国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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SEO Japanの掲載記事からピックアップ

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海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • サイトから人が逃げていく25の要因
    (Econsultancy)

    サイトに訪問したユーザーがわずかの時間で去っていってしまう要因を、Econsultancyブログが25個リストアップしている。

    1. 自動再生する音声
    2. ポップアップ
    3. インタースティシャル広告
      ※ページ表示前に1ページ挟まって表示される広告ページ
    4. ページ送り
      ※ページビューを稼ぐために必要以上に細かく区切ったページ分割
    5. 遅いページの読み込み速度
    6. コンテンツより先に表示される広告
    7. 何が何だか分からないナビナビゲーションメニュー
    8. 求めているものが簡単に見つからない
    9. 重要な情報の欠如
      ※例:ホテルのサイトで宿泊料金がない
    10. すぐに登録を迫る
    11. 繁華街のネオンのようにチカチカ光り輝くパーツ
    12. 誤字・脱字・文法間違い
    13. 凝り過ぎたフォント
    14. サイトの幅が狭い
    15. どのサイトも型にはまったまったく同じデザイン
    16. 古すぎる情報
    17. 何をやっているサイトか分からない
    18. セールストークや訳の分からない話
    19. ブラウザによってうまく表示されない
    20. Flash
    21. 「会社案内」ページがない
    22. ビデオだけのトップページ
      ※テキストコンテンツも置くべき(SEOのためにも)
    23. つまらない・素人っぽい
    24. コントラストを考えていない読みづらい文字

    直帰率や離脱率を下げるために改善を検討すべき項目がないかチェックしてみよう。

  • ウィキリークスのサイト移転の認識はグーグルよりもBingが早かった
    (Search Engine Land)

    米国で物議を醸しているウィキリークスの公開当時のドメイン名は「wikileaks.org」であった。しかしサイバー攻撃を恐れたドメイン名管理会社がそのドメイン名を使用できなくしたため、ウィキリークスは、現在wikileaks.chにドメイン名を変更し運用を続けている。

    ドメイン名の変更に伴うサイト移転を検索エンジンはどのように処理したのだろうか?

    Bingは速やかに新しいドメイン名で検索結果に表示した。しかしグーグルは、24時間たっても前のドメイン名を残し、新サイトはIPアドレスで表示していたとのこと。グーグルも、新しいドメイン名(wikileaks.ch)でのサイトをすぐさまインデックスしていたが、前のドメイン名(wikileaks.org)から301リダイレクトされていなかったので、同一サイトだと判断するのに時間がかかっているようだ(前のドメイン名でのサイトの管理権限がなくなっていたためウィキリークスはリダイレクトを設定できなかった)。

    どうやら、Bingが早かった理由は新ドメイン名への切り替えを手動で行っていたからのようだ。グーグルは人間の手を介して検索結果を修正することはよほどのことがない限り行わない。もっとも、Bingは手動で処理しなかったとしても数秒から数時間で切り替えられただろうと自信満々で答えたとのこと。

    なおこの記事を書いている12月9日午前の時点では、グーグルで「Wikileaks」を検索すると依然として新サイトはドメイン名ではなくIPアドレスで表示され、旧ドメインのwikileaks.orgが残っている。

    WikileaksをGoogle.comで検索
  • マイクロソフトに習う、超大規模サイトの“メガ”SEO
    (WebProNews)

    米マイクロソフトの社内SEOを担当するデリック・ホイーラー氏がウェブプロニュースのインタビューに答えた。次のような発言を残している。

    「コンテンツが王様(もっとも重要)だ、コンテンツが王様だ」とみんな言うけれど、超大規模サイトではストラクチャ(サイト構造)が王様だ。なぜならストラクチャが整っていなかったら、コンテンツを発見してもらえないのだから。

    世界でもトップクラス規模の大企業であるマイクロソフトのサイトは何百万ページもある“メガサイト”だ。何十もの言語でコンテンツが作られているし、国や製品ごとに管理が分散している。同じページに辿り着くのにいくとおりもの経路があり重複URLの発生は避けられない。毎日のように新しいページが作られる裏で、古くなり誰もアクセスしないページも日々生まれる。こうした状況のなかでは、有益なコンテンツを見てもらうために、いかにしてクローラに効率よくクロールしてもらいインデックスしてもらうかが最優先事項になるようだ。

    サイト構造が大切なのはマイクロソフトのようなメガサイトだけではなく、一般規模のサイトにも当てはまる。有益なコンテンツを準備するのはもちろんだが、検索結果に出すためにも検索エンジンがクロール・インデックスしやすい構成にしなければならない。

    その他にもマイクロソフトが施策したSEOについてホイーラー氏はインタビューで説明している。ビデオを視聴するか、テキストで書かれてるあらましを読むかして、マイクロソフトの“メガSEO”を研究してほしい。

  • グーグルのローカル検索の順位を決定する3大要因
    (Googleアース&マップチームのブログ)

    グーグルはローカル検索のランキングを決める要因をブログで解説した。大きな要因は「関連性」「有名度」「距離」の3つだ。この他にGoogleアカウントにログインして「おみせメモ」を利用しているときは、友だちの評価も影響を与える。

    渡辺隆広氏が日本語での詳しい解説をブログで提供している。ローカル検索の重要性を感じているウェブ担当者は、必ず読んでおきたい。

SEO JapanSEO Japanの掲載記事からピックアップ

記事冒頭のピックアップ「グーグルは順位決定にツイッターのリンクを利用している(公式情報)」でも触れたが、改めて「グーグルがソーシャルサイトのリンクをどのように取り扱うか」のSearch Engine Landの翻訳記事をピックアップ。さすがダニー・サリバンという良記事だ。

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