「LINE広告ってリーチ数はスゴイけど、お高いんでしょう?」LINEに突撃! 気になる疑問の本音は?
Web担編集部のオンライン会議にて……
四谷さん! 「LINE広告」からPR記事の依頼が来てます! Web担読者の皆さんにLINE広告をアピールしたいんですって。
四谷
LINE広告って、LINEアプリの中に広告を出せる運用型広告だよね? 国内の月間アクティブユーザー数が8,600万人(※1)と圧倒的なことは知っているけど、イマイチ中身や使い方を理解できていないかも。
ユーザー数がそれだけ多いと、お値段も高そうなイメージありますね。運用も大変そうだし……。
そもそも、何を訴求すればいいのかな? 8,600万人はすごいけど、それ以外のアピールポイントがわからないと記事は作れないよ。
そうですよね。じゃあ、まずは下調べをして……。
いや、待って。決めた。
まどろっこしいから、私、直接聞きに行ってくる!
えーっ、今からですか?
そう! 善は急げ! 行ってきまーす!
LINE広告について根掘り葉掘り聞いちゃうよ!
意気込んだ四谷はLINE本社に突撃! 広告事業本部で運用コンサル&サポートを担当する岩村槙一郎氏と小林裕太氏が対応してくれることに――。
LINE広告の強みは? 費用は? 中小企業でも使える? LINE広告について色々と聞かせてください! Web担読者のために!!
(圧がスゴイな……)わかりました。何でも聞いてください。正直に答えましょう。
ありがとうございます! それではさっそく……
(くわっ)LINE広告ってぶっちゃけ使えるんですか?
(顔が怖い!)いきなりすぎませんかっ? 落ち着いて!
今回対応してくださったお二人
Question ① LINE広告の強みやメリットは?
仕切り直して――
運用型広告ならGoogleとかYahoo!、SNS広告だとFacebookやTwitterが有名ですよね? ライバルが多いなかで、LINE広告の一番の強みは何ですか?
月間アクティブユーザー数が8,600万人という圧倒的なリーチ数です。
小林 LINEの月間アクティブユーザー数(MAU)は、国内だけで8,600万人を超えています。これは、日本人口の7割近く(※2)をカバーしている計算になります。
(※2) LINEの国内月間アクティブユーザー 8,600万人÷日本の総人口1億2631万人〔平成31年2月1日現在(確定値)総務省統計局〕
FacebookやInstagram、Twitterなどと比較しても、LINEはより多くのユーザーに接触できるという意味で、広告主様にとって非常に魅力的なプラットフォームになっていると思います。
Question ② LINE広告のユーザー層は?
LINEのユーザー層ってどんな感じなんですか? 若年層が多いイメージがあるんですけど?
LINEの年齢、男女比、居住都道府県などのユーザー分布は、日本の人口分布にほぼ等しくなっています。
岩村 年代では若いユーザーが中心というイメージがあるかもしれませんが、実は若年層からシニア層まで幅広く浸透しています。祖父母世代も、孫とのコミュニケーションのためにLINEを活用している方などが多く、ユーザー数もまだまだ増加傾向にあります。
また、一般論としてSNSは都市部にユーザーが集中していると言われますが、LINEは日本の人口分布に近似していて、地方部までユーザーが存在します。都市も地方も、男性も女性も、老いも若きも網羅しているという点が、LINEの強みです。
小林 いわゆる、SMB(Small and Medium Business:中堅・中小企業)の方もLINE広告に多く出稿いただいていますが、地方では特にLINEの強みが発揮できるんですよ。
たとえば、40代~50代のユーザーがメインのターゲットである地域に根ざしたスーパーマーケットや飲食店の場合、若年層の利用が多いInstagramや都市部中心のFacebookで広告を出しても、ターゲットにアプローチすることが難しいという広告主様の声は本当に多いです。
一方、LINEなら圧倒的なユーザー数が武器となり、都市部以外でもしっかりターゲットにリーチすることができます。
岩村 LINEが「毎日使うアプリ」だという点も大きいかもしれません。デイリーアクティブユーザー(DAU)の比率も85%(※3)と高く、ユーザーの皆さんは平日・土日にかかわらずアプリを立ち上げてくれる。「土日だけ広告を出したい」というニーズにも対応できますし、「曜日によって反応が良い日・悪い日のバラツキが少ない」という評価もいただいています。
四谷 DAUがMAUの85%? 一度アプリを入れたら毎日使うユーザーがほとんどってことですか? すごすぎるっ……!
(※3)MAUにおけるDAU=Daily Active User(1日に1回以上利用したユーザー)の割合、2020年9月時点
Question ③ LINEで成果を出すための予算額は?
とはいえ、LINE広告ってなんとなくお高いイメージがあるんですよね。“効果を出す”ためには、ズバリどれぐらいの予算を用意すればいいんですか?
効率的に成果を出すためには、月10万~30万円ほどご用意いただきたい……というのが本音です。
岩村 予算に応じて出稿できるのが運用型広告の良さですし、数百円、数千円からでもチャレンジはしていただけるのですが、できれば最初は月10万~20万円くらいはご用意いただきたいところです。狙うターゲット層が大きいところだと、30万円くらいかな。
四谷 そのココロは?
小林 これはLINE広告の良いところであり、悪いところでもあるんですが、配信先となるユーザーの母集団が8,600万人と大きいため、全員に広告を出そうとすると費用が高騰してしまいます。そのため、年齢や性別、地域などの条件を設定してターゲットを絞り込みますが、LINEの場合、それでも配信数が多くなりがちなんです。
四谷 わー、それは一般的な広告媒体とは真逆ですね。細かくターゲットの絞り込みを行うと、広告配信数が極端に少なくなってしまうケースはよく聞くのに……。それなら、地方の広告主さんが地元限定で広告を配信したい時なんかも、配信先が少なくて困るなんてことがなくていいですね。
岩村 とはいえ、最初から予算の都合で極端にターゲットを絞り込みすぎてしまうと、配信先は限定されます。なので、ある程度まとまったユーザー層にドンと広告を出して、後から絞っていったほうが結果的に効率的な配信につながり、費用を抑えることができます。だからこそ、初期段階は多めに予算を取っていただきたいですね。
Question ④ 広告配信、まず何からはじめる?
まずはどのような広告配信からはじめるのがいいですか? 効果的な方法をWeb担読者だけにこっそり教えて!
まずは基本となる「LINEデモグラフィックデータ配信」「類似配信」から試して、成功パターンを見つけてください。
岩村 まずはターゲティングの基本となる「LINEデモグラフィックデータ配信」によって配信先を絞るのがいいと思います。これは、LINEユーザーが登録してくれた地域、年齢、性別、18種類の興味関心などを指定して、特定ユーザーだけに広告を配信する機能です。
小林 もうひとつ、「類似配信」もオススメです。自社サイトなどにタグを埋め込んでおくと、そのサイトを閲覧してくれたユーザーをLINE上で絞りこめるんです。他にも、自社の会員リストなどがあるなら、電話番号を広告管理画面でアップロードすることでも絞り込みができます。
絞り込んだユーザーの類似ユーザーにターゲットを広げて拡張配信することもできるので、手元にデータがあるなら積極的に試していただきたいです。
四谷 なんか難しそう……。
小林 最初はLINEのコンサルタントがしっかりと相談に乗りますよ!
岩村 地域単位のターゲティングもオススメですね。市町村単位で指定できますし、最近「地図上にピンを落としたところから半径○○km」という指定ができるようになりました。この機能、スーパーや飲食店さんがチラシ感覚で広告を出したい場合、本当に上手くフィットするんですよ。
四谷 最近は新聞を取っていない家庭も増えて、折り込みチラシが減りましたもんね。この機能を使えば折り込みチラシの代わりもできそうです。
岩村 おっしゃる通りです。他にも、自動車教習所やスポーツジム、不動産など地域性の強いビジネスでうまく使っていただいています。
Question ⑤ インプレッションが伸びないのはなぜ?
ターゲティングして広告配信した時に、そもそもインプレッション(広告の表示回数)が伸びていかないことがありますよね。なぜですか?
極端に細かくターゲットを絞り込みすぎていることが原因かもしれません。
小林 色々理由はありますが、極端に細かくターゲットを絞り込むのはオススメしません。例えば、「ビジネス」に関心があって、30~40代で、男性で、●●市に在住していて……など、細かすぎるジャンルの指定をたくさん組み合わせる方がたまにいます。
しかし、考えて欲しいんですが、「ビジネス」に興味がある方って、本当に「ビジネス“だけ”」にしか興味がないんでしょうか? ビジネスに興味がある方なら金融にも興味があるかもしれません。統計的な実証例としては「ビジネスに関心がある方はスポーツにも興味を持つ可能性が高い」なんてのもあります。
配信数を絞り込むために条件を多くしすぎると、このターゲットが合っているのか間違っているのかなどの効果検証もしづらくなってしまいます。果たしてこの細かい絞り込みは正解なのか? ということを考えて欲しいですね。
岩村 なので、最初のうちは間口を広げておいて、反応の良い勝ちパターンを学習してから、少しずつターゲティングのチューニングを行うほうが、最短距離で成果につなげることができます。先ほど「できれば最初は月30万円」と言ったのは、まさにそうした理由なんです。
四谷 仮に最初は30万円で始めたとして、チューニングが進めば、数カ月後には10万円で同じだけ獲得できるようになったりするんですか?
岩村 はい! 獲得効率が上がったことで、むしろ予算を増やす方もいらっしゃいますよ。他の媒体と比べてLINE広告は、成功パターンを見つけたときの効果が大きいと思います。「100万円で100件獲得できた。じゃあ300万円使えば300件取れるのか?」となったとき、他のSNSはユーザー数において伸び代が少ない。そんな時、まさにLINEの8,600万人という規模が強みになるんです。
Question ⑥ サポート体制は?
初めてLINE広告にチャレンジする中小企業には難しくないですか? サポート体制はどうなってますか?
「運用型広告もSNS広告も使ったことがない。LINE広告が初めて!」という広告主様はとても多いですよ。コンサルチームがしっかり支えます!
四谷 お話をお伺いして、すごく効果が出そうなのは感じたんですけど、ターゲティングなどはさじ加減が難しそうで、中小企業の方だとハードルにも感じてしまいそうです。サポート体制ってどうなってるんですか?
岩村 よくぞ聞いてくれました(笑)。実はLINE広告をお使いになる広告主様は、運用型広告もSNS広告も一切使ったことがなく、LINE広告で初めてデジタル広告にチャレンジするという方がすごく多いんですよ。
四谷 えっ、それは意外ですね。それだけ「広告初心者」に選ばれているんですね。
岩村 LINE広告を利用される地方のSMB事業者様の場合、デジタル広告自体が初めてという方が5割を超えています。ですから「運用型広告とは何か」「オークションとは」といった基本中の基本から丁寧に説明させていただくことも多いです。「移動中の電車でLINEをお使いになる方が多いので、それにあわせた広告を考えてみましょう」と提案してみたり、コンサルティングチームがしっかりとサポートさせていただいています。
ですが、最終的には、広告主様自身がサポートの力を借りなくてもしっかり自走できるのが理想です。ぶっちゃけると、LINE広告が使えるようになれば、一般的なリスティング広告なんかはかなり簡単に感じると思います(笑)。ですから、遠慮なくLINE広告を踏み台にして、次のマーケティング施策に進んでいただければ!
四谷 太っ腹!
Question ⑦ LINE広告の苦手分野は?
ズバリ、LINE広告には苦手分野もあるんじゃないの!?
たとえば「B2B」と「B2C」、どちらが得意?
圧倒的に「B2C」に強く、「B2B」は弱めです。LINEのメディア特性なんでしょうね。高単価商材もやや苦手分野です。
小林 嘘を言ってもしょうがないので本当のところを話しますが、LINE広告が強いのは圧倒的に「B2C」です。「B2B」を強くしたいと思って一時期頑張ったこともあるんですが、そこはやはりLINEのメディア特性なんでしょう。
四谷 B2Bではまだまだリスティング広告やメールマガジンがしっかり効果を出してますもんね。B2Cはその先のアプローチが必要になっている気はします。
小林 B2Bは「必要なものを必要なタイミングで」が肝心なので、リスティングと相性がいいんでしょう。B2Cは「興味をどうくすぐるか」が重要で、位置付けが違うんですよね。
ただ、リスティング広告は、そもそもの製品名であったり、製品カテゴリがユーザーに認識されていないと意味がありません。B2B分野でも、「こういうジャンルの製品があるんだ」ということをLINE広告で知ってもらい、その後、リスティング広告の効果が上がった、という声は多いんですよ。
四谷 他にもLINE広告が苦手にしている分野ってあります?
小林 あえて言えば、B2C商材であっても、不動産や車なんかの高単価商品はややインプレッション数などが出にくい傾向はあります。
配信ロジック学習の目安は「40件」です。コンバージョンが40件に達すると、配信ロジックの学習がひとまず完了し、安定的な配信ができるようになっていきます。しかし、高単価商材の場合、その40件を突破するまでが大変なんです。たとえば、数十万円の商品を売るために1件5万円の広告費を設定したとして、それを40件獲得するまで頑張るとすると、広告費は200万円です。経験の浅い広告主様が、そこまでの費用をかけるのはなかなか難しく……。
岩村 あと、やっぱりLINEアプリの活用方法という特徴も関係しています。移動中の隙間時間になんとなくLINEを開いて、その時、興味のある広告が目に入ったとしても、クレジットカードが手元に出せなくて買えないとか……。
四谷 確かに、通勤電車で立っている最中だったりすると、通販サイトの新規登録とかはしづらいですよね。
岩村 それに、LINE広告はスマホアプリで表示されるものであって、PCとは連携しません。そのため、LINE広告で商品を認知し、後からユーザーがPCから検索して購入しても、LINE広告の数値上ではコンバージョンとしてカウントされません。
四谷 うーん、そこはまさに「広告あるある」ですよね。クロスデバイスならではというか。
岩村 そうなんですけど、LINEはその特性上、極端にクロスデバイスに弱いんですよね……。ただ、数字的な証明はできないのですが、「LINE広告をはじめたら、なぜか検索サイトからのオーガニック流入が増えた。リスティング広告も出してないのに」的な話は本当によくあるんですよ。そこが証明できればいいんですけど……!
四谷 お察しします……。
Question ⑧ 効果が出るクリエイティブは?
どんなクリエイティブを用意すれば反応がいいですか?
広告表示が比較的小さいため、目に止まるビジュアルであることが何より大事です。あとは20文字の「タイトル」に気を使いましょう。
岩村 LINE広告は、トークリスト最上部の「Smart Channel」や「LINE NEWS」など、LINEアプリ内の色んな面に表示されますが、基本的にどのページも文字が沢山並んでいるので、そこで見逃されないようにするためには「視認性」が重要です。
小林 広告表示が比較的小さいということも意識してください。「タイムライン」を除くと、画面を全部覆い尽くすような大きな画像は出せません。小さいサイズでも見つけてもらえるような目立つ画像を用意したほうがいいです。画像内に文字を詰め込んでも読み取れないことも多いため、ビジュアルで目にとまるものを用意しましょう。
四谷 もう少しわかりやすい例ありませんか? 人間の顔が写っているほうがいいとか、色は何色がいいとか。
岩村 そのあたりは、ターゲットによって変わってくる、というのが本音ですのでご相談いただければ……あ、そうだ! 「タイトル」はぜひ意識してください。
四谷 タイトル?
岩村 LINE広告では画像や動画以外に、20字以内の文章を設定していただきます。この文章が広告の「タイトル」でして、画像や動画と一緒に表示されます。
タイトルは一定の大きさが確保されているので、視認性に直結します。ですから「タイトル」には、他の媒体への出稿以上に気を使っていただきたいです。
小林 同じように75文字の「ディスクリプション(説明文)」もあるんですが、これは広告配信面によって表示されたり、されなかったりします。それに対して「タイトル」は必ず表示されるので、「ディスクリプション」より圧倒的に重要です。たまにタイトルを工夫せず企業名などにする方がいらっしゃるんですが、正直もったいないです。
もう1つ、広告と一緒に必ず表示されるのが「LINE公式アカウント」の名称です。LINE広告には必ずLINE公式アカウントが紐付いているので、企業名などはそちらで表示させることができます。同じ画像クリエイティブを使っても、タイトルの違いでクリック率に大きな差が出ることもわかっています。
四谷 本当ですか! じゃあ上手なタイトルのつけ方も教えてください!
小林 傾向としてはやはり「数字」ですかね。それも、「○○円」とシンプルに値段を入れるよりも「○%引き」など訴求力の高い数字を出すほうが結果に結びつきやすいです。
四谷 Web記事におけるタイトルや商品紹介のポップの付け方と同じですね(笑)
小林 お得感を煽るという広告の基礎的な部分かもしれないですね。「期間限定」なんかも強いです。
Question ⑨ 静止画と動画どちらがいい?
用意する画像は、静止画と動画どちらがいいですか?
動画広告はまだまだ少ないので相対的に目立ちます!
小林 やはり動画広告は効果があります。LINEは文字や静止画など、“動かないもの”を目で追うケースが多いアプリです。その中にパッと動画が混ざり込むと目を惹くんですよね。
なにより、LINE広告の中で、動画広告の配信量はまだまだ少ないのが現状です。なので、動画というだけで目立ちます。とある広告主様でも、意図せずはじめた動画広告が急にはねて売上倍増、というケースがありました。
四谷 でも動画は用意するのが大変ですよね。特にSMBなんかだと……。
小林 いえいえ、SMBでも動画広告は不可能ではないですよ。テレビCMのようなレベルのものを想定するとハードルが上がりますが、あそこまで作り込む必要はありません。いまやスマートフォン1台で作った動画広告も配信されていますよ!
四谷 動画の尺(長さ)はどれくらいがオススメ?
小林 一般的には6~10秒の間くらいが良いと言われていますね。LINE広告の場合、コロナ禍の影響で動画広告の視聴数や視聴完了率がグンと伸びているので、チャレンジしてみる価値はあると思います。
Question ⑩ LINE公式アカウントとの連携は?
LINE公式アカウントとはどう連携すればいいんでしょう?
LINE公式アカウントの友だち登録を増やすためにLINE広告を活用するケースが増えています。
四谷 これまでSMBのLINE活用というと、LINE上で企業とユーザーが友だちになれる「LINE公式アカウント」が中心でしたよね。
岩村 はい。地方のスーパーなどの場合、LINE公式アカウントを通じてクーポンを配布する例が多いですね。チラシ画像を1枚用意して、あとはポンと送るだけなので簡単です。そんな風にLINE公式アカウントを活用いただいている中で、新たにLINE広告にも取り組んでくださる企業も増えてきています。
LINE広告を使えば、「LINE公式アカウントの友だちを増やすための広告」も出せます。これをエリア指定で組み合わせて、商圏的にちょっと遠い方々にも新しく足を運んでもらうとか、さまざまな運用ができますよ。
Question ⑪ 実際のところ、SMBでも使いこなせる?
実際のところ、SMBでもLINE広告は使いこなせますか? 広告代理店が入らないと難しいんじゃ?
広告代理店が入らないケースもたくさんありますよ! アカウント開設から出稿までオンラインで簡単に行えるようになりました。
小林 2019年11月から、広告を出したい広告主様ご自身で、アカウントの開設から出稿まですべてオンラインで完結できるようになりました。
岩村 それをきっかけに新規開設した広告主様をサポートするのが、私たちの仕事でもあります。繰り返しになりますが、LINE広告は広告初心者の方の利用も多く、広告代理店が入らないケースもたくさんあります。そうした方々もしっかりサポートさせていただきます。
四谷 サポートにかかるお値段は具体的にいかほど?
岩村 「サポートパックプラン」というのをご用意しておりまして、一定以上の金額をお使いいただける広告主様向けには勉強会やコンサルティングを実施していますが、広告費以外の料金は一切いただきません。
もちろん、月に数千円のご利用という方もいらっしゃいます。ただ、それくらいの予算規模だと、コンサルタントがついたとしても改善するにも限界があります。その場合は、専用フォームからのお問い合わせやメルマガを通じた情報発信という形でサポートさせていただいております。ぜひ、気軽にスタートしてください!
いやー、いっぱい質問したのでLINE広告のことがよくわかりました! 満足、満足ぅ!
は、はい。
お力になれたなら良かったです。
じゃ、また来まーす!
さようならー!
(次はアポ取って来てほしいな……)。
その後――
あ、四谷さん! 編集会議の途中でいなくなっちゃうから焦りましたよ! LINEさんはどうでした?
うん、すごく優しく対応してもらったよ。アピールポイントもよくわかった。8,600万人が普段使いするコミュニケーションアプリの中で、全国規模のターゲットから、地域に根ざした狭いターゲットまで自由に届けられるのが「LINE広告」!
特にリアル店舗との相性がめちゃくちゃ良さそう! 新聞の折り込みチラシやポスティングと同じような施策が、デジタルでターゲットを絞り込んで出来ちゃうんだよ。
へえ、でも運用は難しいんじゃないんですか?
それが、意外ととっつきやすそうなのよね。SMBや広告初心者でもしっかりサポートしてもらえるみたいだし、アカウントの開設から出稿もすべてオンラインでできるんだって。そうだ、Web担でも使ってみない?
それもいいですけど、PR記事はどうするんです?
(ヤバい、忘れてた……)。
――あ、そうだ。今聞いた話をそのまま記事にするってのはどう? お堅い記事だけではわかりづらいニュアンスも伝わるし、読者の皆さんもLINE広告に親近感を感じてもらえそう。
一石二鳥! 私って天才! ウフフ。
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