11 ソーシャルメディアポリシーを用意する
11 ソーシャルメディアポリシーを用意する
次に、ソーシャルメディアポリシーを用意します(「ソーシャルメディアガイドライン」と呼ばれることもあります)。
原稿を作成した後は、ウェルカムページのところで紹介したような、Facebook用の無料CMSを利用してタブに追加しておきましょう。
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ソーシャルメディアポリシーは必ず作るべき?
いくつかの企業Facebookページをご覧いただくとわかるように、ソーシャルメディアポリシーを設置していない会社もあります。
ですが、ポリシーを持っておかないと、「ファンに対するFacebookページのルール提示」「ファンからの何かしらの要望・クレームに対する説明」ができません。
また、ソーシャルメディア利用に関する社内ルールがないことによって、「従業員が原因の炎上」につながる可能性もあります。
そういった問題を避けたい場合は、何らかの形でのポリシーを作成することをお勧めします。
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ソーシャルメディアポリシーには何を書けば良い?
以下の2つの記事で詳しく紹介してくれています。こちらを参照頂いた上で、皆さんの会社の法務担当者と相談して決めると良いでしょう。
※参考記事- ソーシャルメディアポリシー/ガイドラインの国内実例まとめ+策定者向け情報
- やっぱり「ソーシャルメディアポリシー」は企業として作っておいたほうがいい?必須項目と注意点まとめ
- ソーシャルメディアポリシーを考えよう
もし自社だけで準備しきれない場合は、ガイアックスでも提供している簡易なソーシャルメディアポリシーのパッケージを利用するか、独自のポリシーをまとめたい場合は、ループス・コミュニケーションズさん、トライバルメディアハウスさんなどのコンサルティング会社に相談するといいでしょう。
12 アプリタブ用の画像を制作・設定する
これまでの流れでいくつかタブを設置していると思います。見せたいタブの優先順位などに合わせて、並べ替えてみましょう。
アプリタブページごとに、画像を設定できます。サイズは111px×74pxです。サイズが微妙に間違った情報も出ているようなのでご注意下さい。
ASPサービスのアプリも画像を変えられる!
これまでアプリタブの画像は、アプリASPごとに決まっていました。
たとえば、ガイアックスで提供している「Fantastics」というキャンペーンアプリASPは、以下のようにタブ画像が設定されており、利用企業側では変えられませんでした。
| 写真投稿コンテストアプリ | |
| fbページ統合アプリ | |
| 検定アプリ | |
| Facebook懸賞アプリ |
それがタイムライン化により、自由に変更できるようになっています。
今までより目立つ!
Facebookページのタイムライン適応で、「タイムラインが全てだ!タブページは意味がない!」といった声を聞く事もあります。が、むしろタブページはむしろ見られやすくなりました。
ファーストビューで来訪者の視線に入りますし、これまでのように「タブ名=テキスト」ではなく、画像で訴えかける事ができますので。
たとえば、American ExpressのFacebookページでは、非常に綺麗なタブ画像の見せ方をしています。
画像変更の手順はこちら
以下の4ステップで簡単に変更可能です。
Facebookページの編集画面を開き、左側のメニューから[アプリを]選びます。画像を変えたいアプリの「設定を編集」リンクをクリックして表示したい画像を選ぶという手順ですね。
16px × 16pxのアイコン画像もこれまで通り使われている
タブとしての表示に使う画像は111px×74pxのサイズですが、これ以外にも16px×16pxのアプリアイコン画像も実は使われています。
これは、アプリごとに共通で、タイムライン移行によって新規で追加する必要もありませんが、16px×16pxのアイコン画像もこれまで通り使われているということだけ知っておいてください。
13 カバー写真を制作・設定する
次に、カバー写真を作って設定しましょう。サイズは851px×315pxです。
クリエイティブなカバー写真を作る!
タイムラインでは「カバー写真」と「プロフィール写真」を組み合わせて作ると目を引きます。
▼例:「カバー写真」と「プロフィール写真」を組み合わせた例
こうしたカバー画像を作りたい場合は、以下の記事で紹介されているテンプレート(Photoshop用またはGIMP用)を使うと簡単でいいでしょう。
- Facebookのタイムラインでカバーとプロフィール写真を一体化させるオシャレテク(ライフハッカー[日本版])
上記記事で紹介されているテンプレートを使うと、以下の参考画面のように、Photoshop上で1枚の写真から、カバー写真とプロフィール画像を作れます。
また、次の記事ではさまざまなカバー写真+プロフィール写真のおもしろい事例が紹介されています。眺めているだけでも、いろいろとアイデアが浮かんでくるかもしれません。
Creative Facebook Timeline Covers
素材集からカバー写真を持ってくる!
時間がなくてまだカバー写真を作れない、という方もいらっしゃると思います。そんな時は以下の記事でまとめたサイトをご利用下さい。無料でオシャレな写真が一杯あります。
規約に注意!宣伝はNG!
Facebookページのガイドラインでは、宣伝やユーザーに何かしらのアクションを促してはいけないと書かれています(参考)。
つい宣伝したり誘導したりしたくなる気持ちはわかりますが、アカウント停止の危険性もありますので注意しましょう。
- 金額や購入に関する情報を書いてはいけない。
例:40% OFF、ここからダウンロードしよう! - 基本情報で書くべき内容を書いてはいけない。
例:WebサイトのURL、Eメール・メーリングリストのアドレス - Facebookの機能やそれを用いたアクションを言及してはいけない。
例:いいね!してね、シェアしてね - アクションを呼びかけてはいけない。
例:これを今すぐ手にいれよう!友達に教えてね!
これでFacebookページの初期設定は終わりです。次に、Facebookページのアカウントができてからの設定をご紹介します。
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