CMSとは――導入から構築まで

テンプレートでサイトのデザインを統一

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テンプレートでサイトのデザインを統一

商品ページごとに微妙にデザインが違ったり、ナビゲーションの項目が違ったりする……都度対応で長期間にわたって運営されているサイトにありがちな問題だ。ページ数が増えて手が回らずにそのままということもあるだろう。こうした問題が起こらないように、CMSはページ作成の前にまず、デザインパターンを定義するテンプレートを作成する。

テンプレートとは、サイト内の多くのページに共通する「ヘッダー」「フッター」「メニュー」などの要素と、ページごとに変化する部分(コンテンツ)を分けてあらかじめ定義しておくひな型だ。ブログの運営経験がある人は、2カラム、3カラム、文字の大きさや配色設定などのデザインがテンプレートで、毎日の日記コンテンツが変化する部分、と考えるとイメージしやすいだろう。CMSがブログと大きくことなるのは、ページの種類ごとにテンプレートを設定できる点だ。

CMSは、あらかじめデザイナーがヘッダーやフッター、メニューなど共通の構成要素と、コンテンツをどのように組み合わせて表示するかをテンプレートとして作って定義しておく。実際にページを作成する担当者は、テンプレートを選択して情報を入力していけばいいので、デザインは気にしなくていい。テンプレート化することのメリットは、ひな型を1つ作ってしまえば、同じ型のページを作成するのに変更部分だけの作成で済むことだ。1ページまるまる作り直す必要がないので作業効率が上がるし、ニュースリリース専用のテンプレートを作成し、ニュースリリースをサイトに載せるときは、同じテンプレートを使えばデザインが崩れることもない。

典型的なテンプレートの例
図2 典型的なテンプレートの例。サイトで共通するヘッダー、フッター、サイドバーを定義しておき、ページごとに変更する部分だけを更新していく。CMSでは複数のコンテンツの集合によって1ページが作られていて、ページをどう表示するかというデザインと、中身のコンテンツを別々に管理する。

HTMLがわからなくても更新できる。効率をアップしてコストも削減

「社内でコンテンツを作成してサイトを更新したい」というのは、CMS導入の理由で多く聞く声の1つだ。

CMSでコンテンツを作成する場合、担当者はブラウザでCMSにログインし、作成したいコンテンツを指定して入力画面(テンプレート)を呼び出し、指定されたフォームにそって「タイトル」「本文」「画像」「投稿者」といった必要な要素を入力するだけでいい。ニュースリリース、お知らせ、商品ページなど、作成するコンテンツごとにテンプレートを作って指定しておけば、担当者はデザインを気にせずに本当に必要なコンテンツの作成だけに集中できる。

入力したコンテンツは、CMSのデータベースに格納され、テンプレートと組み合わせて自動的にページを作ってくれるので、HTMLやCSSなどのスキルは必要ない。CMSには、HTMLがわからなくても本文のスタイル変更や表作成などができるように、WYSIWYGエディタという、Word風の編集機能を持った製品も多い。もちろん、手書きのHTMLタグを使った編集も可能だ。担当者のスキルや、コンテンツにあわせて編集方法を選択できるのだ。

日々のお知らせやニュースリリースなど、急ぎの場合や更新なコンテンツの更新は、外部の制作会社に発注せずに自社で行いたいというのはよくある。常駐している外注スタッフを削減したいというコスト問題もあるかもしれない。CMSをうまく使えば、更新のスピードアップだけでなく、コスト削減効果も期待できる。

CMSはサーバーでWebサイトのコンテンツを一元管理する
図3 WYSIWYGエディタは、Wordに似たインターフェイスでコンテンツを作成できる機能。対応するCMSは多い(画面は「NOREN5」)。
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