.jp/648954135.html」のように、強制的に数字になってしまうのに困っていました。たとえば「.co.jp/news/2023/0831.html」のような、一目で何のページかわかるようなURLにしたかったんです。当時のCMSでは、ページを更新した日付にすら変更できませんでした。

山田 SEO対策も強化したくて、ディレクトリ構造でページを管理し、URLを正規化したいという気持ちもありました。

――いろいろと課題があったんですね。

小林 そうなんです。僕らが入社する前からあったシステムなので、現況を把握しきれないところもあったんですよね。

【サイトリニューアルの目的】
  • 更新担当者ごとにページのデザインにばらつきがあるのをなんとかしたい
  • 幅広い社員が簡単にサイトを制作・更新できるようにしたい
  • レスポンシブデザインを実現したい
  • URLの文字列を自由に設定したい
  • 階層構造によるコンテンツ管理がしたい

ウェブ・マイスターの特徴①
わかりやすいUIで直感的な操作ができる

――そうした課題を解決するために、CMSとして、サイズの提供する「Web Meister(ウェブ・マイスター)」を選んだ決め手は?

小林 一番はなんといっても、UIのわかりやすさです。ウェブ・マイスターは、画像やテキストなどの要素を入れるボックス(コンテナ)を積み木のように配置してページを作るのですが、その画面が、ログインして一目見ただけで直感的に理解できるようなUIで、すごくわかりやすいんです。

ここは写真、ここはテキストというようにボックスを配置して、中身をコピペしていくだけで、誰がやっても同じクオリティのページに仕上がります。

ウェブ・マイスターでは、わかりやすいUIで、HTMLの知識がなくても直感的にWebページを作成できる

山田 これまではある程度はHTMLの知識がある人間でなければ更新できなかったものが、HTMLの知識がない人でも、ほぼレクチャーなしで更新できるようになりました。

サイズ 山本 聰氏(以下、山本) ウェブ・マイスターは「マニュアルを必要としない使いやすさ」をコンセプトにしています。WordやExcelが使える程度の知識があれば、迷わずに使っていただけるのが特徴なんです。

フォームに入力する形式のCMSですと、入力中は実際のWebページでどのように表示されるのかイメージしづらいですが、ウェブ・マイスターならそこも迷うことはありません。

小林 「ボタンが少ない」という表現だと伝わりやすいでしょうか。「○○したい時はこのボタンを押す」みたいなことがあまりなくて、画面上でコンテナを触って動かす、コンテナの中に素材を貼り付ける、という直感的な操作だけでページが作れるんですよね。

――それだけ直感的に理解できるなら、担当者が異動になっても引き継ぎがスムーズそうです。

山本 おっしゃる通りです。たとえば、ウェブ・マイスターは大学にも多くご利用いただいていますが、大学は多くの場合数年でジョブローテがあり、異動の内示は直前であることも多いと聞きます。他にも引き継ぎがあるなかでWebサイトの引き継ぎまで手が回らない。そういう組織でも、口頭で少し説明する程度で、ストレスなく感覚的に引き継げるのがありがたいともご評価いただいてますね。

山本 聰氏
株式会社サイズ 取締役 クリエイティブディレクター 山本 聰氏

ウェブ・マイスターの特徴②
イメージ通りのレイアウトを実現できる

――わかりやすいUIで、イメージ通りのページを作れるのは嬉しいですね。

小林 そうなんです。この、イメージ通りに作れるというのはとても重要で、たとえば“Wordで作ったニュースリリース”のような、別ツールで作成した書類をWeb上に再現しようとすると、本来ならかなりのHTMLの知識が必要です。ですが、ウェブ・マイスターなら、先ほど申し上げた通りコンテナを組み上げることで知識がなくてもイメージ通り再現できます。

サイズ 糟谷 博陸氏(以下、糟谷) 実際に、企業からいただくお問い合わせの中には、「イメージ通りのサイトを作りたいのに、今のCMSだと難しい」という声も多いんです。

もちろん、スキルの高い制作会社に作ってもらえばイメージ通りのサイトは作れるでしょう。しかし、それでは予算が高額になってしまいます。でもウェブ・マイスターなら、Web担当者本人がイメージ通りのページを作成できるんです。「思い通りのサイトを予算内で作れるものを探してウェブ・マイスターにたどり着いた」という方もいらっしゃいます。

糟谷 博陸氏
株式会社サイズ 代表取締役 糟谷 博陸氏

山本 オープンソースのCMSですと、担当者がやりたいことを実現するためにCMSをゴリゴリにカスタマイズして、他の人では触れなくなってしまった、そのために作業がその1人に集中して回らなくなってしまったという話もよく耳にします。ウェブ・マイスターはそういったことをしなくても理想通りのレイアウトが作れるんです。

ウェブ・マイスターの特徴③
ディレクトリ構造でファイル管理が楽に、SEO対策も

小林 ウェブ・マイスターはディレクトリ構造を作れるのもありがたかったです。それまで使っていたCMSは、index.htmlがひとつしか作れず、そのほかのページは自動で番号が振られていくだけでファイル名が変えられませんでした。そのため、作成したページの管理がしづらかったんです。

ウェブ・マイスターなら、「.co.jp/news/2023/0831.html」のように、ニュース用に「news」など用途に応じた大分類のディレクトリを作り、その中に「2022」「2023」など年度の小分類のディレクトリを作り、その中に更新日付のファイルを置くといったことができるので、ファイルの管理がとても楽になりましたね。

糟谷 昔はWebサイトといえば、ディレクトリ構造が一般的だったんですけどね。後から登場したブログ系のCMSは、ひとつのディレクトリの中にすべてのファイルをまとめて入れておき、タグをつけて、そのタグで呼び出してくる形になる。だから、同じファイル名をつけることもできないし、index.htmlはサイト全体でひとつしか作れません。タグ設定を間違えるとせっかく作ったファイルがどこにいったかわからなくなってしまったりします。

ページ数が少なければ問題ないと思いますが、複数のソリューションがあって、その他にプレスリリースや導入事例などさまざまなコンテンツを載せたい場合は不便だと思います。

ウェブ・マイスターは、ディレクトリという階層構造のなかで、ディレクトリごとにindex.htmlを作るという、本来の形のWebサイトを作るCMSです。つまり、ソリューションAのindex、ソリューションBのindex、ソリューションCのindexがある状態を作れるということです。一般的に、同じカテゴリのコンテンツをindex.htmlに統合すると、SEOに有利とされています。

――できた順に大きな物置に放り込むより、部署ごとのキャビネットが決まっていて、引き出しにラベルがついている方が、探しやすいですよね。

小林 はい、なので基本的にはそうやってページの種類ごとにディレクトリを作って管理するようにしました。ただ、ニュースリリースだけは、いろいろなタグをつけたかったので、ディレクトリ分けして収納するのではなく、ちょっと違う作り方をしています。

――なるほど、ガチガチにディレクトリを分けろということではなく、タグをつけて自由に管理する方法もできるわけですね。

ウェブ・マイスターの特徴④
静的CMSならではの高いセキュリティ

――ウェブ・マイスターは使いやすさが評価されて採用ということが多いのでしょうか?

糟谷 「使ってみたら、思った以上に使いやすかった」という声を多くいただきます。使いやすさが好評なのもあって、ウェブ・マイスターは導入後の解約率が1割を切っているほどです。

ただ、実際に使ってみないと本当に使いやすいかはわからないため、導入に至る経緯としては、「動的CMSでセキュリティトラブルがあって、静的CMSに乗り換えたい」という流れでお声がけいただくことが多いですね。

静的CMSであるウェブ・マイスターは、完成したHTMLファイルだけがサーバー上に置かれるので、ページを生成するためのプログラムをサーバー上に置く動的CMSに比べ、ウイルスや外部からの攻撃に強いんです。アクセス過多にも対応しやすく、ページの表示も速くなっています。

――たしかに、ECサイトなど動的でなければダメなサイト以外は、静的CMSのほうが安心ですね。

ウェブ・マイスターの特徴⑤
中小企業でも使いやすいライセンスが登場

――ブルーイノベーションさんはいわゆる中小企業にあたると思いますが、ウェブ・マイスターは中小企業でも導入可能なお値段ですか?

山本 価格レンジは企業規模に合わせていろいろとありますが、ウェブ・マイスターは2021年4月に中小企業向けライセンスを開始しました。

中小企業では多くのお客様がSaaS版をご利用で、公開ページ数でプランが分かれています。たとえば100ページまでなら、ライセンス価格10万円と月額費用1万円で利用できますよ。

――それくらいのお値段なら、中小企業や大学など、Webサイト向けの予算が限られていても利用できますね。

小林 うちも、中小企業向けプランのおかげで、とても助かってます(笑)。

サイズが伴走しながらVIやCIを決めていった

――リニューアルの検討をはじめてから、実際のサイトリニューアルまでの流れを教えてください。工夫したことや苦労したことはありますか?

山田 サイトリニューアルの過程では、本当にサイズさんにお世話になりました。そもそも、どうして担当者ごとにデザインがバラつくのかといえば、「このルールに従ってコンテンツを作りましょう」というガイドラインがないからですね。サイズさんは「まずガイドラインを作りましょう」とアドバイスをくださって、VI(Visual Identity:企業を象徴するビジュアル要素)のガイドライン整備から関わっていただきました。

小林 それまで、営業資料ひとつとっても、ロゴの使い方やフォントが社内でバラバラだったんです。これは、Webサイト以前にそこを社内で統一して啓蒙しないとダメだね、という話になり、VIにくわえて、CI(Corporate Identity:企業イメージ戦略)のガイドラインもサイズさんと作っていきました。

――具体的に、どのようなことを決められたんですか。

山田 Webサイトも含めて、カタログや営業資料、チラシでも、どういう写真を使うか、どういう色使いにするか、トンマナはどうするか、このタイミングですべて決めました。

たとえば、「ビジュアルにCGは使わない」というのがそのひとつです。近未来というと、ついCGを使ったSF映画みたいなビジュアルを使いたくなりますけど、そうじゃないだろうと。いま実際に存在する事業課題・社会課題にブルーイノベーションは取り組んでいるわけですから、非現実的なSF映画ではなく、少しだけ先の手が届く未来をどう伝えていくのか、話し合って決めていきました。サイズさんが丁寧にヒアリングしてくださって助かりました。

それ以外にも、サイトマップ作成、サイトデザインやテンプレート作成、600ページほどある過去のリリースのウェブ・マイスターへの流し込み、プロモーション動画の制作など、Webサイトにまつわるすべてをサイズさんに伴走いただきましたね。

――サイズさん、そこまでしてくださるんですね。

糟谷 そこまでする、と決めているわけではないんですけど(笑)。やっぱり、お話をうかがって、経験上これはこうした方がいいですよというアドバイスはさせていただきます。たとえば、とんでもないサイトデザインを想定されていたりしたら、「それはWebでは無理です」ということもあるので、口出しさせていただいたりはしますね。あとは、WebサイトとMA(マーケティングオートメーション)ツールの連携なども最近では多くなっています。Webサイトまわりのことならなんでもお手伝いさせていただく気持ちでいます。

山田 サイズさんは、質問や相談に対するレスポンスもすごく早くて、メールの送信ボタンを押したら、数分後には返信が届いて驚きます。

山本 いえいえ(笑)。それは質問内容が明確で、すぐに返事が返せるものが多いからですよ!

――スケジュール的にはどの程度の期間で導入できましたか。

小林 2021年頃からリニューアルの計画を練り始めて、2022年初頭にサイズさんにお声がけさせていただきました。発注は3月で、6月末にガイドラインができました。夏を挟んで9月から本格的に制作にかかり、12月にはローンチできました。

サイトリニューアルでPV30%増、問い合わせ50%増

――リニューアルの成果は?

小林 まず、ページ制作の時間が大幅に短縮できました。従来1時間はかかっていたようなページが15分もあれば作れるようになりました。ある程度形が決まっているプレスリリースなどは、コピペしてテキストを流し込むだけで、デザインを意識する必要がないので、本当に時間がかかりません。以前のように「コピペしてるつもりなのに、なぜデザインがズレるんだ」みたいな細かいストレスもなく、快適です。

レスポンシブデザインも実現できました。その調整はサイズさんがやってくれたので、どんな環境でもきれいに表示できています。

山田 HTMLに詳しくない人でもページが作れるようになったことで、各部署が一気通貫で仕事を行えるようになり、スピード感が増しましたね。

これまでは、たとえば広報が何かを発信しようとすると、プレスリリース制作やプレス発信、取材対応などは自分で行うけど、Web公開部分だけはWeb担当者に投げていました。しかしウェブ・マイスターのおかげで、広報担当者でもWebページ制作が簡単にできるようになり、一気通貫で仕事が完結するようになりました。これは営業も同様で、お客様にヒアリングして取りまとめた営業資料や事例を自分でWebにアップできる。これまで、ツールとしてWebだけが切り離されていたのですが、業務単位で完結するようになりました。

このため、Webコンテンツがかなり増えました。特に増えたのはドローンの活用事例と、僕らが持っているドローンのノウハウを紹介するコラムですね。製品やサービスの情報だけでなく周辺情報が豊富になったんです。

――PVの伸びはいかがです?

小林 ページを作りやすくなったのでページが増えて、更新頻度も上がり、動画コンテンツも増加しました。そうした好循環のなかでアクセスももちろん伸びています。トータルで見たらリニューアル前からPVが30%ほど増えました。

山田 問い合わせはもっと増えているよね。50%増くらいかな。つまり、リード獲得の確度が上がっている。

特別な対策をしなくてもSEOランクが上がった

小林 あとは、リニューアル後は、Google検索でサイトが上に上がってくるようになったんです。それまでは何ページも見ていかないとうちのページが出てこなかったんですが、事例やソリューションページなどが上に出てくるようになりました。

――何かSEO対策をやったということではなくて?

糟谷 特別なことはしていません。「ディレクトリ構造にする」「HTMLコードをシンプルにきれいに書く」「デザインはCSSで指定する」「タイトルタグで社名とコンテンツ名を表示する」などの基本をしっかり心掛けただけです。

ものすごいチューニングをしなくても、基本を押さえることで、自社が持っている本来の力を発揮できるWebサイトを作れるんです。

――力強いお言葉ですね。

サイトリニューアルをきっかけにデジタルマーケ戦略を練り直す

――それでは最後に、読者へのメッセージをお願いします。

糟谷 Web担当者にとって、画像加工ってちょっとめんどくさい作業ですよね。ウェブ・マイスターは2023年秋頃に、画像関連の機能を追加する予定です。これまでローカルで行っていた画像の加工、縮小、トリミングなどをウェブ・マイスターの画面上でできる画像加工機能です。これからも「使いやすさ」をコンセプトに進化していきますので、ぜひお問い合わせください。

山本 Webサイトを作るにあたって、イメージした通りのWebサイトを実現することももちろん重要なんですが、くわえて、誰でも使いやすいCMSを使うことで更新頻度が上がるなど運用がうまく回るようになれば、担当者1人が苦労しなくてすむようになります。会社にとって重要な広報ツールをみんなで作り上げていく、そこにウェブ・マイスターがうまくマッチすればいいなと思います。

小林 CMSは、ただのツールというだけでなく、デジタルマーケのとっかかりであり、デジタルマーケ全体の戦略を考えるいいきっかけにもなります。実現したい目標やゴールを、サイズさんと一緒にやることで実現できました。

山田 ウェブ・マイスター自体もとても使いやすいんですが、何よりもサイズさんですよね。サイズさんは会社全体、チーム全体で一所懸命やってくれる、信頼できる会社です。CMSを検討している方に間違いなくオススメできます。

――ありがとうございました。

皆さん、ありがとうございました!
◇◇◇

サイズが提供する「Web Meister(ウェブ・マイスター)」は、「マニュアルを必要としない使いやすさ」をコンセプトとするCMSで、HTMLの知識のない担当者でも直感的にわかりやすいUIが特徴だ。静的CMSならではのセキュリティの高さや安心感も高く評価されている。

SaaS版とインストール版が用意されており、2021年には中小企業を対象とした、ライセンス費10万円~、月額費用1万円~(ともに税抜)のプランも登場した。

  • 直感的に操作できる、UIがわかりやすいCMSを使いたい
  • HTMLの知識がない人でもWebページを制作・更新できるようにしたい
  • セキュリティの高いCMSを使いたい
  • Webサイトをディレクトリ構造でわかりやすく管理したい
  • SEO対策をしたい
  • Webサイトリニューアルについて全般的にアドバイスをもらいながら進めたい

こうしたWeb担当者は、サイズの「Web Meister(ウェブ・マイスター)」を検討してみてはいかがだろうか。

用語集
CMS / CSS / HTML / PV / SEO / SaaS / クリエイティブ / ディレクトリ / レスポンシブ / ロボット
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