【GA】特定のページでCVやアクセスがどのくらい発生しているかを調べる
今回は、特定のページがコンバージョン(成果)に貢献をしているかどうかを調べてみましょう。今回紹介する方法を使えば、
「このページは必要かな?必要ないかな?」
「トップページでどのページを目立たせたらいいのかな?」
といったことを知りたい時に役立ちます。
この連載では、名古屋にある国産黒毛和牛ハンバーグ店「グリルアラベル」のホームページを分析しながら改善していく様子を紹介しています。
今回は、「おいしく召しあがるには」のページが成果に貢献しているかどうかを調べてみます。グリルアラベルでは「店舗情報」のページ閲覧をコンバージョンに設定しています。
(コンバージョンについては、「第4回:ホームページの目的にあわせてゴールを決めよう※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました」をご覧ください。)
1. 特定のページのコンバージョン率を調べる
早速、「おいしく召しあがるには」のページを見たセッションのコンバージョン率を確認してみましょう。
特定のページを見たセッションに絞ってコンバージョン率を確認したい場合、「セグメント」を使います。
1. 「セグメント」をクリックする
レポート画面の上の方にある「セグメント」をクリックします。
2. 「新しいセグメント」をクリック
新しくセグメントを作成します。
「おいしく召しあがるには」のページのURLを設定します。
3. 名前をつける
4.「条件」をクリック
5.「ページ」を検索する
6. ページの URLを入力する
7. 保存をクリック
これで「おいしく召しあがるには」 を見たセッションに絞ってデータを見ることができます。
この状態で、「おいしく召しあがるには」を見たセッションと、すべてのセッションのコンバージョン率を比べてみましょう。
「コンバージョン」>「目標」>「サマリー」を開きます。
「おいしく召しあがるには」を見たセッションのコンバージョン率は、47.34%
「すべてのセッション」のコンバージョン率は、22.85%
「おいしく召しあがるには」を見たセッションのほうが、サイト全体のコンバージョン率よりも高いということがわかりますね。ということは、「おいしく召しあがるには」のページはサイト全体と比較し、成果に貢献しているページだと言えます。
2. コンバージョン数の多いランディングページを調べる
さらに、どのページを入り口とした場合にコンバージョンされるのか、ランディングページも調べてみましょう。
「すべてのセッション」のセグメントは削除し、「おいしく召しあがるには」のセグメントだけにします。
「1. 行動」> 「2. サイトコンテンツ」>「3. ランディングページ」を開きます。
ランディングページを開いたら、「4. コンバージョンの完了数」 の見出しをクリックして、降順に並べ替えをします。コンバージョン数の多い順でランディングページを確認することができます。
トップページ( / )を入り口としたときに、コンバージョン数が多いということがわかりますね。
まとめ
トップページを入り口にして「おいしく召しあがるには」を見たセッションは、サイト全体と比べてコンバージョン率が高く、成果に貢献しているということがわかりました。
「トップページでどのページを目立たせたらいいのかな?」という時には、同様の手順で他のページも確認し、トップを入り口とするページの中で、一番成果に貢献しているページを選びましょう。
手順
- 特定のページのコンバージョン率を調べる※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました→セグメントを使って特定のページを見たセッションに絞り込む
- コンバージョン数の多いランディングページを調べる※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました→セグメントした状態でランディングページをコンバージョン完了数の多い順に並び替える
みなさんもぜひ、ご自身のホームページで成果に貢献しているページを調べて、コンバージョン率アップを目指してくださいね!
「はじめてのホームページ改善」は毎月第3月曜日に更新しています。次回が最終回です。ぜひご覧ください!
このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
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