アクセス解析でサイトの課題を発見する12のステップ など10記事(海外&国内SEO情報)
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- 新しいページからのリンクと更新していない古いページからのリンク、どちらの評価が高い?
(WebmasterWorld)WebmasterWorldで次のような質問が投稿された。
古くて更新されていないWebページからのリンクは、定期的に更新される新しいWebページからのリンクより価値が低いと信じていたが、違うと言われた。どうなのか?モデレータたちの回答によれば、リンク元ページの新しさとリンクの評価は関係がないようだ。リンク元ページそのものの評価が被リンクの評価となるとのこと。更新のないWebページからのリンクが張られていても安定して上位を保っているサイトが存在するそうだ。「新しさへの評価」が強調され過ぎだとしている。
- グーグルアナリティクスを導入するとSEOに有利? (公式回答)
(Google Analytics Blog)グーグルアナリティクス(以下、GA)の公式ブログで、ユーザーからの質問に対してGAエキスパートのアビナッシュ・コーシック氏とニック・ミハイロフスキー氏が回答するビデオが紹介された。当然のことながらGAの使い方や機能に関するQ&Aなのだが、1つだけSEOに関する部分がある。
GAをインストールしたサイトはインデックスされやすかったりするなどSEOに有利なのかこの質問に対して、コーシック氏はかなり強い口調で次のように答えた。
ノー。絶対にそんなことはない。GAのチームと検索チームは完全に独立している。インターネットのすべてのサイトがGAを利用しているわけではない。匿名でのデータ共有を受け入れていた場合でも、検索結果に影響を与えることはない。「ノー」を10回以上は繰り返している。筆者が以前に参加したGAのセミナーでも、グーグル日本のGAチームの社員の方は同じように「検索順位とGAのデータまったく関係ない」と断言していたのを覚えている。GAで得られたデータを検索品質の向上に役立てることがあったとしても、個別のサイトのデータが直接そのサイトのランキングに影響を与えることはないと(少なくとも現時点では)信じていいだろう。
- グーグル・カフェインの本格導入はまだ先か
(Search Engine Roundtable)グーグルの新しい検索インフラ(開発コードネーム:Caffeine)は、現在1つのデータセンターだけで稼働している。米国のホリデーシーズンが終わった1月以降に全面的に展開していくとのことである。
年明けからグーグルの検索結果に比較的激しい入れ替わりが発生しており、順位も安定しない状況が見られた。いよいよカフェインの本格稼働かとの憶測も出たほどである。しかし、グーグルのスポークスマンのコメントでは、まだ稼働範囲を拡大していないとのことである(1月7日前後の時点で)。
先週末からまた大きな変動が発生しているようだが、カフェインの本格稼働が始まるときには発表があるようなので、今回の変動もカフェインとは無関係の可能性が高い。
- 指定した画像に似た画像を探すサーチエンジン
(AltSearchEngines)キーワードではなく画像から画像を探し出すという一風変わったサーチエンジンを紹介する記事である。TinEyeというサーチエンジンだ。ローカルPCの画像ファイルやWebサイト上の画像のURLを指定すると、その画像と同じまたは類似した画像があるWebページを見つけ出してくれる。
気になる画像のもっと大きなサイズのものや、もっとクリアなものを探すのに便利だ。また自分が作成したオリジナルの画像が無断で掲載されていないか調べるのにも使える。もし無断使用を発見したらクレームを出すのではなく、「
利用してくれてありがとう。でもクレジットがないから掲載元として私のサイトへリンクを張ってください
」と連絡して被リンクを獲得しよう。 - Bing中の人が認めてしまった、「Bingのロボットは遅い」
(Bing Community Webmaster Forum)Bingでは新しいサイトがなかなかインデックスされず、されたとしてもほんの2~3ページだということがよくある。公式のヘルプフォーラムでは、たびたびクレームにも似た投稿がアップされる。Bingウェブマスターセンターのプログラムマネージャのブレット・ヤント氏が次のようなコメントを残した。
MSNBotがかなり遅いのは、業界ではよく知られていることだなんと自分たちが動かしているロボットであるMSNBotのインデックス速度が遅いのを、堂々と認めてしまった。今年中に米ヤフーの検索エンジンとして入れ替わることになりそうなのだから、頑張ってほしいところだ。決して開き直りでないことを願う。
なおBingにインデックスさせやすくするには、以下の対策が基本となる。
- Bing Webmaster CenterからのXMLサイトマップ送信
- クローリングしやすいサイト構造(内部リンク)
- ユニークなコンテンツ
- オーソリティのあるサイトからのリンク
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