国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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ECサイトの検索トラフィックを増やす方法をグーグル社員が解説

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ECサイトの検索トラフィックを増やす方法をグーグル社員が解説
マーチャントセンターを活用する (Search Central Lightning Talks on YouTube) 海外情報

  • 商品データをグーグル検索に提供する利点
  • 検索トラフィックを増加させるための技術的なベストプラクティス

に関する解説を、グーグル検索チームでECサイトのSEOを専門にしているアラン・ケント氏が動画で紹介した。

ケント氏が語ったのは次のトピックだ。

  • グーグルはどこで商品情報を表示するのか?
  • グーグルにおける商品情報の発展
  • 商品データの異なる点とは?
  • 構造化データの使用
  • グーグル マーチャント センターに商品データを提供する方法
  • 重要点

EC サイトの運営者は要チェックの動画だ。動画は英語だが、日本語字幕を利用できる。

日本語字幕
歯車マークから「字幕」を選び「日本語」を指定すると日本語の字幕が表示される
★★★★★
  • すべてのECサイトWeb担当者 必見!

Chromeに続いてFirefoxも! どのページからの訪問かを知ることはもはや不可能
アクセス解析は受難の時代に (Mozilla Security Blog) 海外情報

Google Chromeがバージョン85から、ドメイン名以下のURLパスを省略したリファラーを送信するように仕様を変更したことを以前にお伝えした。Firefoxもバージョン87から同じ仕様になった。

簡単におさらいすると、この仕様変更は次なものだ。

URLが https://example.com/hoge/1234/ のページからあなたのサイトへ参照アクセスがあったと仮定する。リファラーはこうなる。

  • 以前のリファラー: https://example.com/hoge/1234/
  • 現在のリファラー: https://example.com/

つまり、どのページからのアクセスであっても、アクセス解析に記録されるのは「どのサイト」からの参照トラフィックかの情報だけになる(結果として、トップページからの参照トラフィックが急増して見える可能性がある)。

技術的には、HTTP リファラー ヘッダーがデフォルトで strict-origin-when-cross-origin に設定される(これまでは no-referrer-when-downgrade だった)。

Edge もバージョン85から strict-origin-when-cross-origin がすでにデフォルトになっている。

Safariはデフォルトにはなっていないが、似たような仕組みを実装しているとのことだ。

どのページからやってきたのかがわからなくなるのはアクセス解析にとっては痛手だ。しかし、プライバシー保護の強化が加速する昨今では避けられない流れだと受け入れざるをえない。

ちなみに、「他サイトから自分のサイトに来るトラフィック」のリファラーは制御できないが、「自分のサイトから他サイトに行くトラフィック」のリファラーは制御できる。

プライバシーやセキュリティ上の問題がないなら、HTMLの<head>セクションに次のタグを入れれば、他のサイト向けのリンクであっても以前と同様の完全なURLがリファラーとして送られる:

<meta name="referrer" content="unsafe-url">

管理画面や個人情報に関連する画面ではない、検索エンジンにクロールされても問題ないようなページではこのタグを出力しておくのもいいだろう。

★★★★☆
  • アクセス解析がんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
  • アクセス解析担当者に伝えましょう

サイト移転は一度に? それとも段階的に?
グーグルの推奨はどちらなのか (Google SEO office-hours) 海外情報

URL変更を伴うサイト移転では、次のどちらが良いのだろうか?

  • サイト全体を一度に移転する
  • サイトを段階的に移転する

実は、グーグルの説明で食い違っている部分がある。

まず、グーグルのジョン・ミューラー氏は、次のように推奨している:

純粋なSEOの観点からは、一度に移転するほうが良い

その理由は、次のようなものだ:

  • 段階的に移転すると、新旧の両方のURLがインデックスされるため、移転処理の完了までにより長い時間がかかる
  • 一度に移転する場合に比べると、落ち着くまで順位が不安定になりやすい

しかし一方で、検索セントラルのサイト移転のガイドには次のように書かれている。

Google では、全体を一度に移転することを推奨していますか。それとも、段階的に移転する方がよいでしょうか?

段階的に移転することをおすすめします。

こちらは、段階的な移転を推奨している。

同じグーグルのアドバイスだが、完全に食い違っている。これはどう解釈すればいいのだろうか。そのヒントになりそうな情報が、サイト移転のガイドに以前書かれていた内容にあった:

  • 小規模または中規模のサイト: 分割して区分ごとに移転するのではなく、サイトのすべての URL を同時に移転することをおすすめします。同時に移転することで、ユーザーが新しい形式のサイトを使いやすくなるともに、Google のアルゴリズムでより迅速にサイト移転が検出されインデックスが更新されやすくなります。

  • 大規模のサイト: 大規模のサイトでは分割して区分ごとに移動する方法もおすすめです。区分ごとに移動すると、監視や検出が簡単になり、問題を迅速に修正できるようになります。

つまり、一度に移転するのが良いか、段階的に移転するのが良いかは、サイトの状況や運用方針によっても変わってくるのだ。一概にどちらが適切は決められない。

ミューラー氏は、SEOだけに焦点を当てた場合の最善の選択として一度の移転をアドバイスしていた。可能であれば、全体をまとめて1回で移転するのが良いのだろう。

しかし、無理してサイト全体を一度に移転する必要はない。特に大規模なサイトになるほど、監視やトラブル対応のためには段階的な移転が望ましいのではないだろうか。

「URL変更を伴うサイト移転は、可能ならば一気に、しかし不安があったりサイト規模が大きかったりする場合には段階的に行う」というのが、現時点では正しい理解だろう。

★★★★☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

GMBビジネスプロフィールの閲覧数や検索ワードをGoogle検索結果からスムーズに確認
簡単にパフォーマンスチェック (Google Japan on ツイッター) 国内情報

実店舗運営者にとって便利な機能をグーグル ジャパンがツイッターで紹介した。

グーグル マイビジネス(GMB)に掲載しているビジネスプロフィールの表示回数などのパフォーマンスを、Google検索の検索結果ページからスムーズに確認できるようになったのだ。

わざわざグーグル マイビジネスの管理画面に行かなくても、検索結果からワンクリックでレポートを確認できるようになっている。

グーグル マイビジネスで管理しているビジネスの名称で検索すると、プロフィール管理のパネルがトップに出てくる。上部の「今月の表示回数:」や、その下の「宣伝」をクリックして「パフォーマンス」を選ぶと、ビジネスプロフィールの利用状況をチェックできる。

検索結果からビジネスプロフィール管理
画面にもあるように、この表示は検索したユーザーがプロフィールの管理者である場合にだけ表示される

このパネルから、

  • ユニーク訪問数
  • クエリ
  • ユーザーのインタラクション(電話とメッセージ送信)

などのレポートを確認できる。

ユーザーがビジネスプロフィールを見つけたときに使ったプラットフォームとデバイス別のデータを入手できるのは分析の役に立ちそうだ。

プラットフォームとデバイスの内訳
★★★★★
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アメーバがアクセシビリティ方針を公開
うっかり忘れがちなポイントが参考になる (Hara Kazunari on ツイッター) 国内情報

アメーバが、アメーバブログで採用しているアクセシビリティ方針を公開した。

また、実際にウェブアクセシビリティの試験を行い、達成基準を満たしていなかった部分を具体的に紹介している。たとえば次のようなものだ:

  • ランキング順位の「↑」などの推移を表すアイコンに代替テキストが設定されていなかった
  • 記事本文で、太字・斜体・打ち消し線などの装飾をstyle属性で指定していた(<strong>や<del>などの要素を使うべき)
  • 人気ブログを紹介するパーツの見出しが<p>要素だった(<h2>要素などを使うべき)
  • カレンダーのパーツの文字色と背景色のコントラストが低かった
  • 他のブログ記事を紹介するパーツや「いいね!した人一覧」「コメント一覧」などのパーツが、マウスやタップを使わなければ操作できなかった(キーボードだけでも操作できるようにするべき)

上記がすべてではないが、かなり具体的に書かれており、うっかりとアクセシビリティ対応が漏れがちなポイントがよくわかる。

SEOには直接関係しないが、障害の有無や年齢に関係なくあらゆるユーザーにコンテンツを不自由なく消費してもらうことはサイト運営において重要なことだ。アクセシビリティ改善もユーザー体験の向上に含まれる。

アメーバのアクセシビリティ方針を参考にして、あなたのサイトもアクセシビリティ改善に取り組んでほしい。

★★★☆☆
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