日本ネット経済新聞ダイジェスト
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実店舗商品を検索「Googleローカルショッピング」開始 ネットとリアルの融合進むか

指定した地域の近隣店舗で販売されている商品の価格と在庫情報が閲覧できるようになる。
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グーグルジャパンは9月16日、商品検索機能「グーグルショッピング」内で、実店舗で販売されている商品を検索する「Googleローカルショッピング」の提供を始めた。従来はECサイトで購入可能な商品の情報が表示されるだけだったが、新機能の追加で、指定した地域の近隣店舗で販売されている商品の価格と在庫情報が閲覧できるようになる。競合のヤフーは6月、実店舗やレジャー施設などを検索できる地域情報サービスを開始している。ネットで情報を閲覧しながら実店舗で購入できるようになるなど、リアルとネットサービスの融合が進みそうだ。

グーグルの狙いは、今までネット上には検索表示できなかった、実店舗の商品情報を検索できるようにすること。「Googleローカルショッピング」は、ECサイトで販売されている商品価格などを検索する「グーグルショッピング」の検索範囲を拡大し、実際の店舗で販売されている商品情報も検索できるようにする。

地域を指定し、商品名を検索すると、ECサイトで販売している商品情報の検索結果に加え、その商品を販売している近隣店舗の件数を表示する。商品詳細ページでは、店舗の場所をグーグルマップ上に表示。各店舗の電話番号や営業時間、在庫の有無が閲覧できるようにする。

パソコンに加え、スマートフォン(iPhoneとアンドロイド端末)にも対応。ネットで情報を探しながら、店舗に送客する仕組みを構築する。

16日時点で、東急ハンズ、西鉄ストア、阪急リテールズ、マツモトキヨシ、ヨドバシカメラ、良品計画、ローソンHMVエンタテイメントの各店舗で販売する商品の検索が可能。近日中にローソンの商品も検索可能となる予定で、今後、検索できる店舗を拡大していく。

グーグルが「Googleローカルショッピング」を始めたことで、大手検索2社がネットとリアルを融合させるサービスでも競合する構図が鮮明となる。

ヤフーは6月、地域情報サービス「Yahoo!ロコ」を開始。ネットユーザーは情報を閲覧したい地域を登録することで、そのエリアの最新ニュースなどが閲覧できる。

リアル店舗などの位置や最新情報を検索することが可能で、実店舗への集客ツールとして利用しているネット通販と店舗運営の事業者もいる。

経済産業省が6月に発表した「電子商取引に関する市場調査」によると、消費者の97%以上が実店舗で買い物を行っているという。

スマートフォンや多機能携帯端末の普及で、実店舗にいながらネットで情報を取得することが容易になった。ネットとリアルを融合するサービスの台頭は、ネット通販と実店舗を手掛ける事業者にとって、集客力を高める大きな追い風となりそうだ。

・Google ショッピングで実店舗の商品を検索(Google Japan Blog)
http://googlejapan.blogspot.com/2011/09/google.html

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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