1日で約2.8兆円を売り上げたアリババの「独身の日」まとめ【取扱高推移あり】
この記事は、姉妹サイトネットショップ担当者フォーラムで公開された記事をWeb担当者Forumに転載したものです。
11月11日は中国のネット通販会社が特売セールを繰り広げる商戦日「独身の日」(W11、ダブルイレブン)。中国EC最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)は「独身の日」当日に、取扱高(GMV)は過去最高となる1682億元(日本円で約2兆8594億円、1元17円換算)を記録した。2017年「独身の日」の取扱高推移などをまとめた。(2017年は1元17円で換算))
過去最高となる1682億元(日本円で約2兆8594億円を記録
1日の取扱高は、過去最高となる1682億元(日本円で約2兆8594億円、1元17円換算)。ちなみに、楽天の国内EC流通総額は3兆95億円(楽天市場のほか、トラベルなど含む)
16時間で1314億元(日本円で約2兆2338億円)突破
スタートから16時間10分55秒で、1314億元(日本円で約2兆2338億円、1元17円換算)を突破。「独身の日」の過去最高取扱高を更新した。
13時間で1207億元(日本円で約2兆519億円)突破
スタートから13時間9分49秒で、1207億元(日本円で約2兆519億円、1元17円換算)を突破。1207億元は2016年の「独身の日」1日で記録した取扱高。2017年はわずかスタートから13時間後に前年実績を上回った。2016年のレートは1元14円換算。
9時間で1000億元(日本円で約1兆7000億円)突破
スタートから9時間4秒で、1000億元(日本円で約1兆7000億円)を突破。2016年は現地時間18時55分36秒(スタートから18時間55分36秒)で1000億元を超えた。当時のレート1元14円で換算すると日本ベースでは約1兆5500億円の取扱高。
2時間15分で800億元(日本円で約1兆3600億円)突破
スタートから2時間15分で、800億元(日本円で約1兆3600億円)を突破。2016年はスタートから12時間29分26秒後に、取扱高が824億元に達している。
1時間で571億元(日本円で約9470億円)突破
スタートから1時間49秒に達成。2016年は現地時間午前6時54分(スタートから6時間54分52秒)だった。ちなみに、2015年は午前11時50分頃に571億元を突破している。
40分で500億元(日本円で約8500億円)突破
2016年は2時間30分20秒で取扱高500億元を突破。2015年は開始から9時間52分後だった。
6分で200億元(日本円で約3400億円)突破
スタート3分1秒後には100億人民元(日本円で約1700億円)突破
2016年は6分58秒で取扱高100億元を突破。2015年はスタートしてから12分28秒だった。
開始28秒で170億円の取扱高
アリババグループ」が運営する公式情報サイト「Alizila」によると、開始11秒で取扱高は1億人民元を突破した。ちなみに、2016年はスタート20秒で、2015年は18秒後の突破だった。1人民元17円で換算すると、11秒で17億円が流通した計算。
10億人民元を超えたのは28秒後。2016年は52秒、2015年はスタートしてから12分28秒後だった。28秒で170億円の取扱高が発生した。
2016年までの「独身の日」(W11、ダブルイレブン)の振り返り
アリババグループ
アリババが2009年から「11月11日」を「独身の日(シングルデー)」と称し、消費者のネット通販利用を促進したのが始まり。今では中国で最もネット通販利用が急増する商戦期となっている。
- 2016年 → 178億ドル(1207億元)
- 2015年 → 143億ドル(912億元)
- 2014年 → 93億ドル(571億元)
- 2013年 → 57億ドル(350億元)
- 2012年 → 31億ドル(191億元)
- 2011年 → 8億ドル(34億元)
- 2010年 → 1億ドル(9億元)
- 2009年 → 0.07億ドル(0.5億元)
2016年の取扱高は1207億元で着地。日本円ベースでは約1兆8708億円となった。
主要ECモール&ECサイト、1日で約2.7兆円の取扱高
2016年の実績を見ると、アリババグループのECモール「天猫」では1207億元(日本円ベースでは約1兆8708億円)の取扱高を記録。中国の直販EC大手JD.com(京東商城)や蘇寧電器といったECサイトの取扱高を合わせると、1日で1770億元(日本円で約2兆7441億円)もの買い物が中国のECサイト上で行われたという。
オリジナル記事はこちら:1日で約2.8兆円を売り上げたアリババの「独身の日」まとめ【取扱高推移あり】(2017/11/12)
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