Web担当者ならおさらいしておきたい、20分でわかるネットマーケティングの基本
経済産業省の調査によれば、BtoCの国内Eコマース市場は、2009年に6.7兆円の市場規模に達している。ちなみに同時期の百貨店業界の市場規模は6.6兆円。マーケティング担当者にとって、Webを中心とするEコマース市場は、販売戦略上、無視できない存在となっているのは間違いない。
しかしネットでのマーケティング活動は、技術が絡むだけに理解しづらい面があるのも確かだ。技術面に深入りしてしまい、肝心のマーケティング活動がおろそかになってしまうのも、よくある話。とくに経験の浅いマーケティング担当者は、そうした落とし穴にハマりやすい。
そのような若手マーケッターや、新たにネットマーケティングを担当することになったWeb担当者に、最初に読んで欲しいのが下記掲載のホワイトペーパーだ。マーケティング戦略を考えるうえでの原則から、ネットマーケティングの基本までを20分程度でひと通り網羅できる内容になっている。
インターネットの普及により、消費者が購買にいたるまでの行動プロセスが「AIDMA」から「AISAS」へと変化したと言われているのは周知の通り。しかしどのようにAISASを踏まえた施策をプランニングすればいいか、頭を悩ませているマーケティング担当者も多いだろう。このホワイトペーパーが役立つのは、AISASの各段階において、最新の状況を踏まえたマーケティング施策を具体的に紹介している点だ。
たとえばAISASの第3ステップの「Search」では、基本的なSEO施策の解説に加え、GoogleやBeing、Gooなどの検索結果画面で、VeriSignのセキュリティマークを表示させる施策を紹介。消費者に安心感や信頼感を与え、クリック率を高める方法があることに気付かされる。ちなみにフィッシングサイトや悪質な「マルウェア」が増加している今日、消費者のセキュリティ意識は、数年前とは比べ物にならないほど高まっている。Webサイトのセキュリティを確保し、消費者にアピールすることも、ネットマーケティングを行ううえで避けて通れない施策となっている。
このほかホワイトペーパーには、FacebookをはじめとするSNSや、Twitter、YouTubeなど、爆発的な普及を遂げているソーシャルメディアを、ネットマーケティングに活用するためのヒントも盛り込まれている。経験豊富なネットマーケティング担当者が知識をおさらいするうえでも、役立つ内容だ。
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