SEO Japanの掲載記事からピックアップ
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- ブログ投稿は1日に何記事ぐらいが良いのか?
SEOよりも人を意識するべし (Google Webmaster Central Help Forum)1日に投稿する記事の数に関して、何かの条件はあるのだろうか? もしあるとしたら、1日何記事ぐらいなのだろうか?上記の質問が、英語版のグーグル ウェブマスター向け 公式ヘルプフォーラムで投稿された。グーグル社員の1人が次のように回答した。
自分が望む頻度の数だけ投稿してかまわない。あなたと読者の間の問題であって、検索エンジンが気にする要因ではない。グーグルのマット・カッツ氏は、かつてウェブマスター向けのQ&Aビデオで、「1度に100記事以上を公開しても大丈夫か」いう質問に対して次のように説明している。
100ページくらいなら問題ない。特にクオリティの高いコンテンツならね。
ただ、1万ページ、10万ページ、100万ページくらいの量になるんだったら気をつけたほうがいい。自動的にペナルティ判定を受けるわけではないけれど、たとえばある日突然400万ページがインデックスされたとしたら、人間による目視が入るかもしれない。きちんとしたコンテンツなのか、自動生成された価値のない“ごみ”コンテンツなのかチェックするためだ
でも100ページくらいなら大丈夫だ。通常はページができあがったら、そのつど公開してかまわない。小規模なものでハイクオリティなコンテンツであれば問題にはならない。
自動生成ツールで作ったような価値のないコンテンツを一度に大量に公開したら問題になるかもしれないが、中身のしっかりしたコンテンツであれば、常識的な数なら1日にいくつの記事を公開しても心配する必要はなさそうだ。
- オンライン版Page Speedでページの表示速度を手軽に計測
スピードアップをサポート (Google Labs)グーグルはウェブマスターたちにウェブページの表示速度の向上に努めるように推進している。ページの表示速度を測ったり改善点を示したりするためにFirefoxのアドオンとしてPage Speedというツールを提供している。グーグル独自のブラウザであるGoogle Chrome版のPage Speedも先日リリースした。どちらもブラウザで動かすツールであるが、新たにオンライン版のPage Speedを公開した。こちらはブラウザの種類に限定されない。
オンライン版では、一般的にCPUの性能差などによりデスクトップよりも表示速度が遅くなるモバイルを対象にした計測も可能だ。
表示速度に関する解説や改善提案の文章が英語しかないのが非常に残念だ。日本のウェブマスターのためにも、早く日本語版としてのサービスも開始してほしい。
- グーグルのパーソナライズ検索を無効にするパラメータ
知っておくと便利な小技 (Search Engine Roundtable)グーグルでは現在、グーグルアカウントにログインしていてもしていなくてもデフォルトでパーソナライズ検索が働く。パーソナライズ検索では検索履歴によって検索結果が変わってくることがある。パーソナライズ検索を無効にするには手動での設定が必要だ。
しかし無効化を設定しなくても、検索結果のURLの末尾に「&pws=0」というパラメータを付けるとパーソナライズ検索を無効にした検索結果を表示させることができる。ただしインスタント検索を有効にしているときは、このパラメータがうまく機能しないことがあるらしい(もっとも日本のグーグルではインスタント検索はまだ導入されていないが)。
ちなみにブラウザにGoogle Chromeを使っているならば、[Ctrl]+[Shift]+[N]キーでシークレットモードのウィンドウを開いて検索すると、クッキーも何もない標準の状態で検索できるのでパーソナライズが影響しないようだ。このショートカットキーは覚えておくといいだろう。
- アドセンスを掲載したサイトは順位が平均10アップ……するはずがない
あり得ない (Google Webmaster Help Channel on YouTube)グーグルはアドセンスを掲載しているサイトを上位に表示させるという話があるが、これは本当か?
グーグルの利益を最大にするためにはもっともなことに思えるけど、「Don't be evil(悪になるな)」というグーグルのモットーに反しているんじゃないかい?
この質問に対してグーグルのマット・カッツ氏は次のように答えた。
いい質問だ。グーグルは絶対に絶対に、もう一度繰り返すけど、絶対にアドセンスを載せているサイトの順位を上げたりはしない。検索とアドセンスは完全に独立している。アドセンスを載せているからといって順位が上がるなんてことは、間違いなく事実としてありえない。
なぜそうしているのかを、わかりやすく説明しよう。
グーグルのトップページにバナー広告を貼れば儲かるだろう。そういう話は何度もあったけれど、グーグルはそうしていない。バナーを貼ってユーザーを邪魔するよりも、ユーザーに快適に検索してもらうほうが、よりファンになってもらいまた戻ってきてもらえるから、そのほうが長期的には利益になると考えているんだ。
検索順位をどのように決定するかも同じだ。アドセンスを掲載しているサイトのほうが上位に掲載されるようにすれば、よりアドセンスを掲載するサイトが増えてグーグルは儲かるだろう。しかし、そうすると「良い検索結果」ではなくなってしまい、グーグルで検索する人が減ってしまい、長期的には良くないと結果を生むだろう。だから、絶対にそんな選択はしない。
似たような話で、アドセンスではなくアドワーズ広告を出稿しているとランキングが上がるという疑う声もあるがそれもグーグルは何度も否定している。証拠はないが、今のところは信じてもいいのではないだろうか。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
米サンノゼで先月開催された検索マーケティングのカンファレンス、SMX Westのまとめとウェブサイトでのビジネスを成功させるための秘訣を解説した記事を今週はピックアップ。
- SMX West 2011 総集編: Googleのパンダアップデートからホワイトハットクローキング、リンク構築まで
重要な話が盛りだくさん - Webベースのビジネスを改善する8つの方法
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