マーケ担初心者必読! 今読みたいおすすめ書籍4冊!

変化の激しいデジタルマーケティング分野。だからこそ、若手マーケターに今読んでほしい本を紹介する。
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変化の激しいデジタルマーケティング分野では、日々のインプットが重要になる。しかも、成果をあげている人ほど、ネットからのインプット以上に本から知見を得ていると聞く。

そこで今回は、活躍しているマーケターらがSATORI主催のカンファレンス「標(しるべ)」*にて推薦した本を、若手マーケティング担当者に実際に読み込んでもらった。そのうえで、自分のおススメ本1冊と、そこから何が得られたかを中心に語っていただいた。

標(しるべ)とは:営業・マーケティングに関わる方が抱えているであろう課題に対して、ヒントとなる“新たな道標”をお届けするコミュニティ/イベントです。過去の開催実績はこちらから。

撮影:永友ヒロミ

右から、SATORI株式会社 マーケティング営業部 マーケティンググループの林加奈子さん、太田裕幸さん、宮林彩智子さん

情報収集はネット中心だが、書籍も外せない

「標(しるべ)で推薦された本を読む」という企画に参加していただいたのは、SATORIに入社して1年~1年半ほどの若手マーケターたち3名。「情報収集はネットが中心で、本を読むのは月に1冊くらい」という宮林彩智子さん・林加奈子さん、「営業職のときにはお客様から知見を得ていたが、現在は週1冊を目標にしている」という太田裕幸さんだ。それぞれ前職で営業やマーケティング領域に携わっていたものの、デジタルマーケティングに本格的に取り組んだのはSATORIに入ってからだという。

今回の企画で、あらためて本を読むことで知識を得たり、今までもっていた情報が整理されることの楽しさや意義に開眼したという3人が選んだ本は何だろうか。

新規顧客の獲得のため、マーケターが挑戦すべき施策のヒントが満載

1冊目 『トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル』

ナーチャリングを目的としたセミナー企画・運営に携わり、登壇する機会も多い太田さんが紹介するのは、次の本。

  • 『トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル』(ガブリエル・ワインバーグ、ジャスティン・メアーズ:著 和田 祐一郎:訳 オライリー・ジャパン:刊)
    本書では、スタートアップ企業がトラクション(推進力)を得るためのフレームワークと、顧客を掴むための19のチャネルについて、具体的な例を織り交ぜて紹介している。

太田さんは、コロナ禍でオフラインの施策が難しくなり、その中で「自分に何ができるのか」を考えるヒントにしたいと思い、手に取ったそうだ。19もの営業チャネルをさらに細かく分けて書いてあるので、自分が担当する商材についてイメージしやすかったという。

たとえば、「バイラルマーケティング」といえばtoC商材の口コミだけと思いがちですが、toBでターゲット企業内での情報交換もそれに当たることがわかり、認識が変わりました(太田さん)

前職は営業職だったという太田裕幸さん。「それまでお客様から得てきたフィードバックやインプットの大切さを、本を読んで再確認しました。これからも、もっとお客様の声に耳を傾けていきたい」と語る

バイラルを意識した施策を実施して成果を実感

太田さんは本書を読むことで、「我々がセミナーにご案内したお客様ご本人だけでなく、その同僚や上司を誘ってセミナーを受けてもらうこと」を意識するようになったという。もともと、同じ企業内に複数接点があると商談が決まりやすいという実感をもっていたからだ。そして、次のようなバイラルを意識した施策を行った。

  • メール転送やシェアをしやすいようにメールマガジンの内容を変更
  • 参加できなかった人のためにセミナーのアーカイブを提供
  • FAX DMの申込用紙に申込者欄を複数設けた

こうした施策によって、社内で誘い合って複数人で参加してもらえるようになったという。

立ち位置や役割を捉え直すきっかけに

本書の中に記述のあったメールマーケティングのバリエーションや、複数の施策の組み合わせ方なども大変参考になったそうだ。

具体例や気をつけるべきポイントなどが多数紹介されているだけに、コロナ禍の中で新たな顧客開拓方法に悩んでいる営業担当者や営業企画部門の方にも、必ずヒントが見つかるはずです(太田さん)

そして、マーケターとして、”トラクション”を得るために全体施策の中で何を担うべきか、どう働きかけるべきか、立ち位置や役割を捉え直すきっかけにもなったと語ってくれた。

インバウンドマーケティングの原点、”思い”を呼び覚ます書籍

2冊目 『インバウンドマーケティング』

リード獲得をメインミッションに、自社サイト改善やSNSなどを担当している宮林さんが紹介してくれたのは、インバウンドマーケティングを知るための1冊。

  • 『インバウンドマーケティング』(高広伯彦:著 SBクリエイティブ:刊)
    広告が見過ごされる時代に、顧客側からの主体的アプローチを引き出す「インバウンドマーケティング」について、考え方や手法などを整理し、理解するための基本の1冊。

一番印象に残ったのは、「あなたのマーケティングを好かれるものにしよう」というフレーズだという。以前から自己学習のために手元に置いていた本だったが、日々目の前の業務に追われ、本質的な目的を見失いそうな時にこの本を読み返し、お客様に喜んでいただくことを思い出せたからだ。

たとえばサイトのポップアップは、自分だけでPDCAを廻してコンバージョン、クリック率だけを見ていると、だんだんと数字に追われた最適化ばかりに邁進してしまいがちになるんです。そんな時に本書を読んで、「私はお客様に喜んでいただくためにSATORIの価値を提供したかったんだ」と、本来の目的を取り戻せました(宮林さん)

「本を読むと、部分的な知識だけでなく全体像が見えるので思考が整理されますね」と笑顔で語ってくれた宮林彩智子さん

「なぜやるのか」にフォーカスした内容で、原点を示してくれる

情報過多の時代といわれる現在、顧客の多くは商談前に多くの情報を得て、67%が商談成立まで非対面で進むといわれている。そうした状況下では、アプローチ前からいかに”見つけてもらえるか””長く付き合っていけるか”が重要になる。一時的な突破力よりも、長期的に関係性を構築していく力が重視されているわけだ。

そうしたインバウンドマーケティングの基本的な考え方や道筋が示された本書は、初心者にもおススメだという。

本書はどうやってやるのかよりも、「なぜやるのか」にフォーカスしています。私は原点に立ち戻りたいときに読み返したいと思って、kindleに入れました(宮林さん)

経営者やCMOの気分で「顧客価値追求」へのモチベーションがアップ!

3冊目 『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』

2020年に入社し、太田さんと同じセミナー企画・運営に携わっている林さん。入社後1か月でリモートワークになったが、「ようやく仕事の全体的な流れが見渡せるようになってきました」と語る林さんが選んだのは、次の本。

  • 『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』(ジーナ・キーティング:著 牧野洋:訳 新潮社:刊)
    激戦が続く動画配信市場でトップとなったNETFLIX。その急成長の秘密を壮大な物語として描く。

400ページほどの厚い本だが、林さんは手にとってから2日ほどで一気に読んでしまったという。

NETFLIXといえばオリジナル作品というイメージがあり、コンテンツ作成や企画中心の内容を想像していましたが、創業から現在に至る企業秘話メインの内容でした。読んでいくと、あっという間に物語に引き込まれ、創業当時の手強いライバルだったレンタルビデオチェーンや、競合となった新興ネット動画配信会社との息詰まる攻防には、ページをめくる手が止まりませんでした(林さん)

「業務の手順だけでなく、仕事への向き合い方や事業の本質的な価値も意識すべきだと本を読んで気づきました」と語る林加奈子さん

経営層やベテランマーケターの考えや行動を追体験できる

物語としての魅力もさることながら、林さんが一番魅力的に感じたのは、経営層がどんなことを考えて事業を展開しようとしているか、追体験ができたことだ。それによって、自分の仕事が自社にとってどのような価値をもたらすのかを、経営者目線で見直すことができ、なすべきことが見えてきたそうだ。

気分だけでも経営者になったような気になれるので、それだけでも仕事へのモチベーションがあがります(笑)(林さん)

また、本書に登場するマーケターが、顧客体験とライバル企業をとことん観察して施策に生かす、その”徹底ぶり”に驚いたという。

たとえば、ライバル企業のサービス調査のために親戚や友人を送り込んだり、顧客インタビューを何度も行うなど、その徹底ぶりには驚きました。あらためて自分を振り返ってみると、まだまだだなあと。入社して1年経って、一通りのことはできるようになってきたつもりですが、主体的にもっと追求したい!という気持ちになりました(林さん)

チームで読んでおくと話が早い! SATORI全社員の必読書

4冊目 『マンガでわかるWebマーケティング改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!』

そして最後に、3人が「手に取るべき1冊に迷ったら、まず読んでおくといい」と口を揃えて推薦してくれたのは、なんと漫画!

  • 『マンガでわかるWebマーケティング改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!』(村上佳代・ソウ・星井博文:著 インプレス:刊)
    デジタルマーケティングの全体像が網羅的に解説されており、事例も豊富に掲載されていてわかりやすい。「マンガだけでも」かなり理解が進む。

実は、この本は3人にとってSATORI入社前の課題図書だった思い出の本。「ド初心者にはありがたかった」「どんなことをするのか心構えができた」と、当時を振り返る。

一番納得感があったのは、KPIの立て方。前職では営業だったのですが、その時も読んでおきたかった。デジタルマーケティングならではの組み立てもよくわかり、自分が何を目標にすべきなのか、その先にどんなことが可能になるのか、見通すことができました(林さん)

私は基礎用語にまったく馴染みがなくて、特にアルファベット3文字が同じ言葉に見えていました。でもこの本を読んで、意味だけでなく、使う場面や使い方なども想像できるようになって、頭に入ってくるようになりました(宮林さん)

3人が口を揃えて「入社前に読んでおいてよかった」と語る本書だが、最近読み返してみたところ、当時は漠然としていたことが明確に理解でき、さらに新しい気づきもあったという。

おそらく若手でネットに詳しいからという理由で、いきなりマーケティング的な仕事を任された人は多いと思うので、そうした人こそ共感できるんじゃないでしょうか。幸い当社では、本書に出てくるエピソード「とりあえずPV増やせ」なんてことを無茶ぶりされることはないですが(笑)。「上司や他部署の一言に振り回されがち」と悩むことの多い立場の人にとって、強い味方になると思います(太田さん)

リモートワーク中心で久々にリアルに顔を合わせたという3人。SATORIのオフィスの中で、和気あいあいと話を聞かせてくれた。
◇◇◇

以上、4冊の推薦本は、まさにWeb担当者、デジタルマーケティング担当者の必読書といえるだろう。しかもデジタルマーケティングのテクニックやノウハウという短期的成果を求める意味より、「新しい視点を得る」「原点に立ち戻る」「気持ちを鼓舞する」「全体を見渡す」など、中長期的に活かせる、いわばバイブル的な役割が大きいようだ。日進月歩で変化する業界だけに、新しい情報ばかりを追いかけてしまいがちだが、常に変わらず側に置いておきたい本として読んでみてはいかがだろうか。

推薦図書をプレゼント!

今回ご紹介した4冊を、各1冊4名様にプレゼントする(すべて紙媒体)。

ご応募はこちら

右から、『トラクション ―スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル』、『NETFLIX コンテンツ帝国の野望』、『マンガでわかるWebマーケティング改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!』、『インバウンドマーケティング』。なおプレゼントするのは電子書籍ではなく、紙媒体になる

カンファレンス「標-しるべ-」の過去動画が視聴可能に!

活躍しているマーケターが登壇した、SATORI主催の1Dayカンファレンス「標-しるべ-」のアーカイブ動画では、本記事では紹介されていない書籍も多数登場するので、ぜひご視聴ください。

ご視聴はこちら(なお、2021年6月30日までの限定公開)。

※ 本記事の取材は、距離を保ってマスクを装着し、感染症対策を考慮して行っています。撮影時のみマスクを外しています。

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