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13通りの暇つぶし――カンファレンス未亡人のために

Moz 2007/11/7 9:00 その他 | 解説／ノウハウ

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この記事はもともとSEOmozのYOUmozセクションに掲載したものですが、非常に優れているのでこちらのブログに格上げしました。

Randから一言：今夜の記事は僕のいとしいフィアンセからの投稿。彼女は、僕がSMX Social Mediaに出かけている間、このブログが途切れないよう親切にも時間を割いてくれた。

皆さんの多くが知っているように、Randは、私とお世話係のビーチボーイRaulを家に残して、仕事で旅をすることが多い。最初の何時間かはまったく問題ないんだけど、そのうちRaulの丁寧な筋肉マッサージや、ブドウの皮を剥いては私に強要してくる執拗な食べろ食べろ攻撃にうんざりしてくるの。そうなると、私はだんだん退屈な気分になってきて、寂しいって思い始める。世界中のあちこちにいるカンファレンス未亡人も同じように感じてると思うわ。そこで私は、こんなふうに大切なパートナーがそばにいなくて、熱くときめく心が萎えそうになったときに、暇をつぶす方法のリストを作ってみた。

世界中の国の名前を挙げてみる。これでダメなら、米国の州の名前をすべて言ってみる。それでもダメで、ますます落ち込みが激しくなるようだったら、「ザ・シンプソンズ」に登場する大量のキャラクタの名前を言ってみる。つまり、こういうふうに。
Bart、Maggie、Lisa、Homer、Marge、Abe、Patty、Selma、Mrs. Bouvier、Uncle Herb、Chief Wiggum、Ralph Wiggum、Sarah Wiggum、Snake、Lou、Eddie、Dr. Julius Hibbert、Milhouse Van Houten^※1、Nelson Muntz、Otto、SherriとTerri、Principal Skinner、Superintendant Chalmers、Gladys Skinner、Comicbook Guy、Mrs. Krabappel、Krusty the Clown、Rabbi Krustofsky Corporal Punishment、Sideshow Mel、Sideshow Bob、Cecil Twilliger、Dr. Nick Riviera、Bleeding Gums Murphy、Gil、Troy McClure、Jasper、Bumblebee Man、Moe、Cletus、Jimmy Joe-Joe Junior Shabadoo、Lenny、Carl、Kent Brockman、Rainier Wolfcastle、Professor Frink、Lindsay Nagel、Cookie Kwan、Flanders家（Ned、Maude、Rod、Tod）、Reverend LovejoyとHelen Lovejoy、（ピザ屋の）Luigi、Jimbo Jones、Kearny、Dolph、Uder（デブのドイツ人交換留学生）、グランド整備員のWillie、Lunchlady Doris、Wendell（いつも人の批判ばかりしている子）、Hans Moleman、Apu、Manjula（と8つ子たち）、The Sea Captain、Jaque、Mindy、Tom（Bartの兄）、Pepe（Homerの弟）、Smithers、Burns氏、Burns夫人（Burns氏の母親、Mr. Burnsは母とTaftの情事を知って以来、決して母を許していない）、Constance Harm判事、Barney Gumble、Duff Man、Bea（Grandpaの亡くなったガールフレンド）、Ray Magini、Disco Stu、Arnie、Lionel Hutz、Quimby市長（とその妻）。それから、Sophie（Krustyの娘）とLuke Perry（Krustyの異父兄弟だから、彼も登場人物の中に入れておくわ）もいたわね。
うぇ～ん。もうこれ以上出てこないわ。オハイオなんて大っきらい。
パートナーの衣類を洗濯してはダメ。それよりも、相手の衣類は部屋中のどこかに隠してしまう。彼のお気に入りのブレザーのポケットに、汚れたソックスを入れておく。汚れたソックスを洗濯かご近くの床に放り投げておくのと、洗濯かごの中にきちんと入れておくのとは大違いだってことを、やんわりと伝えるためにね。
あなたが次のカンファレンスで着るつもりの服を一式考えてみる。それを着たまま家中を歩き回って、華やかさ、着心地、昼と夜のイベントで衣装をどう変えるか、暖かさ、などをチェックする。自分が夜中の11時に着替えやメイクをしてるなんてことを気にしちゃだめ。
パートナーが見るに値しないと考えているテレビ番組を見る。たとえば、Chuck。たしかにこの番組は信じられないくらいバカバカしくて、脚本もひどいんだけど、主役がなかなかイケてると思うはず。それからVH1のRock of Loveもいいわね。あるレビューに書かれてた話だと、女同士が争って、相手に「あんたのこと、売春婦のような女だって本気で思ってるわけじゃないわ」とか言えるのよね。しかも、そういうことがシーズン中ずっとあって、これなんか最もかわいいほうだって言うんだから。
女友だちを呼んで、枕投げ、あるいは麦芽酒のテイスティングをする。パートナーには、自分が取材の手伝いをするつもりだったのに、ほかの誰かがカメラを持ってカンファレンスに行くことになっちゃったのと言ってやろう。きっとDave Naylorの写真にはそれだけの価値があるんでしょうね。
偽証する。
キング郡にあるNordstrom Rackに片っぱしから電話して、ダウンタウンの店で見かけたけど自分に合うサイズがなかったCoach Saraのブーツを探す。別に本気でブーツが欲しいんじゃなくてもいいの。そうすることで、何かを追い求めるわくわく感が味わえる。この感覚って、何千年も昔に私たちの祖先が、狩猟採集生活をしていたころの生命力の名残りとしか思えないわ。この理屈で、さらに多くの買い物を正当化するのよ。
※Web担編注　Nordstrom Rackは、高級デパートNordstromのアウトレット店
部屋の中の服装規定を作り、靴を履き忘れて、それを破る。管理人と言い争い、アパートを出ていくと言って脅す。
夕食を食べる。今日はピーナッツクランチとアイスクリーム。何かご質問は？
パジャマを着て、部屋の電気をすべて消す。激しく何回もジャンプをして床を踏み鳴らし、小さな虫たち室外に追い出して、とにかく、階下の住人が嫌がるようなことを全部やってみる。階下の人が、いったい何事かと尋ねに上がってきたら、たった今ノックで起こされたような振りをして、失礼だと言って相手を責める。
編集関係の友だちに何通かメールを書く。そのとき、単純な間違いをいくつかするのを忘れないように。たとえば、「your」を「you're」と書いたり、「it's」を「its」と間違えたりね。そうして、相手が「昆乱」するまでに、どれくらい「時問」がかかるか見てみよう。
Googleが自分自身の検索エンジンに最適化するにはどうすべきか、という皮肉たっぷりの楽しいサイトを見てほくそ笑む。でも、この偽善的な振る舞いこそがGoogle全体のポリシーの縮図だと理解したとき、その喜びは徐々にフラストレーションと怒りに変わっていく。そして、Matt Cuttsがどんなに優しくしてくれても、本当の友人ではないという事実を受け入れざるを得なくなる。＜クスン＞
Randがいないのを寂しがる。

（※1）Milhouseの両親の名前は挙げなかった。なぜなら、彼らの名前を正しく覚えていなかったから。たしか、CliffとLeanneだと思ってたんだけど、本当はKirkとLuannだったわ。それから、Homerの母親の名前（Monaだった）も覚えていなかったので、書くのをやめた。Lingも漏れてたわね。Lingについては、Pattyの娘だと思っていた（本当はSelmaの娘だった）し、名前もLiだと間違って覚えてたわ。当然のことだけど、ほかにも私が思い出せない登場人物や、名前を正しく書けない登場人物が何人かいたので、このリストは完ぺきなものではない。ほかに思いつく登場人物があれば、どうぞ自由に付け加えてください（名前は、あなたの頭からスルスルと出てこなければだめよ。名前のスペル以外は、何かの情報源をチェックしないこと）。

それから、Randと私はビーチボーイなんて、本当は雇ってないからね。