Instagramの国内月間アクティブアカウント数は3,300万を超え、「好きと欲しいをつくる」プラットフォームとして企業でのInstagram活用も進んでいます。ここで気になるのがInstagramの利用規約(ガイドライン)です。うっかり規約違反をしていたということがないように、改めて利用規約を見直しましょう。
Instagramのロゴ規定
Instagramのロゴについては、Instagramブランドリソースサイトよりダウンロードすることができます。
Instagramのロゴ利用については、ガイドラインが用意されています。このガイドラインに従えば、Instagramに利用の承諾を得る必要はありません。(ただし、放送などで利用する場合は承諾が必要です。)
Instagramのロゴ(グリフ)はグラデーション・ブラック・ホワイトの3種類をダウンロードすることができます。他のソーシャルメディアアイコンと並べて表示するとき以外は、常にコールトゥアクションボタン(例: [Instagramでフォロー]ボタン)と組み合わせて使います。
また、ロゴを使用する前に確認すべき点がいくつかあります。
- オリジナルの比率を保持し、必ず29x29ピクセル以上の大きさがないといけない
- グリフの周囲には、最小限、グリフのサイズの半分の幅の余白が必要
- グリフの改変、変形、回転は禁止
など
ダウンロードする前に、使用に関するルールを必ず確認してから使うようにしてください。
参考:https://about.meta.com/ja/brand/resources/instagram/icons/
Instagramを使ったサービスを公開するとき
InstagramのAPIを使ったサービスや、Instagramを絡めたサービスを公開するときは、次の点に注意してください。
- Instagramの最初の文字「I」は大文字のまま、周囲のコンテンツと同じフォントサイズ、同じスタイルを使う
- 「Insta」や「gram」という文字列を自社のブランド名と組み合わせて使用してはいけない
- 「Instagram」という語を変更または省略してはいけない(英語アルファベット以外の文字での表現もNG)
- Instagramブランドの一部を会社名、その他の商標名、一般的な語と組み合わせて使用してはいけない
参考:https://about.meta.com/ja/brand/resources/instagram/instagram-brand/
Instagramでキャンペーンを開催するとき
Instagram上でキャンペーンを開催するとき、ロゴはInstagramブランドリソースサイトからダウンロードして利用します。キャンペーンの開催については、Instagramの後援、支持、または運営ではなく、Instagramは関係していないことを示さなければなりません。
Instagramのキャンペーンでは、ハッシュタグを用いるのが一般的ですが、このハッシュタグ内に"insta"または"gram"をつけることはできます(例:#comnicogram)。しかし、他のソーシャルメディアでこうしたハッシュタグを使うのは適切ではないとされています。
なお、「プロモーションガイドライン」ではInstagramを使ったプロモーション(コンテストや懸賞など)の開催にあたっては、以下を明示することが条件になっています。
- 公式ルール
- 規約と資格要件を設定すること(年齢や居住地の制限等)。
- プロモーションおよび提供される賞品や賞金に適用される規則や規制を遵守すること(登録、規制上必要な承認の取得等)。
また、禁止事項として不正なタグ付けがあります。例えば関係ない写真に自社名などをタグ付けするキャンペーンは禁止されています。
Instagramのユーザー名は先着順
Instagramのユーザー名は先着順、つまり早い者勝ちです。自社名、ブランド名などを使いたいのに他の人が使っている場合は、あきらめなければなりません。商標を侵害している場合は、Instagramに報告することができます。
スパム、偽装アカウントなど、Instagramのコミュニティガイドラインに従っていない利用者や投稿はInstagramから削除される場合があります。
まとめ:ルールを守ってInstagramを活用しよう
さて、Instagramのガイドラインをチェックしてみましたが、抑えておきたいポイントは、以下のとおりです。
- ロゴや素材などは、https://www.instagram-brand.com/を使う
- キャンペーンを開催する時はInstagramが関係していないことを示す
- Instagramの公式サービスと誤解させないようにロゴや名前を使う
- Instagramユーザーを混乱させない
企業でInstagramを使う場合は、今一度確認してみるとよいでしょう。
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