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リンクの否認はペンギンに効果あり? 効果なし?

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リンクの否認はペンギンに効果あり? 効果なし?
★★★☆☆ 効果を発揮するが一要素にすぎない (WebmasterWorld)

グーグルはペンギンアップデートを先日更新した。リンクの否認ツールを利用したサイトがこのペンギンアップデート更新でランキングの回復に成功したかしないかで、WebmasterWorldフォーラムのディスカッションが盛り上がっている。

「復活できた」という報告と「まったくダメだった」という報告の両方が入り乱れている。「2つのサイトでリンクを否認したところ、片方はある程度の改善が見られたが、片方は検索トラフィックがさらに減ってしまった」というサイト管理者もいた。

リンクの否認がリカバリに効き目があることは間違いないだろう。しかし単純にリンクを否認しただけでは必ずしも回復に成功しないことも、また間違いないだろう。少なくとも、すべてのリンクを否認して順位が元に戻ることは、まずない。

サイトの現在の姿を評価するにあたって、

  • ペンギンアップデートの影響を受けた後に削除したリンクや否認したリンクの状況
  • 残されたリンクの数や質
  • その後新たに獲得した自然なリンク

など、さまざまな要因に基づいてペンギンのアルゴリズム(やその他のアルゴリズム)は判断しているはずだ。リンクの否認は、そうした要素の1つに過ぎない。

ネガティブSEOを疑う前にやるべきこと
★★★☆☆ 他人のせいにしない (Google Webmaster Help Forum)

サイトの順位が大きく下がった。原因は、競合がうちのサイトに対してスパムリンクを張ったネガティブSEOだ。

グーグルの公式ヘルプフォーラムでこう叫んでアドバイスを求めるサイト管理者に対して、フォーラムメンバーたちが次のような事実を指摘した。

  • 根本的にサイトが弱い(検索エンジンの評価が低い)
  • 不正なリンクを集めてきた過去が見られる
  • ある種の合法性に欠ける
  • 重複コンテンツがある
  • キーワードを乱用しているし質が低い

そしてグーグル社員のジョン・ミューラー氏が最後に次のようにダメ出しした。

他のメンバーの助言を聞いたりあなたのサイトを見たりすると、(外部の要因に気を取られるのではなく)もっと自分のサイトに焦点を当てることを強く勧める。

心配ならリンクを否認することは構わない。しかし、あなたが打ち込むべきなのは、あらゆる視点からサイトをすばらしいものにすることだ。

他のメンバーの指摘に付け加えておくと、あなたのサイトの翻訳記事は本当にひどく見える。自動翻訳はグーグルの視点では自動生成コンテンツに見られるから、クロールやインデックスさせないようにすべきだと覚えておくといい。

第三者が悪意を持って張ったスパムリンクによって順位を下げるのがネガティブSEOだが、それが成功するケースが絶対にないとは言い切れない。しかしネガティブSEOを疑う前に、まず自分のサイトの現在の状態や過去にやってきた施策をよく見直して、本当に何も問題がないかを確かめることが先決だ。

リンク獲得は、こう考えるとうまくいく
★★★★☆ 認知度を上げるためのマーケティング (Pedro Dias on Google+)

ブラジル・グーグルのサーチクオリティチームで以前に働いていたペドロ・ディアス氏が公開したGoogle+の投稿を紹介する。

リンクビルディング(リンク構築)をテクニック的にこんなふうに考えるのは、間違っている。

  • アンカーテキストは何だろう?
  • 検索エンジンがたどるnofollowなしのリンクだろうか?
  • (リンクがあるページは)グーグルにインデックス、キャッシュされているだろうか?

代わりに、マーケティングの観点からこんなふうに考えるといい。

  • 自分のことを人々に知ってもらうために何ができるだろうか?
  • どうやったら口コミを起こせるだろうか?
  • もっと効率的にターゲットユーザーにリーチできないだろうか?

リンクの獲得は、ランキングを上げるための小手先のテクニックではなく、より多くのユーザーに認知してもらうためのマーケティング手法として取り組まなければならないということだ。

海外向けサイトではその国にサーバーを置いてもほぼ関係なし
★★☆☆☆ スピードが速くなるなら置いてもいい (Google Webmaster Help Forum)

海外向けのサイトを展開する場合は、対象となる国に設置されているサーバーを使うと、どの国を対象にしたサイトなのかをグーグルに伝えられると言われていた。

しかし現在はほとんど関係ないようだ。グーグルのジョン・ミューラー氏が、公式ヘルプフォーラムで次のように発言している。

検索、とくに地域ターゲットにおいては、サーバーの配置場所は非常に小さな役割しか果たしておらず、ほとんどのケースでは無関係だ。

サーバーがどこにあろうが、ccTLDを使っているか、あるいはウェブマスターツールで地域ターゲットを設定してればそちらの情報を主に利用する。

今のグーグルは、対象地域を判断するために、サーバーの設置場所に大きく頼っているわけではないということだ。

ただし、状況によってはその国にサーバーを設置したほうがウェブサイトのスピードが速くなることがあるだろう。そういった場合は、ユーザーエクスペリエンス向上のために同じ国に置くのは良いことだとも、ミューラー氏はアドバイスしている。

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